今朝は、『ご家庭でできる水の備蓄について』お伝えします。
首都圏で大規模な地震が起きた場合、
水道の復旧にどの位の時間がかかるかご存じでしょうか?
東京都が発表している被害想定では、
東京都の上水道の26.4%で断水が発生し、
復旧まで17日かかるという想定が出ています。

私たちは、日常1日一人当たり、
250リットルの水を使っていると言われています。
非常時でも1日、最低15リットルほどの水が必要と言われています。
給水車などの支援が始まるまで3日かかると言われています。

それまでの間の水の確保について、
水ジャーナリストの橋本淳司さんに伺いました。
日頃、あなたができる水の備えについてこう話します。

断水が長期化すると、徐々に不衛生な環境になって、
それがきっかけで感染症が発生するケースも想定されます。
「飲料水」がはじめに頭に浮かぶと思いますが、
合わせて生活用水をどう確保するかという事も非常に大事です。
東京都の多くの自治体では安全な建物に住んでいる場合は、
在宅避難が推奨されています。

家で避難生活を送る上でも、
【水道水をためておく事が非常に大切】です。
水道水を自宅で貯める為には、まず、
10リットルのポリタンクを両手に持つイメージで、
この10リットルのポリタンクをいくつか用意します。
そして、道水をためておく時、
抑えて貰いたいポイントがあると言います。
橋本さんの解説です。


ポリタンクに入れた水道水は、
およそ1か月経ったら使って、
また入れ替えるという事を繰り返します。
また、タンクの外側に水をくんだ日も書いて貼っておきましょう。
この様に、日常の中で繰り返すと無理なく
『水』の準備をする事ができます。

給水車の応援や、給水スポット整備されていますから、
そこに水を貰いに行く事もできますが、
個人、個人で水をどう確保するか考え、
日頃から実践しておく事は、避難生活を余儀なくされた時
あなたの、命や心を守る事に繋がります。

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