去年2023年に日本で、
震度1以上を観測した地震は、241回。
最近、地震が多いと感じている方もいらっしゃると思いますが、
年間でこんなに地震は起きているんです。

今朝は、『3つのタイプの地震』についてお届けします。
地震・火山地質学が専門の
鹿児島大学の井村隆介先生に伺いました。

井村先生はこの様に解説します。
ニュースになる地震以外にも日本では
こんなに地震が多く起きているのだという事です。
さて、地震には3つのタイプがあります。
過去の地震、
そしてこれから起こるであろう地震を交えて解説してもらいました。
まず、熊本地震などに当てはまる『内陸型の地震』=直下型の地震、
そして・・・井村先生の解説です。

【素材02 50秒】

『プレート境界の地震』にあてはまるのが、
東日本大震災や南海トラフ巨大地震。

プレートは、年間で数センチほど動いていて、
ほかのプレートとの間でたえず摩擦が起きています。
摩擦が限界に達すると、一方のプレートが
跳ね上がったり、引きずり込まれたり、ずれたりして、地震が発生します。
震源が海底でなおかつプレートの跳ね上がりが鯨飲で発生した地震は、
津波の危険があり、その地震の規模が大きいほど津波も大きくなります。

そして、先週起きた愛媛・高知の豊後水道を震源とする地震。
これの地震の特徴について、井村先生の解説です。

『内陸直下の地震』『プレート境界の地震』
『沈み込んだプレートの中で起こる地震』
3つタイプの地震があるんだという事を頭の片隅に入れておいてくださいね。


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