NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest室井滋さん

室井滋さん

早稲田大学在学中の1981年に映画「風の歌を聴け」でデビュー。映画「居酒屋ゆうれい」「のど自慢」「OUT」「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ」などで多くの映画賞を受賞。2012年日本喜劇人大賞特別賞、2015年松尾芸能賞テレビ部門優秀賞を受賞。また、最新刊『ヤットコスットコ女旅』(小学館)や、エッセイ集『むかつくぜ!』『東京バカッ花』『すっぴん魂』シリーズ、絵本『しげちゃん』シリーズ他、電子書籍化含め著書多数。全国各地でしげちゃん一座絵本ライブを開催中。楽曲「ウィルスのチャチャチャ」「室井滋のてぬぐいあそび ピトトト トン よ〜」を日本コロムビア、iTunes、レコチョクほかで配信中。

もっともっと寄り道をしたい

2020/04/04
座右の銘は「やりたいことは全部やる」
女優、小説家、絵本作家などを経験してきた室井滋さん。
十年後のビジョンとは?

「たぶん、あと十年間ぐらいこんな風にしているんじゃないかな?なんかやっぱり、発散ね。なんか、ちょっと美味しいもの食べて、くだらないことでも聞いてやっぱり大きい声で声だして笑ったりとか、何かそういうのやっぱりあの、女性はしたいですよね。だからおしゃべりみんな好きだし、やっぱりそれですスッキリするっていうか。だから、とりあえず、やりたいことはやろうかなっていうふうに思いますね」

さらに「もっともっと寄り道をいっぱいしたい」とも。

「東京の中で暮らしてるとやっぱり自分の生活のパターンもできるし、本当の相手先も何となくあの似たような感じのことをやってたりとかするけど、でも、もしかしたらもっと全然違うことがやれるんじゃないかなとか、全然見たこともないような人と知り合えるんじゃないかなとか、そういうのやっぱり時々凄く思うんですよ。だから、そういうものに出会うにはやっぱり同じ道歩いてたらだめなのでね、だと思うんですよ。私すごい銭湯が大好きで、あの毎日自転車に乗って銭湯に行くんですよ。あちこちの。で、道を変えるんです。近道は行かないようにしてるの。そうするとやっぱり発見があるんですね。だから、それそれはとても些細なことだと思うんだけど、それと同じような事が、あのもっと違うことでもあるはずだなっていう風に思うので、なるべくだったらもっとちょっと回り道したいかなって言う風に思います」

みなさも
回り道して、
違う景色を見てもいいのでは?
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成功体験は世界と日本を巡った経験

2020/03/28
室井さんに成功体験を一つ挙げてもらうと。
テレビ番組での旅路を懐かしそうに語りだした。

「電波少年、雷波少年ってのが一時ね。一世を風靡したと思いますけれども。それに、かなり濃厚に出ておりました。メインだったのがアジアの歌姫というので、アジア8カ国旅をしたり。猿岩石の第1弾の時には、猿岩石のゴールでロンドン行ったり、途中で救援物資を届けるということで、猿岩石のお母様達から色々広島の名物を預かって、手紙も預かってトルコで猿岩石を探すって言う。ただ、やっぱりね何とも言えない味わいっていうのかな?普通の旅だったら絶対に会えないような人たちと会えるし、助けてくれる人があったり、あの~良い思いもするんですよ」

テレビ番組で世界を巡った室井さん、
現在は絵本作家として日本全国を巡っている。
そのきっかけとは?

「絵本ライブというものを始めまして、それで大体年間、2011年から始めたんですが、30ステージぐらいやってますかね。はい。しげちゃん一座っていうんです。最初の絵本がしげちゃんっていう本を書いたので、はいそれでしげちゃん一座っていう。今、4人メンバーがいて、絵本作家の長谷川義史さんっていう人と、大友剛さんっていうピアニストとジャズ・サックスの岡淳さんがいるんですけど」

中でも長谷川さんとの出会いは運命的だったそう。

「文藝春秋、文春で、すっぴん魂っていう連載を12年やってたんですけど。で、誰かに書いてもらわなきゃいけないからイラストレーターを探しましょうってことで1000人ぐらいの、、、雑誌本になっているので、そういう見て、あこの人の絵がすごい好きだからと言って、それでお願いしてもらったのは長谷川さんだったんです。それでなんか12年目に、あの終わることになったので、長谷川さんにもご挨拶しなきゃなぁと思って、個展されるって言うんで、行ったんです。そしたら長谷川さん私の知らない間にイラストレーターではなくて、絵本作家になられてて、相当有名なってたの。私だけが知らなかった」

世界を巡り
日本を巡り

数多くの経験をしてきた室井さん。
その経験が一冊の本にまとめれています。

「最新刊のエッセイ【ヤットコスットコ女旅】が発売されています。私のこの人生そのものが、割とスレスレな感じで進行してきたと自分でも思っているんですよ。だから、なんか、あちこち本当に行きますので、その旅の中で知り合った人たちのこととか、それからやっぱり物思いにもその中で耽ったりしますので、その時に徒然に思うこととかを書いているんですけど。今たぶんあっちこっち行きたいなってモヤモヤされている方もきっと、もういいかなと思うので、そういう時に凄く読んでもらえたら嬉しいですね」
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「人のために」が生み出すエネルギー

2020/03/21
高校時代にお芝居に目覚めた室井滋さん。
東京の大学に入学し、いつしか8ミリ映画の女王と呼ばれるまでに。

「8 mmや16 mmを撮って、その中でグランプリ獲ったりとかしたりして。審査員の方がたくさんいらっしゃって、有名な監督さんとか。大島渚さんとか、本当にそういう人たちが審査員で、その中の一人の大森一樹さんっていう方が、村上春樹さんのちょうど【風の歌を聴け】っていう映画を撮ろうとなさってて、それで、”出ませんか?”って言われたんです。それがデビュー作です」

とはいえプロの世界は甘くはありません。
役者とアルバイトの生活。
厳しい日々を過ごす室井さんに
人生を変える人物との出会いが待っていました。

「あの~私のこと大好きだって言ってる事務所の社長さんがいるけど、会ってみない?という風に、大学の先輩の監督が言ってくれて、いつも室井のこと見てて、すごい大好きで、それで今のその社長のところにお世話になることにしました。お会いして随分人生観が変わって、すごい強い、、、なんかちょっと芯の通った気骨のある女社長だったんです」

そして、ある感情が芽生えます。

「私を、一番と思ってくれる人っていうか、本当に私が素晴らしいって本当に思っているって事をすごく言ってくれる人って他にいなかったので、やっぱり、たった一人でもそういう人がいるって、やっぱり、そっかこの人のために続けよってふうにな気持ちになりました」

この人にために。
それが室井さんのエネルギーとなったのです。
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大女優の原点 父と娘のコミュニケーションノート

2020/03/14
富山県で生まれ育った女優・室井滋さん。
演技、小説、歌。
その原点は学生時代のお父様にあったようです。

「父はね小説家志望だったんですけど最初は高校の英語の教師をしておりまして、、塾を開いたり小説を書きたいので富山の薬売りみたいなことも行ったり色々仕事をしながら一生懸命ずっと書いておりました」

小説家希望だった室井さんのお父様。
娘に対する文化へのサポートは
ノートを使ったコミュニケーションにありました。

「本とか映画とかお芝居はいくらでも見てもいいよって、その代わりノートに何月何日にどんなものを見て、映画だったらそれのあらすじを書き。半券をノートに貼ったらその分のお金が入っていて、本なんかでも領収書をもらって感想文を書いていましたね。父にしてもその年頃の娘が何を考えてるかとか作品名とか読んでる本とか見たらこれわかるじゃないですか、なかなかうまいこと考えたなと思いますね」

こうして映画や本を通して、
物語の世界に憧れを頂いた室井さんは
お芝居の世界へと導かれて行ったのでした。
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