全国的にすっかり季節は春。
冬を越したクルマはどこかが疲弊しているかもしれません。
特に愛車購入後、あまり年数が経っていない方、きちんと点検しましょう。
今週は、この時期だからこそ忘れてはいけない、
メンテナンスのポイントをお伝えしました。
コメントは国際モータージャーナリスト 清水和夫さんでした。

降雪地域は雪道をチェーン装着で走る車もあり
路面が荒れて砂利や石が道路に飛散されている状態が考えられます。
パンクする恐れもあるのでタイヤ周りの点検はしっかりやりましょう。
冬に凍結防止剤を散布しているところもあります。
高圧の水洗車で下周りを良く洗いましょう。
それに合わせてエンジンオイルなど通常の点検を実施します。

また、コロナ禍の今、エアコンも含めて換気状態をチェックしましょう。
湿気が多いとカビが生えて公衆衛生上よくありません。
車の中の状態をクリーンに保つことが今のニューノーマルです。

そして、もうすぐ暑い季節がやってきます。
電気使用量も増える中で、気をつけたいのがバッテリー。
EVやプラグインハイブリッド車の盲点が、
依然として12Vの鉛バッテリーを持っていること。
それがなければリチウムイオンにある電源を使えません。
従来の鉛バッテリーをきちんとメンテナンス。
硫酸鉛がバッテリーに付着する「サルフェーション」が起こっていないか
ガソリンスタンド、カーショップ、カーディーラーでチェックして下さい。

これからの季節に向けて車内に準備しておくべきものもあります。
最近、夏に心配なのが水害時による車の水没。
フロントガラスを簡単に割ることができるハンマーがある安心です。
ハンマーの反対にはシートベルトカッターも付いています。
また、懐中電灯と乾電池も車に備えておくようにしましょう。
春になったこのタイミングで
いちど愛車のメンテナンスと装備点検をして下さい。
今年も「春の全国交通安全運動」がスタートしています。
期間は週明け4月15日(木)までの10日間。
今回は警察庁 交通局交通企画課 大竹和美さんに
重点ポイント3つののうち「自転車の安全利用の促進」について伺いました。
コロナ禍の中、通勤、通学で自転車を使う方が増えています。
また、宅配で自転車を使う姿も見かけます。
自転車は便利な乗り物。
でも、自動車と衝突すれば自分が怪我をしたり、
歩行者と衝突した場合は相手に怪我をさせてしまうこともあります。
自転車乗用中の死者・重傷者の大半は自動車との事故ですが、
その半分以上を占める出会い頭の衝突事故で約8割の自転車に交通違反があります。
信号無視や一時停止、安全不確認など。
自転車の交通ルール・マナーの徹底に努めましょう
自転車は車道通行が原則ですが、
例外として歩道を通行する場合には歩行者の通行を妨げずに徐行する。
また夜間にはライトをつけましょう。
さらに、自転車乗用中に亡くなった方は、頭部に致命傷を負った割合が高く、
死傷者のうち死者の占める割合、いわゆる「致死率」をみると、
ヘルメットを着用していなかった場合の致死率は、
着用していた場合と比べて3倍高くなっています。
自転車を利用する全ての方が自身の安全を確保するため、
ヘルメットを着用するようにしましょう。
また、万が一の場合に備えて、自転車保険等の加入も大切です。
そして、重点ポイント3つ目の「歩行者等の保護を始めとする安全運転意識の向上」。
交通事故による死者で一番多いのは歩行者。
その多くは歩行者の道路横断中に発生していて、
ドライバー一人一人が歩行者保護の意識を持つことが必要です。
横断しようとする歩行者がいないことが明らかな場合を除き
横断歩道の手前ではすぐに停止できる速度で運転しましょう。
横断歩道に横断しようとしている歩行者がいる時は
必ず停止して、歩行者の横断を優先させなければいけません。
この「安全運転意識の向上」重点ポイントには、
いわゆる「あおり運転」を防止する呼びかけも含まれています。
「おおり運転」は自動車、二輪車だけでなく自転車も違反の対象。
運転をする際は心に余裕を持って
「思いやり・ゆずり合い」の気持ちを持ちましょう。
今週と来週は警察庁 交通局交通企画課 大竹和美さんに
大切なポイントを伺います。
今回の春の交通安全運動の全国重点は3つあります。
(1)子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保
(2)自転車の安全利用の促進
(3)歩行者等の保護を始めとする安全運転意識の向上
今回は「子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保」について聞きました。
去年、令和2年に交通事故により亡くなる・重傷を負ったのは637名。
小学生が、どんな時に事故にあいやすいかというと、最も多いのは下校中。
学年では1、2年生。新学期を迎えたあとの5月、6月に事故が増加する傾向にあります。
歩行中、その中でも飛び出しによる事故が多いのも特徴です。
お父さん、お母さんは子どもを守るため、
安全な横断の仕方をしっかり教えてください。
まずは、横断歩道を渡ること。
次に、横断する前には、必ず、立ち止まり、
右や左から車が来ないかよく確認してから渡ること。
青信号でも車が止まっていることを必ず確認しましょう。
そして、横断歩道では、手を挙げたり、
運転手に顔を向けるなどして横断する意思を明確に伝えること。
最後に、横断中も周りに気をつけること。
高齢者の歩行中の事故は横断中の事故が約8割と最多。
その内容を見ると、他の世代に比べて、
横断歩道ではない場所での横断や走行車両の直前直後の横断など
交通違反があった割合が高くなっています。
身のまわりに高齢者の方がいらっしゃるのであれば、
折を見て注意を促すようにして下さい。
交通事故全体でも亡くなる人の半数以上が高齢者。
歩行中に限らず、運転中でも自分では気付かない体の機能の変化もあります。
ご家族も一緒に交通ルールや安全運転について話し合ってみてください。