第441回 令和5年 秋の全国交通安全運動 前編
2023/09/15
来週の木曜日9月21日から30日土曜日までは
「令和5年 秋の全国交通安全運動」期間。
今週は、警察庁 交通局 交通企画課 安全係
保谷祐輔さんをお迎えして大切なポイントをお伝えする前編でした。

今年上半期の交通事故死者数は1,182人。
前年同期比で24人も増えていて大変憂慮すべき状況でした。
このうち歩行中に亡くなられた方は417人。自動車乗車中は402人。
二輪車乗車中は212人。自転車乗用中は143人などとなっています。
+8.7%と増加率が最も大きいのが二輪車乗車中の事故。
一方で自転車乗用中は7.1%減少しました。
ただし、自転車が関係する死亡事故のうち8割程度に
自転車側に法令違反が認められます。
65歳以上で歩行中に亡くなられた方のおよそ5割が
「横断歩道以外を横断中」の事故でした。
また、小学生の死者・重傷者が315人で前年同期比で14人増加しています。
未来を担う子どもの命を奪う悲惨な交通事故を
1件でも減らさなければいけません。

令和5年 秋の全国交通安全運動の重点ポイントは3つ。
① こどもと高齢者を始めとする歩行者の安全の確保
② 夕暮れ時と夜間の交通事故防止及び飲酒運転等の根絶
③ 自転車等のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底今週はこの中から、先ほどの話にも出ました、
「こどもと高齢者を始めとする歩行者の安全の確保」について伺いました。
まずはドライバーではなく、歩行者の立場にある時の注意喚起。
今年上半期は歩行者が横断中の事故のおよそ6割に歩行者側に法令違反がありました。
例えば、信号無視や、車両等の直前直後の横断等、
歩行中に交通事故に遭って亡くなった方の多くに法令違反が見られます。
法令違反がなければ、命を落とさずに済んだかもしれません。
道路を横断するときは必ず横断歩道を渡る、信号に従うなどの
基本的な交通ルールを守りましょう。
また、自分の安全を守るため、道路を横断する時は、
手を上げるなど運転者に対して横断する意思を明確に伝えること、
安全を確認してから横断を始めること、
横断中も周囲の安全を確認することも併せて伝えて下さい。
子どもに対しては、日常生活や教育現場で、
正しい横断方法を繰り返し指導することが重要です。
このブログをご覧になった方で
ご家族に子どもや高齢者がいる場合は、
そのことを伝えて理解してもらって下さい。
高齢者の方には、体力が落ちたり、反射神経が遅くなったり、
若い頃と同じようなイメージで行動しないことを促して下さい。

これから日が短くなります。
日没から夜にかけてはドライバーから歩行者などが見えにくくなり
交通事故が起きやすい傾向にあります。
反射材用品、LEDライトを使用するようにしましょう。