2018年12月28日

三陸情熱界隈(4) 気仙沼・加藤航也

今朝も引き続き、移住者や新しいチャレンジをする人を “地域を越えて”応援しようというチーム、『三陸情熱界隈』 をご紹介します。

宮城県の沿岸部、気仙沼市、南三陸町、石巻市、女川町の4市町が手を組み発足した『三陸情熱界隈』 。先日東京の麻布でスタートアップイベントが開かれ、各地のローカルベンチャーたちが集まりUターン・Iターンを考える人との交流会が行われました。

気仙沼の移住を支援している29歳、加藤航也さんも移住者の一人です。

◆顔が見える人たちと送る日常
気仙沼でまちづくりをしている一般社団法人まるオフィスの加藤航也です。具体的に移住センターを通して移住してきた数でいうと、昨年度が12名。今年度が10月末で16名。もう既にこっちで移住やUターンしてきている人がそれなりにいて、コミュニティが出来ている中でそれに飛び込みたいなという人が増えている、輪が広がっているんじゃないかなという感じがあります。なかなか今の気仙沼は、移住に対しての補助金があるわけでもないし、移住者を受け入れる体制というのは他の市町より見劣りするかもしれないですけれど、やっぱりこの街でこの人達と一緒に働きたい、暮らしたいという人は徐々に出てきている感じはあります。
僕自身も移住者で出身は福井県、大学が大阪で就職で関東に来て、それを経て気仙沼に来ています。スローライフには程遠いんですけど、移住する前はそういう生活もあるかなと思ったんですけど程遠いんですがそれが辛いわけでもなく、こんなにやることや求められることは多くはなかったなと思っていて、それが感じられるだけで楽しい部分もありますし、ぼくは人も含めて日常というか、6万人ぐらいで人間関係が育まれていてそういう顔の見える人たちとおくる日常がすごく大事なポイントなので、それを感じながら忙しくも過ごせているのは幸せなことかなと思います。


三陸情熱界隈 公式サイト

2018年12月27日

三陸情熱界隈(3) 南三陸町・中村未來


震災から7年。
被災地では、復興ボランティアをきっかけにして移住して面白い取り組みをしている方がたくさんいます。
その中の一人、南三陸町に移住した、一人の女性に出会いました。

◆南三陸町に6年前から移住
皆さんこんにちは〜。南三陸町31歳。中村未来です。私は南三陸町に6年前東京から行って、現在合同会社でんでん虫カンパニーという会社を昨年3月に立ち上げて、藍染の藍の事業をしていたり、古民家の小さな宿を開くのが夢なのでその準備を現在進めています。


先日、宮城県の気仙沼市、南三陸町、石巻市、女川町が地域を越えて移住やチャレンジを応援するチーム 「三陸情熱界隈」が発足し、そのキックオフイベントにゲストとして出演した、東京出身の中村未來さんです。中村さんは大阪で建築の仕事をする中、東日本大震災のボランティアに参加したことがきっかけで南三陸町に移住することを決意。現在は、藍染の藍を栽培し、藍染製品を販売しています。

◆「百姓暮らし」がしたい
ちょうど私が入ったのが気仙沼の小泉地区という場所で、ここで感じたことは“暮らしがそこにある”ということに気づいたんですね。たまたま行った時に夏祭りが開催されていて、そこで暮らしている人がそこをこの先も離れずになんとか暮らしを取り戻そうと考えている方々と出会ったときに、私も微力だけどその暮らしを取り戻す何かお手伝いが出来たらなという想いを抱えて大阪を離れることを決めて、6年が経っています。私は「百姓暮らし」というのを目指していて、百姓というと農家というイメージがあると思いますが、私の百姓のイメージは「小さな生業」。南三陸町って農家さんだけど山へ行って木を伐ったり、漁師さんだけど野菜を育てていたり、暮らしに必要な小屋を建てたり道具を直したりという方がいっぱいいるんですね。そういった暮らしにまつわることを仕事と暮らしのバリアを外して生活していきたいなと思っていて。今は9ヶ月の赤ちゃんがいるので子供のことだらけなんですけど、いずれは仕事をしながら周りにある暮らしをやっていきたいなと思っている31歳中村未来です。


南三陸町の奥地、田束山の麓に広がる集落で、耕作放棄地を耕し藍を種から育て、煮出して染めた生地を川の水で引き締め、藍染めのTシャツや手ぬぐいを作っている中村 未來さん。藍染体験も通年で行っていて、藍を通して、ヒト・もの・地域が繋がり、居心地いい未来をつくっていきたい、と願っているそうです。

2018年12月26日

三陸情熱界隈(2) 石巻のカオス、すき間が面白い


宮城県沿岸部の移住・定住事業。
2018年11月。ついに、気仙沼、南三陸、石巻、女川の4市町村がタッグを組んで移住やチャレンジを応援する、合同チームが発足しました!
その名も、『三陸情熱界隈』!

先日そのキックオフイベントが東京で行われました。
中でも震災後、Uターン、Iターンにより新たなビジネスが生まれている街、石巻。「世界で一番面白い街をつくる」をモットーに、起業や移住相談者のサポートをするIshinomaki2.0の松村豪太さんに、なぜ今、型破りな起業家たちが石巻へ集まるのか、伺いました。

◆良い意味でのカオス、すき間が面白い
今「ポスト3・11」とか「第二世代」と勝手に言っているんですが、震災の時縁のなかった、あまり関われなかった方が、「なんか今石巻が面白いぞ」ってことで面白いものが東北にあるっていう方達が挑戦をし出しているというのも、石巻、あるいは東日本大震災の被災地と言えると思います。例えば、今日ゲストに来てくれた石巻の園田凌くんは、バックパッカーで3.11当時はインドを旅していたらしいですけど、そんな中で今石巻が熱いらしい、面白い人たちが集まっているらしいと聞きつけて2年くらい前に石巻に来出して、「踊るカレー屋DISCO」という店名で、ミラーボールをキラつかせながら音楽を鳴らして、誰もいなくても焚火を焚いてカレーを作っています。ちなみにカレーはめちゃくちゃ美味しいです!ゆくゆくは本設のお店を持とう、あるいは単にお店を持つだけじゃなくて地域で面白いイベントを仕掛けていきたいということで、いろんな人と繋がっています。
石巻2.0のモットーが「世界でいちばん面白い街をつくろう」ですけど、良い意味でのカオス、上質なカオスというか、あまり整理されないところがこの街の良いところだと思っていますので、たくさん隙間があります。3.11の時には重い支援というのにちょっと引けちゃった方もいると思うんですけど、でも楽しくみんながハッピーになるようなことがしたい、という人はまだまだ潜在的にたくさんいるはずで、そんな人たちがもっともっと訪れてくれるといいな〜と思いますね。


石巻では移住へのステップとして、現地で様々な「仕事体験」を提供して その地域を知る『東京脱出旅行社』という面白いプログラムもスタートしています。牡蠣漁師になる旅、ホップ農家になる旅など。
詳しくは、コチラのサイトをご覧くさい。

三陸情熱界隈・・公式サイトはこちら。

2018年12月25日

三陸情熱界隈 1

これまで、なかなか連携しきれていなかった、宮城県沿岸部の移住・定住事業。震災から7年が経ち、“お互いが協力しあって盛り上げたい!” そんな想いから
気仙沼、南三陸、石巻、女川が手を組み、地域を越えて移住やチャレンジを応援するチームが発足しました!
その名も、『三陸情熱界隈』!

先日そのキックオフイベントが東京で行われ、たくさんの方が集まりました。

◆いちばんは人!
三陸情熱界隈・・・三陸というとどんなイメージがありますか? 震災で大変だったというイメージもありますが、海や山もあります。お米とかを作っている里もある。そういう自然豊かっていうのはもちろんそうですが、一番やっぱり、“人”なんですね!各地域を代表する人が集まりましたので今日はみんなで一緒にガンガン楽しんでいきましょう!


このキックオフイベントでは、気仙沼、南三陸、女川、石巻に移住した方が集まり、移住の経緯や、そのエリアで楽しく暮らしている様子などが紹介されました。
三陸情熱界隈の事務局をつとめる、Ishinomaki2.0の松村豪太さんに伺いました。

◆4自治体が連携して移住やチャレンジのお手伝いを
三陸情熱界隈。まず1つはシンプルに、移住促進というところはあります。ただ、住所を移してがっちり引っ越してくださいという雰囲気ではなく、今ライフスタイルが多様化していて、二拠点居住とか、いい形の副業とかもイケてる人ほどやっている気がするんですけど、そういう楽しい生き方、新しい生き方がむしろ3.11の被災地でもある三陸沿岸部が熱量が高いんじゃないかという想いでやっています。移住だけじゃなくて新しいアクションを起こすというのも4自治体が連携してノウハウを共有しながら、新しい起業をやってみたいという人が、アクセスしやすくなるお手伝いをしたいと思っています。
例えば、それぞれ移住ガイドがいるので、そのエリアで面白く暮らしている方や新しいビジネスのあり方を発信する、4自治体を周るツアーを仕掛けてみたり、気持ちよくまわってもらいたいと思っています。


「三陸情熱界隈」公式サイト

2018年12月24日

東松島アンテナショップ まちんど

今朝は宮城県東松島市のアンテナショップ「まちんど」から最新の情報をお伝えします。

この番組でも何度も訪れている東松島市。大高森の山から眺める松島湾は絶景!ぷりっぷりの牡蠣や、皇室献上海苔の産地としても知られています。
そんな東松島市の「うまいもの」が揃っているのが今年の8月、仮設店舗から矢本の駅前に本設店舗をオープンさせた「東松島あんてなしょっぷ まちんど」です。代表の太田将司さんに伺いました。

◆飲む地産地消のスムージー
8月24日に店舗を移動して、新しく「東松島アンテナショップ まちんど」として再開しました。カフェスペース、共有スペースを作ったので、あと駅前なのでぷらっと入ってくれる方も増えたので、東松島のPRが出来ればいいなと思っています。目玉がスムージーを地元の食材で作っていまして、飲む地産地消で、メロンジー、イチゴジー、シャインマスカッジー、トマジー、と分かりにくいんですが、とにかく「ジー」を付ければなんでもいいかなと思っています。(メニューには)生産者さんの名前も書いてあって、メロンは星名聖人さん(矢本地区)、イチゴは佐藤雄則(大曲地区)さん、シャインマスカットは木村静彦さん(赤井地区)、トマトは及川善啓さん(小野地区)と、顔が見えるというか本人たちも飲みに来てくれますし、僕のほうはこうしてスムージー含めて美味しく伝えられればいいなとおもっています。
2018年は震災から7年が経っていて、ここが皆さんにとって使いやすい場であって、僕の場合は人と人とを繋げるのが仕事みたいなものなので、新たに「ヒガマツ大学」というのをはじめました。ヒガマツというのは東松島の略で、生涯学習に近い形で、趣味よりちょっと深く、仕事ほど深くなく、世代も超えていいコミュニティが生まれればいいなと思って。先日はブルーインパルスの航空写真家を呼んで「ブルーインパルスの楽しみ方を知ろう」という会をやったり。誰でも先生になって誰でも生徒になれるみたいな。長い期間みんなと接点がもてる関係づくりの1つになればいいなと思っています。


飲む地産地消、スムージーは今なら期間限定で「ユズージー」も楽しめます!

さらにまちんどでは、牡蠣の注文販売も始まっています。生で食べてもよし!蒸してもよし!カキフライ、天ぷら、鍋、どうやって食べても美味しい牡蠣です)

そしてスタートしたばかりの「ヒガマツ大学」。”地元の魅力”を題材にした学びの場。第1回は震災後に生まれた「のりうどん」について。ちゃんこ屋の店主と海苔漁師による2時間のアツい講義と、途中に試食もあったり。「ヒガマツ大学」については「まちんどfacebook」をごらんください。

東松島アンテナショップ まちんど facebook


2018年12月23日

「復興グルメ2018」当選者の皆さま


広島の復興グルメプレゼント

★世羅町「番場醤油醸造」の「ジュースのようなポン酢」、
 海田町「植田商店」の「こりこりホルモンせんじ揚げ」、
 広島市「倉崎海産」の「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」、
 3点セット

・もこっち さん
・業者と癒着 さん
・LOVE &HOPE~の子るんるん さん


岡山の復興グルメプレゼント

★倉敷市「果実工房」の「フルーツコラーゲンゼリー」、
 「ピーチ」と「マスカットオブアレキサンドリア」、
 各12本入り。

・おちゃむ さん
・あっくん さん
・みけこ さん


愛媛の復興グルメプレゼント

★宇和島市吉田町のミカン農家が手作りした、
 100%無添加の「純粋みかんはちみつ」。
 西予市城川の「城川ファクトリー」が手掛ける、
 「和栗とはちみつのちっちゃい『ようかん』」。
 大洲市「サンフーズ」の「おらが村のさといもカレー」。
 3点セット(ようかんは各3個!)

・こっぱみじんこ さん
・ゆきんこ さん
・マグロ一本釣り漁師 さん


北海道の復興グルメプレゼント

★北海道の特産品「ハスカップ」を使った、
 千歳市の菓子工房「もりもと」の、
 「ハスカップジュエリー」&「チェリージュエリー」。

・またちゃん さん
・るるるたお さん
・ホタルブクロ さん


北海道の復興グルメプレゼント

★美味しいジンギスカンの町、北海道厚真町から、
 「市原精肉店」の「ロースジンギスカン」。

・のりたま さん
・さくらLOVE さん
・うさぎのひと さん


〜当選されました皆さま、おめでとうございます!美味しく召し上がって頂きつつ、SNSでの被災地の応援もよろしくお願い致します!復興グルメシリーズ、次回もお楽しみに!

2018年12月21日

「小高ワーカーズベース」和田智行さん3

引き続き、福島県南相馬市、小高区で活動を続ける、「小高ワーカーズベース」和田智行さんのお話しです。



2016年夏に避難指示が解除になる前、2014年から小高に戻り、住民の暮らしを支えるサービスや、「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」をコンセプトにしたコワーキングスペースを作って活動を続けている和田さん。

行政からの依頼で、今度はお隣りの原町区にも、「NARU(ナル)」という、キッズスペース付きのコワーキングスペースをオープンさせました。


◆「待機児童の問題」

「やはりこの地域、人手不足っていうのがずっと叫ばれている中、一方で、子育てとか介護でなかなか外で働きたいんだけれども働けないという方々が一定数いますと、こういう方に多様な働き方、どこかの組織に所属してそこの仕事をするという一般的な働き方だけでは無くて、自宅で作業するとかこういったコワーキングスペースを利用して作業するとか、そういった多様な働き方を学んでもらう、実践してもらうのを目的に、キッズスペースを併設しているコワーキングスペースというのを始めました。待機児童も多いですし、待機児童が多い理由ってのは、やっぱり保母さんとか保育士さんをやるような世代がごっそり避難とかによっていなくなってしまったので、どこの保育園も幼稚園もそうですけど、震災前のキャパに戻れないっていうのがあって待機児童が増えてるという背景があるので。じっさいにここを使って仕事をするお母さんとかがいるわけではないんですけど、ただクラウドソーシングとかハンドメイドの作品を売買する会社さんとかに来てもらって講座を行なうと、もう本当に定員を大きく上回る申し込みがあって、子供を連れて講座を受けられるのが有難いという声はたくさん頂きますね。はい。 」








「小高ワーカーズベース」、和田智行さんのお話しでした。じつは小高区や原町区をはじめ、福島沿岸部の町では、待機児童の問題が起きています。和田さんが話していたように、保母さんや保育士さんの不足がその理由だといいます。そんな中で多様な働き方を提案する施設として「NARU」をオープン。ここで開かれる講座には、子連れのママさんたちが列をなしてやってくるとか。

取材に伺った日も2人の子どもを連れたママさんが居て、安心して子供を遊ばせられるし、ママさん同士の交流も出来る場所が出来て、
嬉しいという話をしていました。

この「NARU」をはじめ、「小高ワーカーズベース」の活動については、オフィシャルサイトをチェックをしてみてください。

2018年12月20日

「小高ワーカーズベース」和田智行さん2

引き続き、福島県南相馬市、小高区で活動を続ける、「小高ワーカーズベース」和田智行さんのお話しです。

2016年夏に避難指示が解除になる前、2014年から小高に戻り、住民の暮らしを支えるサービスや、「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」をコンセプトにしたコワーキングスペースを作って、活動を続けている和田さん。

4年目の今年を振り返っての手ごたえについて聞いてみました。


◆「ゼロベースで新しい街を」

「我々起業家の誘致もやってるんですけど、全国から応募してくれたり、応募検討中という方も結構いて、そこの手応えは感じますね。ただ一方で、これまで住んでいた人や避難してた人が帰還するっていう流れは、まだちょっと鈍いなぁと。すでに震災から7年8年経っちゃっていて避難先が新しい日常になってたりするわけですから、何か戻るっていう動きは、これから急に伸びるっていうことはないのかなというのは正直感じています。小高に限って言えば、一旦残念ながらゴーストタウンになってしまったので、やっぱりその復興とか復旧というよりは、ゼロベースで新しい町を作っていこうっていうほうが、可能性があると思っているので、そういうような街にできたらいいなと思ってます。いま我々が誘致してる起業家の中でチャレンジしようとしてるのは、一つは小高みたいな高齢化、しかも過疎化も進んでいるという街でも成り立つ小商いを発明しようということで、移動式のビジネスになってくると思うんですけど、そういうのをやろうという方が一人。あとはもともと南相馬ってサーフィンが非常に盛んで、そういったサーフカルチャーを活用して交流人口を増やそう・・・具体的には「泊まれる海の家」っていう、そういった方であったり、あとは相馬野馬追という伝統文化があって馬がたくさんいるものの、お祭りの期間しか使われないのでそういった地域の資源ですよね、そういうのを活用して交流人口を増やそうっていう人がいたりとかですかね。」





「小高ワーカーズベース」、和田智行さんのお話しでした。泊まれる海の家、野馬追の馬を活用したアクティビティ??・・・何がこれから生まれるのか、夢が膨らみます。さらに来春には「小高ワーカーズベース」に泊まれる施設も併設される予定です。

また「小高ワーカーズベース」から歩いてすぐの場所にある柳美里さんの書店「フルハウス」には、劇場も完成。すでに演劇の上演も始まっています。いま小高がどんどん楽しいことが生まれる町になろうとしています。


「小高ワーカーズベース」



中西   『LOVE & HOPE』、明日も「小高ワーカーズベース」、和田智行さんのお話しです。

2018年12月19日

「小高ワーカーズベース」和田智行さん1

今日は福島県南相馬市の小高区で活動を続ける、「小高ワーカーズベース」和田智行さんのお話しです。

小高は2016年夏に避難指示が解除になり、その後、鉄道や学校も再開。一方で、住民の帰還は11月現在で約8000人中3000人程度、その約半数が65歳以上と、今なお若い世帯の帰還が思うように進んでいない地域でもあります。

そんな小高で、仮設スーパーなど、住民の暮らしを支えるサービスや、「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」をコンセプトにしたコワーキングスペースを作って、さまざまなプロジェクトを生み出しているのが、「小高ワーカーズベース」です。

まず避難指示解除から丸2年を過ぎた小高の現状について伺いました。


◆「駅前に学生がいる日常の風景が戻った」

「学校が去年の4月に再開して、とくに高校生が500人くらい通うようになったので、駅前なんかは朝とか夕方、高校生が歩いているっていう、どこの地域にもあるような当たり前の風景が、小高にも戻ってきつつありまして、芥川賞作家の柳美里さんも新しい書店を駅前に始めたり、その裏の倉庫のスペースを使って劇場を作ってそこでいろんな芝居を始めたり、そのような動きもあって、駅前に関していうと、前よりはだいぶ動きが出てきてるなっていうのは感じます。店もぼちぼち増えてはいますけれど、やはりその飲食店はそんなにそんなにまだ増えてない、で我々が運営させてもらっている仮設スーパーも閉店となるので。そこでいま高校生が部活帰りにカップラーメン食べたりとか買い食いしたりとか、イートインスペースもあるので、そこがある意味“溜まり場”になってたんですけど、そういう場所もちょっとなくなってしまうので。単純に市からの委託事業なんで契約が終わる、仮設としての役割が終了、市がより大きな公設民営のスーパーを作る、というのはあるんですけど、ただちょっと通学路から離れてるんですよね。駅前でもないですし、そこはどうしようかなってのは、市も含めて話し始めているところですね。」





「小高ワーカーズベース」、和田智行さんは避難指示解除前の2014年から、小高で活動しています。当時は道行く人もなくまるでゴーストタウンのようだったといいます。一時は人のいなくなった町に、いまこうして高校生が歩いている風景・・・和田さんにとっては特別な感慨があるのではないでしょうか。

一方で、高校生が“溜まり場”として使える場所が、駅周辺に無くなることが不安ということ。これは、住民が少ないから駅前でも閑散としていて、夕方にはあたりは真っ暗。そんな中、駅で電車を待たせるのは、防犯上、心配ということなんです。以前、小高で書店を開いた柳美里さんも同じことを話していました。

『LOVE & HOPE』、明日も「小高ワーカーズベース」、和田智行さんのお話しです。


「小高ワーカーズベース」

2018年12月18日

ソフトバンク内川、5回目の福島野球教室

プロ野球・福岡ソフトバンクホークス 内川聖一選手による福島県の子どもたちのための野球教室の模様、お伝えします。
2014年から毎年、実施している内川選手の野球教室。今年は、郡山市の野球場で、275人の野球少年たちと交流しました。

野球教室はこれで5回目。毎年、この教室に合わせて被災した地域の視察もしており、今年は飯舘村を訪れた内川選手。どんなことを感じたのか、伺いました。

◆回数を重ねることで
姿かたちが戻ったからその街が戻っているかというとそうじゃないんだなということを感じました。子どもたちが現状まだ戻りきれていない、当時を100%とすれば20%くらいしか帰ってきていないんですよね。そうなってくると団体スポーツもなかなかできないという話を聞くと、難しい問題があるんだなと感じさせてもらいましたし、それに対して僕たちが直接的に何ができるかわからないんですよね。でも福島応援しているという気持ちが少しでも伝われば嬉しいと思って毎年来させてもらっていますし、最初にやろうと思ったきっかけの気持ちと、今こうやってここへ来て終わったときの気持ちは違うので、最初は僕らも元気を与えなければという力みがあってきましたけれども、今はどちらかというと福島のみなさんに応援してもらって、終わった時に俺らの方が元気をもらって帰るよな・・・という気持ちになっているので、当たり前のように来ているというか、特別なことではなくなってきている気がします。なかなか直接全員と触れ合う機会は野球教室ではないんですけれども、キャッチボールをすれば全員と触れ合えるので、それが僕らに彼らに与えたい思い出というかそういうものだと思いますし、なおかつここにきてやっているということが意味があることなんじゃないかと思っています。もちろん活躍して、脚光浴びている姿を見て欲しいなといのが一番なんですけども、それだけじゃなくてきつい時や苦しい時も前を向いて一生懸命頑張っているな内川、と思ってもらえるような野球選手でいたいなと思いますね。



今回の野球教室、郡山市は今年はじめての雪に見舞われ、室内練習場でのキャッチボールがメインとなったのですが、そのかわり、内川選手は275人の小中学生全員とキャッチボールをして1000球以上を投げ、全員とボールを通じて交流をしました。今年は日本シリーズ連覇、2000本安打を達成した内川選手。ただ打撃は不審だった内川選手。子どもたちとのふれあいを力に変えて、来シーズンはさらなる活躍を期待しましょう!

2018年12月17日

ソフトバンク内川、5回目の福島野球教室

今朝は、プロ野球・福岡ソフトバンクホークス 内川聖一選手の東北・福島での活動、お伝えします。

去年もレポートしましたが、内川選手は2014年から毎年、福島で子どもたちの野球教室を実施。そして、それに合わせて
県内の被災した地域に足を運ぶという活動を続けています。今年、内川選手は、去年春に一部を除いて避難指示が解除された
飯舘村を訪問。地元の方の案内で、今年再開した学校の様子を視察しました。

◆再開した学校へ
「ここは学校でして、幼稚園・小学校・中学校に保育園をいれて今までバラバラの3つの小学校と1つの中学校だったんですけど全部1つにしました。この春に開校して、ほとんどの子どもたちがバスで1時間くらいかけて福島とかいろんなとこから通っているんですね。なので部活は基本的に土日はあまりやっていないものですから、誰もいないので」


この春、飯舘に開校した小中学校・認定こども園には、およそ100人の児童生徒が通っています。ただ、その多くが飯舘村の外から、避難先から通っていると。
こうした現状は、なかなか報じられなくなっています。

さらに内川選手は、「いいたてホーム」という、村内の特別養護老人ホームも視察。いま飯舘が抱えている問題について、真剣に耳を傾けました。

◆福岡では知ることが出来ない現実を
いいたてホーム・三瓶政美施設長「ここの施設はですね、利用者が全体130人まで入れるんですけれども職員がいないために今は、70床で許可をもらっています。どうしても職員室の応募者がいないので。震災の時に飯舘村は4月22日、全村避難と言う形になったわけですけども、施設内の線量が低いと言うこともあって、国と村、議会、私どもと交渉しながら残していただけないかと言う話をしまして、残ると言う形になったんです。利用者は3月11日からずっと継続して入所している方もいらっしゃいます。我々もそうですけれども職員が避難した先から通って、ここに8年間通いながら利用者を介護してきたというのが実情ですね。」

内川「現場はなかなか福岡にいると、僕らは正直全く知ることがないので、させてもらって目の当たりにすることで気持ちも変わりますし、僕らにとっても本当にありがたい時間と機会を毎年いただいていると正直思うんです。」

三瓶施設長「ありがたいと思っています」


内川選手は2013年、福島県いわき市で行われたオールスター戦MVPの賞金を、「福島の子どもたちのために使いたい」と、翌年から野球教室を実施。その教室も今年5回目。およそ1000人の子どもたちと野球を通じて交流を続けています。5回目となる野球教室の模様は、明日のこの時間にお伝えします。

2018年12月14日

復興グルメ2018〜北海道編

今週は「復興グルメ2018」と題して、今年、自然災害で被災した地域の、都内にあるアンテナショップを中西哲生が訪ね、それぞれの地域の“美味しいもの”を紹介しています。もちろん今日もプレゼントあります!

今日ご紹介するのは、北海道胆振東部地震で大きな被害を受けた北海道。

昨日に続き、有楽町にあります「北海道どさんこプラザ」で、店長の川合洋平さんにオススメを聞きました!


◆「噛むほどに旨みがしみだすジンギスカン」

中西)北海道どさんこプラザに今日も来ております。2日にわたって北海道のものをプレゼントしてくんですけど、
今日はどういったものを?
川合)はい、被災の大きかった厚真町のジンギスカンになります。
中西)これは有名なんですか?
川合)はい。「市原精肉店」というところのジンギスカンで、前々から人気ではあったんですが、地震のあと、
復興応援というのもありまして、10月、畜産部門でこのジンギスカンが10位にランクインするような結果に
なってますね。
中西)やっぱり北海道というとジンギスカン・・・
川合)はい、数ありますけど、なかでも人気の商品です。
中西)“上質な羊肉でも最高に美味しいロース肉を使用。さらに風味豊かな自慢の自家製ダレで仕上げることで
より柔らかくジューシーになった逸品”・・・美味しそうですね!
川合)非常に美味しいです。柔らかくて。
中西)こちらをじゃあプレゼントさせて頂きます。
川合)はい、宜しくお願いします。




北海道を代表するご当地グルメのジンギスカン。しかも北海道胆振東部地震の震源地の町、厚真町のジンギスカン。

厚真町は農業や畜産が盛んな町で、昨日紹介していた「ハスカップ」という果実や、「放牧豚」なんかも有名です。そして厚真町には「ジンギスカン」のノボリを立てたお店がたくさんあって、じつは美味しいジンギスカンの町でもあるんです。

今回チョイスした「市原精肉店」の「ロースジンギスカン」は、厳選した最高級羊肉を使い、手作業で厚切りに仕上げた商品。噛めば甘味と旨味がじゅわじゅわあふれ出るジンギスカン南尾だそうです。これを冷凍でお届け。1袋400グラム入りを3名さまに。

ご希望の方は、このブログのメッセージフォームから、「北海道の復興グルメ希望」と書いて、ご応募ください。当選者は後日ブログで発表します。

※金曜日の放送後に「ハスカップジュエリー」を希望される方は、「ハスカップジュエリー希望」と書き添えて下さい。

冬の北海道、いま札幌の「ホワイトイルミネーション」も始まっていますし、カニやイクラなど、冬はとくに美味しいものがたくさんあります。2月末まで「北海道ふっこう割」も実施されていますので、ぜひ冬の行楽は北海道へ足を運んでください。


北海道どさんこプラザ

2018年12月13日

復興グルメ2018〜北海道編

今週は「復興グルメ2018」と題して、今年、自然災害で被災した地域の、都内にあるアンテナショップを訪ね、それぞれの地域の“美味しいもの”を紹介していきます。もちろん今日もプレゼントあります!

今日ご紹介するのは、北海道胆振東部地震で大きな被害を受けた北海道。有楽町にあります「北海道どさんこプラザ」を訪ねて、店長の川合洋平さんにオススメを聞きました!


◆「日本一のハスカップの町・厚真町から」

中西)胆振東部地震のあとはお客さんけっこう買うことで支援ということで足を運ばれた方はいらっしゃいましたか?
川合)そうですね、じつは2日間営業できなかったんですよ、お店が。なぜなら地震があった札幌が本社で、
ポスラインが札幌と繋がっていたので、2日間営業ができないってのがありまして、なので9月の6、7閉めて
9月8日には、“待ってました”のお客様と、今おっしゃって頂いたような、“買って支援”という方と、
募金箱もすごいいっぱいになりましたし、いまだにやっぱりそういう動きはあります。
中西)じつは我々のコーナーでもハスカップが厚真町でたくさん採れて日本一の産地というのは伺ってるんですけれど
そのハスカップを今回ちょっとプレゼントしたいんですけれども、何かおすすめのものはありますか?
川合)はい、「モリモト」というお菓子の会社の「ハスカップジュエリー」という、ハスカップジャムをバタークリームと
クッキーでサンドしてるというお菓子がオススメです。
中西)ハスカップのジャム舐めさせて頂いたことあるんですけども、奥深い味わいで酸味が最後にすっとくる感じが
美味しいですよね。
川合)そうですね。
中西)あともう一つ「チェリージュエリー」ってのも気になるんですけど、こちらは?
川合)はい、こちらは仁木町山の「水門」というさくらんぼを使って、同じ製法でチェリーを加工するという商品です。
中西)じゃ今日この二つをセットにしてリスナーの方々にプレゼントさせて頂いてもよろしいですか?
川合)はいよろしくお願いします。





ということで今回、「北海道どさんこプラザ」でチョイスしたのは、日本一のハスカップの町、厚真町を応援したい!ということで、ハスカップを使ったお菓子、菓子工房「morimoto」の「ハスカップジュエリー」。

おさらいしておくと・・・ハスカップはブドウのようなベリーのような、濃い紫色の実で、ジャムやお菓子、ワインなどに加工される、厚真町の特産果実です。

そんなハスカップの甘酸っぱいジャムを、バタークリームでサンド、やさしい甘さのチョコレートでふちどったお菓子が、この「ハスカップジュエリー」。要冷蔵の生菓子です。

それに仁木町のサクランボを使った「チェリージュエリー」もセットにして、3名様にプレゼント。

ご希望の方は、このブログのメッセージフォームから、「北海道の復興グルメ希望」と書いて、ご応募ください。当選者は後日ブログで発表します。

『LOVE & HOPE』「復興グルメ2018」、明日も北海道のアンテナショップを訪ねます!お楽しみに!


北海道どさんこプラザ

2018年12月12日

復興グルメ2018〜愛媛編

今週は「復興グルメ2018」と題して、今年、自然災害で被災した地域の、都内にあるアンテナショップを訪ね、それぞれの地域の“美味しいもの”を紹介していきます。もちろん今日もプレゼントあります!

今日ご紹介するのは、西日本豪雨で大きな被害を受けた愛媛県。

新橋にあります「香川・愛媛せとうち旬彩館」を訪ねて、業務課長の石丸正雄さんにオススメを聞きました!


◆「被害の大きかった、宇和島、大洲、西予から」

中西)プレゼントを探しているんですが、まず一つ目は何でしょうか?
石丸)はい、まず被害の大きかった宇和島市吉田地区、みかんの花から採った蜂蜜、「みかん蜜」というのを。
お花が咲いてる時期に蜂蜜が採れるということで、ちょっとみかんの香りもするんですね。
非常に人気のはちみつになります。
中西)買って支援するような動きもあったんですか?
石丸)そうですね、被災後すぐに“被災したところの商品はどれか”っていうこと聞かれまして、かなりのお客様が
被災地応援ということでお買い物をして頂きましたし、レジ横に募金箱を置いてるんですが、
かなりの寄付を頂きました。
中西)まだおすすめのものありますか?
石丸)はい、ほかに大洲市の水害がかなりひどかったんですけど、大洲市から地元の里芋を使った「さといもカレー」。
ここ大洲市は「芋煮」・・・「芋炊き」っていうんですけど、“日本三大芋煮”に数えられる芋煮が有名な所で、
その特産の里芋を使ったカレーということでですね、ここの大津市の「サンフーズ」さんなんですが、
ここも水害でかなり浸水を工場がしまして、聞いたところでは5m近く工場が水没したということで、
商品の製造やっと始まりましたので、こういう“被災地応援”というポップを貼って支援をしてるところです。
中西)もう一つ・・・
石丸)はいもう一つは西予市。こちらもかなり被害を受けたんですけど、西予市からは特産の栗を使った、
「和栗とはちみつのちっちゃいようかん」。一口サイズで、栗と蜂蜜が入っている、
ものすごい美味しいようかんになります。





ということで今回、愛媛県のアンテナショップでチョイスしたのは、3点。

まず愛媛といえばミカン!ということで、多くのみかん畑が被災した宇和島市から、吉田町のミカン農家が手作りした100%無添加の「純粋みかんはちみつ」。ほんのりみかんの香りがする、美味しいハチミツだそうです。

そして「城川和栗」という名産品を使った、西予市城川の「城川ファクトリー」が手掛ける「和栗とはちみつのちっちゃい『ようかん』」。栗とハチミツの旨み、薫りがぎゅうっと詰まった本当に美味しいようかんです。1個300円以上する高級品ですが、1個じゃ絶対に足りないと思って3個ずつにしました。

そして大洲市は“日本三大芋煮”の町。郷土料理の「いも炊き」をモチーフにした、大洲市「サンフーズ」の「おらが村のさといもカレー」。なんと里芋が主役のカレーです。

この3点をセットにして3名様にプレゼントします。ご希望のは、このブログのメッセージフォームから、「愛媛の復興グルメ希望」と書いて、ご応募ください。当選者は後日ブログで発表します。

『LOVE & HOPE』「復興グルメ2018」、明日は北海道のアンテナショップを訪ねます!お楽しみに!


香川・愛媛せとうち旬彩館

2018年12月11日

復興グルメ2018〜岡山編

今週は「復興グルメ2018」と題して、今年、自然災害で被災した地域の、都内にあるアンテナショップを訪ね、それぞれの地域の“美味しいもの”を紹介しています。もちろん今日もプレゼントあります!

今日ご紹介するのは、西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県。

新橋にあります「とっとり・おかやま新橋館」を訪ねて、倉吉市出身の店長、瀬尾泰弘さんにオススメを聞きました!


◆「フルーツ王国岡山の魅力が詰まったコラーゲンゼリー」

中西)どれがよろしいですかねそうですね?
瀬尾)そうですね、被害大きかった真備はすごく報道されたんですけれども、同じ倉敷でお店をされています、
「果実工房」さんの「フルーツコラーゲンゼリー」を紹介したいと思います。
中西)すごくカラフルですね。容器も美しい・・・
瀬尾)うちの店でも非常に人気のある商品ですね。
中西)味が結構いろんな味がありますね、どれがおすすめですか?
瀬尾)そうですね、やっぱり岡山といえば「マスカットオブアレキサンドリア」や「白桃」ってのは、
やっぱり我々もイチオシの商品としてPRしてますので、この2種類を是非選んで頂きたいなと思ってます。
中西)味見をさせて頂きたいんですけれども、やっぱり白桃ですかね?
瀬尾)そうですね、女性にも人気ですし・・・
中西)じゃちょっとそれを・・・(試食)・・・あ、香りがほんと、開けた瞬間にすごい白桃のいい香りがする・・・
うん、プルプル!これいいですね!
瀬尾)はい、私ども銀座のそばなので、これからお食事に行く方が、お友達にちょっと差し上げたりとか、
そういう使い方でこちらプレゼントされても人気だっていうふうに聞いています。
中西)実際に豪雨被害のあとにこちらに来て、その地域のものを買いたいっていう支援はありましたか?
瀬尾)はい。具体的にお電話や店頭で、真備っていうところが非常に報道された部分ありましたので、
“真備町の商品ありませんか”ということで具体的にいらして、やっぱりたくさんの方が買われてましたね、
もう本当に数日でなくなってしまいました。
中西)ただなかなか商品がまだ戻って来るのには時間がかかるところもあるのでは?
瀬尾)そうですね。生産をもう辞めてしまわれる方も含めて、色んな被害が各地に出ています。




あの豪雨被害のあと、商売や生産を辞めてしまう人もいるということ。それほど被害が大きかったのが、西日本豪雨です。そこから立ち上がって頑張っている方たちを、少しでも応援出来たらと思います。

ということで今回チョイスしたのは、倉敷市「果実工房」の「フルーツコラーゲンゼリー」。フルーツ王国・岡山県の素材をふんだんに使った、スティックタイプのゼリーで、人気2トップの「ピーチ」と「マスカットオブアレキサンドリア」、各12本入りをセットにして3名さまにプレゼントします。

ご希望の方、このブログのメッセージフォームから、「岡山の復興グルメ希望」と書いてご応募ください。当選者は後日ブログで発表します。

『LOVE & HOPE』「復興グルメ2018」、明日は愛媛県のアンテナショップを訪ねます!お楽しみに!


とっとり・おかやま新橋館

2018年12月10日

復興グルメ2018〜広島編

12月10日(月)の「復興グルメ2018」広島県の当選者は、

もこっち さん
業者と癒着 さん
花の子るんるん さん

以上3名です!
おめでとうございます。

今週は「復興グルメ2018」と題して、今年、自然災害で被災した地域の、都内にあるアンテナショップを訪ね、それぞれの地域の“美味しいもの”を紹介していきます。今週は毎日プレゼントがあります!

まず今朝ご紹介するのは、西日本豪雨で大きな被害を受けた広島県。

銀座にあります「ひろしまブランドショップTAU」を訪ねて、
山口亮さんにオススメを聞きました!


中西)山口さんよろしくお願いします。「TAU」はどういう意味なんですか?
山口)広島の方言で「届く」という意味です。
中西)「届かない」は?
山口)「たわん」って言うんです。
中西)そうなんだ。で、広島のものを何かプレゼントしたいんですけど、山口さんオススメは何ですか?
山口)まず一つ目は「ジュースのようなポン酢」です。本当に口当たりが軽くてジュースみたいに少し舐めてもぜんぜん
    しょっぱさなんかを感じることがない品物です。
中西)これは鍋の季節にはぴったり・・・
山口)ですね。で、工場が被災してしまってまったく何も作れない、というところから、いまやっと品物が店頭に並ぶ
    ことが出来た品物の一つです。
中西)そしてもう一品・・・
山口)「せんじ揚げ」という、ホルモンなんです。一度揚げて乾燥させた、広島のソウルフードです。
中西)ちょっと一つ・・・(試食)・・・うん、ほんとに抜群に美味しいです。“ビールニアウジャケエタベテミンサイ”・・・
山口)“ビールに合うんじゃけえ食べてみんさい”(笑)
中西)以上ですか?
山口)いや、最後は牡蠣ですね。
中西)やっぱり牡蠣ですよね〜
山口)「牡蠣のオイル漬け」です。
中西)これはどうスペシャル??
山口)味付けもそうなんですが、だいたいオイル漬けってオリーブオイルを使うんですがこれコーン油を使ってるんです。
中西)コーン油!そうするとどうなる??
山口)もうぜんぜん重さが違いますオイルの。軽いんです。ですが味が濃厚なんです。
中西)いいな。では3点セットでお願いします。
山口)よろしくお願いします。



さ、というわけで今回チョイスしたのは・・・

●尾道・向島(むかいしま)の“だいだい”を絞った、世羅町、「番場醤油醸造」の、「ジュースのようなポン酢」。
 ツンと来なくて香り高いポン酢で、鍋の時期にオススメ!

●広島県民のソウルフード、海田町、「植田商店」の、「こりこりホルモンせんじ揚げ」。
 噛めば噛むほどジュワっと広がる脂の旨み。おやつにもいいけどビールに合う!

●広島湾の牡蠣を、ひと炙りして味付け、コーン油に漬けた人気商品、広島市「倉崎海産」の、
 「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」。粒よりの牡蠣を使った冷蔵品。つまむも良し、パスタにするも良し!

 
この3点をセットにして、3名様にプレゼントします。欲しい!という方、『LOVE & HOPE』のブログのメッセージフォームから、「広島の復興グルメ希望」と書いて、ご応募ください。当選者は後日ブログで発表します。

『LOVE & HOPE』「復興グルメ2018」、明日は岡山県のアンテナショップを訪ねます!お楽しみに!


ひろしまブランドショップTAU

2018年12月7日

フィッシャーマンジャパンの「トリトン・プロジェクト」

引き続き、東北の若手漁師などが運営する「フィッシャーマンジャパン」の取り組み、「トリトン・プロジェクト」の話題。

この「トリトン・プロジェクト」、“漁師体験ツアー”や“水産加工業へのインターンシップ”などを通して、
水産業や水産加工業の“次の世代の担い手”を育成するプロジェクトです。

「フィッシャーマンジャパン」松本裕也さんに、今朝は、東北の水産業の課題、そして未来について伺いました。


◆「必要なのは『変化する力』と若者」
「僕らはもともと漁師を増やすとか、漁師が稼げるようになるということを目標にやっていますが、石巻にはすごくたくさんの水産加工業会社があって、最近倒産する会社も増えています。震災後に工場を立て直すために借りた補助金が返済の時期にきて、会社を閉じなきゃいけないという人がかなり出始めている中で、その状況を打破するためには、“変化ができる会社”であることが求められています。水揚げの状況や魚の種類、マーケットも変わっていくなかで、変化ができる会社をどう増やしていくかということに、いまは重点を置いてやっています。具体的にやっていることは、2カ月に1回ほど、経営者や経営者の右腕的な若い人たちを集めて、人事や組織開発を担当している(外部の)方々を講師として招き、学ぶ場を作っています。そういったことをやることによって、“変化できる企業”を増やしていきたいんです。
震災から10年の足音がそろそろ聞こえてきました。僕らは10年が区切りとは思っていないが、多くの方が10年に向けてどうしようとか、そこでいなくなってしまう人とか、復興庁がなくなって、なくなってしまうお金というのもありそうな予感があります。それ以降も続けていくためにどうしようかということは、僕らだけでなく、残っている覚悟がある人達はみんな思っているんじゃないかと感じています。」




返済の必要がない「グループ補助金」と違って、自治体などの補助金や、個人向けの「災害援護資金」などは、返済猶予期間が終わって、すでに返済が始まっているものもあります。しかし街が修復され商売を再開したものの、人口が減ったままで商売が立ち行かず、その返済に苦しむ中小の企業や商店は少なくないといいます。

この状況を打破するためにも、「変化」と「若い力」を東北に呼び込もうというのが「トリトン・プロジェクト」の狙い。関心のある方は是非オフィシャルサイトを訪ねてみてください。


★さて来週の『LOVE & HOPE』は、恒例の人気企画、「復興グルメ2018」をお届けします。今回は、西日本豪雨の被災地のうち、広島、岡山、愛媛、そして胆振東部地震の被災地、北海道の、都内のアンテナショップを中西哲生が訪ね、美味しいものを品定めしつつ買ってきました。毎日3名様にそんな各地域の美味しいものをプレゼントしますので、どうぞお楽しみに!


2018年12月6日

フィッシャーマンジャパンの「トリトン・プロジェクト」

今朝も引き続き、フィッシャーマンジャパンの松本裕也さんのお話し。

「漁師をカッコいい仕事に!」
これが、東北の若手漁師や水産加工業の担い手が運営する「フィッシャーマンジャパン」のコンセプトです。そしてその活動の中心が、「トリトン・プロジェクト」。

活動内容の一つに「水産加工業へのインターンシップ」があります。全国の大学生が、春休み、およそ1か月間をかけて石巻に住み、地域の水産加工業社で働くというもの。この取り組みが、受け入れ先の地域の企業や従業員にも、思いがけない影響を与えていると言います。

◆「私たちも仕事っていうものを見つめなおさなきゃいけない」
「最初はこの地域の水産加工業などは、地元の高校を卒業してそのまま就職する子どもたちとか、すごく近いエリアの人たちが入っていく状況で、そんな中でも人手不足が叫ばれていました。最近石巻の有効求人倍率が2.0以上になってきていると聞いています。ある意味水産加工業も含めた水産業に“閉そく感”というか、外の空気が入ってこないということで変化もない。そこに、わざわざ一カ月間のインターンのプロジェクトで、一カ月間石巻に住み込んで、長期休みのほとんどを使って入ってくる大学生というのは、ものすごくモチベーションが高くて、仕事を通じて成長するぞというハングリーな子たちばかり。そんな彼らが入ることによって、水産業者の方々が「なんだこの大学生たちは!」「なんでこんな成長したい欲求が強いんだ!」と感化されて、「これは仕事ってものを見つめ直さなきゃいけないなと考える機会になった」という話も聞くようになりました。僕らも「会社側が変わる」ということを想定していたわけではないので、そんな声を聴くと、外部の方が入るといい影響があるんだなと感じ始めているところです。」




すでに20名以上が石巻に移住し漁師として働いているだけでなく、職業訓練を体験しにやってくる大学生の前向きな姿勢が、受入れ先の地域の人たちの心をも動かしているというお話し。交流の促進が次々といい効果を生み出しています。

石巻の水産加工業へのインターンシップは、来年2月から3月にかけても行われます。ただいま参加者を募集中。詳しくは「トリトン・プロジェクト」のオフィシャルサイトをご覧ください。

2018年12月5日

フィッシャーマンジャパンの「トリトン・プロジェクト」

今朝は「漁業をカッコよく!」をコンセプトに、東北の若手漁師や、水産加工業の担い手が活動する「フィッシャーマンジャパン」、その活動の中心コンテンツとなっている「トリトン・プロジェクト」という取り組みです。

このプロジェクト、漁師によるシェアハウスや漁業体験プログラム、インターンシップなど、さまざまな活動を行ない、成果を上げつつあります。

フィッシャーマンジャパンの松本裕也さんに話を聞きました。



◆「約20名が石巻に移住し、漁師となった」 
「漁師の担い手を増やす、漁師になる人を増やすということでやっています。すでに4年目。シェアハウスを石巻につくって・・・というのは沿岸部には家が建てられなかったり、住む家がなかったりということがあるので、その周辺にある古い民家を改修して、住むところを提供。同時に漁師の求人情報、親方さんの情報を集めて漁師に就職する人を増やすということをやってきました。お陰様でこれまで20名くらいの人が石巻に移住して、漁師になりました。いまは新しく、都内や全国の大学生に水産業にかかわる機会を増やして、そういった産業に将来的につく子が増えるように、石巻と女川の水産業者にインターンに入ってもらうというプロジェクトも、2017年度からスタートしています。これまで40名ほどが、いろいろな会社にインターンに入りました。水産加工業者や水産商社でインターンを経験した子たちが、東京に戻って豊洲でばりばりバイトをしている、などという変化もありました。」


三陸の若手漁師集団「フィッシャーマンジャパン」による「トリトン・プロジェクト」。松本裕也さんのお話でした。

移住して漁師になった人もいれば、インターンから水産関係の仕事に就いた人もいるということ。漁師がモデルになった「漁師カレンダー」を作ったり、従来の漁師のイメージを覆してきた「フィッシャーマンジャパン」ならではのアイデアだと思います。

お話にあった「漁師体験」や「インターンシップ」ですが、1泊2日のプログラムを開催したり、春には、ほぼ1か月の「春休みインターンシップ」も行われます。興味のある方、ぜひ詳しいことを「トリトン・プロジェクト」のオフィシャルサイトで検索してみてください。

2018年12月4日

Support Our Kidsリユニオン翔(3)

今朝も引き続き、東日本大震災で被災した中高生に、2週間の海外ホームステイプログラムを提供する「サポートアワーキッズ」のレポートをお送りします。

この「サポートアワーキッズ」は、2011年からスタートし、これまでに400名ほどの中高生が海外ホームステイに参加しています。
先月、その活動報告会が仙台市で行われ、フランス、アイルランド、オーストラリア、カナダを訪れた今年の参加者による報告、またこの経験をきっかけに、帰国後、それぞれの夢に向け具体的な活動に取り組んでいるOB・OGのメンバーも登壇しました。

今朝は登壇した一人、塩釜出身で、中3の時にアメリカでホームステイし、現在上智大学2年の、鈴木麻莉子さんのスピーチをお届けします。


◆次は私が誰かのためになりたい。
サポートアワーキッズに参加したのは中3の卒業後でした。それまでの私は誰にも自分の震災経験を話すことができずにPTSDにかかっていました。意味もなく泣いてみたり自分の殻に完全にこもっていました。しかしSOKで海外に行かせていただいた時に初めて自分の震災を他人とシェアすることができました。自分の震災経験を話しちゃいけないと思っていたけど伝えて良いんだ、ということに気づけました。私は震災で自分は可哀そうだとか、言わないまでも、なんで自分は震災を経験してしまったんだろうとか思ったこともあったんですけど、たくさんの人たちが私のことを支援してくれて、7年前の自分ではイメージすることができないほど変わりました。沢山の人たちが私の夢を応援してくれて私の背中をプッシュしてくれました。だから次は、私が誰かのためになりたい。その想いで今も国際協力について勉強しています。これから先自分が何をするのかまだはっきり決まってはいませんが、この想いをきちんと形にできるような大人になりたいと思っています。

5年前、中学3年生の時にアメリカホームステイに参加した鈴木麻莉子さん。その経験からボランティアに目覚め、東南アジアなどの施設で活動するNPOに加わって現在も活動をしているとのことです。

★★★

現在サポートアワーキッズでは、来年3月に出発するスイスのホームステイ参加者を募集しています。期間は来年3月下旬〜4月上旬まで2週間。応募の締め切りは応募期間2019年1月7日(月)。詳しいエントリーの方法は、サポートアワーキッズのサイトをご確認ください。
スイスホームステイ参加 復興アンバサダー募集のご案内

2018年12月3日

Support Our Kidsリユニオン翔(2)

今朝は、東日本大震災で被災した中高生に、2週間の海外ホームステイプログラムを提供する「サポートアワーキッズ」のレポートをお送りします。

番組では継続的にお伝えしているこの「サポートアワーキッズ」、2011年からスタートし、震災以降400名ほどの中高生が海外ホームステイに参加しました。
先月、その活動報告会が仙台市で行われ、フランス、アイルランド、オーストラリア、カナダを訪れた今年の参加者、29名の学生たちが海外での気づきや、次の目標について発表しました。

また来年3月、ニュージーランドへ渡航する6名の学生がどのように現地で東日本大震災を伝えていくのか、その“震災プレゼンテーション”を共有してくれました。

◆震災を海外でどう伝えるか
私はあの時、母の車に乗っていました。車の中にいてもわかるような大きな地鳴りが鳴り響き、これまで体験したことのないような揺れに襲われました。それに追い打ちをかけるように聞こえてきたのは大津波警報。私はすぐに避難しました。窓の外を見てみると津波で流される沢山の建物や人々。それはまるで地獄のようでした。あの時の苦しみは一生忘れません。

私は原発の近くで働いていた協会の人から聞いたことをお話しします。最初津波に備え避難していた協会の方々は町への立ち入り禁止を聞いた時不安で夜も眠れなかったそうです。原発の被害で他県に引っ越した方はいじめにあい不登校になってしまった方もいるそうです。

私は震災から7年経った今でも心のケアが必要な子供が多くいることを知り、とても驚きました。そのことから、復興とは建物や街の灯りが戻るだけではないこと。被災した人の心の悲しみが少しでも癒えることが本当の意味での復興ではないかと考えるようになりました。

私は活気ある街づくりをするために地域の方々とのつながりを大切にしています。仮設住宅に住む方には自分たちが育てたお花をプレゼントしました。「大切に育てるね、ありがとう元気もらったよ、」と言っていただきました。大きなことはできませんがこれからも自分から進んでボランティア活動に参加していきたいと思います。


このサポートアワーキッズの海外ホームステイでは、学生たちが“復興アンバサダー”として東日本大震災を伝えるミッションもあるようです。当時小学生だった子供たちがこうして成長し、今度は海外で震災の記憶を伝える。彼らにとって、たくさんの気づきになるのではないでしょうか。

★★★

現在サポートアワーキッズでは、来年3月に出発するスイスのホームステイ参加者を募集しています。期間は来年3月下旬〜4月上旬まで2週間。応募の締め切りは応募期間2019年1月7日(月)。詳しいエントリーの方法は、サポートアワーキッズのサイトをご確認ください。
スイスホームステイ参加 復興アンバサダー募集のご案内

パーソナリティ(月ー木)中西哲生(金)速水健朗

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