2019年12月31日

「巨大台風の教訓を活かすために」片田敏孝さん-7-

「巨大台風の教訓を活かすために」。東京大学特任教授、片田敏孝先生のインタビューをお届けしています。

台風だけでなく、地震や津波、火山の噴火など自然災害は思いもよらない被害をもたらします。災害が起きたときに、わたしたちはどのように避難するべきか。今日は「避難三原則」のお話です。

◆避難三原則
わたしは岩手県釜石市を中心に津波避難の指導を行ってきました。そして東日本大震災以降全国で同じような指導を行っています。その中で「避難の三原則」ということをお伝えしているんです。

1) 想定に捕らわれるな
もう少し直接的に言うと、ハザードマップを信じるな。ハザードマップは災害のシナリオが書かれていますが、そこに書かれていうのはたった一つのシナリオ。自然災害は毎回手を替え品を替えやってくるので、ハザードマップ通りのことが起こるわけではない。だからより安全な行動を積極的にとっていかなければいけない。

2) 最善を尽くせ
自分にできる最善の行動をとること。最善というのはこれ以上の行動をとれないほどの行動をとること。その上での結果は仕方がない。問題なのは、あなたにとって最善の行動をとったかどうか。

3) 率先避難者たれ
まわりの人たちが逃げていないのに、自分だけ逃げるというのはなかなかできないもの。もしあなたが一番最初に行動をとるならば、まわりの人たちもあなたの行動につられて自分も行動をとるだろうから、自分一人逃げることは決して卑怯だなどと思わないでほしい。「率先避難」はまわりの人を救うことにもつながる。

これらは津波避難の三原則として釜石などでも伝えてきたことでしたが、あらゆる災害に共通だと思います。自分に向かい合うこと、積極的な主体性を発揮すること。これが避難三原則に示したことです。


片田先生は今回のインタビューで、仏教の考え方「主客未分(しゅきゃくみぶん)」 という言葉を教えてくださいました。行政と自分を「助ける側」「助けられる側」に分けるのではなく、わたしたち一人一人が「積極的な避難行動」をとることが大事、ということです。

2019年12月31日

「巨大台風の教訓を活かすために」片田敏孝さん-6-

「巨大台風の教訓を活かすために」。2019年の台風15号・台風19号という2つの大災害から、防災・減災のヒントを探るシリーズです。お話は東京大学特任教授、片田敏孝先生です。

災害時の避難先として挙げられるのが、学校の体育館などの「避難所」ですが、今日はこの「避難所」について考えます。

◆避難所運営は自治体から切り離す
相変わらず避難所は多くの人で埋め尽くされて雑魚寝状態。最近段ボールベッドなども入るようになって多少改善も図られていますが、基本は昭和の初期も平成も令和も、体育館雑魚寝状態というのが変わらないです。多くの人の中で毛布にくるまって…というのは、避難そのものを躊躇することにつながるので避難率にも直結するという問題があります。またそういった避難所の環境の中で関連死が増えている。命に直結する問題がこの避難所の問題だと思います。
避難のすべては基礎自治体、つまり市町村が対応しています。緊急対応をしなければいけない、災害の対応をしなければいけない、住民の命を守らなければいけない、避難所を開設しなければいけない、この全てが混乱の最中、市町村にゆだねられていることに問題があると思います。
例えば、イタリアの避難所はどうなっているか。一家族6人ぐらいが入れるようなテントがずらっと設営されて、仮設ベッド、仮設トイレが設置される。NGOと連動してキッチンカーがやってきて、仮設のレストランを開いて、調理人がちゃんとした食事を提供する。ちゃんと生活ができる。ちゃんと行く気になれる避難所を環境整備しましょうということ。ですから、避難所運営や避難所は基礎自治体から切り離すべきだと思います。県だとか関東中部など広域的な対応をしていかなければいけないと思う。これもずっと言われ続けていることですが、2019号の台風を踏まえた会議では言っていきたいなと思っています。


片田先生は「命からがら逃げる避難」と「一時的に生活を送る避難」を分けて考えるべき、と話してくださいました。長引く避難生活によってせっかく助かった命が避難所生活で失われることのないように。対策が急がれます。

片田敏孝さん、明日は「避難行動3原則」のお話です。

2019年12月31日

「巨大台風の教訓を活かすために」片田敏孝さん-5-

今週のテーマは「巨大台風の教訓を活かすために」。防災・減災のスペシャリスト、東京大学特任教授 片田敏孝先生のインタビューをお届けしています。

各自治体には「災害ハザードマップ」というものがあります。「洪水」「土砂災害」「津波」といった項目別に、浸水区域や災害の危険を記したものです。ところが2019年10月の台風19号ではハザードマップで「警戒区域」に指定されていない地域が土砂災害の被害にあいました。これはどうしてなんでしょうか。

◆土砂災害をハザードマップに示すのは難しい
今回の19号台風を見てみると、雨の降り方がこれまでと違うものだから、とにかく現象が複雑になったという特徴があります。けれども、洪水についてはハザードマップは比較的当たりやすいんです。水というのは低いところに行くから、地域の高低差を見ていれば、おおむね地域のどのあたりが浸かりそうかというのは比較的当たりやすい。しかし土砂災害というのは非常に難しい現象です。急斜面であれば崩れやすいということは誰でもわかります。だから土砂災害のハザードマップというのは傾斜の角度や斜面の高さ、長さに基づいて「警戒区域」「特別警戒区域」というような形でハザードマップに示されます。ところが今回千葉県でも群馬県でも「警戒区域」に指定されていないところで土砂災害が起こるという事態になってしまいました。あまりにも膨大に雨が降ると、水が流れ去る前に山や土に浸みこむという現象が起こる。すると、斜面が緩やかだからこそ浸みこむ量が多くなる。それで、急斜面でなく緩斜面で土砂災害が起こるという事態が頻発してしまいました。そうすると、ハザードマップにも示されないところで今回で言えば千葉や群馬で災害が起こってしまったということです。
そういう面では、ハザードマップは一定の災害の目安にはなりますが、その通りに災害が起こるわけではないということ、基本高いところにあるのは低いところにいずれ落ちてくる。万が一を考えて、「ここならば大丈夫」というところに退避するという災害に対して積極的に向かい合う行動というのが必要なのではないかと思います。


片田先生によると、「洪水」のハザードマップは比較的当たりやすい。一方「津波」と「土砂災害」は現象があまりにも複雑なために当たりにくいとのこと。ハザードマップを確認することは重要ですが、自然災害はそれを上回ってくることもあるということです。

2019年12月26日

「巨大台風の教訓を活かすために」片田敏孝さん-4-

今週は「巨大台風の教訓を活かすために」。
2019年の、台風15号と台風19号という2つの大災害から防災・減災のヒントを探っています。お話は、東京大学特任教授、片田敏孝先生です。
今日は「命を守ることに対する主体性」について考えます。

◆自分の命は自分で守る、という主体性
いま本当に求められているのは「命を守ることに対する主体性」だと思うます。海外の事例を一つ紹介したいのですが、2017年アメリカヒューストン周辺をハリケーン・ハービーが襲いました。1300ミリの雨が降って全米始まって以来の水没をしました。その後ハリケーン・イルマがもうワンランク大きなサイズでフロリダ半島を直撃したんです。そしてソント知事は380万人に避難命令を出したんですが、逃げたのはなんと650万人でした。一週間前にヒューストンが水没したのを見ているから、フロリダ半島の人たちはキャンピングカーに家財道具を乗せて、1000キロ離れたアトランタに懸命に避難したんです。この避難を見る時に、アメリカの社会を紐解いてみると、アメリカの郊外などに行くと広大な小麦畑の間にぽつんぽつんと家があって、もしそこに強盗が来たら警察が来ても間に合わない。“自分の命は自分で守る”という徹底した意識がアメリカの国民にはあります。ハリケーンの話に戻ると、政府が言うことなんて関係ない。一週間前にあんな大きなハリケーンが来て、今度はもうワンランク大きいぞ。それなら僕は逃げるよ、という主体性なんです。
ひるがえって日本を見ると、日本の社会は命を守ることの主体性をなくしてしまっているんじゃないか。「なぜ逃げなかったの?」「だって避難勧告が出されなかったもん」と、もうこういう状態は脱しないといけない。自分の命を守ることに対する最善な行動をとることが、日本の国民一人一人に求められているのではないでしょうか。


アメリカの例、「自分の命は自分で守る」と、避難命令のおよそ2倍の住民が避難したというお話…あなただったらどう行動しますか?
「避難勧告が出たから逃げる、これは受け身の行動」「危険を感じたら、一人一人が自分の命を守る行動をとってほしい」それが片田さんのメッセージです

片田敏孝さん、明日は災害や洪水のハザードマップに関するお話です。

2019年12月26日

「巨大台風の教訓を活かすために」片田敏孝さん-3-

今週は「巨大台風の教訓を活かすために」。2019年の、台風15号と台風19号という2つの大災害から防災・減災のヒントを探ろうというシリーズです。お話は、東京大学特任教授、片田敏孝先生。
今日は「高齢者など、配慮を必要とする方たちの避難」について考えます。

◆要配慮者の避難
今回も台風の犠牲になったのは多くが高齢者、いわゆる「要配慮者」の方々で占められました。当然お年を召すと避難が困難になることは言わずもがなです。そういう状況の中でいまの日本の要配慮者対策はどうなっているかというと、まず要配慮者の名簿を作る。そしてそれを行政では対応しきれないので、「地域の問題です」ということで地域にお願いしている。要配慮者名簿は一般的には民生委員の方たちに渡って、いざとなると民生委員の方たちが走りまわって、要配慮者の避難に対応することになる。そうして今回の台風でもそうだったのですが、民生委員の方々にも亡くなる方がありました。あまりにも多くの方々を地域や民生委員にゆだねるという構造になっているわけで、わたしはこれはもう無理だと思うのです。寝たきりの方や生命維持装置を付けている重篤な方。そういった方もすべて地域にお願いというのは、あまりに無責任だと思うので、ここは行政が担当するべきだと思うのです。具体的には、地域にお願いするにはあまりにも大変な方々については、例えばケアマネージャーさんが要介護認定をするように、「避難行動に必ず対処しなければいけない方々」という限定的な名簿をつくり、行政がしっかり管理し、その方々の避難計画は行政が責任を持つ。一方で健康加齢したお年寄りは地域の問題として、地域の中でお互いに声をかけあって一緒に逃げていただく。この2つは明確に線引きすべきだと思います。


お年寄りの避難が地域、民生委員にゆだねられていたというを皆さんご存じでしたでしょうか。台風19号の犠牲者の7割は60歳以上の方々でした。自分には関係ないという人も、故郷に住む親御さんやおじいちゃん、おばあちゃんのことと考えると身近な問題。もちろん、近い将来、自分の問題になります。

片田敏孝さん、明日は「命を守る主体性」のお話です。

2019年12月24日

「巨大台風の教訓を活かすために」片田敏孝さん-2-

今週は「巨大台風の教訓を活かすために」。2つの大災害から、防災・減災のヒントを探ろうというシリーズです。

お話は、東京大学特任教授、片田敏孝先生。今日は、東京の江東5区(墨田区・江東区・足立区・葛飾区・江戸川区)の広域避難に関するお話です。

◆広域避難には3日前から行動を
江戸川区をはじめとする東京の江東5区には250万人を超える方々がお住まいで、いずれもゼロメートル地帯。ゼロメートルというと海抜ゼロメートルのように聞こえますが、実は海抜より5メートルも10メートルも低いところに250万人の人が住んでいるわけです。海面があって、堤防という薄皮一枚で守られて、それよりも低いところに250万人が集まり住んでいるという状態です。
堤防というのは、一か所でも切れたら堤防全体が機能しません。海の高さと同じになるまで容赦なく水が入って、そして台風が去ってもその水は海の高さと同じだから引きません。これをドライにするためには2週間も3週間もかかる。そこに取り残されるとどうなるか。エアコンはきかない、トイレは使えない、冷蔵庫のものは腐り始める。そういった地域にたくさんの方が取り残されたら、それ自体が災害になってしまいます。
こうなってくると「広域避難」が重要になってきます。仮に250万人の方が域外に避難するとなると、どれだけの日数がかかるかをシュミレーションしてみましたが、3日かかります。避難の情報で一挙に人が動きはじめると考えると、皆が橋を利用するので、橋がボトルネックとなってありとあらゆる道が人と車で埋め尽くされて身動きがとれなくなる。雨風も強い、堤防も危ないという状況の中で“その時”を迎えたら、膨大な数の犠牲者が出てしまう。だからその可能性(巨大台風や洪水の危険性)があるとわかったら、3日ぐらい前から動いていただかないとどうにもならないというのが、江東5区のとても難しい状況です


台風19号では各交通機関が早めに計画運休を発表しました。交通機関がストップすると広域避難をすることもできなくなります。また今回のように被害が広範囲に渡る場合「どこまで避難すればいいんだ!」という疑問も・・
片田さんは、「江東5区の広域避難については、もはや一地域の課題というより、国が考えるべき重要な問題」とも話していました。

片田敏孝さん、明日は「高齢者など配慮が必要な方たちの避難について」のお話です。

2019年12月23日

「巨大台風の教訓を活かすために」片田敏孝さん-1-

今週のテーマは「巨大台風の教訓を活かすために」。防災・減災のスペシャリスト、東京大学特任教授、片田敏孝先生のインタビューをお届けします。

2019年、日本を襲った台風15号と台風19号。2つの大災害から防災・減災のヒントを探ろうというシリーズです。

今日は「雨の降り方がこれまでとは変わってきた」というお話です。

◆広域情報を各地域の防災に活かす
今回の19号台風の特徴を端的に言うなら、広域災害ということです。ものすごい広範囲に膨大な雨が降りました。そうすると災害の起こり方が今までと少し変わってきているんです。

河川の上流部は降った雨が即座に川の水位を上げるので、即座に災害という形で表れてきます。その雨が流れ下って、今度は中流域の川が危なくなってくる。堤防が危ない、切れるかもしれないと大騒ぎになる。その後、大都市圏などの下流部が危険な状態になる。かつての局所的な災害から流域全体がやられるという状況の中で対応に苦慮する状況になってきました。
従来の防災は、その地に降った雨とその地の河川の水位を見て対応するという、いわゆる地先の対応でしたが、19号台風では流域全体で降った雨や上流域の川の水位などを全部読み解いて、それがいずれ中流域、下流域にどういう災害をもたらすのかを読み解かなければいけないという非常な高度な技術を要することになってきました。でも日本の防災は市町村単位でやるというのが基本になっています。でも中流域、下流域の役場の担当の皆さんがはるかかなたの上流域の雨、上流の支線の小さな河川の氾濫をすべてよみとくのは非常に難しい。そうなってくると河川や雨を読み解く専門家が、広域情報を各地域の防災に活かす「情報の活用」が非常に重要になってきたというのが言えると思います。


雨の降り方が変わって、これまでの防災や避難の「常識」があてはまらなくなってきている中、適切な避難情報の発信を行政だけにおわせるのは難しくなっています。そこでこれからは、河川や雨をよみとく専門家が広域情報を活用して防災に活かす仕組みが求められている…というお話でした。

片田敏孝さんのインタビュー、明日は「広域避難」についてのお話です。

2019年12月19日

ソフトバンク内川聖一選手の活動

きょうは、プロ野球・福岡ソフトバンクホークス 内川聖一選手が続けている東北・福島での活動をお伝えします。

内川選手は東日本大震災以降、東北に様々な支援を続けていて、2014年からは、福島各地で子どもたちのための野球教室を実施。6年目の今年は会津若松、いわきの2箇所で子どもたちと野球で触れ合いました。そして実は内川選手、野球教室のたびに、地元のかたの案内で、福島の復興へ進む姿を “学ぶ”活動も続けています。今年は田村郡三春町を視察した内川選手のお話です。

◆福島を「知る」ために
言葉を知っていても、実際なにが起こっているのかを説明してもらって初めて分かることっていっぱいあるんですよ。いかに自分の中であいまいな理解だったかを感じさせられましたし、その場に行って見て話を聞いて、そういうことが起こっていたんだと本当のことを知ることができるので。野球教室をやるだけじゃなくて本当に福島のことを想うきっかけも作ってもらっていますので、ありがたいと思います。


内川選手はこの活動、長く続けていきたいと考えています。来シーズンはプロとして20年目。福島で触れ合った子どもたちが「プロになる日」を待ち望んでいるといいます。

◆いつか同じ球場で・・・
いつかそうやって触れ合った子は、プロ野球選手という形で再開できると嬉しいなという想いもこれだけ長く続けさせてもらうと出てきますし、夢みたいな話なので、僕も現役を長く続けたいと思う理由の一つでもあります。僕にとって仲間が増えたような気がして、この野球教室に関わってくれている方々が毎年この日を楽しみにしてくれているというのはお聞きしますので、僕もそういう方々と顔を合わせるのは、一年頑張ったなという気持ちにもさせてもらえますし。立場的にもう1回レギュラーを取らないといけない立場になると思いますので、まわりが判断することに対して心を惑わされないように、自分がやれることをしっかりやりたいなと思いますし、きついときやしんどいときは福島の子どもたちが力を送ってくれるはずなので、前向きに野球をがんばりたいと思います。


こどもたちも、内川選手に教わった「キャッチボールはこころと心を通わせる」という教えをしっかり胸に刻んだようです。ただ残念ながら・・・子どもたちの多くは楽天ファン(笑)でした。ちなみにこの野球教室で内川選手は、子どもたちのリクエストに答えトスバッティングでは、なんと「予告・場外ホームラン」を放ち大歓声を浴びていました。やはり超一流選手!

2019年12月19日

大川小訴訟二審判決確定 遺族の思い

東日本大震災の津波で、児童74人、教職員10人が犠牲になった、宮城県石巻市、大川小学校。児童23人の遺族が、市と県に損害賠償を求めた訴訟で、去る10月、最高裁は上告を退け、市と県に約14億3600万円の支払いを命じた二審判決が確定しました。

学校の防災体制の不備がようやく認められたことになりますが、当時6年生だった娘のみずほさんを亡くした遺族の一人で、現在「大川伝承の会」の共同代表として、この場所での出来事を伝え続けている佐藤敏郎さんに、お話を伺いました。

◆「これがスタートライン」

「私は原告団ではないですけども、方向性は同じだと思っていて、いろいろ相談しながら、伝承についても検証についても進めてきました。私は教員でもあるので、あの判決を読めば読むほど、教員の誇りに向き合ってくれた判決だと思っています。よくあの判決で「学校の責任が重くなる」だとか「負担が増える」っていう人がいますけど、じつは逆ですよね。シンプルに“学校の先生がやるべきことをやりましょう”っていうことだと思うんです。分厚いマニュアルとか長時間の会議とか研修とか教育委員会の長々とした通達とか、それやめましょうってことじゃないかと思うんですよね。むしろ全国の先生たちは、あれで自覚を新たにしたと思います。スタートラインですよね。感謝しています。」




二審判決では、“校長らには児童の安全確保のため地域住民よりもはるかに高いレベルの防災知識や経験が求められる”とも指摘。まさに佐藤さんの言うように、“学校の先生がやるべきことをやりましょう”ということが示されました。

いまも被害に遭ったままの姿を遺す大川小学校へは、全国から多くの方が訪れ、佐藤さんはじめ「大川伝承の会」の皆さんは、語り部として、
ここで起きたことを伝え続けています。傷みがひどくなる一方の校舎。二審判決確定によって、保全が進むことにも、佐藤さんは期待を寄せています。

◆「大事なのは津波だけじゃない」

「1月に整備計画っていうのが公表されたんですけど、すごく表面的な計画だったような気がするんです。なんといっても「学校防災」「防災教育」っていう言葉が入っていないんです。津波の恐ろしさを伝える施設だっていうのがすごく強調されていて、でもここで案内をしたり考えたりするたびに思うんですけど、本当に恐ろしいのは津波だけじゃないような気がして、簡単に登れる山があったのに時間もあったのに情報もあったのに、動けなかった油断であるとか、あるいは組織とか立場とか、その場の空気とか、恐ろしいのは多分そっちの方ですよね。で、それに向き合って、命を守る、本当に大事なのは何なのかっていうのを考える伝える場所だと思っているんですけど、そういうことが入っていない。それはもしかしたら、裁判中っていうことももしかしたらあったのかもしれない。裁判が終わるまで何もできませんっていうことがすごく多くて、話し合いも出来なかったです。」


保全計画の全貌はこれから明らかになっていきますが、今回の二審判決確定によってそれが加速していくのかもしれません。それが悲劇を繰り返さないための学びの場としての保全であることを願ってやみません。

2019年12月18日

大熊町の放牧農地「もーもーガーデン」?

今なお町内の大部分が避難指示区域となっている福島県大熊町で、放牧農地「もーもーガーデン」を運営する、「ふるさとと心を守る友の会」代表、谷咲月さん。



谷さんは2011年から大熊町との関わりを続け、現在、町内の避難指示区域の中に、放牧農地「もーもーガーデン」を開設。畜産農家が置いていくしかなかった牛たちを、同じく耕作を放棄するしかなかった農地に放牧。牛を生かし農地を保全する、という取り組みを続けています。

大熊町の避難指示区域にある「もーもーガーデン」ですが、周辺の放射線量は下がってきた、また、草を食む牛の糞からは高い線量が出ない、ということも話していました。

現在は支援者たちに協力をしてもらいながら、11頭の牛たち(草刈り隊のモーモーイレブン)たちが、60枚以上の農地に放牧され、雑草を食べるなど農地の保全につとめています。



ご覧のように牛を話した農地は、荒れ放題だったのがウソのようにきれいに整地されています。

そんな「もーもーガーデン」、現在の課題についても、伺ってみました。


◆「問題はエサ不足」

「すっごい1日60キロ1頭あたり食べるんですけど、こんな田んぼ一枚すぐぺろっと食べちゃうんですね。だから最初田んぼ一枚から始めたんですけど、もう翌日にはないんですよ。柵つくって入れたらもうなくて、“えっ、もう食べたの”みたいな。じゃあ2枚目って広げて、現在60枚分以上は広げて来てるんですけど、やっぱり依頼があるんですね。ウチのも荒れちゃっててと・・・10メートル以上の木がいっぱい生えてて森になってるんですね。そ、それを牛たちが、木も倒して、その上の葉っぱが食べたいから。きれいに整地してくれて、農地の状態に戻してくれるんですね。で、口コミで広がって依頼がどんどん増えて、農地を拡大してきたんですけど、課題に関しては、エサがやっぱり足りないと。もっと広い範囲の草、それを持ってくる仕組みを作らなきゃいけなくて、そこが制度的な部分とか、やっぱりすごいハードルがあるので、そこがやっぱり厳しいなと思います。ココ草刈ってるけどそれは中間貯蔵に持ってかなきゃいけないとか、焼却施設持ってかなきゃいけないとか、なかなか頂けなくて草を。だから自分で刈って、それを持ってくるっていう仕組みを作りたいんですけど、そこの部分には行政の協力がとても必要で、そこの部分が課題だなと思ってます。あ、お金ももちろんですよね。ウチのホームページに牛の里親さんを募集してます。あとサポーターだったりとか募集してるので、そちらでご協力を頂けたら嬉しいです。」





大熊をはじめ周辺の町村の刈り取った草は、基本的に中間貯蔵施設に運ばれていく。それを飼料用に使うには行政の協力が不可欠で、そこには高い壁があるといいます。とくにこれから冬で農地の雑草も少なくなっていくなかエサ不足は牛にとって死活問題です。

そうしたエサの購入資金等を得るために、現在、谷さんの「もーもーガーデン」では、里親やサポーターなど、活動の支援も募っています。詳しくはこちらのオフィシャルサイトに掲載されていますので、ぜひご覧になってみてください。

2019年12月17日

大熊町の放牧農地「もーもーガーデン」?



今なお町内の大部分が避難指示区域となっている、福島県大熊町で、放牧農地「もーもーガーデン」を運営する、「ふるさとと心を守る友の会」代表、谷咲月さん。谷さんは2011年、原発事故の影響で避難指示区域となった大熊町で、畜産農家が置いていくしかなかった牛たちを世話するボランティアに参加。次々と牛たちが餓死して、農地が雑草で荒れ放題になっていく中、大熊町との関わりを続け、そして農地を柵で囲って牛を放牧し、牛を生かし農地を保全する「もーもーガーデン」の取り組みに行きつきました。じつは谷さん、それまでの東京での生活を捨て、隣町のコンビニでバイトをしながら、なおもこの活動を続けています。

福島第一原発が立地する避難指示区域の町で、住む人もなく、放射線量の不安もあるなか、何が谷さんをかりたてのか、ここまでの経緯について伺いました。


◆「迷いは・・・」

「最初は私、農家でも何でもないので、牛の命を助けて欲しいという農家からの依頼で入ってました。4月22日に警戒区域に設定されたんですけど、完全には入れなくなっちゃってっていう状況で、電気が無い、電気が無いと水も供給されないんですよ。で、水が無くて、ポリタンクで川から水を運んで、上げても上げてもぜんぜん足りないんですね。牛って1日当たり40リットルは飲むんですね。もうどんだけやっても砂漠の中の水一滴でぜんぜん足りなくて、で、エサも運び込むけどそんなのぜんぜん足りないわけですよ。エサ不足、その前に水が無いから、みんなバタバタ死んでいって、農家さんたちはすっごいすっごい苦しんでて、それ見るのがこっちも苦しいので、何とか助けられないかってことで、それでやってく中で、牛が離れて逃げたのがいるっていうのを知って、で、農家さん達と一緒に「一時帰宅」とかで探して、そしたら牛のいるところだけ本当にきれいなんですよ。夏ぐらいになると草がぶわーってなるじゃないですか。もうその時から荒れ始めてるんですけど、牛がいたところだけ本当にきれいになってて、なんか雑草をこんなに喜んで食べてるんだっていうのが分かって、それで、農家の人たちが自分の農地を見ると荒れてて、それを見て農家さんたち泣いてるんですね。それでその二つがつながって、“あ、これで解決するんだ”って思って、どんどん広げてきた感じですね。迷い・・・無かったわけじゃないと思いますけど、あまり覚えてないというかもう必死で毎日が無我夢中で何も考えてる余裕なくて・・・(笑)」



こう笑いながら話す谷さん。死んでいく牛たちや荒れていく農地に胸を痛める人たちを放っておけなかった・・・理由は本当にその一点だけだったのかもしれませんが、それを今なお(バイトまでしながら)続けているというのは、凄まじい熱意というほかありません。

現在「もーもーガーデン」では、活動の支援も募っています。詳しくはこちらのオフィシャルサイトをぜひご覧ください。


2019年12月16日

大熊町の放牧農地「もーもーガーデン」?

今なお町内の大部分が避難指示区域となっている福島県大熊町。この地で放牧農地「もーもーガーデン」を運営する、「ふるさとと心を守る友の会」代表、谷咲月さんの取り組みを3日間に渡ってお伝えします。



一部で避難指示が解除となったものの、帰還する住民の大部分が高齢者という大熊町にあって、谷さんはとびきり若い30代の女性です。震災前は東京で会社勤めをしていましたが、震災による原発事故の影響で大熊町の畜産農家が牛を置いて避難せざるを得なくなった状況を知り、牛を世話するボランティアとして大熊町へ向かったという方です。

現在、11頭の牛たち(谷さんいわく“もーもーイレブン”)が草を食む、避難指示区域内の「もーもーガーデン」で、先ずはこの放牧農地について伺いました。


◆「泣いている農家と牛飼いの力になりたい」

「うちでは牛の草刈り力、つまり草を食べるっぷりを生かして、農地を保全する活動をさせて頂いています。震災後に皆が強制避難で、明日帰れるかもみたいな感じで着の身着のままで避難をせざる得なかった中で家畜を置いてかざるを得なかったんですよね。で、ほとんどは牛舎の中で餓死したんですけど、牛舎が崩れて逃げた牛たちがいて、その牛たちが山の中で生き残ってたんですよ。で、その牛たちを、そのままだったら殺処分になってしまうので、集めて、柵を、田んぼに広く作って、その中に入れておけば、とってもきれいにそこを回復させて保全してくれるっていうのが分かったので、それでフラフラ飼い主を求めてさまよってる牛たちを集めて、この中で「お仕事」をしてもらうっていうことで。やっぱり農地が荒れてしまうと、自分がしてしまったって感じるんですよね農家の人達って。農地って放置した期間の7倍の歳月、取り戻すのにかかるんです。先祖代々たゆまないこの汗と涙とが詰まっている、だからこれはもう立ち入りもなかなかできない中でどうするか、で、一方では牛の餌がないって言って泣いてる農家がいて餓死してしまって牛(べこ)がかわいそうだって泣いてて、あ、じゃあこの二つをマッチさせればいいんじゃないかということで、させて頂いています。」




避難指示によって帰れなくなった故郷で、荒れる一方の田畑、そして家畜を避難させることが出来ず、餓死するのを待つだけだった畜産農家、その二つを結び付けたのが「もーもーガーデン」の取り組みです。ただ避難指示区域である大熊町でこの活動を続けることは大きな決断が必要だったはず。明日もそんな谷咲月さんのお話し、お届けします。

なお現在「もーもーガーデン」では、活動の支援も募っています。詳しくはこちらのオフィシャルサイトをご覧ください。


2019年12月13日

復興グルメシリーズ 栃木県佐野市「第一酒造」の「開華」

今朝の復興グルメは、お酒です!

優れたお酒を選ぶ「全国新酒鑑評会」で、「金賞」を何度も受賞している、栃木県佐野市の老舗、延宝元年創業の「第一酒造」を訪ねました。



台風19号では蔵全体が80センチくらいまで浸水。まさに今から酒造りが始まる!というタイミングで、冷蔵機材や、酒造りで最も重要な麹室が被害を受けてしまいました。

第一酒造14代目当主、島田嘉紀さんのお話です。


◆「ボランティアにかけつけてくれた皆さんが心の支えに」

「じっさいには水よりも問題は土砂。大量に蔵に残りましたので。とくに麹室は衛生管理いちばん厳しいところですから、作り直さないと駄目だということで、再建は先どうなるんだろうなというのが最初のところでしたね。土砂取るのに年内いっぱいかかるんじゃないかとか、そしたら酒造りはこの冬中は無理なんじゃないかとか、そうするともう来年の秋まで作れないということですから、売るものもない、1年間さすがに酒作らないとなると会社として今度大丈夫なのか、ということまで考えざるを得ませんでした。ただ多くのボランティアの方が、翌々日ですかね、まだ佐野市のボランティアセンターもできていない時に、ほんとに皆さん、第一酒造あてに直接来て頂いて。皆さんが熱い気持ちを持っていらっしゃるというか、早く第一酒造に復活して欲しいとか、そういった気持ちが伝わってくるというか、直接口頭で言われる方もたくさんいらっしゃいましたので、そういう意味では、作業ということはもちろんないですけど、私たちにとっては心の支えになりました。で、2か月くらいの遅れはありますけど、麹室も建てなおして酒造りがスタートが出来たと。やっぱり全員うれしがってますよね。やっとこれで冬が始まるというか。」



何の呼びかけもしていないのに、地域の皆さんや、「開華」のファンの方が次々と訪れ、泥かきや片づけに汗を流してくれた。それがどれほど蔵人の皆さんの「心の支え」になったことか。そうして多くの方の協力を得て苦難を乗り越え、今月、麹室の建て替えが完了。約2か月遅れて、「第一酒造」の酒造りはスタートしました。まさに蔵人にとっての、“冬のはじまり”です。



そんな「第一酒造」の酒。県内では最も新酒鑑評会「金賞」受賞回数も多く、馴染みのある酒ということなんですが、どんな特徴を持っているんでしょうか?


◆「米から作る土地の酒」

「たぶんこれ全国でも珍しいなと思うのは、うちは実は300年以上前から農業をやりながら酒造りをしています。出来ましたお酒については、大吟醸だの純米酒だのいろいろあるので一概には言えないんですけど、いずれにしても柔らかな旨味を持った、飲みやすいお酒を作ってるのが特徴かなと思ってます。」




と、その品質については多くを語らない14代目ですが、左党のスタッフが試飲させて頂いたところ、純米酒らしい旨味と芳醇な香りを持った酒で、ふくよかな余韻が楽しめる、酒好きには堪えられない上質なお酒でした。迷わず一本お買い上げ(笑)

そんな「第一酒造」のお酒の中から、今回は島田さんおススメの「開華 純米大吟醸 山田錦」を、3名様にプレゼントします!『LOVE & HOPE』ブログのメッセージフォームからご応募ください。



また佐野市を訪ねた折、そしてもしも近くで「第一酒造」の酒「開華」を見つけた時は、ぜひお買い求めください。全銘柄を試したくなるくらいうまい酒です!


2019年12月12日

復興グルメシリーズ 茨城県道の駅かつら「かつどら」

今朝の復興グルメは、茨城県「道の駅かつら」の一番人気「かつどら」です!

関東で一番最初の道の駅として誕生した「道の駅かつら」ですが台風19号による那珂川(なかがわ)の増水被害で、一時営業休止していました。まずは谷津店長に台風の被害について伺いました。

◆地元農家さんの手伝いがあって早期復旧へ
那珂川の上流、那須塩原のダムが放流を開始して、そんなの今までなかったんですけど、結局水位計で6mまで上がって、お店の1m以下の商品は全部泥だらけでめちゃくちゃになって、店内にあった冷蔵庫も外に流されたり。もしかしたらもう営業できないんじゃないかと思うぐらい最初はショックでした。でも初日のうちに農家さんがスコップとデッキブラシ一式持ってきて、「ほらやっど!」みたいな感じで30人ぐらい集まってくれて、その顔を見たら私泣いちゃって。あまりの感激というか。それで3日間来ていただいて思いがけず復旧が早まりました。19日に直売所が開店したよという情報が流れたら次の日からすごい人が来てくれて、こんなに今まで来たことないぐらいお客さん来てくれて、それが今も続いているって感じです。


農家さんなどの協力により復旧が進み、1週間後に直売所を、それから10日後に食堂が再開しました。

そして今日の復興グルメ、道の駅かつらの「かつどら」とはどんなものなのでしょうか!?

◆かつどら
「かつどら」っていうどら焼きなんですけど、地元の小麦粉、米粉を入れて、オーソドックスなのは粒あんと白あんなんですけど、この直売所で並ぶ柚子やトマトやリンゴ、苺を煮込んでかつどらのフルーツバージョンを5種類くらいあって、それがお土産の人気商品です。美味しいんですよ、焼き立てが生地がしっとりしていて尚更美味しいです。


★ ★ ★ ★ ★

本日の復興グルメは、道の駅かつらの、地元の食材にこだわったどら焼き「かつどら」、つぶあん・しろあん・栗・りんご・ゆず 5種類が入った10個入りを
3名様にプレゼントします!
 食べたい!という方はメッセージフォームに「かつどら希望」と書いてご応募ください。


そのほか「道の駅かつら」では、手打ちの常陸秋そばが人気!
背後の御前山でハイキングして遊ぶもよし、バーベキューやキャンプをしてもよし、アウトドアも楽しめる道の駅。ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。

あすの復興グルメは、栃木県佐野の日本酒です!

2019年12月11日

復興グルメシリーズ 岩手県山田町「山田の牡蠣くん」

きょうは、岩手県・山田町からまさに旬の牡蠣を使った逸品をご紹介。


ただ、その前に、岩手県は今年の春、三陸鉄道リアス線が全線開通して、東日本大震災以降、途絶えていた区間を、8年ぶりに列車が走り出したばかりでした。しかし、秋以降の台風による土砂災害などで、一部区間を除いて運休が続いています。

こうした状況の中、地元では「さんてつ」を応援する声が広がっています。お話伺ったのは、三鉄沿線の街・山田町で牡蠣の養殖・加工を手掛ける「山田の牡蠣くん」代表 佐々木俊之さんです。

◆三鉄を目標に頑張ってきた
せっかくね、やっと開通したのに。大喜びしたんですけども、またでも三鉄さんは復活してくれると思うんだよね。私たち同じ日に被災しているわけです、三鉄さんも私どもも。だけど三鉄さんが頑張っている姿を見て、「よしやろう」と、三鉄さんを目標に頑張ってきたというのはありますからね。だからぜひもう一回復活して欲しいなと思っています。


ドラマ「あまちゃん」でも知られる三陸鉄道リアス線。東日本大震災の5日後には、一部区間で運行を再開して、被災地に勇気を与えたエピソードは、ご存じの方も多いと思います。実は、山田の牡蠣くんも、三鉄に後押しされて復活した商品の一つなんです。その、こだわりを教えていただきました。

◆パスタでも冷奴でも旨さ抜群!
山田湾で育った自分のところで育てた牡蠣を燻製してオリーブオイルに漬け込んでいる商品です。こだわっているのは一度スチームで加熱するんですが、そこまではその日のうちにやってしまうという事ですね。そして一晩冷蔵庫で寝かせて、次の日に燻製になりますね。燻製が終わったらまた一晩寝かせて、3日目でやっと瓶詰めができるという形です。一般的にはパスタにするとおいしいですよね。パスタを茹でて、りんごとかバターのオリーブオイル、パスタソースがわりに使えますから。あとはお好みでガーリックなんかをプラスしていけば良いという感じです。あと私が食べるのは、首都圏で催事販売するとオリーブオイルが残ってくるんです。そのオリーブオイルだけ食べたりします(笑)オリーブオイルも燻製の牡蠣のエキスが出ているので、それを冷奴とかねちょっとかけたりとか。ゆでだこを買ってきてちょっとかけたりとかしていますね。


ということで、今朝の復興グルメは「山田の牡蠣くん」瓶詰めを、3名様にプレゼントします。

ご希望の方はこのブログのメッセージフォームから、「山田の牡蠣くん」と書いてご応募ください。

あしたは、茨城県城里町のどらやきです!

2019年12月10日

復興グルメシリーズ 宮城県丸森町の「ジェラート ギフトBOX」

今週は、被災地の美味しいものを“食べて応援”!「復興グルメシリーズ」5日間に渡ってお届けします。

今日の復興グルメは、台風19号で大きな被害をうけた宮城県丸森町から、地元のおいしい特産品を使った“ジェラート”です!お店の名前は「ジェラテリア ラ・フェスタ」。丸森町地域活性企業 GM7 、濱野友也さんに伺いました。

◆タピオカ製造工場が被災
宮城県丸森町にあるジェラート屋「GELATERIA LA FESTA」とタピオカミルクティ専門店「どっと堂」という屋号でやっています。ジェラート屋とタピオカ屋は同じ店舗で行っていて、今回の台風19号では店舗は少しの浸水で済んだのですが、タピオカパールの工場がだいたい腰位の高さまで水が上がってしまい、中にある調理器具、大きな冷蔵庫・冷凍庫がダメになってしまいました。そのあと全国からボランティアの皆さんが駆けつけてくださり、11月2日からタピオカミルクティーとジェラートをしっかり販売できる体制を整えて営業再開となっております。観光客の方は少し減っている印象ですが、徐々にお越しいただいて、「丸森をなんとか応援したいという気持ちでジェラート屋さんに寄ったよ」という声も日々聞くようになっています。


生タピオカ専門店『どっと堂』では、毎日タピオカを“手ごね”で作っているため、かなりモチモチの食感だそう。丸森のはちみつ、桑の葉を使ったタピオカミルクティや冬のシーズンはホットタピオカも楽しめるんだとか。

そして今回は「丸森産のジェラート」をプレゼント! 

◆丸森特産のジェラート 8種類ギフト
丸森「GELATERIA LA FESTA」では丸森町の特産牛乳をペーストしたジェラートを作っています。フレーバーは8種類。丸森の農家さんが丹精込めて作られたはちみつやえごま、桑の葉、ティラミス、チョコチップ、ずんだと、季節のシャーベット、今のシーズンは丸森の農家さんが作った苺のシャーベットを追加しています。ぜひ丸森に足を運んでいただき、 出来立てのジェラート、タピオカミルクティをご堪能いただきながら地域を観光して頂けたらすごくうれしい。お待ちしております。


★★★★★

ということで、今朝の復興グルメは、丸森「ジェラテリア ラ・フェスタ」のジェラートBOXを3名様にプレゼントします!ご希望の方はメッセージフォームから「丸森のジェラート希望」と書いてご応募ください。

あすは、岩手県山田町の「燻製カキのオリーブオイル漬け」です!

2019年12月9日

復興グルメシリーズ 長野市 中村農園の「りんご詰め合わせ」

今週は、被災地の美味しいものを“食べて応援”!「復興グルメシリーズ」、5日間に渡ってお届けします。

本日 ピックアップするのは、長野県・長野市のリンゴです。長野市は、台風による千曲川の氾濫、その被害が大きく報道されましたが、その後は “風評”の被害も続いています。

浸水しなかった地域では、リンゴ農園も例年通りりんご狩りなどを楽しめるのですが、客足は戻っていないそうです。長野インターすぐそばにある「中村農園」の中村敦子さんに伺いました。

◆被害に差はあるが風評は続く
そうですね、うちのあたりは比較的(被害は)少なかった場所なんですけども、穂保地区の話を聞くとちょっと悲しい、悲惨な状態ですよね。収穫したりんごまで流れちゃったり、水がついちゃった(浸かってしまった)りという話も聞きますので本当にかわいそうで、うちは(リンゴを)売っていて良いのかなと思っちゃいますね。(客足については)団体のバスを受け入れているんですけど、数はやっぱり減っています。


まだ復旧できていないリンゴ農家もある中で「申し訳ない」と取材対応を避けていた中村さんですが、「長野市のリンゴ農園全体の再生に繋がるなら」と、今回は取材に応じて下さいました。

ぜひ、この番組のプレゼントに限らず、長野市のリンゴを手にして味わってほしいところ。長野のリンゴは食べた人によると、「柔らかい食感」が特徴で食べやすいことが高い評価を得ています。ぜひ味わって下さい!

ということで、今朝の復興グルメは「中村農園のりんご詰め合わせ 3キロ」、こちらを3名様にプレゼント。ご希望の方はこの番組のブログのメッセージフォームから、
「長野のリンゴ希望」と書いてご応募ください。

お話伺った中村農園は、長野インター降りてすぐ。有名な、川中島古戦場跡のすぐそばにあります。リンゴの購入だけじゃなく、りんご狩りも体験できる。8種類以上のリンゴがあるので食べ比べも楽しめますよ! ★信州川中島古戦場前 中村農園

あしたは、宮城県丸森町から、コタツに入って食べたい「ジェラート」です!

2019年12月8日

復興グルメシリーズ 南房総 青倉商店の「さんが焼セット」

被災地の美味しいものを“食べて応援”!「復興グルメシリーズ」です!

初回の木曜日は、台風15号で大きな被害を受け、その後、台風19号や21号に伴う大雨と、度重なる災害に見舞われた千葉県から、房総半島の漁師料理、「さんが焼き」をピックアップしました。



ご紹介するのは、南房総市、青倉商店の「伏姫さんが焼」。パックのさんが焼などを製造販売しているほか、旬の地魚が楽しめるお店も、市内で展開しています。

青倉商店は、台風15号のあと、停電と、魚の入荷が途絶えたこともあって、工場もお店も休業を余儀なくされていたが、調理できる食材でお弁当を作って格安での販売などを続け、その後、徐々に製造やお店の営業を再開、現在は通常営業に戻っています。

お話を伺ったのは、代表である「青倉商店」4代目の、青木則文さん。

そもそも「さんが焼き」というのは、アジやイワシを、味噌と薬味・・・大葉やネギと一緒に叩いた “なめろう”を、こんがり焼いた、漁師町ならではの料理です。

パックでの商品開発には結構ご苦労されたということなんですが・・・

◆「青倉商店」のさんが焼について
「さんが焼きは、出来たてはすごく美味しいんですよ。でこれをお弁当に入れられないかなと思うと、匂いが出てしまったり、冷めるとパサパサになって固くなってしまう。これを何とかできないかと考えて、普通のさんが焼は魚が8割9割。土地柄、野菜より魚の方が安いというのがあるので。で当社のさんが焼は、野菜の量を5割まで増やしました。野菜は水分が多いということと栄養価値もアピールできる、あとはつなぎに大和いもとか、味噌に出汁を加えるとか、そういったことで長年かかったんですけど、ふんわりと冷めても食べやすい、化学調味料無添加、保存料着色料なども使わずにやっているので、是非その旨味を食べて頂きたいと思いますね。」




青木さんが苦労を重ねて商品化した「伏姫さんが焼」。今回は4つの商品を詰合せにして頂きました。どんなラインナップなんでしょうか?

◆3商品を7点セットで!
「うちはアジを利用したさんが焼を『伏姫』という標章登録を取っています。でその伏姫の名前を付けた伏姫のさんが焼なんですけど、あとは千葉と言えばイワシですよね。イワシもすごく美味しいので。その2点と、やっぱりご飯に合うので、それを挟んだ『ライスバーガー』。それと最近お客さんの声で商品になった、アジのそぼろを青唐辛子と味噌に付け込んだ『青唐さんが味噌』。それはすごく人気があるので、ぜひ食べて頂きたいと思いますね。」


ということで今回は、青倉商店の「アジとイワシのさんが焼き」を2枚ずつ、「さんが焼きバーガー」を2個、そして「青唐さんが味噌」を1箱、3商品計7個を詰合せにして、2名の方にプレゼントします。



ご希望の方は『LOVE & HOPE』ブログのメッセージフォームから、
「伏姫さんが焼希望」と書いてご応募ください。

「お店に食べにきてもらえるのが何よりうれしい!」とも言っていた青木さん。ぜひお店にも足を運んでください!房総の美味しい海の幸が堪能できます!

2019年12月6日

復興グルメシリーズ 南房総 白浜ひものセンターの干物3点セット

被災地の美味しいものを“食べて応援”!「復興グルメシリーズ」です!

きょうは、千葉県・南房総市から、地元・房州産の干物!房総半島最南端・白浜にある、「白浜ひものセンター」の厳選・干物3点セットをプレゼント!


台風や停電の被害が特に大きかった南房総市ですが、今では、いつもどおりに営業を再開しているお店がほとんどです。今回 取材にご協力頂いた、南房総白浜の
「白浜ひものセンター」も、台風の影響で相当ご苦労されたのですが、ようやく、もとのご商売ができるようになったといいます。代表の高木義秋さんのお話です。

◆復興は、来てくれることからはじまる!
停電がありましたでしょう、停電で魚がダメになっちゃって廃棄したりとかね、お客さんもみんな停電で、商売できなくなっちゃって。お客さんは来ないし、卸している先も売れないし、本当にゼロですよね。その後台風19号でも停電が1週間ぐらいありました。でも来ていただかないと全然復興にはつながらないということでね、私もこんなの初めてですから、うちの会長が80歳になるんですけれども、やっぱり「こんなこと今までなかった」と。こういうことになっちゃうんだなと。2週間くらい前ですかね、定置網を船で網を入れましてだんだん魚が揚がるようになってきたんですけれども、加工して地元の魚を売り出したのはそれこそ2週間前くらいですよね。ずっと網も入れられなくて漁協もダメになっちゃって。最近うちで来てているのはアジ、かます、イサキ。キンメダイは12月から。ちょうど良い時期ですよね。(干物作りのコツは)処理をきちんとすることですよね。それが干物を美味しく作るコツ。あとは天日干しとと天然塩。うちはそんなにたくさん作るわけじゃないんですよ。1日に作っても100枚とかそのぐらい。まだまだ建物とかは直っていないんですけれども、皆さんに来ていただかないと復興になりませんのでぜひ、南房総に遊びに来ていただきたいと思います。



ということで、今朝の復興グルメは、千葉県南房総市「白浜ひものセンター」でゲットしてきた「アジ、カマス、キンメダイ」の千葉県産ひもの3点セットです。こちらを、3名様にプレゼントします。ご希望の方はこのブログのメッセージフォームから、「南房総のひもの希望」と書いてご応募ください。


そして来週も、復興グルメシリーズ。長野のリンゴ、
岩手の牡蠣、栃木の日本酒・・ぜひ聴いて応募して下さい!


2019年12月4日

千葉白浜の老舗旅館「紋屋」?

今朝も、千葉県・南房総市・白浜(しらはま)にある老舗旅館「紋屋」の完全復旧へ向けた動きをお伝えします。

台風15号の甚大な被害から3ヶ月が経過しました。紋屋は復旧が急ピッチで進み、12月中旬には2階の部屋が再開。来年2月にはすべての部屋が宿泊可能になる見込みです。

ただ、復旧がいくら進んでも、被災直後にたくさんのメディアが報じた「印象」は、払しょくできていない・・・紋屋の女将・高尾葉子さんは、そう話します。

◆終わらぬ風評と、温かい支援
とにかく風評被害で、(部屋が)開いてもお客様が金曜か土曜ぐらいしかいらっしゃらないんですけど、とりあえず一部でも開いただけでもありがたいことです。私はそのあいだもほとんど、予約が入っていたお客様に「申し訳なかった」「こういう状態なんですけどぜひ応援してくださいね」というお便りを、おなじみ様に1人ずつに差し上げていました。それを見たお客様や小さいお子様からお便りが来て、500円玉が4個入っていたりとか。実際に宿に来てくださった方もいました。最初は顔を合わせると抱き合っちゃうみたいな感じで「大変でしたね」と。そういうことで何とか元気を取り戻せて、頑張んなくちゃいけないという気持ちにさせられました。。2ヶ月も休業するのは初めての経験なので、本当に初心に帰ってお迎えすることができる喜びを味わっています。ただもうちょっとお客様が来てくださらないと、本当に暇な状態になっています。今回の台風は、私たちの宿だけではなくて地域全体を暗くしている感じですね。本当にこの状況を打破するのは大変だと思います。春には花のシーズンを迎えるんですよね。でも台風が来るとお花が塩害で咲かないんです。そのせいで2月から3月にいつも花を見に来る方が来なくなったりするとやっぱり静かになってしまいますし、おそらく社長の見通しではゴールデンウィークが過ぎるまでは、元に戻らないだろうと。


今回の取材の印象では、南房総全体で観光施設は復旧がかなり進んでいて、みんなお客さんを待っているようでした。ですから気兼ねなく、観光を満喫できます。ちなみに千葉県はこの時期、全国有数の水揚げを誇る伊勢海老が美味。冬の海の幸をめいっぱい満喫できます。房総半島最南端・白浜は、太平洋をパノラマで一望できるロケーション。紋屋の女将・葉子さんは「特に満月の夜は、素晴らしい景色が楽しめます」とおすすめしていました。

ちなみに、紋屋には、東日本大震災で被災した経験のある方々からたくさんの支援があったそうです。災害の経験が支援の輪につながっていることも伝えておきます。

2019年12月3日

千葉白浜の老舗旅館「紋屋」?

今朝も、千葉県・南房総市・白浜にある老舗旅館「紋屋」の完全復旧へ向けた動きをお伝えします。

台風15号の猛烈な風によって、屋根のほとんどを失うという大変な被害を受けた紋屋ですが、県外からの建設業者の協力などもあり、いま、急ピッチで修繕が進んでいます。


ということで紋屋、すでに一部の部屋は宿泊が可能です。そして全面復旧のめどなんですが、4代目ご主人・高尾憲資さんは、こうおっしゃっています。

◆ようやく完全復旧へめど
今も工事中ですけど、ロビー周りと廊下、それから階段はとりあえずきれいになったところです。客室は被災した1階、2階の客室はまだ全然お泊まりいただける状態ではなくて、今ちょうど2階の工事が佳境に入っているところ。12月中旬ぐらいにようやく2階がオープンです。客室が全部リニューアル、再スタートできるのが2月でしょうか。もともと被災していない部屋が13あるんですけど、工事の業者さんが泊まっていたりするので実際にお泊まりいただけるのは、ひとけたですね。業者さんのほうもやっぱり地元の業者さんではなく遠くからいらっしゃるので、いま上の階は神奈川の業者さんがやっています。屋根をやっていただいたのは群馬の業者さんですし、そうせざるを得ないんです。地元では手当てできない。この辺はほとんどのところが被災していたり、いまだにブルーシートがいっぱいかかっているところもあるので、どうしてもそういうところに地元の業者さんは追われてしまうので我々のところはなかなか来てくれないというか。被災したことは何度かありましたけれども、部分部分で営業をしていたのがほとんどなんですね。今回みたいに2ヶ月以上休館しているのは初めてなので、いわゆる設備投資に伴う資金と、給料であるとかそういうものもキャッシュアウトするわけなので、そういう意味でのお金のやりくりは非常に頭が痛い。収入がないことに対して暗たんたる気分になりますね。


また、紋屋は20人以上のパート従業員を雇っていますが、現状は休暇扱いになっているといいます。「地元の雇用を支える宿」としての悩みも続いているようです。ただ、高尾さんのおっしゃっていたように12月中旬には宿泊できる部屋数も大幅に増える見込みということで、興味ある方はぜひ南房総へ足を運び、紋屋のおもてなしを受けてはいかがでしょう。

★紋屋サイト

2019年12月2日

千葉白浜の老舗旅館「紋屋」?

今朝は、相次ぐ台風で大きな被害を受けた、千葉県・南房総市からのレポートです。

取材したのは、南房総市・白浜にある老舗旅館「紋屋」。房総半島最南端・野島埼灯台のそば。部屋からの眺望が素晴らしい旅館です。

「太平洋と白浜の野島崎灯台を一望できるロケーション。夏場は伊豆7島のうち3〜4つは見えます」
 そう案内してくださったのは、紋屋の4代目のご主人、高尾憲資さん。


現在 紋屋は全面復旧へ向け、修繕工事が進んでいる最中。一部の部屋は、すでに宿泊客の受け入れも再開していて、内装も外観も、見違えるほどキレイに、元通りになってきています。ただ、番組が最初に取材したときは、本当に大変な状況でした。台風15号から3週間後、9月28日の様子です。

◆老舗宿屋の務めと誇り
今回は2階建ての建物の屋根が9割くらいほとんど吹っ飛んじゃった状態なんですね。ここまで何がないと清々しいでしょう。むしり取られたような跡は凄いですよね。屋根が130メートル飛んだんです。130メートル。この部屋からの風圧でポンと抜けたんです。皆さんによく「何が欲しい」と言われますが一言、「屋根」と答えています。とりあえず屋根がつけば雨漏りは止まるので、リスタートできる。今までの借金の返済であるとか税金であるとかリースやローン、社員の雇用と言うことを考えたら立ち止まってはいられません。(何代目でらっしゃいますか) 4代目です。家が創業したのは1919年。大正8年ですね。その4年後の大正12年に関東大震災で本館が潰れたんです。前回。先々代は大変な借金をしてそれを立て直して、(場所は)館山なんですけど、そして昭和37年に先代が別館という形でこちら(白浜)に出ました。100年という歴史の中ではそういう大変なこともあれば、新たに進出してきたという良いこともあって、禍福はあざなえる縄のごとしと言われるように良いこともあれば悪いこともあると。その100年の中の1つのエピソードになるようにこれからも続けていくことが、宿屋の務めであり誇りであると思っています。


紋屋のご主人 高尾さんは台風15号について、「ふつうの台風ではなかった」と話します。近隣の目撃情報として「竜巻が複数発生していた」という情報も多いそうです。ただ、そんな被害を受けながらも、高尾さんは被災直後から再開を決意。来年2月にはすべての部屋が宿泊できるようになるとのこと。9月末時点では旅館のフロント・エントランスは窓すら無い状態でしたが・・・



11月末時点ではここまで復旧が進んでいます。



★紋屋の情報はこちら

パーソナリティ 鈴村健一

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