2018年9月3日

防災士・柳原志保さん もしものための備蓄編

今日からの3日間は、「防災・減災」がテーマです。
「防災・減災」のヒントを教えてくれるのは、“歌うママ防災士” 柳原志保さんです。

柳原さんは、東日本大震災と熊本地震、2つの災害で被災しました。その経験から、防災について学び、防災士の資格を取得。いま全国各地で、楽しく、防災を学ぶためのワークショップや講演活動を行っています。

今日は「モノの備え=備蓄」について。柳原さん、お願いします!

◆3つに分けてモノを備える
わたしは3つに分けてモノを備えています。
一つ目・・常に携帯しておくもの(ちょっとしたものをポーチの中に入れて持ち歩いている)
二つ目・・非常時に持ちだすバッグ(キャンプに持っていくものをイメージ。水道ガスがとまったとき必要なもの)
三つ目・・ローリングストック法(普段食べているものを使いながら買い足していく方法)

私自身、東日本大震災で避難所生活を2週間送りましたがご飯が実際に避難所で支給されたのは3日後でした。しかもひと家族ひとつ。避難所に行けばなにかモノをもらえると思っている方が多いと思いますが、避難所はホテルではありません。ないことが前提だと思ってほしい。
さらに、避難所で特に不足していたのが、一部の人が使うもの。例えば、離乳食やアレルギー食、ミルク、オムツ、生理用品、メガネ、コンタクトケア用品など。こういったものは支給されないと思っていただいて、自分の持っている備蓄のなかにいれてほしい。わたしは女性なので生理用品は常に携帯し、車の中や職場にも置いていて、普段から使うようにしています。


防災士、柳原志保さんによる 「防災、減災のヒント」。
今日は「もしものための、備蓄編」でした。

自宅、学校、職場、移動中。いつどこで災害に会うかわからない。「備蓄」について、もう一度考えてみましょう。

明日は「非常持ち出し用袋=防災リュック」についてのお話です。

柳原志保さんによる防災のヒントや活動は、柳原さんのFacebookでもチェックするができます。

パーソナリティ 鈴村健一

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