2019年4月22日

GWおススメ!熊本・南阿蘇鉄道「長陽駅」の駅カフェ「久永屋」

今週はGWにぜひ足を運んで欲しい熊本そして東北のスポットをご紹介します。今朝は熊本、南阿蘇鉄道の「長陽駅」で、駅カフェ「久永屋」を営む、久永操さんのお話し。



自然豊かな阿蘇の風景の中を走る南阿蘇鉄道。通勤通学はもちろん、トロッコ列車が走るなど、観光列車としても親しまれています。しかもそれぞれの駅舎がそのまま図書館になっていたりカフェになっていたりという駅ごとの楽しみがあるのもこの鉄道の特徴。しかしそんな南阿蘇鉄道、2016年4月の熊本地震の影響で大きな被害を受け、全線17.7kmに対して、復旧している区間は高森駅から中松駅までの約7km(5駅)のみ。中松駅から立野駅は今なお不通で、長陽駅はその間にあります。列車の運行が止まって3年。今の状況について、久永さんに伺いました。

◆「久永屋」代表 久永操さん
「本来はですね、ここ南阿蘇鉄道が通っていたんですけど地震以降通ってない。列車を通すまでにはまだまだ遠い。安全上の問題をいろいろクリアしなきゃいけないところがあって。ただ去年からいろいろな工事が始まって、踏切を修理してくださったりとか、長陽駅の二つ先の「下田城ふれあい温泉駅」というところは地震で被害がいちばん大きかったところなんですけどそこは建て替えではなくて修復が始まって、なるべく形を生かしたまま復旧をさせようということで、やっと工事が進み始めたところです。最初は一日でも早く長陽駅まで来て欲しいという思いが強くて、村の人とかとお話したりしてたんですけど、やっぱり前と一緒のようにただ戻すんではなくて、少しやっぱり改善させないといけないこともたくさんあったんですよね。なのでそういうのをもう一回見つめ直す時期がいま来ているので、それをちゃんとみんなで地域の人たちと考えながら、よりいい南阿蘇鉄道にするための準備の時間じゃないかなと思うんで、そんなになんか焦らなくなったんですよね。やっぱり毎年毎年お客さんは増えて来てると思います。地震以降はホントにゼロに近くなったんですけど、トンネルが通れるようになったり橋が通れるようになったりすることで、やっぱりどんどんどんどんお客さんの流れというのは地震の前に戻ってきてるなという感覚はあります。GWになるとだんだん田植えの準備が始まるので、田んぼにだんだん水が入ってくると思うので、田んぼが風に揺られて、なんていうか季節折々この変わる景色が本当に素晴らしいのでのんびりした風景を見ながら、シフォンケーキとですね、手作りのかき氷もありますんで是非食べにいらしてください。」







 
絵にかいたようなのどかな風景が広がる南阿蘇鉄道。復旧のめどがなかなか立たずにいましたが、去年、国の支援を受けて、ついに本格的な復旧工事が開始に。2022年に全線再開することを目指すことになりました。

「久永屋」は土、日、祝日のみ営業。添加物や保存料を一切使わない「久永屋」の看板商品のシフォンケーキは、
お取り寄せも出来ます。でも是非その風景と一緒に楽しんで頂きたい!しかもGWは10日間まるっと営業予定なのだそうです!果肉がごろっと入っているかき氷も絶品です!

「久永屋」

『LOVE & HOPE』、明日は南阿蘇村の絶品の“赤牛カレー”についてご紹介します。

パーソナリティ 鈴村健一

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