2020年3月23日

つなぐ〜10年目の春だより:南三陸町 三浦貴裕さん

今日からお届けするのは、震災を経験しながら、大人へと成長した、東北の若者たちの声、「つなぐ〜10年目の春だより」。初回の今日は、宮城県南三陸町の三浦貴裕さんです。

番組が2011年から取材と交流を重ねてきた、南三陸町、戸倉中学校。その2012年の卒業生でもある三浦さんは、当時の取材で、住民の命を守る“消防士”になりたい、と答えていました。あれから9年、24歳になる三浦さんの現在の「声」です。


◆「町の魅力、震災から立ち直ったことを伝える」

「私は南三陸町に震災後できた宿泊研修施設の方で4月から働いて、ちょうどもう少しで一年経ちます。大学の時から学生ツアーというような活動してきて、その延長線に自分のやりたいことがその施設にあったのでお世話になっているんですけども。そうですね中学卒業する時は消防士になるという夢を持って高校も3年間消防士になるという夢を追いかけて、途中で大学に進学に切り替えたりとか、やっぱり自分の中で大きかったのは人の出会いと、大学の生活の中で始めた語り部活動と、大学生を対象にした学生ツアーというのが自分の中では大きかったなっていうのがあります。この町の魅力、震災から立ち直ったことを伝えるって言うことを今後も継続していきたいなという思いでやっています。9年経ちはしましたけど、復興と言われるのは多分これからなのかなと思って、もしかしたら毎年私言ってるのかもしれないですけど、そのハード面、道路とか公共施設の復旧復興ってのはもうほとんど終わってるので、てなるとやっぱりこれからその地域課題地方課題と言われるようなものにどうこの南三陸町だったり私たちを含め町の人たちが取り込んでいくのかというのが課題なのかなという風には思っています。で、今コロナのことがあるのでなかなか人が南三陸町に来てないということもあるんですけども、落ち着いた時に、とくに大学生とか高校生にここの町の取り組みだったり魅力を知ってもらって、自分たちの生活とかその進路に行かしてもらいたいなって思いがあるので、本当にたくさんの人に来て頂きたいですね。」



震災後の中学高校時代は、消防士を目指していた三浦さん。大学生の時、語り部活動や、各地の大学生を募って、南三陸町を案内するツアーを実施したその経験から、現在は、町に震災後できた研修宿泊施設、「いりやど」のスタッフとして、全国から訪れる宿泊客や研修生を迎え、震災の経験や、復興の歩み、学びを伝えています。


(左が三浦さん。右は明日お届けする小野寺翔さん)

さて2011年からお送りしてきました『LOVE & HOPE〜ヒューマン・ケア・プロジェクト』は、この3月いっぱいをもって、放送終了ということになりました。

フィナーレを飾る、シリーズ、「つなぐ〜10年目の春だより」。明日もぜひ聴いてください。

パーソナリティ 鈴村健一

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