1. ANZEN LOCKS!
  2. 2023.09.18 MON交通安全クイズ

ANZEN LOCKS! supported by JA共済 自転車は標識などにより歩道を通行できることもありますが、自転車での歩道通行時人が多い場所での正しい通行方法は次のうちどれ。

①徐行して通行
②ベルを鳴らし車道と同じ速度で走行 
③自転車から降りて押して歩く

答え③自転車から降りて押して歩く

くわしい解説

自転車の歩道走行

標識などにより、例外的に自転車で歩道を通行できる場合でも、歩道内は「歩行者が優先」です。
自転車で歩道を通行する場合は、車道寄りを徐行しなければなりません。
また、歩行者の通行を妨げるような場合は一時停止しなければなりません。

歩行者が歩道をふさぐように歩いていたとしても、自転車から降りて押して歩くなど、歩行者に合わせた行動が必要です。
人が多い場所では、徐行して通行するより、降りて押して歩くほうがより安全です。

〇普通自転車が歩道を通行することができる場合

1.歩道に「普通自転車等及び歩行者等専用」の標識等があるとき

2.13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者、身体の不自由な人が自転車を運転しているとき。

3.車道の左側部分を通行するのが困難な場所を通行する場合や、自動車などとの接触事故の危険性がある場合など、普通自転車の通行の安全を確保するためにやむを得ないと認められるとき。

歩行者の通行を妨げる行為や、道を空けてもらうためなどにベルを鳴らす行為は違反行為となり、罰則が科せられる可能性もあります。

自転車で歩道を通行する際は、歩行者に十分注意し、危険を感じる場合は、自転車から降りて、押して歩きましょう。

監修:一般財団法人 日本交通安全教育普及協会