ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

中西哲生が新たな一歩を踏み出すとき、確認することとは?(2019/3/28)

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木曜日は、「カルチャー」。


今日の放送で、中西哲生さんが番組を卒業…ということで
この年度末、中西さんと同じく生活が大きく変わるという方
たくさんいらっしゃると思います。
新たな環境を前にした気持ちはいかがでしょう?
期待と不安が入り交じる中、皆さんの背中をちょっとだけ
後押しできるかもしれないランキングをご紹介します。
題して!迷ったら怖い方へ飛び込む男
【 中西哲生が新たな一歩を踏み出すとき、確認することランキング 】
こちらのトップ3をご紹介します!


第3位『 不安定でいること 』

第2位『 “正しく生きる”ということ 』

第1位『 “人の心を動かせるか?”を考えること 』

以上、「中西哲生が新たな一歩を踏み出すとき、確認することランキング」のトップ3でした。この3つ、中西さんの中では限りなく並列な存在だそうですが…詳しく伺いました。



いまさらではありますが…僕の経歴を紹介しますと、僕は2000年に川崎フロンターレを最後に、現役のサッカー選手を引退しています。
そして、そのおよそ1年半後に「日韓ワールドカップ」という大きなスポーツイベントがここ日本で開催される…という状況で、考えてみると、来年に東京オリンピックを控えている今と非常によく似た状況なんですね。
当然ながら当時は不安しかなくて「サッカー選手を辞めたら、このあと自分に仕事はあるんだろうか?」という状況の中で、ここまで仕事を続けてこられたのは、先ほどのランキングのようなことを、自分自身で折に触れて確認していたから、というのが大きいと思います。


で、ランキングを順番に振り返ると、まず第3位の『 不安定でいること 』
人間はやっぱり、常に“安定したい”という気持ちが生まれるものですよね。なので、自分が「安定しているなぁ」と思うときは、不安定でいるためにあえて違う選択をしていこうと。僕は子どものころ、先生に「お前はいつもラクな方を選ぶなぁ」と言われまして、そのことに気づかされたんです。それ以降、安定と不安定だったら常に不安定を選んでいこうと実行しています。まぁ、冒険ですね。


そして第2位の『 正しく生きること 』
“正しく”というのは、自分の尺度で良いと思うんですけれど、もし機会があったら、ランディ・パウシュの「最後の授業」というのを見てみて欲しいんですが、これは「人は正しく生きれば、必ず人生の歯車がかみ合って上手くいく」ということなんですが、僕は常に自分にとって正しいことをやっているかを自問自答して、何事があったときにも考えるようにしています。


で、1位が『 “人の心を動かせるか?”を考えること 』
これはまず、“人を笑顔にできるかどうか”を考えていますね。その先に、人の心を動かせるか、というのがあると思うんですけれど、自分としては第六感を大事にしようと思っています。例えば、ラジオの前の皆さんがこの番組を聞いて、出勤前に良い情報を携えて会社に行くことができるのか、ということを考えて、それが笑顔になったり、人の心を動かせるかということが重要だと思っています。


以上が、中西さんが「新しいことに挑戦するときに大切にする3つのこと」です。
新年度、中西さんと同じく新しい生活が始まる皆さん!今回の中西さんのお話を参考にしてみてくださいね。


中西哲生の本棚から最高の未来を得るための教科書をご紹介!(2019/3/21)

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木曜日は、「カルチャー」


中西:残すところあと2回となった木曜日…、
今週は、中西哲生の本棚から折に触れて開いている大切な1冊をご紹介します。

タイトルは『大富豪からの手紙』です、著者は本田健さん、ダイヤモンド社から発売中です。
経営コンサルタントや投資家を経て、作家生活に入られた方です。
念のために言っておくと、この本は、お金を儲けるための方法ではありません。


綿谷:その本を紹介する前に、まずは、きっかけとして、こんなランキングいきたいと思います!
題して、【 中西哲生の人生に起きた印象深い“偶然”ランキングTOP3 】
って、なんですか、これは…(笑)
中西さんおねがいしま〜す。



中西:では、いきましょうか(笑)
第3位 『 印鑑証明を取りに行った時に偶然出会った友人とその翌日から仕事をした… 』

2位は、昨日も言ったんだけどな…
第2位 『 食事中に偶然トイレの前で出会った女性が、後日乗った飛行機のCAさんだった! 』(笑)

今週、LOVE&HOPEで福島県相馬市に取材に行っておりますけど、実は、僕が福島県相馬市に行った理由というのが、2位のCAさんと出会った、恵比寿の焼鳥屋さんで隣に座った人が、明日から相馬に行くけどどうする?という話をしていて、それで、僕が相馬に行くことになったんですよ、震災の直後でね、で、今も行っているというね…。ということで、
第1位 『 食事をして隣になった人と、福島県の相馬市を訪れることに… 』です。
まぁ、なんだこれ?というランキングかもしれませんけど、でも、日々の生活の中で偶然と思えることはいろいろあるもの、でも、それだけでは終わらないこともあるんです!
そのことについて、本を紹介しながら話をしたいと思います。
今日紹介する、本田健さんの著書、『大富豪からの手紙』でございます。
ますは、本の形式ついて紹介しますと。
主人公の大学生の敬は、大富豪で知られるおじいさんが亡くなり、巨額の遺産は、おじいさんの遺志によって寄付されてしまうんですよ。
つまり、自分には何も来なかったんですよね。
でも、実は、敬に残されたものがありまして、それは、おじいさんからの9通の手紙なんです。
その手紙は、順を追って、自分が必要だと思ったときに読むように言われているんです。
なんとなく大学生活を送っていた敬は、おじいさんの手紙に導かれるように人生の大切なことを学ぶ旅に出ていく…。というお話で、9通の手紙のテーマというのが
1、『偶然』
2、『決断』
3、『直感』
4、『行動』
5、『お金』
6、『仕事』
7、『失敗』
8、『人間関係』
9、『運命』
ということになっています。
この本はノンフィクションではなくてフィクションなんですけども、すごくよくまとめられていて、
僕も実際に何か起こったときに順番に読んでいったんです、本と同じ様なことをしてみたんですけど、
今日は、1通目の手紙『偶然』を紹介したいと思います。

おじいさんは、孫の敬に対して手紙の最初でこう言っています。
『偶然というものは、この世に存在しない』

毎日ね、今日は、Ginza Sony Park Studioから生放送して、みなさんと出会っていますけど、
こういった一つ一つの出来事、これは人生において点のような存在ですよ、今日、皆さんと出会ったことは点、もしかして、偶然、このラジオを聴いているという方も点です。
ただ、あとで振り返ったときに、その偶然の「点」が「線」になっていく、繋がっていく、その「線」が組み合わさることで「面」になって、面がさらに「立体」になるということなんですけども。
つまり人生というのは『偶然と思えるようなことが重なり合って出来ているんだ!』というお話なんですよ!

今日、銀座に集まっているリスナーの方々同士も、勇気を持ってね、隣の方とお話をしてほしいんですけども、折角、来てくださっているんだったら、それがきっかけでまた違うものが生れる可能性がありますし、何らかの理由で同じ場所にいるということは、偶然ではなく必然であるはずなんです!

それと、僕は、『移動した分だけ成長している』とある方に言われて、とにかく移動することに。
そして、移動したときに周りを見回すようにしています。これは、偶然、知り合いがいても見回していなければ、その方に気が付かない、出会わない可能性があるわけじゃないですか。
さっきのランキングにあった、印鑑証明を取りに行った時も、見回していたから、たまたまいた友人に気が付いた、そして、そこから仕事に繋がったんですよ。あの時に友人に気が付き、ちょっと声を掛けただけでね。

全てのことに意味があって、そして、自分を幸せにするために起こっているんだということを、考えてほしいんですね。
何気ない偶然を掴むためには、直感を磨くことが大切で、どんなことをすればいいかというと、
今言ったように、周りを見回すとかね、ちょっと勇気が必要なんですよ、あとは、話しかけてみるとか、自分の行ったことない場所に行ってみるとか、積極的にちょっと動くことで、偶然がチャンスに変わる!
ということで、本に話を戻しますと、
主人公の敬は第一の手紙『偶然』を読んだ後に旅に出ます。
いろいろなことを自分で決めなければいけない、そんな時に封を切ったのが第2の手紙『決断』なんですよ。
またこれもね、良いタイミングで、いろいろな言葉が入ってくるんですよね〜。
是非、続きは本を読んでいただければと思います。
この一冊は、僕にとって、最高の未来を得るための教科書ですかね…。
今日は、本田健『大富豪からの手紙』を紹介しました。

フィジカルトレーナーに聞く、運動を続ける心構え(2019/3/14)

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木曜日は、「カルチャー」。


この時季は天気や気温が変わりやすく
さらに、生活に変化がある時期ですね。そこで今日
「ちょっとした運動で、よりよい日常を過ごしたい」
と思っている皆さんにご紹介したいのがこちら!
フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんに伺う
【 時間がなくても、運動を続ける心構え TOP3 】です。


第3位『 高すぎる目標設定をしない 』

第2位『 三日坊主から始める 』

第1位『 楽しめることを探す 』


今日スタジオにお迎えしたフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんは、卓球の福原愛さんや青山学院大学の駅伝チームなど、スポーツの世界で偉大な成績を残している選手の影にはこの人あり、と言われている方。
そんな中野さんが出版されたのが『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』です。


中西:まず「フィジカルトレーナー」とはどういったお仕事なんでしょう?


中野さん:よく治療をする先生方と間違われてしまうんですが、私たちは治療行為は出来ません。じゃあ何をするのかというと、選手の身体を見て、その選手に適正な筋力トレーニングや有酸素運動、ストレッチなどのメニューを考える専門家です。なので、その選手のパフォーマンスやスタイルを見て「この選手に何が足りないのか」ということを考えて、個人的にトレーニングメニューを処方する…というのが仕事です。


中西:中野さんは『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』をお出しになっていますが、このタイトルにした意図はなんですか?


中野さん:“最強の運動方法”というのはないので、医師に「運動しなさい」と言われたら、まず最初に何をしたら良いですか?…という質問を良く受けるんです。そのときにいつも自分が返す言葉を集めたい、と思ってこのタイトルにしました。


中西:では早速、先ほど伺ったトップ3について伺いたいんですけれど。まずは『高すぎる目標設定をしない』これは?


中野さん:こちらは運動が嫌いな方、性格が非常に野心的な方は、早く成果を上げたいと考えがちなので、高すぎる目標を設定しがちなんですね。そうするとどうなるかというと、目標が高すぎるので失敗してしまう“失敗体験”を積んでしまうんです。そうすると「自分にも出来る」という見込み感が下がっていってしまうんです。なので、どう“失敗体験”を繰り返さないか、というのが重要になってくるんですけれど、逆に低すぎる目標を設定した場合はどうなるかというと、それは簡単にクリアできてしまう。すると人間は“達成感”というのが味わえないので、自信につながらないんですね。なので、目標の設定は低すぎてもダメだし、高すぎてもダメなんです。なので「本当にこれ出来るかなぁ…出来なくはないか…」「50%くらいならいけるかな?」という辺りに設定するのがベストです。


中西:そして第2位の『三日坊主から始める』これが全然分からないんですけれど。


中野さん:そもそも運動嫌いな人が「毎日運動しましょう!」ということ自体がムリじゃないですか。嫌いなことをやれと言われても続かないのが人間だと思うんです。なので、「まずは1週間」とか「まずは1ヶ月」というのはすごくハードルが高いと思うんです。まずは「3日“も”続いた」というところから始めるんです。そして3日続いたら、サボればいいんです。そしてまた三日坊主をしよう、という繰り返しで良いんです。なので「今日から運動しなくちゃ」と考えるのではなく「今日から3日だけ運動をしてからサボるぞ!」と決めれば良いのです。


中西:そして、第1位の『楽しめることを探す』というのは?


中野さん:例えば有酸素運動ひとつを取っても、ウォーキングもあれば、ジョギング、サイクリング、水中ウォーキング、エアロビクスなど色々ありますよね。その中でどれが楽しいと思うかなんて、やってみなければ分からないと思いませんか?色々な運動をやってみて、その中で「これは楽しいな」と思えるものを見つけられたら、たぶんハマッていくと思うんです。


中野ジェームズ修一さんの著書『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』は日経BP社から発売中です。ぜひ手に取ってみてください!


クリント・イーストウッド最新作に注目!(2019/3/7)

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木曜日は、「カルチャー」。


「人生100年時代」と言われる現在。
その終幕近くで、あなたはどんな風に過ごしているか
想像できますか?今日は名優・名監督として名高い
クリント・イーストウッドの最新作『運び屋』をピックアップ。
その前に、まずはいまヒットしている映画をチェック!
興行通信社調べ、先週末3月2日、3日の興行成績トップ3をご紹介します。



第3位『 グリーンブック 』(公開1週目)

今年のアカデミー賞で3部門を制した作品で、舞台は1960年代の差別が色濃く残るアメリカ南部。そこをツアーのために旅する黒人のピアニストと、彼のドライバーを務めるイタリア系の白人運転手の間で育まれていく友情を描いた作品です。


第2位『 翔んで埼玉 』(公開2週目)

「パタリロ」でおなじみ、魔夜峰央さんの漫画を映画化した本作は、二階堂ふみさん、Gacktさんらの怪演が光ります!特に埼玉県内での動員が異様に伸びているそうで、映画を観た埼玉育ちの番組スタッフも、何度も大きくうなずいたとか…。


第1位『 映画ドラえもん のび太の月面探査記 』(公開1週目)

子どもたちの春休みが近づくと気になるのが、やっぱり「ドラえもん」!通算39作目となる今作の原作は、直木賞作家で“大のドラえもんファン”という辻村深月さん。物語の厚みがすごい!と評判だそうで、大人もしっかり楽しめるそうですよ。



以上、最新の全国映画動員ランキングトップ3でした。
そして今日は、今週末より公開されるクリント・イーストウッド最新作『運び屋』について、映画ライターのよしひろまさみちさんに伺いました。


中西:さぁ!おなじみ映画ライターのよしひろさんなんですが、今日は出張中ということで、お電話がつながっています。おっはー!いまどちらにいらっしゃるんですか。


よしひろ:はい。いまはロンドンにおりまして、昨日の夜10時過ぎくらいですね。。今日は伺えなくてすみません…!


中西:いえいえ。ではさっそくお話を伺っていこうと思うんですが、このクリント・イーストウッド最新作『運び屋』というのはどんなストーリーですか。


よしひろ:はい。これタイトルが穏やかじゃないんですけれど、実は内容もおだやかではない話でして、実話なんですね。実際にあったお話は、87歳のご老人がひとりで大量のコカインを運んでいた、という報道記事があったらしんですけれど、それを読んだイーストウッドがぜひそれを映画化したいと実現したのがこの作品です。
映画では90歳の老人という設定になっているんですけれど、商売が失敗して自宅を差し押さえられて途方に暮れていたところ、車の運転さえ出来れば良い仕事があるよ!と声をかけられたが、実はそれが麻薬カルテルの運び屋の仕事だった、というお話です。


綿谷:映画『運び屋』のよしひろさんおすすめポイントは?


よしひろ:あのですねぇ、今までイーストウッドは監督もして、出演もしてと良くやっていましたけれど、さすがにもう88歳じゃないですか。普通だったら88歳で何が出来る、という感じなんですけれど、この方はスクリーンの中では本当にヨボヨボで腰の痛そうな演技をするんですが、それが全て演技だということを考えてみると、もうビックリですよ。


綿谷:わたしも先日この映画を観てきたんですけれど、この映画は“赦し”がテーマだと思うんです。で、エンディングも普通だったらきっと望まないだろうな、という形でしたが、今回はそのおかげですごく解放される感じがすごく良かったと思うんですが、いかがですか。


よしひろ:確かにその通りですよね。テイストとしては「グラントリノ」に近いかな、というノリはあるんですけれど、こうじゃないよね…でもこうだよね。というすごくシブいエンディングだったと思います。
で。プラス、これはいつもの通りなんですけれど、息子のカイル・イーストウッドの音楽が使われていて、それがうまーくこのいぶし銀のお話にぴったり来る、という仕掛けになっております。


綿谷:音楽も本当にぴったりとはまっていましたし、何よりも彼のあの“おじいちゃん”の演技が本当に演技なの?っていうくらいリアルでしたよね。


よしひろ:(笑)正直ね、これ最初に観たとき「大丈夫かな?本当に死んじゃうんじゃ…」と心配したんですけれど、話を聞いてみたらあれは本当に演技で、実際にはカンガルーのごとくはね回っていた、というね。あと10年はお元気そうです。


綿谷:今回の「運び屋」では10年ぶりに主演も務められたということですが、まだまだ活躍する姿を見せて欲しいですね。
で、現在ネット上では「クリント・イーストウッドを語ろう」というキャンペーンも行われているそうです。こちらもぜひチェックしてみてください!