「君がショックを受けたことを聞かせてくれ!『テレフォンショック!』」

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2022年3月11日(金)PM 10:00まで




音を学ぶ"音学"の授業、サカナLOCKS!。
今回は、生徒にいきなり電話をして、最近あったショックな出来事を話してもらう『テレフォンショック!』の授業です。話してもらった内容に一郎先生が(大きな)ショックを受けた場合は、サカナクションのグッズにショックなサイン※を入れてプレゼントします。(※サインの名前が間違ってる、など)


「早速いってみましょう……テレフォンショック! ふふふ(笑)。いやー……皆さん、春ですね。」

『そうですね!』

「おー(笑)。サカナクションが予定通りアルバムを出すらしいですね。」

『そうですね!』

「ははは!(笑) 元気いいねー。暖かくなってきたことによって、皆さんはもう薄着になっていってるんですかね?」

『そうですね!』

山口「僕はレコーディングで冬に外出なかったから、冬服1回くらいしか着なかったねー。」

『そうですね!』

山口「ふふ(笑)。イエスマンが多いねー。イエスマンばっかりなのかな?」

『そうですね!』

山口「(笑) ……これ、いいのかな?いま新宿アルタ前!? でも、今は知らないんじゃない?我々の世代からするとお昼の定番の番組だったからね。」

SCHOOL OF LOCK!



山口「皆さんからショックな話を聞いて、(サカナクションの新曲)「ショック!」が流れてきたら合格、プレゼントをあげたいと思います。前回のショックなプレゼントは、サカナクションのグッズパーカーに間違えたサインを書きました。さかなクンって書いて横棒をひきました(笑)。そういう届いたらショックなプレゼントが届くので、よろしく!」

山口「では、早速電話していきましょう。もしもし!」

しんまる「もしもし。北海道 17歳のしんまるです。」

山口「今大丈夫か?話せるか?」

しんまる「話せます!」

山口「突然だけど、最近ショックだったことを教えてください。」

しんまる「えー……昨日、期末テストの結果が全部返ってきたんですけど、あんまり良くなくてショックです。」

山口「あー。テストの結果が良くなかったんだ。特にどの教科がだめだったんだ?」

しんまる「私理系なんですけど、化学とか物理とかが良くなかったです。」

山口「化学、物理が良くなかった……それがショック?」

しんまる「ショックです。」

山口「うーん……もうちょっと違うショックないかな?更にショックなことなかったか?」

しんまる「えーっと……塾に行ってるんですけど、中学生から高校1年生まで教えてもらっていた先生が辞めることになっちゃって。もう会えなくて悲しいっていうショックです。」

山口「あー、その塾の先生に対してはすごく信頼していたんだ?」

しんまる「はい。高校受験のために見てもらっていたので、ショックです。」

山口「それはショックだなー……でも、もうちょっとショックなのないかな?(笑) おじさんにもう少し過激なショックを……ショックに飢えてるんです、サカナクションのおじさん。」

しんまる「えー……!」

山口「もうちょっと身近な日常生活の中に転がっていないかな?ショックを俺にくれ。ショックを俺に分けてくれ!」

しんまる「うーん……あ!昨日、学校帰りにバスを待ってたんですよ。で、バス停に並んでいる場所が(凍って)ツルツルで。」

山口「あ、冬でね。北海道だからね。」

しんまる「はい。で、ちょっと後ろに足をずらたんですね。そしたら、ずらっと前にも後ろにも人が並んでいるのにこけてしまって、大注目を浴びてしまったという……恥ずかしくて誰にも言ってなくて(笑)。ショックでした。」

山口「ははは!(笑) 転んだ後何もなかったようなふりをしちゃうやつでしょ?」

しんまる「そうです(笑)。」

山口「しんまる、その時制服だったの?」

しんまる「制服でした。」

山口「それ結構恥ずかしいな。いっぱい人並んでた?」

しんまる「結構並んでいて、しかも、バスに乗る人たちがだんだん前に進んでいる最中で。バスの人たちにも見られて……最悪だなって(笑)。」

山口「ははは(笑)。分かるわ。北海道あるあるだよね、それ。転んだ後に『大丈夫ですか?』とか言われるのも恥ずかしいんだよね。だからみんなもシカトするんだよな、転んでいても。それを何もなかったかのように、すごい痛いんだけど痛いとも言わずに、何もなかったかのようにバスに乗り込まなきゃいけない……あのショックさ……それは非常に、先生わかる!ショック!!

(♪「ショック!」のサビが流れる!)

山口「ショック、ショック、ショッショック〜♪

しんまる「(笑)」

山口「しんまる、ありがとう!北海道ならではのショックだな。じゃあ、ショックなことを教えてくれたので、サカナクションのTシャツにショックなサインを書いてお送りします!」

しんまる「やった!」

山口「ショックなイラストを書いてお送りするので楽しみにしていてください。」

しんまる「はい!ありがとうございます!」

山口「しんまるは北海道のどこなの?」

しんまる「札幌です。」

山口「高校は何高?」

しんまる「平岸高校です。」

山口「あ、平岸高校なの?」

しんまる「はい。とーやま委員と同じです。」

山口「とーやま委員と一緒なんだ(笑)。僕、札幌第一高校だから。」

しんまる「あ!頭良いじゃないですか!」

山口「いや、昔は本当にだめな高校だったんだよ?今は進学校でしょ?後輩たちが頑張ってくれたから、進学校って言われて、札幌第一って言うと頭良いって言われるようになったけど(笑)。当時はランクが低かったから。」

しんまる「えー。」

山口「そうだ、札幌雪すごかったんでしょ?」

しんまる「すごかったです。休校にもなりました。」

山口「え!雪で学校休みになったの?」

しんまる「なりました。朝起きて家でカーテンを開けたときに、家が雪で埋まっているのが見えて。多分100cmくらいは……」

山口「1日で?え!1日で100cmも雪積もったの?……それはめちゃめちゃショックじゃん!

(♪「ショック!」のサビが流れる!)

山口「ショック、ショック、ショッショック〜♪

しんまる「(笑)」

山口「それ、めちゃショックじゃん。しんまる、今、高校2年生?」

しんまる「2年生です。」

山口「じゃあ、次3年生か。受験生じゃん。」

しんまる「そうです……」

山口「ちなみに、サカナクションはいつ知ったの?」

しんまる「中学生の時に、修学旅行のバスの中でクラスの人が「新宝島」をかけて。すごいくせになる曲だなって思ったのが最初です。」

山口「今はサカナクションを結構聴いてくれてるの?」

しんまる「聴いています。」

山口「「ショック!」って曲はどう?」

しんまる「すごい頭の中でずっと再生されていて。家で口ずさんでいたら、弟までショック、ショック〜って(笑)。」

山口「ふふふ(笑)。何?弟まで「ショック!」に影響を受けてるって?」

しんまる「はい。」

山口「弟までサカナクションの「ショック!」に影響を受けたわけ?」

しんまる「受けました!」

山口「それは結構ショックだねー!!

(♪「ショック!」のサビが流れる!)

山口「ふふふ(笑)。もう結びつけるのが大変になってきたぞ(笑)。」

しんまる「(笑)」

山口「ありがとな、しんまる。受験勉強楽しんでね。あんまり思い詰めずに、自分が楽しんでできるように、勉強も学校生活も後悔のないように頑張ってください。」

しんまる「ありがとうございます!」

山口「弟にもよろしく言っといてな。」

しんまる「はい(笑)。」

山口「さいならー。」

しんまる「さよなら。」

SCHOOL OF LOCK!



山口「北海道のしんまる。雪がすごかったらしいしね。北海道の人たちって、転んでいる人に対して声をかけなかったり助けなかったりするわけ。それは、実は優しさなんだよね。我々は見てないよ、知らないよ、大丈夫よっていう合図で無視するんだけど、それは優しさで。でも転んじゃった人からすると、何もなかったふりをしなきゃいけないから、痛がらないふりをするっていうショック具合もあるんだよねー。雪もすごい積もっちゃったみたいだし、大変だったみたいだね。それは非常にショックでした。ありがとうございました。」


山口「では、次の人いってみましょう。もしもし!」

俺コボちゃん(以下、俺コボ)「もしもし!群馬県 18歳の俺コボちゃんです。」

山口「サカナクションの山口一郎です。今大丈夫か?」

俺コボ「大丈夫です!」

山口「俺コボ、最近ショックなことあったのかよ?」

俺コボ「最近ショックなことありました!」

山口「何だよ、教えてくれ。俺はショックに飢えているんだ!ショックに飢えている俺にショックを与えてくれ。」

俺コボ「OKです!この間、休みの日に家でバーベキューしていたんですよ。バーベキューすると、炭の灰が飛んでくるじゃないですか。その飛んできたやつで靴下に穴が開いちゃって。」

山口「(爆笑)」

俺コボ「しかも、それがその日おろしたてで……もう、ショックでした(笑)。」

山口「ははは(笑)。バーベキューしていて、おろしたての靴下に穴が開いちゃった!それは非常にショックだと思う!

(♪「ショック!」のサビが流れる!)

山口「ショック、ショック、ショッショック〜♪

俺コボ「(一緒に踊る)」

山口「それはショックだわ。だけど、俺はそんなんじゃまだ満たされないんだよ。他に何か良いショックないのか?もっとすごいショックをくれ。ビリビリ痺れるやつ。」

俺コボ「もっとショックなやつ……今日の朝、トイレに入った時に、紙をくるくる巻き取っていたら、紙がビリビリいっちゃって。互い違いに紙が破れちゃって……ショックでした。」

山口「ふふふ(笑)。トイレットペーパーが互い違いになっちゃってうわーってなっちゃったんだ。」

俺コボ「なっちゃいました。」

山口「俺コボ……それはね、あんまりショックには感じないわ(笑)。」

俺コボ「あー……!」

山口「もうちょっと、なんかこう……ピリッとくるやつこいよ。ピリッとくるショックを俺にくれよ。」

俺コボ「ピリッとくるショック……え……何だろう……」

山口「何かないのか?俺的には、今俺コボが眼鏡をしている上にサングラスを頭にしてるところがショックだよ。

俺コボ「これショックですか?!」

(♪「ショック!」のサビが流れる!)

山口「ははは(笑)。これ、ラジオを聴いている人は分からないかもしれないけど、今Zoomで話をしてるんだよ。だから、俺コボの顔が見えているんだけど、なんで眼鏡をかけているのに頭の上にサングラスしてんだ?」

俺コボ「(眼鏡をはずしてサングラスをかけて……)こっちの方がいいですか?」

SCHOOL OF LOCK!


山口「それ伝わらないよ、ラジオだと!こっちとか言っても(笑)。それは聞いているみんながショックだよ。

俺コボ「そっか!うわー!(笑)」

(♪「ショック!」のサビが流れる!)

山口「ショック、ショック、ショッショック〜♪

俺コボ「(一緒に踊る)」

山口「ほら、もっとくれよ!ショックくれよ!あるだろ?」

俺コボ「何だろう……あ、昨日ごはん屋さんで、ソースカツ丼屋さんに行って、ロースカツ丼のメガ盛りを頼んだら……写真だけだと少なめに見えて、いざ注文してきたら……いっぱいでした。」

山口「マジでメガだったんだ(笑)。」

俺コボ「はい(笑)。」

山口「でも、それ嬉しいショックじゃないか?」

俺コボ「いや、嬉しいショックですけど、いけるかなって思って頼んだらいけなかった、みたいな……」

山口「ははは!(笑) 頼んだら予想以上にメガ盛だったロースカツ丼。それはショックだなー!

(♪「ショック!」のサビが流れる!)

山口「ショック、ショック、ショッショック〜♪

俺コボ「(一緒に踊る)」

山口「いやー、俺コボ。18歳ってことは、学生?」

俺コボ「いや、一昨日卒業しました!」

山口「じゃあ今高校卒業したて?次はどうするの?」

俺コボ「今後は就職で、自動車関係のお仕事に就きます。」

山口「いいじゃん!整備とかするの?」

俺コボ「パーツを作る仕事です。」

山口「いいねー。それは地元で?」

俺コボ「地元です。」

山口「じゃあ、実家からか。今それ自分の部屋か?」

俺コボ「はい。」

山口「後ろに映ってるの何だ……?俺の写真が飾ってあるじゃないか!」

俺コボ「そうです!」

山口「サカナクションはいつ知ったんだよ。」

俺コボ「サカナクションは2010年くらいからCMか何かで知って。今年になってからたくさん聴くようになって。」

山口「何の曲が好きなんだ?」

俺コボ「えー……「M」です。」

山口「珍しいなー。」

俺コボ「珍しいですか?」

山口「うん。珍しいよ。どういうところが好きなんだよ?」

俺コボ「なんか……リズム感が……いいっすよね!」

山口「ふふふ(笑)。いいよなー。いい曲だよな。」

俺コボ「はい!何かで「M」っていう字がカモメのモチーフだって聞いて、そこからまた好きになっちゃいました。」

山口「まじか……俺コボ……「M」がカモメっていうのは、俺が言ったんじゃなくて、ファンの子がTwitterでそう書いただけだぞ(笑)。

俺コボ「あー……!」

山口「それを、俺がもらっただけなんだ。」

(♪「ショック!」のサビが流れる!)

山口「(爆笑)」

俺コボ「うわー……!」

山口「それいいなって思って俺がもらっただけだぞ(笑)。」

俺コボ「これ……一番ショックかもしれないっす……」

山口「ははは!!(笑) 踊れ踊れー!(笑)」

俺コボ「(一緒にショックダンスを踊る)」

山口「サカナクションの中では一番誰が好きなの?」

俺コボ「え……江島(啓一)先生……!

山口「お前(笑)。俺の写真を後ろに飾っておきながら江島とか言うんじゃねー!そんなの俺がショック受けるだろうが!(笑)

俺コボ「うわー!(笑)」

(♪「ショック!」のサビが流れる!)

山口「ショック、ショック、ショッショック〜♪

俺コボ「(笑)」

山口「お前、見た目もちょっと江島っぽいんだよ。聴いている人には伝わらないと思うけど(笑)。」

俺コボ「そうですか(笑)。」

山口「でも、俺コボちゃん、頑張れよ。俺も頑張るわ。」

俺コボ「はい!」

山口「話せて楽しかったわ。また話そうな。」

俺コボ「さいならっきょ!(ポーズをとりながら)」

山口「さいならっきょ!」

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山口「いやー、俺コボちゃんね……みんなに見せたかった。このテレフォンショック!はリモートでやっているのよ。リモートって情報量が多いでしょ?(画面越しの) 本人の後ろの背景、部屋も見えるわけじゃん。俺コボは、結構パンチのあるキャラだったぞ(笑)。面白かったなー。いろんなショックをもらった。俺コボにもショックなプレゼントをお送りしたいと思う。特に俺コボには、江島に関連するグッズをお送りしようと思います。」


今回の授業も終了の時間になりました。

山口「ショックがショックで……世の中ショックなことがたくさんある。だけど、楽しくショックも乗り越えていこう。みんなのショックを僕が引き受けて、幸せにしていこうと思うのでね。これからもどんどん厳しく面白めのショックを待っています!」



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