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★武道館ライブ
武道館ライブ1日目行きました!!めっちゃ最高でした!!!
人生初のライブだったのですが、やっぱりライブは家でCDを聴くのとは全く違い、生の音を体感出来てとても楽しかったです。音楽が好きな人たちが集まって皆で踊って楽しむことが体験できて良かったです！
あと、赤字防止のためにグッズも買いましたよwww
とにかく、今回の人生初のライブはいろんな面で本当にいい体験ができました。本当にありがとうございました!!!

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山口「おー！タケノコTVの人生初のライブを、サカナクションのライブを選んでくれて本当にありがとうございます。……なんか先生、最近「赤字、赤字」ってばっかり言ってるな(笑)。サカナクション、大丈夫かな？(笑) そんなサカナクションはツアーの真っ最中。アリーナツアーを終えて、今ホールツアーへと移行しています。久々のツアーを回っているわけですが、やっぱりツアーって楽しいですね。各地のみんなに会えるし、心待ちにしてくださっている人たちと一緒に音楽で遊べるというのはすごく気持ち良いですね。あと、1年半もライブを休んでいたのに、こんなにたくさんの人が待っていてくれるっていうのは本当にありがたいことだなと、先生は切実に感じています。次は、新しいアルバムを出しての全国ツアーになると思うので、それはそれで緊張感のあるライブになると思いますし。先生はもう、次のツアーの演出とかも考えているんですよ。いろんなことができそうだなーって。……とか言っていると、また赤字になってね(笑)。……先生、本当にちょっと、今月、苦しいぞ(笑)。」



「それでは黒板を書きます。……あ、そういえば、この間Twitterに、手乗り文鳥が「夜の踊り子」のミュージックビデオで踊るっていうのが送られてきて見ましたけど、(歌詞の)“跳ねた跳ねた”の部分で跳ねてましたねー。可愛いね。文鳥って音楽に反応するんですね。……手が揺らしてるから跳ねているんですかね？どうなのかな。可愛かったなー。」

鳥も踊ってる。笑 https://t.co/yMI7ldBMv1

— 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) 2015, 11月 16

今週も、先週の授業に引き続き、生徒の皆さんから[ サカナLOCKS! 掲示板 ] へ書き込まれたメッセージを紹介していきます。

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★同郷の山口さん！
山口先生こんばんわ！
私は山口先生と同じ北海道出身なのですが、来年の春から地元を離れ東京に進学する予定です。慣れない土地で不安がたくさんありますが山口先生は初めて東京に来た時どのような気持ちでしたか？アドバイスあればお願いします！

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「先生が東京に上京したのは25才のときかな。結構デビューが遅かったので、できあがってから東京に来たんですね(笑)。ふわふわぼうしは18才で、進学で東京に来るので、まだ若くて、先生が東京に来たときとはまったく違うと思うんですけど。先生は、ファーストアルバムとセカンドアルバムの2枚は、北海道在住で作ったんですよ。3枚目の『シンシロ』というアルバムの時に、先生が今お世話になっているHIP LAND MUSICというマネジメント会社と契約することになり、上京することになったんですが。」

「実は、東京に行く前に、どこのマネジメント会社と契約をするかっていう話し合いがあったんですよ。5社くらい先生たちと契約したいって言ってくれるマネジメント会社があったんですね。いくつものマネジメント会社は、札幌在住で一緒にやっていきましょう。ライブのときには東京に出てきたりしてやりましょう、っていうお話だったんですが、HIP LAND MUSICだけ「東京に来い」と。東京で生活しながら音楽をやるっていうことの大切さを懇々と説いてくれたんですね。今、先生がお世話になっている、野村さんっていう方なんですけど。(サカナクションのベースの)愛美ちゃんはね、就職しながら音楽をやっていたし、先生以外のメンバーはみんな実家暮らしだったんですよ。なので、そういう保守的になる……じゃないけど、今の生活を守りながら音楽を続けられるならそっちの方がいいと思うのは当たり前だと思ったんですけど、そのとき先生は、東京に行くなら今しかないと、この遅い年齢で音楽でチャレンジできるのは今しかないんだから、みんなで行こうよっていう風にメンバーと話したんですよ。そしたらみんな、ダメだったら帰ってくれば良いし！みたいな気持ちでね、東京に行こうって。そしてHIP LAND MUSICと契約をしたんですよ。」



「出てきたときは、実は先生、すぐに帰ってくるつもりだったの。どうせうまくいかないだろうって。ファーストアルバムやセカンドアルバムは1800枚くらいしか売れなかったし、次に作るアルバムは、東京で作るものだから、どんなものになるのか分からなかったから。でも、せっかく作るなら求められているものがどんなものなのかを分析して1枚アルバムを作ろうって思って作ったのが『シンシロ』っていうアルバムだったんですね。……って、実は神奈川だったんだけどね。神奈川と東京の県境の、多摩川を挟んでぎりぎり神奈川、みたいなところ。そこにみんなでまとまって住んで、先生の部屋だけリビングが少し大きい部屋にしてもらって、そこにメンバーみんなで集まって、5人でアルバムを作ったんですね。不安もあったけど、音楽に対しての強い気持ちと、音楽に追われている感じで、実は東京に居るっていう感覚があまりなかったし、合宿感覚がありましたね。」

「きっと、ふわふわぼうしはもっと違う気持ちで東京に来ると思うけど、東京っていう街はね、意外と東京生まれの人は少ないんですよ。ローカルの集合体だなって思うので、どこかみんな郷愁感をもって生きているんですね。あと、東京っていう街に馴染もうとしている人たちが多い。だから、背伸びをしようとしている人が多いんです。それは普通のことなんだけど。先生がひとつアドバイスできることがあるとすれば、そのままで良いんだと思う。ふわふわぼうしは北海道生まれだから、北海道訛りってあるよな？その北海道訛りも、別に変える必要は無いと思う。笑われようが、別にそのままで良いと思うしね。常に、自分は北海道の人間で東京の中で生きているんだ、っていうことを自覚すること、それに染まらないようにするっていうことが実はすごく大切なんじゃないかって、先生は思っています。だから、そのままで良いんだと思うよ。先のことは分からないと思うけど、それはみんな同じだからね。焦らず、是非、東京っていう街を、未来を、楽しんでください。」

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★突然ですが……
一郎先生！こんばんわ！突然ですが、サカナクションの曲で一番吹奏楽に合いそうな曲はなんだと思いますか？僕的には「アイディンティティ」が一番合うと思いますが…ぜひ教えて下さい!!

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「「アイデンティティ」が吹奏楽に合うのは、パンチのあるメロディとリズムだと思うんですけど、他に吹奏楽で合いそうな曲は何だろうな……「mellow」とか合うんじゃないかと思う。あのドローンとした感じとか……。(ヒットが)打てなかったときとかね(笑)、三振しちゃったときとかに打席から去って行くときとかにこれが流れると(笑)。……やっぱり勢いがある曲が良いんだろうね。となると、「夜の踊り子」とかかなー。テンポ感も良いしね。(Aメロの)コーラス部分を違う楽器でやるとかね。“雨になって何分か後に行く(歌詞の一部)”があるから、試合中に球場で雨が降った時とかね(笑)。……どうだろうねー。でも、「アイデンティティ」が一番良いんじゃないですか？じゃあ、今度のアルバムで吹奏楽に合いそうな曲を作ってみようかな。」

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★years
一郎先生！yearのサビでハサミのチョキチョキするような音が聞こえる気がするのですが、実際にハサミの音をいれてるのですか？

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「お、ちょっとこれ、聴いてみましょうか。」

(♪「years」の大サビの部分が流れて……)



「これね。歌詞にもハサミってあるからね。……いやー、やっぱり思い出すね、このときのことを。この、チッチッチって音ですよね。これがハサミの音じゃないかって豚丼くんが言うわけですけど。先生、これネタばらししますと……これは、ハサミの音じゃありません！……これね、面白いのが、オケ(音)が先に完成するんですよ。歌詞が後なのね。だから、ハサミの音を入れるっていうアイディアが歌詞から出てくるっていうことはまずないんですよ。で、このチッチッって音は、当時サカナクション先生たちがよく聴いていた音楽がミニマルな音楽が多かったので、この単音、小さな“チッ”っていう音をハイハットの代わりに打ち込みで入れたんですね。これがハサミの音に聴こえるのは、歌詞にハサミという言葉が出てきているので、それにつられてハサミの音に聴こえるっていうマジックですね。先生がこの音を聴いてハサミをイメージして、ハサミっていうワードが出てきたのかもしれませんけどね。多分、意識はしていないと思うけど。」



「お……！もっといっぱい紹介したかったけど、また親父ゆずりの話が長くなるパターンでね(笑)。全然紹介できなかったけど。でも先生、最近嬉しいことがあります。みんな、TwitterとかInstagramとかで、たくさんコメントをくれるようになったんですよ。『情熱大陸』効果なのか「新宝島」効果なのかは分からないけど(笑)。その中でも、先生のことを応援してメッセージをくれる人たちはすごく真面目な人たちが多いので、いろんな貴重な意見をくれるんですよ。時には、もっとこういう風にして欲しいですっていう、改善点を求める意見とかね。Twitterにこの間きていたメッセージを読みましょうか。」


大阪城ホールの8K映像撮影で「Aoi」の2回目をやりましたが、他の公演ではそこで「スローモーション」をやっていたと聞いてすごく残念でした。それならセトリに「スローモーション」を入れて、最後に「Aoi」で撮影して欲しかったです。「スローモーション」を生で聴いて踊りたかったです。ファンだからこそ敢えて言いますが、作品にこだわるあまり、今のこの時、この瞬間であるライブをないがしろにしてほしくないです。そんなつもりは毛頭ないでしょうが、少なくとも8K撮影のときはそう感じました。淋しかったですよ。

「これは、8K映像撮影のときに他の会場のセットリストに「スローモーション」を入れていたって書いてありますけど、実は、入れていません。札幌の会場では「スローモーション」を入れましたけど、札幌だけです。ホールツアーからは「スローモーション」を入れましたけど、他のアリーナでは入れていないので、これは勘違いしていると思うんだけど。こういう風に意見を言ってくれると、先生はそれをすごく参考にしてチームにも伝えられるんでね。たくさん意見がくるっていうのは先生本当に嬉しいし、感謝しています。お手紙とかもたくさんいただいていますね。それも全部ちゃんとお風呂で読んでいます。湯に浸かりながら、のぼせながらね(笑)。この掲示板の意見も、先生やサカナLOCKS!の職員もみんな目を通しているので、是非たくさんの意見やメッセージをお願いします。」