新聞記者 福角元伸先生来校!!

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『 台風、マジで気をつけて 』
 
現在、台風8号の影響から、日本各地で土砂災害や川の増水などに対する警戒が呼びかけられています。
学校掲示板でも全国の生徒の心配をする書き込みが届いています。
 
とーやま校長「ほんとに台風にマジで気をつけて!」
 
よしだ教頭「川とか行かないでください! 行く意味が無いからね」
 
生徒1人ひとり、自分自身でちゃんと気をつけて注意していこう。
 
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今夜の生放送教室は…「夢の職業シリーズ」!
生徒のみんなが憧れる“夢の職業”で働く人をゲスト講師に迎える…人気授業!
 
今週火曜日にも…“夢の職業シリーズ・漫画編集者編”として…『金田一少年の事件簿』『神の雫』などを手がけた
漫画界・伝説の編集者…樹林伸先生が来校してくれました!
 
今夜、生放送教室に迎えるのは、夢の職業シリーズ……新聞記者!
 
福角元伸先生!!!!!!!
 
現在、朝日新聞のスポーツ記者としてバリバリ活躍中の福角元伸先生!
福角先生の専門は…野球!
巨人、西武、阪神、DeNA、大リーグ、高校野球! さらにソチオリンピックではスピードスケートの取材も担当!
 
しかもなんと…! 福角先生高校時代は、あの松井秀喜選手のチームメイトとして、甲子園にも出場!
野球の名門!星稜高校で6番を打っていた福角先生!
そこからどうして“新聞記者”になったのか…!
 
今夜は福角先生に新聞記者、そして…スポーツ記者というお仕事についてお話を聞いていきました!
 
そして!!
福角先生が勤める朝日新聞といえば…広瀬すずちゃんが部長をつとめる「新聞部」をサポートしてくれています!
今夜は「新聞部」からの嬉しいお知らせもありました!
 
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生放送教室には…!
朝日新聞スポーツ記者 福角元伸先生!!
 
福角先生「初めまして! よろしくお願いします!!」
 
とーやま校長「福角先生はラジオには出られたことは?」
 
福角先生「そうですね。ほとんどないです。生放送は初めてで緊張しています(笑)」
 
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福角先生は現在、朝日新聞でスポーツ記者をされているということで、まずはどんな仕事をされているのか聞いていきました!
 
福角先生「今はプロ野球の横浜DeNAベイスターズの担当として、チームに付いて、全国各地の遠征などの記事を書いたり、横浜スタジアムに行って試合の記事を書いたりしています。
もう一つはNPB(日本プロ野球機構)、通称コミッショナー事務局って呼ばれている所を担当して、“統一球問題”などが以前ありましたが、そのような事についての記事を書いています」
 
よしだ教頭「このベイスターズ担当ってことは144試合全部見るんですか?」
 
福角先生「いえ、そこは交代しながら、体に無理が無い程度にやらせてもらっています。まあ、プロ野球を観ながら記事を書いて給料をもらってる夢のような仕事をしています!(笑)」
 
よしだ教頭「たしかに野球好きにはたまらないですよね!」
 
とーやま校長「たぶん俺達も福角先生の記事を読んでいるよね。試合があった次の日には新聞に記事が載るじゃないですか。あれってどのくらいの時間で書いてるんですか?」
 
福角先生「あれは終わった後に話を聞いて、締め切り時間までに書かないといけないんですけど、短い時は15分で書いてますね」
 
校長・教頭「15分!?」
 
とーやま校長「それってだんだんとできるようになったんですか?」
 
福角先生「そうですね。最初のころは全然できなくて、先輩についてもらって厳しく言われながらできていく感じなんです。自分で新聞を読んで様々な表現に赤線を引いて、それを自分の中のAパターン、Bパターン、Cパターンに当てはめていきました」
 
とーやま校長「よくスポーツ新聞の密着取材を観たときは、見出しだけ空欄で試合後に当てはめていくっていうのを見たことがありますね」
 
福角先生「はい。サヨナラホームランが出た時はそのことについてになったりしますね」
 
とーやま校長「睡眠時間は大丈夫ですか!?」
 
福角先生「大丈夫ですよ。朝はけっこう遅くまで寝ていられるので」
 
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そして、福角先生は石川県の星稜高等学校で野球をやられていて、松井秀喜選手とはチームメイトだったそうです!
 
とーやま校長「1992年に甲子園に出られてたじゃないですか。教頭先生も僕も野球をやっていたので明徳義塾高校との試合をがっつり観ていました!
星陵高校でレギュラーを獲られるなんてすごいですよ!」
 
よしだ教頭「野球をやっていたので、今でも甲子園に出られた方はヒーローみたいな憧れがありますね!」
 
福角先生「ありがとうございます」
 
とーやま校長「松井選手ってどんな感じだったんですか?」
 
福角先生「僕はずっと硬式をやってきていて、高校での最初のバッティングで先輩に注目されていたんです。そこで良いライナーを打ったんです。“これが硬式だ。お前らどうだ?”と軟式経験者に対して思っていたんですけど、
そしたら軟式出身の松井選手はバックスクリーンを超えていきましたからね。122メートルですよ…!」
 
とーやま校長「モノが最初から違うんですね〜! そこからどうして新聞記者になろうと思ったんですか?」
 
福角先生「最初からなろうと思っていたわけじゃないんです。ずっと前から東京に出て働きたいと思っていて。甲子園に出ることによって、全国のすごい選手を観てきて…。仕事で、社会人の甲子園として優秀な人たちが集まってくるのは東京だと勝手に思い込んでいましたね(笑)
それで東京にずっと出たいと思っていたんです」
 
就職については、大学時代に高校の同級生だった松井選手からアドバイスをもらったそうです。
 
福角先生「“お前、けっこう喋るほうだからマスコミ関係の仕事に就いたら?”って言われましたね」
 
続いてはスポーツ記者としてのやりがいについて聞いていきました!
 
福角先生「やっぱり子供のころに憧れていた選手に取材できるのは嬉しいですね」
 
とーやま校長「夢ですよね〜!」
 
DeNAベイスターズの中畑監督に出会えたことが嬉しかったそうです!
 
福角先生「この前、地元の石川県で、DeNAベイスターズの試合があって。実家にも帰れるし、中畑監督と話もできるし良いこと尽くしでしたね…!」
 
とーやま校長「そういう子供の頃に憧れた人について記事を書いて。それを読んで“俺もこういうふうになりたいな”って思える仕事って事ですよね!」
 
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そして我が校の「新聞部」からお知らせ!
8月9日から開催される…第96回全国高等学校野球選手権大会!
通称…夏の甲子園
 
この夏の甲子園を取材するSCHOOL OF LOCK!公式新聞記者を緊急募集!!!!
 
この夏の甲子園のバックアップをしている、朝日新聞が、我が校の生徒1組2名をこの「甲子園」に招待!
我が校の新聞記者として、生徒を代表して「甲子園」を取材!
我が校の新聞!SCHOOL OF LOCK!TIMESに掲載する新聞記事を書いてほしい!
 
取材するのは…開会式と第一試合!
もちろん、二人分の交通費と宿泊費も完全サポートします!
 
そして新聞部・部長、広瀬すずちゃんも生徒を代表して甲子園に取材にいくぞ!
 
“新聞記者になりたい!”という生徒も、“今日福角先生の話を聞いて興味を持った!”って生徒も、“とにかく甲子園が大好きだ!”っていう生徒も今すぐ応募してくれ!
同世代の熱い戦いをそのペンで俺たちに伝えてほしい!
 
応募の〆切は…7月24日(木)24時!
 
詳しくは、SCHOOOL OF LOCK!のWEBサイトをチェックしてくれ!
 
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続いては生徒から届いた福角先生への質問に答えたもらいました。
 
まずは、RN ミスタージャックからの“新聞記者はどのような人が向いていますか?”
 
福角先生「これは自分の持論なんですけど、明るく笑顔がいい人ですね。
難しいことは言わないです。文章が上手いとか質問が上手な人って言う人もいるんですけど、やっぱりスポーツ記者は笑顔で選手や関係者に対応できる人。
そうすると向こうも気持ちを許してくれるので。取材対象者との距離を縮めるのが第一の仕事なので、スポーツ記者に関してはそう思いますね!」
 
笑顔は人と人を繋げるクッションになるそうです!
 
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続いてはプロ野球選手を目指しているという RN グラタンボーイから質問!
“一流選手と二流選手の違いは、大きくいうと何ですか?”
 
福角先生「これはもう、“頭っで考えてるか、考えてないか”の違いです。プロになれるレベルだと、体のポテンシャルと技術力はたいして変わらないので。そこから差が出てくるのは頭で考えてるかなんです」
 
松井秀喜選手は高校時代、とても数学に強かったそうです。
 
福角先生「テストでも90点以上をとっていて。“野球は数字のスポーツだろう”って言ってましたね。投げたピッチャーの球種を全部覚えていて、自分でパターンの統計を出していたんです。
それを頭で考えながら次の球を予想して、ホームランを打ってましたね。だから頭で考えるかの違いが一億円プレーヤーになれるかなれないかを決めるんじゃないかと思います」
 
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そして次は電話で直接生徒と話をしていきました!
 
みさきっず 熊本県 17歳 女
 
とーやま校長「みさきっずの聞きたいことを福角先生に聞いちゃおう!」
 
みさきっず「はい! あの、話し上手とか聞き上手になるにはどうすればいいですか?」
 
将来、マスコミ関係の仕事に就きたいと思っている、RN みさきっず。
インターンなどを経験して、人の話を聞くのが上手かったり、話し上手な人が向いているのではと考えたそう。
 
福角先生「僕は、“すいません、素人なんですけど…”って下手にでて、バカになるっていうか、自分をさらけ出して素直に言います」
 
笑顔を交えながら相手を安心させて、下手から入って話を引き出していくそうです。
 
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福角先生「“すいません、野球素人で全然分からんないんですけど…”って言うのをクッションにしていますね」
 
とーやま校長「そうすると確かに向こうもは話しやすい空気になりますし」
 
福角先生「はい、空気を作って、ワンクッションを置く事に神経を使えば、相手も安心してくれるんじゃないかって思いますね」
 
とーやま校長「どう? みさきっず」
 
みさきっず「たしかにそうすれば自分も話しやすいです」
 
よしだ教頭「そうだよ。自分が話しやすいように取材すればいいんだよ」
 
とーやま校長「俺もインタビューを受けた事があるけど、次に相手が“次、これ言おう”って考えていると、こっちも“何か言わないといけない”って思ってしまいますね」
 
福角先生「自分のキャラクターを出して、安心させれれば、スムーズに話を聞けるんじゃないかと思いますね」
 
福角先生「はい! ありがとうございます!」
 
とーやま校長「じゃあ福角先生の話を頭に入れてやってみるか!」
 
みさきっず「はい!」
 
そして黒板の時間!
 
本日は福角先生に黒板を書いてもらいました!
 
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『 仲間を大切に 』
 
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僕の高校の同級生でもある、松井秀喜選手。
職業は違うけど、同じ業界、空間で仕事をしています。
 
高校時代はまさか同じ業界で仕事するとは思っておらず、野球に明け暮れ、ケンカもしました。
でも結局、何十年経った今、一緒に仕事をする関係にあります。
 
10代で出会った仲間は大事にしてもらいたいです。
いつどこで、何かの縁があって、一緒に何か物事を起こしたり、仕事をするかもしれないので
 
友達、先輩、後輩…仲間を大事にしてほしいです。

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とーやま校長「福角先生の話を聞いて、身の回りの人間に優しくしたいって思えました。ありがとうございました!」
 
福角先生「こちらこそありがとうございました!!」

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福角元伸先生、本日はありがとうございました!
ぜひまた来てください!!
 
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【逆電リスナー】
みさきっず 熊本県 17歳 女
 
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【オンエアリスト】
22:04 未来はOnly Lonely / N'夙川BOYS
22:23 ネタンデルタール人 / back number
22:39 エントランス / ASIAN KUNG-FU GENERATION
22:49 Believe in yourself / 阿部真央
23:23 モノクロトウキョー / サカナクション
23:44 No Way / Czecho No Republic
23:49 yume / SEKAI NO OWARI
23:53 手紙 〜未来 / ケツメイシ
 
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甲子園に行けるなんてうらやましいぞ!!
福角先生、ありがとうございました!!
 
校長のとーやま
 
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スポーツ大好きな私は福角先生の話が全て貴重で
時間が足りないのでした!
 
よしだ教頭
 
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