tacica 先生来校!『今、キミが居る場所、位置からは何が見えますか？』

tacica 先生来校!
『今、キミが居る場所、位置からは何が見えますか？』

2015.06.04

生放送教室

『ライン始めました。』
　
あしざわ教頭「これ…誰がライン始めたんですか？」
　
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK!だよ」
　
そう！　ついさっき!!　本当についさっき!!
SCHOOL OF LOCK!のLINE@アカウントが出来たぞーーーーー!!!
　
このLINEでは、「KIFF＆RELEASE」「校内新聞」を担当している、我が校の職員のジェーンがSCHOOL OF LOCK!に関する情報を配信!!
さらには、とーやま校長がダイエットに励む姿や、あしざわ教頭が自撮りに励んでいる姿を写真で配信したりすることも…!!
　
SCHOOL OF LOCK! LINE＠アカウントIDは…
『@sol_info』!!!
　
今すぐ友達登録してね～!!

　

tacica 先生来校!
『今、キミが居る場所、位置からは何が見えますか？』

今夜の生放送教室には……
tacica 先生来校!
　
あしざわ教頭「我が校とは、8年くらいの付き合いですよね？」
　
そう、我が校とはずっと共に歩いてきたtacica 先生。
パスケース、トートバッグ、携帯待ち受けなど、一緒にコラボグッズを作ったことも…!!
　
今年で結成10周年になるtacica先生は、5月27日(水)に、ニューアルバム『LOCUS』をリリース！
　
このタイトルにつけられている“LOCUS”と言う言葉には、場所・位置・遺伝子座、軌跡とか、色んな意味がある。
　
今夜はその中から「場所・位置」をテーマに授業をしていく！
　
『今、キミが居る場所、位置からは何が見えますか？』
　
受験勉強に励んでいたり、部活の大会に向けて頑張っていたり。キミが居る世界からはどんな景色が見えている？

クラスの隅っこから見えるのは、楽しそうなクラスメイトの顔。
ベンチに座りながら見ているのは、レギュラーで頑張っている仲間の姿。
通学で使うバスの車内で見ているのは、同じバスに乗っている、気になるあの子…。
窓の外から聴こえてくるのは、学校へ向かう同級生の声…。
　
みんなが今居る場所や位置。そこから見ているもの、聴こえてくるものを教えてほしい。
　
そして、ニューアルバム『LOCUS』の感想も待ってます!!
　
学校掲示板、メールから送ってほしい！
　

　
生放送教室には……
tacica先生が登場！

猪狩翔一先生(Vo.G)
小西悠太先生(Bass)

とーやま校長「tacica先生、お久しぶりです！　教頭は初めましてなんですよね」

あしざわ教頭「はい！　よろしくお願いします!!」

とーやま校長「生放送教室では9ヶ月ぶりの登場になるんですけど…。実は僕、以前出演していただいた直後くらいに、猪狩先生と偶然お会いしたんです！」

しかし、とーやま校長は自転車だったため、サラッとした挨拶でお別れしてしまったのだそう…(笑)

そんなtacica先生は、約2年ぶり5作目のアルバム『LOCUS』をリリース！　3曲目の『LUCKY』は先月、SCHOOL OF LOCK!で初オンエアをさせていただいて、生徒のみんなと一緒に聞きました！

tacica先生「ありがとうございます！」

とーやま校長「今回のアルバムを聴いて、ストレートになったな。っていうのが第一印象で、“伝えたい”とか、“鳴らしたい”っていう気持ちが強まったのが今回のアルバムかなって思ったんですけど、いかがでしょう？」

猪狩先生「他の方にもそう言われることが多くて、そういう風に感想をもらって初めて、自分たちも客観視できるっていう所がありますね。最近自分でも聴き返すことがあるんだけど、そう思います」

とーやま校長「製作中は、別にそういう意識はなく作られていたんですか？」

猪狩先生「前作『HOMELAND』の時と違って、分かりにくい所なのかもしれないんですけど、“内面的なところで表側を向きたい”という意識があって。それが、ちゃんと皆に分かるように表現できるのかは別の話だったんですけど、そういう風に作っていたんだなっていうのは、改めて聞いた時に思いました」

あしざわ教頭「僕は聴いた時に、音の耳触りがすごい良くって、色んなアーティストさんの曲って結構パキッとしている音が多いんですけど、tacica先生の音ってすごく自然に耳に入ってくるんです。不思議な感覚になりましたね」

猪狩先生「キンキンする音が嫌いなんですよね。一聴した時にパンチ力があるのは、そっちなのかもしれないんだけど、個人的な好みとか、チーム全体の方向もあまりキンキンしていない音作りにしていますね」

あしざわ教頭「生身というか、tacica先生のそのままが直接、耳に入ってくるのが居心地が良かったです」

とーやま校長「あと、音が近いという感じがしたんですよ。すぐそこにいるというか…」

猪狩先生「ありがとうございます！　今回、リズム隊がすごく音が良くって、録り方とかプレイもあると思うんですけど、特にそうですね」

♪ GOAT　/　tacica

■ 久し振りの書き込み、ドキドキ
tacicaのLOCUS、毎日聴いてます。日常のあらゆる出来事と向き合う大切さとか、一瞬一瞬を大事に過ごさなきゃとか、なんだか、可能性はまだまだあるよと言われてる気がして、聴くと落ち着きます。歌詞が心強くて生きてて良かったって思えます。そのくらいジーンと心に響きます。LOCUSを聴いて、これから新しい事に色々と挑戦して、自分を見つけて、これからの沢山の可能性を広げて行きたいと思います。

タシカに
女/20/福岡県
2015/06/04 17:17

tacica先生「ありがとうございます！」

とーやま校長「めちゃめちゃ聴いてくれているんですね」

そして、本日のテーマ『今、キミが居る場所、位置からは何が見えますか？』
生徒みんなの目線からはどんな景色が見えているのか……。逆電して聞いてみました!!

ひかんちゅ　山口県　17歳　女　高校3年生

とーやま校長「もしもし!!　校長のとーやまです！」

あしざわ教頭「教頭のあしざわです！」

tacica先生「tacicaです！」

ひかんちゅ「ラジオネームひかんちゅです！」

とーやま校長「ひかんちゅがいる場所からは、何が見えている？」

ひかんちゅ「ステージからたくさんの人が居るのが見えます!!」

とーやま校長「ステージから!?　これはどういうこと？」

ひかんちゅ「明日から2日間、文化祭があって、文化祭のエンディングのステージにバンドで立てることになりました！」

とーやま校長「おおーー！　すごい！　今まで人前でやったことはある？」

ひかんちゅ「何回かライブをやったことがあります！」

とーやま校長「じゃあ、もう頭の中でたくさんの人が居るのが見えるんだ？」

ひかんちゅ「はい。今日リハーサルをやったんですけど、ステージからたくさんの椅子が並べてあるのが見えて、ワクワクもしてますし、緊張もしてます…」

とーやま校長「tacica先生もたくさんライブやられていると思いますけど、10代の時のことって覚えていますか？」

猪狩先生「高校の時に学園祭バンドとかを組んで、本番の何週間前とかには、田舎でスタジオも無かったので、友達の家の車庫で練習してましたね」

とーやま校長「tacica先生もライブの時は緊張されますか？」

小西先生「緊張する方だと思いますね」

猪狩先生「小西はしてるのかな…。俺は、絶対小西よりも緊張してると思うんです」

あしざわ教頭「緊張しあい合戦になっちゃってる(笑)　猪狩先生はどう解消されるんですか？」

猪狩先生「解消法が無くなってきてるので緊張しまくるしかないんですけど、歌うと呼吸になるので、歌い始めたら意外と大丈夫ですね。楽器は意図的に呼吸しないと緊張を解くのは難しくなるのかなと思います」

とーやま校長「ひかんちゅは、ちなみにパートは何？」

ひかんちゅ「基本がギターで、キーボードとベースもやります！」

とーやま校長「多彩だねぇ！　面白そうなバンド組んでるね～」

あしざわ教頭「とんでもないマルチプレイヤーですね！」

とーやま校長「コーラスとかはやるの？」

ひかんちゅ「いや、歌ったり喋ったりはしないですね」

とーやま校長「ステージ上でメンバーと話をしてみると、呼吸の代わりになって良いかもしれないね」

ひかんちゅ「はい！」

とーやま校長「今日見たときは椅子しか無かったけど、それがお客さんに見えたっていうのは、楽しみにしている証拠だし、練習をちゃんとしてきたっていう証拠だと思う!!　あとは楽しむことだよ！」

猪狩先生「そうですね！」

とーやま校長「ラストの文化祭でしょ？　メンバーと一緒に暴れてこい！」

ひかんちゅ「はい！　ありがとうございます！」

とーやま校長「tacica 先生は、6月12日（金）の福岡公演を皮切りに、広島、大阪、名古屋、東京、宮城、札幌と、全国7大都市を回る、TOUR 2015 「LOCUS」がスタートするんですよね？」

TOUR 2015 「LOCUS」

6月12日金曜日福岡BEAT STATION
6月14日日曜日広島Cave-Be
6月17日水曜日梅田クラブクアトロ
6月19日金曜日名古屋クラブクアトロ
7月05日日曜日六本木EX THEATER
7月10日金曜日仙台CLUB JUNK BOX
7月12日日曜日札幌cube garden

詳しい情報は公式ホームページをチェック！

とーやま校長「今は、絶賛リハーサル中ですか？　どんな感じでしょう？」

猪狩先生「そうですね。いい感じです」

とーやま校長「いい感じ！　小西先生はいかがでしょう？」

小西先生「いい感じです！」

あしざわ教頭「いい感じが2個あるっていうことは、すごくいい感じってことですね！」

とーやま校長「前回は、去年の10月から12月にかけて全国ツアーということでしたけど、結構回られていましたよね。半年位のスパンでまた全国ツアーっていうのは長いですか、短いですか？」

猪狩先生「僕ら的には短いですね」

とーやま校長「SCHOOL OF LOCK!を聴いている生徒の中にもライブに行くっていう生徒もたくさんいると思いますけど、tacica先生に身を任せて楽しむっていうことでいいですよね？」

猪狩先生「はい！」

とーやま校長「今回のツアーは『LOCUS』の曲をメインでやるっていう感じなんでしょうか？

猪狩先生「そうですね。中心でやっていきます」

とーやま校長「すでにアルバム曲をライブでやっていたりはするんですか？」

猪狩先生「『LUCKY』は、この前のツアーでやっていますね」

とーやま校長「じゃあ、このライブでアルバムの曲を初めて聴くっていう人も多いんですね。アーティストの人によりますが、新曲やりたくてしょうがないとか、新曲は緊張するっていう人、様々だと思うんですけど…」

猪狩先生「そういう曲もあるかな…。バンドを組んで最初の方って、ライブでやった曲をCDにするっていう作業が殆どだったけど、だんだんそうじゃなくなってきて。先にCDが出て、それをライブでやるっていう順番になってきちゃったから、そうじゃないのもまたしたいなと思いますね」

あしざわ教頭「それだとお客さんの反応とか違いますか？」

猪狩先生「少し違う気がしますね」

とーやま校長「小西先生は、新曲をやられるのはどう感じますか？」

小西先生「自分は、結構初めてやる曲っていうのは緊張しますね」

tacica先生こんばんは。私はtacica先生の『オオカミと月と深い霧』に出会って8年経ちました。
今でも出会った時のキラキラした輝きを忘れません。tacica先生に出会って夢が出来ました。
それは、大好きなバンドを多くの人に届ける事です。まさにSOLと同じですね。そして今、夢、叶えている最中です。現在レコードストアの店員をやってます。素敵な仲間に支えられて今があります。
私はtacica先生に出会ったから今の居場所があります。tacica先生のおかげで！　ありがとうございます。
猪狩先生と小西先生が息を吹き込んだ一瞬を聴いただけで虜にしてしまうtacica先生、大大好きです。これからも応援してます！

羅希
女/21/新潟県

とーやま校長「tacica先生との出会いによって、自分の位置が確立されたということですね」

猪狩先生「嬉しいですね。でも、俺らが助けたかもしれないけど、その位置は自分の力で手に入れたって、誇りに思っていいんじゃないかなと思います」

とーやま校長「最終的な決断とか、一歩進んだっていうのは、曲の力とかを借りたけれど、本人のことですもんね」

そして、『今、キミが居る場所、位置からは何が見えますか？』というテーマで生徒に逆電！

東のファンタジスタ　三重県　16歳　男　高校2年生

あしざわ教頭「中2高2は……フリーーダーーーム!!」

東のファンタジスタ「フリーダーーム！」

とーやま校長「小西先生と、猪狩先生が、真っ先に僕の顔を見ました(笑)」

あしざわ教頭「(笑)!!　これはですね、“中2高2って一番自由な時間なんじゃないか。”という意味を込めて叫ばせていただいてるんですけれど…」

とーやま校長「今のお二人の顔、かなり忘れないと思います(笑)　今年の秋くらいまで忘れないと思う」

あしざわ教頭「結構、後引きますね！」

とーやま校長「さっそく聞いちゃうんだけど、東のファンタジスタが今いる場所、そこから何が見えてる？」

東のファンタジスタ「部活仲間のすごさと、自分の気持ちが見えています」

とーやま校長「自分の気持ちが見えているってすごい言葉だけど……。東のファンタジスタは、部活は何？」

東のファンタジスタ「サッカー部です！　結構強いサッカー部なので、上からA・B・Cとチーム分けがあるんです。去年はBチームだったんですけど、今年になって、同級生の中で僕だけCチームになってしまったんです」

Cチームに入ったことにより、今まで一緒にやってきた時には見えなかった仲間のすごさが見えるようになったそう！

とーやま校長「具体的には、どういうところが見えるようになった？」

東のファンタジスタ「試合を一緒にした時に、他の選手にする要求とかのレベルの高さが、はたから見ていてよく分かりますね」

とーやま校長「そういう所がわかったんだね。更に、自分の今の気持ちが見えてるんだよね？」

東のファンタジスタ「今から追いつくのは、すごく難しいんですけど、やっぱりサッカーがやりたくて、高校生活が終わるまではやり遂げたいっていう気持ちがあります！」

とーやま校長「ちゃんと、受け止めてるよなあ…。猪狩先生はどう思われますか？」

猪狩先生「高校2年生でそういう風に思えるって、すごいよね。どうせだから、やりたいようにやって良いと思う。悔いが残らないようにって、よく聞く話だけど、本当にそう思うんだよね」

とーやま校長「実際、今はCチームにいるわけだろ？　どういった事をしていこうって考えはあるの？」

東のファンタジスタ「Cチームの中では自分が先輩の立場になるので、新しく入った後輩をリードしていけるような存在になりたいです」

あしざわ教頭「自分でそれが見えてきたってことなんだ」

とーやま校長「これもチームの為ってことだね。チームの状況とかもあるけど、まだ1年以上あるから、後輩の指導も全力でやりながら、一個上のBチームも狙って欲しい！」

あしざわ教頭「後輩に教えることもたくさんあると思うけど、猪狩先生もおっしゃっていたように、好きなようにやって、そこから“イケるかも！”っていう瞬間があったら、いっちゃっていいと思う！　まだまだサッカーを上手くなりたいっていう気持ちはあるんだよね？」

東のファンタジスタ「もちろんです！」

あしざわ教頭「その気持ちに無理してブレーキをかけないで、いけるようにしてほしいな」

東のファンタジスタ「ありがとうございます！」

とーやま校長「もちろん、東のファンタジスタが見えたものに突き進んでいくのも、すごく大事だと思う。でも、違う景色が見えているって、同級生たちが見えてないモノが見えているっていうことだよね」

小西先生「そう思います。Bチームにいる同級生とは違うものが見える。それって、良い点でもあると思うし、プラスに考えても良いと思う」

あしざわ教頭「その目線を持てるっていうのはすごく力強いと思う。そこからもっと高みを目指して欲しい！」

とーやま校長「俺たち4人の意見は同じですよね」

猪狩先生「はい！　同じです」

とーやま校長「応援してるぞ!!　お前にしか出せないパスを出していけよ！」

東のファンタジスタ「はい!!」

♪ 幽霊のいない街　／　tacica

■ 共感
すげーよくわかるよ、その気持ち。僕はバスケだったけどずっとCチームだった...でも、絶対自分という敵に負けたくなかったから夏にBにあがって、最後はＡまで上がれた。そのときにはじめて分かったことがある。こんな僕でも高みを目指してよかったんだって！だから絶対頑張って欲しい。東のファンタジスタさん、応援してます。

サラサラ
男/17/東京都
2015/06/04 23:44

とーやま校長「これは、奇跡とかじゃないね」

あしざわ教頭「だって、純粋に“もっとイケる！”と思ったから、自然に上がっていったんだと思います」

そして、いつもは、とーやま校長に黒板をお願いしていますが…、今日はtacica先生に黒板を書いてもらいました！

『 LUCKY 』

この『LOCUS』というアルバムを作るときに、シングルを除いて、アルバムを意識し始めて、一番最初に作った曲が『LUCKY』なんです。

“バンドを鼓舞する”じゃないけど、精神的にあまりよくない時に作った曲だったんです。でも、歌詞に「笑えるならラッキー」っていう歌詞があって…。
生きているとマイナスなことの方が心に残ってしまって、そういう時期の方が長く続いているって思ってしまうんだけど、何でもないような時に、何でもないような事でも“ラッキー”って思えたら、いろんなことがもっと生きていきやすいように進むんじゃないのかなと思ったんです。

今、俺たちがこの曲とか言葉に、すごく助けられているっていうのがあるから、そういう人に届いたら良いなと思って作った曲なので、この言葉にしました。

とーやま校長「今の黒板のお話を聞いて、『LUCKY』を聴くと、ものすごくイケる気がしました！」

あしざわ教頭「本当に、ぴったりです！」

とーやま校長「ツアーも楽しんできてください！　今日はありがとうございました!!」

tacica先生「ありがとうございました！」