今年も「春の全国交通安全運動」が、
来週月曜日、4月6日から15日水曜日までの10日間実施されます。

今週と来週は、警察庁 交通局 交通企画課
渡辺友佳子さんに、その大切なポイントをお伝えします。

今回の重点ポイントは3つ。


<子供を始めとする歩行者の安全の確保>
        
<高齢運転者等の安全運転の励行>

<自転車の安全利用の推進>



今日はそのうち「子供を始めとする歩行者の安全の確保」について伺いました。
いま交通事故死亡者で最も多いのが「歩行者」です。
その歩行者が車との事故で亡くなった7割は道路横断中。
多くのケースで、横断歩道以外で渡る、
走行中や停止中の車の直前や直後で渡るなど、
交通ルールを守っていませんでした。





歩行者も交通ルールを守らなければ交通事故に繋がります。
横断歩道以外の道路の箇所でクルマはスピードを落とさずに走るもの。
渡ることはとても危険なので横断歩道がある場合は必ず利用しましょう。
横断歩道がない場合は十分に安全を確認してからにして下さい。


そして、4月から入学や進級を迎えた
子供たちも交通事故には十分気をつけてほしいところです。
特に小学生は学校生活に慣れ始める5月に
下校中や遊びに行くような場面での事故が最も多くなります。

事故の多くは飛び出しが原因。
道路を渡る時には必ず立ち止まる、右や左から車が来ないかよく見るなど、
お父さん、お母さんは子どもに繰り返し教えてください。





そして、いま大きな問題になっているのが、
信号のない横断歩道で一時停止するクルマが少ないこと。
横断歩道は歩行者優先が原則で安心して道路を渡れるべきところです。
ドライバーは横断歩道に近づいたらスピードを抑える、
横断歩道に人がいたら止まる、この2つを必ず守って下さい。

去年の交通安全ファミリー作文コンクールで
内閣総理大臣賞を受賞した八幡葵子さんはこんなこと書いています。


家の近くに信号のない横断歩道があります。
車がたくさん通るので、なかなか渡れません。
もっと大きく手をあげると、運転手さんが気づいて、
車が止まってくれるかなと思いました。

そこで夏休みに調べてみました。
まず、横断歩道の横で、手を上げずに立ちました。
100台調べて、止まった車はたったの5台でした。
次は、車がきたら、大きく手を上げました。
すると、100台中19台が止まってくれました。
でも、目の前をたくさんの車が通り過ぎていきました。
それでも手をあげない時より4倍くらいの車が止まってくれたので、
手を上げることは、大切なのだと思いました。

ー 中略 ー

私は、おじいさんやおばあさんが横断歩道の手前を渡ったり、
道路を斜めに渡っているのを、よく見かけます。
私は「どうして横断歩道を渡らないのだろう」と思います。
車の人がびっくりするからです。
びっくりして、アクセルとブレーキを間違えて踏んでしまうかもしれません。



歩行者もドライバーも、交通事故を減らすために、
ぜひ交通ルールやマナーを守ってください。


もうすぐ新年度。
このタイミングでクルマの買い替えをした方
考えている方が全国にいるでしょう。

今日のテーマは「ドライブレコーダー」でしたが、
「ドライブレコーダーをとりつけようか?」と考えている方もいるでしょう。
今では安全運転を促してくれるツール。
今週はその効果をお伝えしました。





コメントは A PIT オートバックス東雲の浮田義之さん。





浮田さんによるとドライブレコーダーは車の必需品になりつつあるとのこと。
若い世代から高齢者まで世代まで取り付ける傾向があるそうです。

もともとドライブレコーダーは、万が一、交通事故に遭遇した時のため
運転手を雇用するタクシー会社や運送会社が業務車に搭載するものでした。
ドライバーに落ち度がなかった、少なかったことを証明するためです。

最近では、その本来の用途目的に加え、違う効果も考慮されています。
自分の運転する姿が全て残るので無謀な運転を抑制する手段となるのです。








ドライブレコーダーの進化には、目覚ましいものがあります。
以前は前方しか映らないタイプがほとんどでしたが、
今では後ろや横まで写せるものが主流だとか。
また、夜間の運転や街灯が少ないところでも
鮮明に映像が残せるほど画像のクオリティが上がっているそうです。
これらは煽り運転対策にもなるということで注目されています。





交通事故に関わった時や煽り運転に遭遇してしまった時の
自分の正当性を証明する手段として、煽り運転に遭遇した時に証拠として
ドライブレコーダーは、とても役立つツールとなります。
そのことを感じていて、まだ利用していていない方は、
利用を検討してみてはどうでしょう。


この春、高校の卒業前に自動車教習所に通って、
運転免許証を取得した人が、全国にはたくさんいるでしょう。
これからは、そんな方たちが若葉マークをつけて運転し始める時期。

でも、初心者ドライバーのみなさん、気をつけて下さい。
教官が助手席に同乗している教習所時代と
ひとりで運転する状況は大きく違います。
自分の責任と判断で危険を避けなければいけません。
      
そのためには、どんなことに注意して運転に臨むべきか?
今週は初心者ドライバーの注意点をお伝えしました。





初心者ドライバーが注意すること。
まず1つ目は、当たり前ですが「初心者マーク」をつけること。
若い頃は「初心者マークはカッコ悪い」と思うかもしれません。
でも、あなたの運転は、まだ危なっかしい状態。
初心者マークをつけていれば、
後続する車が意識して車間距離を空けてくれる、
行きあたったクルマが道を譲ってくれるなど、
周囲が危険を避けるよう動いてくれる少なからずあるはずです。





2つめは「クルマの操作方法を確認する」。
免許取り立てに乗る家のクルマや友人のクルマは、
教習所で運転していたものと、だいぶ操作が違うかもしれません。
ギア、サイドミラーのスイッチ、ハザードの位置、ワイパーの作動、
走り始めてから分からないとパニックに陥るかもしれません。
乗る前に、ひととおりの操作を確認しましょう。

3つめは「きちんとした乗車姿勢をとる」こと。
フットレストに足をのせて踏ん張った時に膝が曲がるよう少し深めに座ります。
そして、ハンドルと背もたれの距離を運転しやすいようシートの高さを快適な位置に。
ハンドルが近すぎると、力が入って方が凝ってしまったり、
シートが低すぎると視界が狭くなってしまったり、
安全な運転に支障をきたすことがあります。

4つめは「ミラーを見やすい位置に合わせる」。
バックミラー、ドアミラーを合わせるのを忘れて走り始めると
ミラーを見た時に、確認したいところが見えず、焦ってしまいます。
運転前に、自分にあったミラー設定をしましょう。





5つめは「時間の余裕を持つ」。
運転に慣れていない時は、道を間違えがち。
曲がろうと思ったのに、曲がり損ねることもあります。
それでも、何かの時間に間に合いたいとなると、
スピードを出す事態になってしまいます。
そんな状況を避けるために時間の余裕をもって出発するようにして下さい。

6つめ「乗り込む前にクルマの前後を確認する」。
2月最後の放送「危ない!クルマの死角」でお伝えしましたが、
運転席に乗り込んでしまうと車体より下に死角があります。
子どもがいたりでもしたら大ごと。
何かモノがあればクルマが傷つきます。
周囲に障害物がないか? 確認するようにしましょう。





7つ目は「運転に集中する」。
免許をとったばかりの時は、
さっそく友達と一緒にクルマで出かけよう!となるもの。
楽しいのはわかりますが、運転中なのにはしゃぎすぎたり、
大音量で音楽をかけたりすることは、注意力の低下につながります。
ドライバーは、同乗者の安全を守ることも、責任の1つ。
しっかりと運転に集中しましょう。
初心者ドライバーのクルマに乗る人も気遣いの気持ちを持って下さい。

8つ目は「できるだけ幹線道路を走行する」。
大きな道路はクルマの通行量が多い。走っている速度も速い。
はじめは怖いかもしれません。
でも、きちんと整備されていて、クルマの流れもあり、
戸惑うことが少ないという側面があります。
反対に狭い道路では、他のクルマとの間隔が近かったり、
歩行車や自転車が多かったり、時には飛び出してくる歩行者もいます。
細々とした危険を避けるためにも大きな道路を走ることをお勧めします。
«Prev || 1 | 2 | 3 | … 110 | 111 | 112 | … 196 | 197 | 198 | | Next»