今回の「なるほど!交通安全」はスペシャルバージョン。
TOKYO FMをはじめ、全国38局ネットで
夜10時から放送中のスクールオブロックの中で放送中の
「ANZEN LOCKS! supported by JA共済」から
アンゼン先生こと、安藤全一さんをお迎えしました。

「ANZEN LOCKS! supported by JA共済」は毎週月曜日の夜11時からの放送。
毎週1人の生徒と電話を繋いで“交通安全クイズ”に解答してもらいます!
知っているようで知らない交通安全にまつわるクイズを通して、
交通安全に関する知識を生徒のみんなに学んでもらい
みんなが安心して暮らせる 交通事故の無い社会を目指しているんです。
他にも生徒から届いた”交通安全5・7・5”を紹介しています。


例えば、こんな出題。

令和5年4月1日から道路交通法の改正により、
自転車に乗る際の法律が一部変わりました。
全ての自転車利用者に何の着用が努力義務化されたでしょうか。


正解はヘルメット

令和5年4月1日から道路交通法の一部改正により、
全ての自転車利用者にヘルメットの着用が努力義務化されました。
自転車の交通事故被害を軽減するためには、頭部を守ることが重要です。
過去のデータを見ると自転車事故で死亡した人の約6割が頭部に致命傷を負っています。
ヘルメットを着用すると着用していない時に比べて頭部への衝撃は約4分の1。
自分の命を守るためにもヘルメットをしっかり着用しましょう。

と、そんな番組。
毎週月曜日の夜11時からの「ANZEN LOCKS! supported by JA共済」。
ぜひ、聴いてみて下さい。


お盆シーズンのUターンラッシュは終わりましたが、
まだ、お休みが続いている方、これから夏季休暇をとる方もいるでしょう。

長い時間のドライブで気をつけたいのが”眠気”と“疲れ”。
心身が健康状態にないと事故に繋がります。

独立行政法人 労働安全衛生総合研究所 研究員 鈴木 一弥さんにお話を伺い、
今週は「長距離運転の眠気と疲れに注意」をお伝えしました。





疲れた状態で運転をすると、運転への集中が劣化して危険な状態になります。
特に睡眠不足状態などで起きる眠気を我慢して運転すると危険。

公益財団法人 交通事故総合分析センターの交通事故統計データによると
2019年の死亡事故は2,434件。そのうち96件が居眠り運転によるものでした。
      
もちろん「居眠り」と言っても全てが長距離運転に起因するものではなく
死亡事故中の割合は3.9%と高くありません。
それでも年間100件近く起きていわけですから注意は必要でしょう。





まずは、長い時間を運転する前には、
たっぷりと、快適な睡眠をとることが大切です。

運転する前の夜は7~8時間の睡眠をとることが推奨されています。
また、前の日にしっかり眠るだけではなく、
「睡眠負債」と表現される睡眠不足の蓄積を
それまでに、しっかり無くしておくことが大切。

6時間の睡眠が2週間続くと、
2晩徹夜した状態に近い脳機能低下が起こると報告もあります。

快適な睡眠をとるためのコツを2つお伝えしましょう。
1つめは日中に日光に浴びること。外出する必要はありません。
室内の明るい窓際でも十分な光量は得られます。

2つ目は就寝時刻の2時間前に40℃程度のお湯で15分入浴する。
体温の変化で深い眠気を誘われやすいとされています。





少しでも疲れたな、眠いなと思ったら仮眠をとるべき。
その時の時間は短かくても長くても良くなく15分から30分が適度。
仮眠をとったあとは車外に出て新鮮な空気を吸い
体を少し動かして身体を覚醒させます。

ちょっとの眠気に対しては刺激。
冷たい飲み物、風、ガムを噛む、会話をする。
意識的に自分に刺激を与える工夫をしましょう。





長距離運転で危ないことの1つが、
疲れている、眠たくなった、にも関わらず、
何時までにどこに着かなければいけないからと無理に先を急ぐ状況。
大切なのは運転計画とゆとりです。

運転計画のポイントは

① 走行するルートを決めて距離を認識しておく

② 安全な平均速度を設定する

③ 出発時刻と ゆとりをもった到着時刻を決める

④ そのスケジュールには休憩場所と休憩時間も組み入れる

この作業をすれば、無理に急ぐ状況にはなりにくいですし、
いちど脳内でコースを走った感覚になるという点においても安心です。





最後に長い時間ハンドルを握る人は大変。
同乗している方は、できるだけドライバーの安全運転に配慮しましょう。
今日からお盆を含めた連休がスタート。
その際、気をつけるべき事の1つが高速道路での追突事故です。





警察庁が全国の高速道路で発生した2017年の事故を検証しています。
発生した8,758件中、最も多いのが車両への追突事故で6,372件で全体の7割以上。

その追突事故の中で最も多いのが、
事故や故障、渋滞などで停止している車への追突、3,768件。
ついで走行車への追突で2,168件。

日本自動車ジャーナリスト協会 会長で
日本自動車連盟 交通安全委員会 委員も務める菰田潔さんによると
高速道路の追突事故の原因は大きく2つ「前方不注意」と「動静不注視」です。

動静不注視とは、そこに何かがあると認識したのに
関係ないと思って対応しなかったらそれが間違いだったというケース。
約10パーセントは動静不注視と言われているそうです。





前方不注意と動静不注視が二大原因であることを抑えつつ
普通に走行している時に他のクルマに追突しないためには
大前提として適切な車間距離を取ること、無理な進路変更を行わない、気を緩めない。

まず、大切なのは先を見ることですが、
車間距離が短いドライバーは目の前の車しか見てない傾向があるので危険。
衝突を避けられるのは前の車との車間時間を2秒空けるというのが世界標準です。
そして、車線変更の時にウィンカーと同時ぐらいにハンドルを切る人がいますが
ウインカーをつけて、しっかりと3秒間経ってから横にゆっくり動きましょう。
最後に気の緩みは長時間運転で起こりがち。
運転し続けていると集中力落ちるので2時間に1回は15分以上の休憩をとります。





高速道路の運転で特に気をつける箇所としては、
分岐・合流地点・料金所などの速度を変えるところとトンネル。

分岐点や合流点では混雑時、急にスピードを変える必要が生じて
衝突事故に繋がるケースがあります。
混んでるからといってどんどん前に詰めていくと
前の車が少しのブレーキが後ろにいくほどにに強いブレーキとなり
最後は急ブレーキでも間に合わないぐらいになってしまいます。
分岐や合流、料金所で車が詰まってきても車間距離をしっかり開けましょう。

また、トンネルに入ったら渋滞していたというケースもあるので気をつけて下さい。
トンネル内は壁が近く、運転に不慣れなドライバーだと
恐怖心を感じてアクセルを緩めることもあります。
そうすると後続車が順にブレーキをかけていき
最後は急ブレーキになるというケースがトンネルでも起こります。





高速道路で追突事故を起こさないための留意点の1つが渋滞。
目の前に渋滞が現れた時の運転は、
自分が突っ込むのを気をつけるだけではなくて、
突っ込まれないようにするということも大事なポイント。

渋滞の最後尾につくことが危険なので、
前方に渋滞があるなというのを見てとったら早めにブレーキを強めに踏んで
走ってる車の前の車との距離を空けながらスピードダウンします。

先行車が最後尾について止まったとしても
それに続かず、自分は前を開けてノロノロ走ります。
そして、自分の車の後ろに2、3台続いたのを確認したら
前に詰めて止まれば自分はその危険な最後尾にならずに済みます。





お盆休み時期の運転。
集中力を切らさず、無茶はせず、安全な運転を心がけて下さい。
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