2023 年 最初の「なるほど! 交通安全」。
新しいい 1 年も安全運転を心がけましょう。

今回はこれからいろんなところで見聞きする
令和 5 年 交通安全 年間スローガンについてお伝えしました。





全3部門からなる「交通安全年間スローガン」は、
全日本交通安全協会と毎日新聞社の主催。
令和5年の各賞は12月に発表されています。
     
運転者(同乗者を含む)に呼びかける「一般部門A」で
最高賞、内閣総理大臣賞を受賞したのは群馬県の板垣宏さんでした。


運転は ゆとりとマナーの 二刀流 


MLBで活躍する大谷翔平選手の二刀流にかけた名作(笑)
板垣さんは運転歴40年を超えるベテランドライバー。
振り返ってみると危ない場面にも少なからず出くわしたそうで
それは時間にゆとりがなかったり
周囲に気を配る運転が出来ていなかった時だったそうです。

また、運転のマナーについてもいろいろありますが
先日、信号のない横断歩道で待っていると停まってくれた車がありました。
歩行者優先なのでそれが普通ではあるけれども翻って自分自身は
そういう運転をしたいたかなと反省したそうです。

以上の経験から今回は「ゆとり」と「マナー」
2つのキーワードを入れたスローガンを思いつきました。
説明してくださった板垣さんの言葉はさすがに創作者ご本人のもの。
重みがありました。

確かに、時間的なゆとりがあって、
きちんとした運転マナーをもってハンドルを握っていれば、
極力、事故を遠ざけることになるはず
今年1年、肝に銘じるようにしましょう!





次に歩行者・自転車利用者へ交通安全を呼びかける「一般部門B」。
内閣総理大臣賞受賞者は、神戸学院大学附属高等学校 1年の野澤蓮香さんでした。


自転車に 乗るなら必ず ヘルメット


平成29年から令和3年までの5年間に
自転車乗車中の事故で亡くなった方は全国で2,145人
そのうちの「58%」が頭に負った損傷が致命傷となっています。





そして、自転車乗車中のヘルメット着用・非着用の致死率を比べると
ヘルメットを着用していない場合は着用している場合より
およそ2.2倍、致死率は高くなっています。





去年暮れの道路交通法改正によって
自転車乗車時のヘルメット着用は
法律上、今年4月から変わることになりました。

これまでは13歳以下の子供を保護する責任がある者に
その児童・幼児にヘルメットをかぶらせるよう努める義務がありましたが、
4月からは年齢に関わらず、自転車に乗る全ての人にヘルメットの着用努力義務があります。

「着用努力義務」ですから罰則はありません。
しかし、罰則がないから着用しなくていいという姿勢ではなく、
自分や子どもの命を守るためにヘルメットは必ずかぶるようにしましょう。





最後は中学生以下へ交通安全を呼びかける「こども部門」。
内閣総理大臣賞は群馬県前橋市立勝山小学校 1年の田子惺琉さんでした。


ぺだるこぐ ぼくのあいぼう へるめっと


すべてひらがな表記というcriativityで綴っています。
どんな思いを込めたのか? ご本人のお話を聴いてみると
「自転車に乗ってお出かけするのは楽しいけれど、道路には危険がいっぱいです。
ヘルメッ トは大切な命を守ってくれる相棒です。
その大切さをみんなにも知ってほしいと思いスローガンを作りました」と
それはそれは元気に答えてくれました(笑)

全国の自転車に乗る人たちの心に
「ヘルメットは命を守るための相棒」というメッセージが響いたことでしょう!





「交通安全年間スローガン」は最高賞にあたる【内閣総理大臣賞】の他にも
【内閣府 特命担当大臣賞】【警察庁長官賞】【交通安全協会 会長賞】といった各部門もあります。
各賞それぞれ、名作ぞろいです。Webサイト https://www.mainichi.co.jp/event/aw/anzen/slogan/winner.html    
をご覧になってみて下さい。

交通安全スローガンを自分で考えてみると頭の中で交通安全と向き合うので
子供にとっても、大人にとっても、日頃の行動に良い影響があるように思います。
一家団欒の折りに家族それぞれ考えてみてはどうでしょう?
今年も1年、交通安全を心がけて、過ごしていきましょう。
今月8日に第43回 日本カー・オブ・ザ・イヤー 2022-2023
最終選考会が開催されました。
今、どんなクルマが評価されているのか?
安全性能はどのくらいまで進化してきているのか?
今週はお伝えしました。

https://www.jcoty.org/

「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は、
前年の11月1日から10月31日までの1年間に
日本国内で発表・発売された市販乗用車が先行対象。

推薦・投票は60人が上限の選考委員。
ほぼ全員がモータージャーナリストです。

選考は2段階。
まずは第1次選考で「10ベストカー」が選ばれます。
今回は10番目のモデルが同点で2つあったので11台。

日本自動車ジャーナリスト協会 会長で日本カー・オブ・ザ・イヤー 
選考委員 菰田潔さんによると、今回の傾向としては注目したのが日産。
10 ベストに 3 台が入り、日産復活の兆しかもしれないと感じたそうです。
また、最近では10ベストに入るのは輸入車が多くなっていましたが、今回は7 台が国産車。
かなり日本車が頑張ったなという印象を受けたといいます。

それでは日本カー・オブ・ザ・イヤー 2022-2023。
ベスト③を、お伝えしましょう。


③位 トヨタ クラウン




②位 ホンダ シビックe:HEV / シビックタイプR




①位 日産サクラ/三菱eKクロスEV




今回、大賞に輝いた日産サクラ/三菱eKクロスは
NMKV という日産自動車と三菱自動車の合弁会社が作っている製品。
日産と三菱で顔が少し違いますが、基本的に中身は同じ車です。

時間をかけて得た三菱自動車の電気自動車iMiEVの実績を活かし
そこに日産が持つ自動運転系などのノウハウを注入したこと。
軽自動車とは思えないしっかりとした走りといった部分が
選考委員の評価が高かった理由ではないかと菰田さんはおっしゃっていました。

この車の安全機能に関しては日産が持ってる自動運転の技術、
ハンドルにあるボタンを押すことで自動運転が出来ます。

また、自動運転とまではいかなくても
アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)という機能で
車線を守って走る、先行車に付いて走ることが出来ます。
この性能も日産の技術をそのまま採用しているので非常にスムーズ。
これまでの軽自動車ではなかった性能を持つ点が評価の対象になったようです。

日本カー・オブ・ザ・イヤーに出てくるクルマは最新のモデルなので
いずれも「先進運転支援システム」を搭載。
レーダーやカメラがつき、自動ブレーキが安全運転をサポートしてくれます。
「安全な車を買おうと思うなら最新車種が間違いない」と菰田さんは話していました。

国内の交通事故死亡者数は減少傾向が続いています。
車に搭載される安全機能も充実したものになってきました。
ここからさらに交通事故で命を落とす人がゼロに近づくため
クルマ、ハード面での課題は日本の交通事故の特徴をとらえた対処をすること。

歩行者の死亡事故が多いのが日本。
本来であれば「歩車分離」の部分をつくって
車が走るところには人がいないようにすることが理想です。
「ただ、日本のインフラの中でそれを現実的にやるのは難しい」と菰田さん。

日本車は歩行者保護の観点からの研究がかなり進んでいるそうで
自動ブレーキも含めて人にぶつからないためにどうするかという部分と
ぶつかった時に死傷しないようにするにはどうするかという部分の研究開発が
これからさらに進んでいくでしょうと菰田さんはおっしゃっていました。

2022年の「なるほど!交通安全」は、今回がラスト。
ドライバーのみなさん、1年間、安全運転おつかれさまでした。
2023年も、社会全体で1つでも交通事故を減らしていきましょう!
ドライバーのみなさん。
あなたは裏道や抜け道を、よく使うタイプですか?

渋滞を避けるため裏道・抜け道を走るクルマはたくさんあります。
混雑する幹線道路を利用するよりも短い時間で目的地に着くことが出来れば
満足感や優越感を感じるかもしれません。

ただ、裏道・抜け道には様々なリスクがあります。
今週は「裏道・抜け道に潜む危険」をお伝えしました。





今回、お話を伺った交通工学が専門の埼玉大学 久保田 尚 教授によると
裏道、抜け道は多くの場合住宅地の中にある生活道路。
潜在的に歩行者や自転車に乗る人や遊んでいる子どもがいて
いつ物陰や交差点から急に出てくるかもしれません。

それが初めての道だと行き止まりがあったり
右折や左折が出来ないなど様々な規制や制限がある可能性もあり
安全に注意を払う集中力が削がれてしまうことも考えられます。

裏道・抜け道を使う時というのは急いでいる事が多いもの。
速度規制違反やあ運転注意義務違反に繋がりってさらに危険は高まります。
つまり、基本的に薦めることは出来ません。





ですから、毎日通る道でも交差点で一時停止しないなどは絶対にしないで下さい。
いつも大丈夫だから今日も大丈夫という保証はありません。
毎回、初めてのつもりで注意してえ運転しましょう。

「20」や「30」といった速度制限の標識がない場合もあり
そこは速度規制の対象にはなっていませんがドライバーは常に注意運転義務があります。
スピードはなるべく落としましょう。





そして、いまカーナビの普及やスマートフォンをカーナビとして使うことによって
ドライバーの意識と関わらず、裏道・抜け道を走行することが増えているといいます。
ドライバーがその道に入るつもりはなくても一番早い道という選択の結果
知らないうちに知らない道を走らされているのです。

これは非常に危険な状態。
ドライバーもその道がどんな状況かわかりません。
保育園があって子供たちが遊んでる道かもしれないし、幅が3mしかないかもしれない。
そこで、裏道・抜け道のような道路をガイドされた時は、注意深くその道に入らないことが大切。
つい入ってしまった場合には運転に集中して、早めに幹線道路に戻るようにしましょう。





交通工学が専門の久保田教授によると道路は
「幹線道路」「補助幹線道路「生活道路」と別れていて、それぞれの役割があります。
裏道・抜け道となる生活道路は近隣に住む人たちが日常的に使う道であるべき。
自動車にとっては幹線道路に出るための道。
極力、利用はやめてほしいとのことでした。





裏道・抜け道で目的地に早く着いたとしても、それはごく僅かの時間。
そのために大きなリスクを負うのはやめましょう。
約束、待ち合わせがあっても1人1台スマホを持つ時代。
クルマを安全な場所に停めて、遅れる旨を連絡して、
安全運転で幹線道路を走っていきましょう。

後悔先に立たず。
事故を起こしてしまったあとに悔やんでも、時間は元に戻せません。
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