2012年1月3日

1月3日「元気メール年賀状(2)」

「元気メール」は、阪神淡路大震災のとき、仮設住宅で孤立を深める被災者のために、全国から被災者への「励ましの便り」を募集し、被災者に届けたのが始まりです。

今回は、東日本大震災で被災し、仮設住宅で暮らす方に宛てた年賀状を全国から募集。
全国から、3500通もの年賀状がアセックに届きました。
元日からアセックのメンバーが被災地の仮設住宅を回って、年賀状を配っています。

今日は「アセック」の代表・瓜谷幸孝さんにお電話でお話を伺います。

2012年1月2日

1月2日「元気メール年賀状(1)」

神戸の国際ボランティア団体「アセック」が、被災地の仮設住宅で暮らす方に向けた年賀状を募集しました。
この「元気メール」の取り組みがスタートしたのは、阪神淡路大震災のとき。
仮設住宅で孤立を深める被災者のために、全国から被災者への「励ましの便り」を募集し、被災者に届けたのが始まりです。
東日本大震災で被災された方に向け、全国から3500通もの年賀状がアセックに届きました。
その年賀状は昨日と今日、アセックのスタッフが直接、仮設住宅に配っています。
今日はその一部をご紹介します。

◆私も神戸長田で震災にあい、住む家を失くしました。
 今の市営住宅に入居できるまで、3年と、少しかかりました。
 その間生きる元気を亡くした日々、人の親切に涙した日々、がんばろう、いやもうしんどいの繰り返しでした。あれから17年。今涙するのは感謝のみです。
 あの時負けないでがんばってよかったと思う、今日この頃です。


◆実はぼくも被災者です。そんなぼくが、あなたに一言だけ言わせてください。
 「がんばってください!」
 日本は必ず不死鳥のように復活します!その時まで頑張りましょう!

 (小学校6年生の男児)

◆震災のニュースを見たとき、無力な私は、ただ遠い沖縄から見ることしかできませんでした。ですが、3年後、私はあなたたちの心を支え、力になれるよう立派なナースになれるよう、日々頑張ります。
 (沖縄・看護学生)

◆こちらも被災地・福島県です。
 こちらもあなたと共にがんばりますので、あなたもがんばってください。
 絆を大切に。

 (福島県いわき市・小学校6年生の男児)

◆私の住む北海道札幌は朝晩と冷え込み、雪を踏むとザクザク、ザクザクと音がします。
 そちらには雪が降るのでしょうか。あまりにたくさんの雪で、除雪に苦労されないといいのですが…。
 まだ見ぬあなた様がどうぞお元気で温かくいてくださることを、少し遠くからお祈り申し上げております。



アセックでは、全国から届いた年賀状を、今日も被災地の仮設住宅に配る予定です。
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パーソナリティ 鈴村健一

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