2011年11月10日
11月10日「子ども未来図書プロジェクト(2)」@名取図書館
「子ども未来図書」@名取図書館
番組が展開しているプロジェクト「子ども未来図書」では、全国のリスナー、そしてプロジェクトに賛同する著名人から集めたたくさんの本を子どもたちに届けています。
先週末は岩手県大槌町の仮設住宅集会所、宮城県名取市の名取図書館に本を寄贈、名取市文化会館の「名取図書館・絆まつり」では、女優・室井滋さんにご協力いただき、子どもたちに読み聞かせも行いました。
本を寄贈した名取市の図書館は、震災で建物自体がダメージを受けており、現在は仮設のプレハブと、敷地内に固定した「図書館バス」で、臨時開館しています。
名取図書館の本館は、すでに築50年を超えていて、各所にヒビが入り、壁が剥がれ落ち、余震のたびに被害が広がっています。
敷地内には北海道の図書館から寄贈されたバスなど2台が固定され、車の中を小さな児童図書館にして、本の貸し出しをしています。
このバスの図書館に、子ども未来図書の本棚が作られ、そこに各地から寄せられた本を並べました。
館長からは、「こういったコーナーができると元気づけられたり、勇気づけられたりするので、図書館としては嬉しく思っている。子供たちが、歓声を上げながら借りて行ったり、もらったりしている姿を見ていると、うれしくなる」と感激の言葉をいただきました。
今回のプロジェクトに参加した室井滋さんは、「私もあのバスで本を読みたい。子どもにとっては普通の建物よりクルマの中の図書館は面白い。プレハブも、みんなが一生懸命作った図書館も、いままでの当たり前の図書館とは意味が違うかもしれない。これからも本をたくさん読んで欲しい」と感想を話してくださいました。
明日は、宮城県牡鹿半島にオープンする、仮設商店街の模様をお届けします。
番組が展開しているプロジェクト「子ども未来図書」では、全国のリスナー、そしてプロジェクトに賛同する著名人から集めたたくさんの本を子どもたちに届けています。
先週末は岩手県大槌町の仮設住宅集会所、宮城県名取市の名取図書館に本を寄贈、名取市文化会館の「名取図書館・絆まつり」では、女優・室井滋さんにご協力いただき、子どもたちに読み聞かせも行いました。
本を寄贈した名取市の図書館は、震災で建物自体がダメージを受けており、現在は仮設のプレハブと、敷地内に固定した「図書館バス」で、臨時開館しています。
名取図書館の本館は、すでに築50年を超えていて、各所にヒビが入り、壁が剥がれ落ち、余震のたびに被害が広がっています。
敷地内には北海道の図書館から寄贈されたバスなど2台が固定され、車の中を小さな児童図書館にして、本の貸し出しをしています。
このバスの図書館に、子ども未来図書の本棚が作られ、そこに各地から寄せられた本を並べました。
館長からは、「こういったコーナーができると元気づけられたり、勇気づけられたりするので、図書館としては嬉しく思っている。子供たちが、歓声を上げながら借りて行ったり、もらったりしている姿を見ていると、うれしくなる」と感激の言葉をいただきました。
今回のプロジェクトに参加した室井滋さんは、「私もあのバスで本を読みたい。子どもにとっては普通の建物よりクルマの中の図書館は面白い。プレハブも、みんなが一生懸命作った図書館も、いままでの当たり前の図書館とは意味が違うかもしれない。これからも本をたくさん読んで欲しい」と感想を話してくださいました。
明日は、宮城県牡鹿半島にオープンする、仮設商店街の模様をお届けします。