2011年10月19日

10月19日「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」ライブで届ける想い(1)

9月14日〜19日の6日間に渡ってに開催された「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」の貴重なライブ音源を、今日から3日間お届けします。

クリエイティブディレクター・箭内道彦さんは、福島県郡山の出身。
震災後は、同じ福島出身のアーティストとともに、「猪苗代湖ズ」を結成して、被災した故郷・福島への想いを発信し続けています。

箭内さんの呼びかけによって実現した「LIVE福島」。
賛同したアーティスト、計31組が出演し、会津若松、猪苗代、郡山、相馬など、福島県内の各地を会場に、6日間に渡って行われました。

  <今日お届けしたライブ音源>
     ・高橋優とOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDによる共演「福笑い」
     ・サンボマスター「できっこないをやらなくちゃ」



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サンボマスターの山口隆さんは会津若松の出身。
ステージから叫んだのは、こんな想いでした。

「ふざけんじゃねえ、なんだそんなことって。俺たちは一歩外に出たら言われるかもしれない。お前たちの歌った愛と平和なんかで、なにが変わるんだって。
山口君、君がいうことには何の実行力もないね。君にはお金がないね、君には権力もないね。
俺はずっとそうやってうなだれて生きてきたんだ。

だけど俺、いまは違うと思ってる。ロックンロールでなにかできるんじゃないかと思ってる。
本当は君たちだって、音楽で変われるじゃないかって思ってる。
できるんじゃねえか。できるんじゃねえか。できるんだ!ロックンルールはできるんです!」




6日間で2万人以上を動員したライブの模様は、明日もお届けします。


【「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」official site】

【OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND official site】

【高橋優 official site】

【サンボマスター official site】

2011年10月18日

10月18日「MONKEY MAJIK (2) SEND愛プロジェクト」

仙台在住のアーティスト、MONKEY MAJIKの4人は、震災後、一時音楽活動を休止して、それぞれがボランティア活動に従事しました。
その後音楽活動を再開。7月には大阪で、また10月16日には地元仙台で、チャリティライブ「SEND愛」を開催しました。

この「SEND愛プロジェクト」について、メイナードさんとディックさんにお話を伺いました。



◆ 「SEND愛」=愛を送るということ
 − (メイナード)第1弾として行なった大阪でのライブでは、「支援を集めよう」というミッションのような気持ちだったが、歌ったり、ファンと話したりすると、応援がすごくて、感動して元気づけられた。
行く前の気持ちと帰ってきたときの気持ちが全然違った。音楽が好きになった。「音楽ってそんなに大事じゃない」と思う時期もあったが、間違っていたのに気付いた。
 − (ディック)MONKEY MAJIKは、日常から出てきたものを音楽にするので、ある程度「日常」というものが戻ってきてから曲作り、というところもあった。


◆ 東北は人生にとって切り離せないもの
 − (メイナード)14年だから自分の人生の半分近くを過ごしている。昔はセカンドホームといっていたが、“ファーストホーム”、“マイホーム”になりつつある。
東北の人は僕からみて特別なコミュニティ。すごくウォームな(暖かい)場所。


◆ 一生続けていきたい
 − (ディック)「SEND愛」は継続。状況は変わっているが、サポートが必要なくなることは、今のところ想像できないので、「SEND愛」については一生やりたい。以前のように、バンドとしてのリリース、ライブもやりたいという気持ちに、ようやくなってきた。



また新たなスタートを切ったMONKEY MAJIK。
今後、どんな“愛をSEND”してくれるのか、期待したいですね。

【MONKEY MAJIK official site】


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パーソナリティ 鈴村健一

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