2011年10月10日

10月10日「それぞれのフィールドでの支援活動」

トリノオリンピック・フィギュアスケート金メダリストの荒川静香さん、そして、アーティストの倉木麻衣さんは、震災直後からそれぞれ、自分たちのフィールドで支援を続けています。

6月と7月には、倉木さんの歌と、荒川さんのスケートがコラボレーションするチャリティイベントも開催。その時の模様は映像配信され、収益は全額、復興支援に役立てられています。

倉木麻衣さんは8月に宮城県・女川を訪問、炊き出しとミニコンサートも行っています。
被災地の方々の元気な姿、そして涙を流す方を見て、いまできることを続けていきたいと強く思ったそうです。

そして、2歳から高校卒業まで仙台で過ごしたという荒川静香さんはこのように語っています。
「私ができることは、誰かを笑顔にしてあげること。壊滅的、絶望的でも、その中でも希望が探せるようなことを伝えたい」

その2人がコラボレーションしたチャリティームービー「あなたがいるから 〜Fantasy on Ice 2011〜」は、iTunesストアや、レコチョクなどでダウンロードできます。
その収益は全額、東日本大震災の復興支援金として寄付されます。
また、倉木麻衣さんは10月22日、日本武道館で東日本大震災復興支援チャリティーライブを開催する予定です。


影響力のあるアーティストやアスリートの活動も、長いスパンで続けていくことが、様々な支援を継続する上で大切な事ではないでしょうか。


▼倉木麻衣さんオフィシャルサイト
▼荒川静香さんオフィシャルサイト

2011年10月7日

10月7日「被災地で広がり始めている、『語り部』の活動」

毎週金曜日は、被災地で今後行なわれる復興のための催しや、私たちが参加出来る支援活動について、お伝えしていきます。

今日ご紹介したのは、宮城県・南三陸で始まった「学習会」というガイドツアー。
南三陸町観光協会が9月からスタートしたもので、他県から企業や学校などの団体を招いて、津波の被害を受けた土地を実際に見てもらうというものです。
そこで、案内をするのが「語り部」の方々です。

語り部は、震災以前から、町の観光スポットを案内していた町民ガイドサークルの方々。被災地を案内しながら、自らの震災体験を、ツアー参加者に語り聞かせます。
ツアーに支払った料金は、語り部の方々の収入にもなります。

南三陸観光協会の方はこのガイドツアーの目的について、「同情を求めるのが目的ではなく、被災地を見て、語り部の話を聴くことで災害の備えについて考え、今後どんな支援が必要なのかを知ってもらいたい」と説明しています。

10月11月は予約がいっぱいだそうですが、12月以降は参加を受け付けているということです。


南三陸町観光協会
南三陸町福興市「語り部プロジェクト」
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パーソナリティ 鈴村健一

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