2011年10月6日
10月6日「本当の意味で街が復興するためには」
今週は、宮城県気仙沼の現状、そして復興へ向けた動きについて、気仙沼で牡蠣の養殖業を営む、畠山 信さんにお話を伺っています。
畠山さんは豊かな海を育てるために「森に木を植える」活動をするNPO法人「森は海の恋人」の副理事長も務めていらっしゃいます。
東北には、震災以前から抱えてきた問題があります。
過疎化や経済格差などは復興を進める上で大きな障害となっています。
畠山さんは気仙沼の水産業も日本全国同様に衰退しており、人は出ていくだろうと話しています。失業保険が切れて収入がなくなる状態なので働かなければいけないが、地元には産業がなく、外に出ざるを得ないという現状だそうです。
最後に畠山さんに、今後大切なことを伺ったところ、こんな答えが返ってきました。
「自尊心。被災者根性を脱皮して、自分たちでやっていかないと。うちの集落は支援なんかいらない。自分たちでやってるからって自慢したい。自分と言うものを大切にしながら、自分たちの考えで集落をつくり、周囲を巻き込んでいきたい」
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明日は、東日本大震災に関する様々な支援活動をご紹介します。
畠山さんは豊かな海を育てるために「森に木を植える」活動をするNPO法人「森は海の恋人」の副理事長も務めていらっしゃいます。
東北には、震災以前から抱えてきた問題があります。
過疎化や経済格差などは復興を進める上で大きな障害となっています。
畠山さんは気仙沼の水産業も日本全国同様に衰退しており、人は出ていくだろうと話しています。失業保険が切れて収入がなくなる状態なので働かなければいけないが、地元には産業がなく、外に出ざるを得ないという現状だそうです。
最後に畠山さんに、今後大切なことを伺ったところ、こんな答えが返ってきました。
「自尊心。被災者根性を脱皮して、自分たちでやっていかないと。うちの集落は支援なんかいらない。自分たちでやってるからって自慢したい。自分と言うものを大切にしながら、自分たちの考えで集落をつくり、周囲を巻き込んでいきたい」
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明日は、東日本大震災に関する様々な支援活動をご紹介します。