2011年9月19日
9/19 関東B1グランプリ 石巻、登米市、浪江町
9/10(土)、11(日)の2日間、埼玉県行田市で、
ご当地グルメの祭典「関東B1グランプリ」が開催されました。
このイベントには、復興支援の目的で招待された、東北の3つの町おこし団体が
出場。招待されたのは、宮城県登米市、石巻市、そして福島県双葉郡浪江町の
三団体です。
宮城県登米市は、津波の被害はなかったものの、歴史的な建造物が地震によって大きな被害を受け、また、近隣の南三陸から避難してきた方々へのサポートを町ぐるみで続けています。
一方、石巻市は津波の大きな被害を受けた地域。
ようやくがれきの仮置き場への撤去が終わったものの、まだまだ、復旧は時間がかかる状態です。
そんな2つの団体の担当者にお話を伺うことができました。
登米市からは、地元の郷土料理「あぶら麩」を使った「あぶら麩丼」が出店。
「登米は、明治時代の洋風建築がたくさんあります。これらが地震の被害を受けたことを、知っているお客さんも大勢いらっしゃいました。心配する声をかけて頂いて、励まされました」(登米市 油麩丼の会・代表 海老名康和さん)
一方、石巻から出場したのは、ご当地独特の、茶色い麺の焼きそば
「石巻茶色い焼きそば」。魚介ダシを含ませて蒸し焼きにする独自の焼きそばは、
石巻で暮らす人にとっては、昔からの当たり前の味。
津波によって製麺所、調理機材すべてを失った「茶色い焼きそば」のメンバーですが、ほかの団体の協力で、機材や麺を調達することができて、B1グランプリ出場を決意したそうです。
「元気に復興していることをアピールしたい」
石巻茶色い焼きそばアカデミー、木村均さんはそう語ります。
今回の関東大会でも、石巻出身の方が大勢訪れ、
子どもの頃から食べていた懐かしい焼きそばの匂いに、涙を流す方もいたそうです。
ローカルフードによる町おこしは近年盛んにおこなわれていますが、
今回の震災では、それらの食べ物が、
町おこしだけでなく、同郷の方々を再び結び付け、
絆を強める役割を果たそうとしています。
ご当地グルメの祭典「関東B1グランプリ」が開催されました。
このイベントには、復興支援の目的で招待された、東北の3つの町おこし団体が
出場。招待されたのは、宮城県登米市、石巻市、そして福島県双葉郡浪江町の
三団体です。
宮城県登米市は、津波の被害はなかったものの、歴史的な建造物が地震によって大きな被害を受け、また、近隣の南三陸から避難してきた方々へのサポートを町ぐるみで続けています。
一方、石巻市は津波の大きな被害を受けた地域。
ようやくがれきの仮置き場への撤去が終わったものの、まだまだ、復旧は時間がかかる状態です。
そんな2つの団体の担当者にお話を伺うことができました。
登米市からは、地元の郷土料理「あぶら麩」を使った「あぶら麩丼」が出店。
「登米は、明治時代の洋風建築がたくさんあります。これらが地震の被害を受けたことを、知っているお客さんも大勢いらっしゃいました。心配する声をかけて頂いて、励まされました」(登米市 油麩丼の会・代表 海老名康和さん)
一方、石巻から出場したのは、ご当地独特の、茶色い麺の焼きそば
「石巻茶色い焼きそば」。魚介ダシを含ませて蒸し焼きにする独自の焼きそばは、
石巻で暮らす人にとっては、昔からの当たり前の味。
津波によって製麺所、調理機材すべてを失った「茶色い焼きそば」のメンバーですが、ほかの団体の協力で、機材や麺を調達することができて、B1グランプリ出場を決意したそうです。
「元気に復興していることをアピールしたい」
石巻茶色い焼きそばアカデミー、木村均さんはそう語ります。
今回の関東大会でも、石巻出身の方が大勢訪れ、
子どもの頃から食べていた懐かしい焼きそばの匂いに、涙を流す方もいたそうです。
ローカルフードによる町おこしは近年盛んにおこなわれていますが、
今回の震災では、それらの食べ物が、
町おこしだけでなく、同郷の方々を再び結び付け、
絆を強める役割を果たそうとしています。