2012年7月27日

7月27日「流木ガレキの“メダル”を選手たちへ」

7月21日(土)東京・代々木第一体育館で行われたロンドンオリンピック日本代表選手団壮行会に、宮城県石巻市の小・中学生31人が招待され、震災の流木ガレキで作った「メダルの形のお守り」を選手たち518人に手渡しました。

このお守りには、子どもたちからの応援のメッセージと、オリンピックを通じて被災地の問題を伝える意味も込められています。

 


◆プロジェクト担当・細野豪志 環境相
 現在も被災地では様々な復興に向けた努力が積み重ねられているが、ガレキの問題は深刻。
 片付いてきたが、今もグラウンドや運動施設がガレキに埋まっている。子どもたちが運動できないという環境が続いている。スポーツは誰もを元気にする。そのチャンスをぜひ被災地の子どもたちに提供したいという思いがあった。




◆石巻市・牡鹿中学校3年生・佐藤みずほさんによる、選手団へのメッセージ
 3月11日、あの東日本大震災によって、私たちの生活は一変しました。私たちの通う牡鹿中学校は高台なので流されませんでしたが、物資仕分け基地となり、グラウンドにはヘリやトラックが次々到着し、体育館は全国からの支援物資でいっぱいになりました。
 私たちの貴重な運動場が全て無くなり、大好きなスポーツができなくなったのが辛かった。そんな時、私たちのグラウンドにマラソンランナーの谷川真理さんが来て下さり、ウォーキングやマラソンを一緒にしてくれた。久しぶりに体を動かすことができてとても嬉しかったことを今でも覚えています。
 今回選手の皆さんが胸につけているバレッタは、震災のガレキに新しい命を吹き込んで作ったものです。ロンドンでオリンピックの会場で選手の皆さんが素晴らしい活躍をして下さるよう願いを込めて作りました。選手の皆さん、私たちは日本からずっとみなさんを応援しています。頑張って下さい!

 







子どもたちの故郷・宮城県石巻市の中心街も、イベントで賑わっています!
ISHINOMAKI2.0が企画した「STAND UP WEEK 2012」が先週末からスタート。8月1日まで続きます!
○ 呉服屋さんの多い街・石巻ならでは「ゆかた de 街コン」
○ レゴブロックでロボットを組み立てるワークショップ「ロボラボ」
○ 牡鹿半島の鹿肉、金華サバを使ったご当地グルメ「巻食」を食べられる「日和キッチン」
○初心者でも楽しめるストリートフットサル「2on2」
○7月31日・8月1日 石巻の伝統行事「川開き祭り」

【ISHINOMAKI 2.0「STAND UP WEEK 2012」 詳しくはこちらからどうぞ】

2012年7月26日

7月26日「福島県浪江町・鈴木酒造店(3)」

福島県双葉郡浪江町では原発事故の影響により、全住民の避難が続いています。
浪江町にある鈴木酒造店・鈴木大介さんも、自宅と酒蔵を津波で流され、震災翌日には避難。
酒造りに欠かせない「酵母」も、津波で失ってしまいました。

鈴木酒造店の鈴木大介さんにお話しを伺いました。

◆エイプリルフールの日に届いた知らせ
 福島県の試験場に研究目的で、震災前の1月に酵母をサンプルとして送っていた。それが残っていたと知らされたのが4月1日。エイプリルフールの日に言われて「ほんとか?」と思った。
 酵母たちというのは、自分たちだけでなく、先代、先々代の仕事の中で、自然に選抜されてきた酵母。蔵の歴史でもある。
 最初、震災のどさくさでそんなことも忘れていたが、残っていると聞いて、その時は酒造りがやれるか根拠もない時期だったが、酒蔵が残っているのと同じくらいの感覚で喜んだ。



鈴木さんはこの酵母を使って昨夏、福島県南会津で酒造りをスタート。
さらに秋には、山形県に移り住んで、本格的に酒造りを再開しました。


◆山形で再開した酒造り
 本当は福島県内で再開したかったが、最短でも1年半以上掛かってしまうとわかり、すぐ作れるところということで、後継者がいなくて継続を考えていた酒蔵が山形にあり、思い切って行ってみようということになった。
 ただ、正直水が変わるだけで大変なこと。雪もすごいし1年経ったけど、まだ慣れていない。
 福島では、朝日が海から上がって山に下りていくのを毎日見ていた。いまは山から上がって山に下りていくという景色。地元はよかったなあと思うことも時々ある。ただ山形にいるからには山形に馴染んでいかなければいけない。地元の空気や季節の匂いはちゃんと覚えている。
 私がやりたいのは、「海の男酒」を銘打ってずっと作ってきたので、山に行ってもその謳い文句は失くしたくない。地元の人たちの気持ちのよりどころとなるような酒を造っていくのが義務だとも思う。
 晴れの酒は人の気持ちを和ませてくれる。被災した人はそういった場面も少ないので、少しでも「幸せ」を運ぶような酒を今後作っていけたら。




鈴木酒造店の代表銘柄は「磐城壽」。
そして酒蔵を受け継いだ山形県『東洋酒造』の代表銘柄は「一生幸福」。
鈴木さんは、両方の銘柄を作り続けています。

【鈴木酒造店 長井蔵】
■住所:〒993-0015 山形県長井市四ツ谷1-2-21
■電話:0238-88-2224
■FAX:0238-88-3503




★クロノス×ISHINOMAKI2.0東日本大震災復興支援ツアー第2弾!★
【「GAKU-MCと巡る 石巻川開き祭り」 supported by 「白元 どこでもアイスノン」】


今年3月にTOKYO FM「クロノス」とNPO「石巻2.0」のコラボレーションで実施した
東日本大震災復興支援リスナーツアーの第2弾が決定!!

今回は、アーティスト「GAKU-MC」さんが参加!


石巻最大の夏祭り「石巻川開き祭り」で灯篭流しや花火大会を鑑賞するほか、
フットサルの「2on2」を通して現地の方々と触れ合いながら、被災地をめぐる2日間の旅です。

日程は、7月31日出発、8月2日早朝 東京発着。
詳しくはTOKYO FM「イベント80」のページをご覧ください。

パーソナリティ・高橋万里恵も参加します。
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