2013年12月25日

12月24日 福島県川内村 遠藤雄幸村長

今日は福島県川内村の、遠藤雄幸村長のインタビューです。

2012年1月に帰村宣言を行った遠藤村長。その後、緊急時避難準備区域の解除などもあって、いまでは村民のおよそ半分、1500人が、村に戻って生活しています。

一方で、村民の半分は、引き続き避難生活を送っている状態。帰村のネックとなっているのが、「低線量被ばく」と「農業・林業の再開」です。そんな中、今年はうれしいニュースもあったといいます。  

◆農業の再開と課題
今年からコメの作付をして、収穫が終わろうとしている。いま全袋検査をしているところ。いまのところ、すべて放射性物質は基準値以下ということで、正直ほっとしている。農家の人達も、金額としては非常に小さいが、土と関わる、水を守る、森林を育てていくという行為ができることで、川内村に戻ろうという決断された方もいる。お金だけ、保障だけもらっていればいい、というわけにはいかない。農作業ができるということが農家の人たちにとっては、どれだけストレス解消や生きがいにつながるか、ということ。
また課題もある。除染してきれいになった農地を、耕す人、農業の担い手がいない、ということ。いままでの中山間地域が置かれていた少子化が急激に進み、多くのところで高齢化率が60%となっている。若い人達の帰村が進まない中、誰が農地を耕すのか。もし耕作でさらに遊休地、不耕作地、農地が増えて荒れてしまうということも、十分想定される。
2年8カ月。避難生活をしている村民はせまい仮設住宅でもう限度だと思う。一日も早く地自分のうちに戻れるように、環境整備をしていく必要があると考えている。


今年、お米の収穫が行われたという川内村ですが、農業に関しては、実験的な取り組みも始まっています。今年4月に誕生したのが密閉式の野菜工場。こちらでは、LEDと蛍光灯を使用した野菜の試験栽培が行われていて、川内村の農業再生の切り札として、いま注目されています。

一方で、村の高齢化が進み、介護の担い手が不足するという課題も出ているということです。

2013年12月23日

12月23日 サントリーの被災地支援 石巻「子どもセンター」

今朝は、『東北サンさんプロジェクト』をはじめ、被災地支援に取り組む、サントリーの活動のレポートです。

はい。サントリーは漁業の復興支援、未来を担う子どもたちの支援、文化スポーツを通じた支援を柱に、様々な活動に取り組んでいます。12月の毎週月曜日、その取り組みをご紹介していますが、今回ピックアップするのは、「未來を担う子どもたちの支援」。その1つが、宮城県石巻市の市街地に完成した「こどもセンター」です。

◆石巻の子どもたちのアイデアが詰まった施設
ただいまより「子どもセンター引き渡し式」を開始いたします。石巻市子どもまちづくりクラブは2011年7月に活動がはじまり大人も子どもも過ごしやすい、古いものも新しいものの一緒にロックンロールの街を目指して、2011年夏に夢の街プランを描きました。このプランを実現しようと、私たちローリング・ストーンズが企画したのが「子どもセンター」です。大切な故郷の復興のシンボルになればという思いが沢山詰まっています。


「こどもセンター」は、「子どもまちづくりクラブ」という、石巻の小学生から高校生までの子どもたちの、復興のアイデアを元に作られた施設。サントリーは、建築費およそ3億円を支援しています。

子どもまちづくりクラブは、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの、呼びかけで生まれた集まりです。セーブ・ザ・チルドレンジャパンの津田知子さんは、発足のきっかけを「子どもたちの想い」だと言います。震災直後のアンケートで、宮城・岩手の子どもたち1万人中 9割が、「町のために何かがしたい」と、考えていることがわかったんだそうです。

◆子どもたちが復興を考える「場」を。
震災後、子どもはか弱い存在、守ってあげなきゃいけない存在だという風に語られることがすごく多かったが、震災でしんどい思いをしたとはいえ子どもたち自身は「何かがしたい」という気持ちがある。10人中9人が、復興のために街のために何かがしたいと思っているというのは、すごく強い気持ち。一方で実際にそういうことをしたくてもどうやったら良いかわからない、そういうことをするには心の底から話しあえる仲間が欲しいといった声も挙がってきた。子どもたち同士で活動できるような場を作ることが大切なのではないかと思って子どもまちづくりクラブを実施した。


こうして、石巻の子どもまちづくりクラブのアイデアが詰まったこどもセンターは、21日に石巻市に引き渡され、式典が行われました。来年1月には利用がはじまり、運営は子どもたちが中心となって企画していきます。また、この日の式典では、石巻市長や大勢の大人を、子どもたち自らガイドしました。

◆私たちのアイデアが詰まっています!
(※子どもたちによるガイドの様子)
「こちらのスペースはゆったり広場といって、子どもセンターのシンボル。子どもセンター自体がこどもたちにとってゆったり、のんびりできる自分の家のように使える場所と鳴るようにと名前をつけました。」

「ここはスポーツ室です。石巻市には小さい子供、小学生、中高生が体を動かす場所が少ないということからデザインされました。限られた広さですが、3オン3をはじめ体をいっぱい動かせます。」

「白いプランターが”次世代の畑”になっています。これは農業をやめてしまう人を減らすため、遠くに行ってしまう若者を減らすため、そして食べることの大切さや楽しさを知ってもらうために、地域の人が協力して野菜を育てていけたらいいなという願いを込めて作りました。いっぱい野菜ができたら、キッチんなどで、イベントで食べられたらいいなとわたしは思っています。」





※そしてお知らせです。中西さんとともに、サントリーの被災地支援活動「東北サンさんプロジェクト」のアンバサダーを務める佐藤真海さんに密着した番組が、12月28日(土)に、「BS・TBS」やTBCなど東北のTBS系列局で放送されます。

『夢を駈ける -佐藤真 海 東北に笑顔を-』
【地上波】東北6県ブロックは、TBC−ATV、IBC、TUY、TUF、ABSの6局ネット 放送日時12/28(土)14時〜

【衛星】
放送局:BSTBS 放送日時:12/28(土) 22時〜

【出演者】
中西哲生 佐藤真海 他
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パーソナリティ 鈴村健一

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