2011年11月1日

11月1日「仮設住宅の防寒対策(2)」

被災地では朝夕の冷え込みが厳しくなっています。東北各地の仮設住宅で、いま課題となっているのが「防寒対策」です。

防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さんに、防寒対策の現状と課題、わたしたちができる支援について伺いました。

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◆防寒対策の現状
  災害救助法で費用負担ができる範囲が決まっている。阪神大震災のときはクーラーは除外されていた。今回は、エアコンは入居の段階から設置されている。暖房は原則電気ストーブ。火災を懸念して灯油ストーブは極力標準装備のメニューから外されている。エアコンも一つしかない。東北の仮設では全然足りない。被災地ではこたつを購入している人が多い。

◆各自でできる防寒対策
 「空気をどう温めるか」が最大の課題。
 冬物の衣料も救援物資が足りないのが現実。国民の関心が薄れ、ボランティアも減っている。仮設住宅では冬物の衣料が不足している。

◆出来る事とは?
 岩手、宮城、福島は現在物資の受け入れをしていない。
 まだまだ義捐金が足らないので、お金で支援するという行為を長く続けていき、国民全体で被災者を救うという行為を進めていきたい。
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明日は仮設で冬を越す際の危機管理、健康管理について、渡辺実さんにお話を伺います。



【株式会社まちづくり計画研究所 渡辺実 Official Web Site】

2011年10月31日

10月31日「仮設住宅の防寒対策(1)」

被災地では朝夕の冷え込みが厳しくなっています。岩手県宮古市では、先週最低気温3度を観測。地域によってはすでに氷点下を記録したところもあります。
そんな中、被災地の仮設住宅でいま課題となっているのが、「防寒対策」です。

防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さんに、仮設住宅の「防寒対策」について伺いました。

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いま建てられている仮設住宅は、津波を考慮して高台に建てているため、体感温度で街中と3〜4度違う。
被災地の仮設住宅は寒冷地仕様のプレハブになっていない。壁の中に断熱材をいれたり、屋根のこう配をつけたり、窓を二重サッシにしたり、玄関回りに風除室が設置できていない。

岩手県は防寒対策の追加工事が完了している。外付けで壁に断熱材を、窓を二重サッシにした。ただし新潟のような豪雪は考えにくいという判断から、屋根については手つかずになっている。場所によっては必要。
また、トイレが暖房になっていない。毎日使うトイレが寒い環境のままになっている。

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岩手では防寒対策の追加工事が比較的早く対応が始まったものの、宮城ではようやく工事に取り掛かったところ、ということ。業者が圧倒的に足らないことも作業の遅れの一因、と渡辺さんは指摘しています。


明日も、仮設住宅の防寒対策について、渡辺実さんにお話を伺います。



【株式会社まちづくり計画研究所 渡辺実 Official Web Site】
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