2012年8月22日

8月22日「サッカーのチカラを被災地へ(3)」

サッカー元日本代表キャプテン、横浜F・マリノスの中澤佑二選手が昨年4月から続けている被災地支援活動『BOMBER22“みんなに笑顔を”プロジェクト』。
中澤選手は先月29日と今月5日、試合や練習の合間を縫って被災地を訪れました。
代表を退いたとはいえ、第一線で活躍する現役プレーヤーがこうした活動を続けることを、中澤選手本人はどう捉えているのでしょうか。

◆サッカー選手が支援活動を両立させること
 引退後はいくらでも活動できるが、現役の今だからこそシーズン中に行った方が現地の人たちも僕の想いを感じてもらえる。今しかない。引退してから何年後にやっても遅い。いま感じたことは今やるべきと思っている。
 年に1,2度の機会だが、現地の子どもたちとの触れ合いが自分のエネルギーに代わることがある。あの子たちがサッカー楽しそうだったのを思う。元気をもらっている。


◆プロとしてどうあるべきか
 子どもたちがマリノスの試合を見て、「あの時空振りしてたよね」なんて言われたら恥ずかしい。
 現地で見て、触れて、感じることが正しい。これを大事にしていきたい。




番組では明日も、中澤佑二選手と中西哲生の対談をお送りします。



中澤佑二選手の支援活動については、オフィシャルサイトでもご覧になれます。
【中澤佑二 Official Website「BOMBER22.COM」】

2012年8月21日

8月21日「サッカーのチカラを被災地へ(2)」

サッカー元日本代表キャプテン、横浜F・マリノスの中澤佑二選手が昨年4月から続けている被災地支援活動『BOMBER22“みんなに笑顔を”プロジェクト』。
中澤選手は先月29日と今月5日、試合や練習の合間を縫って被災地を訪れました。

◆宮城県七ヶ浜町を訪れる理由
 現在の活動は、宮城県七ヶ浜町で地元少年たちとサッカーをしたり、先日は田んぼのがれきを撤去した。
 著名人が訪れていない所も行かなければいけないと思った。自分で調べたところ、七ヶ浜町も被害が多いのに著名な人やスポーツ選手は来ていない。僕が行くことで町の状況を知ってもらえればと思った。


◆地元の方と話して印象的だったこと
 「ここからここまで津波が来て、家が流された」というリアルな言葉。映像よりもショッキングだった。想いが伝わってきた。
 子どもたちからは「(中村)俊輔は来ないの」って毎回言われる(笑)。いつも心に刺さる言葉(笑)。
 子どもたちは言葉より、“サッカーをしたい、ボールを蹴りたい”ということが強い。言葉ではあまり言ってこない。お尻をツンツンしたり、ズボンを下ろすという悪ガキが出てくる。そうなると子どもは止められない。けれど、そういう雰囲気を作れなかった当初に比べれば、子どもたちと打ち解けられるようになったと実感している。




番組では明日も、中澤佑二選手と中西哲生の対談をお送りします。



中澤佑二選手の支援活動については、オフィシャルサイトでもご覧になれます。
【中澤佑二 Official Website「BOMBER22.COM」】
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パーソナリティ 鈴村健一

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