NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest小林聡美さん

小林聡美さん

東京都出身。1982年『転校生』で映画デビュー。主な出演作は『やっぱり猫が好き』『すいか』などのテレビドラマ、『かもめ食堂』『めがね』『紙の月』『犬に名前をつける日』『閉鎖病棟―それぞれの朝―』『騙し絵の牙』などの映画。『聡乃学習』などのエッセイ本も多数執筆。

自分の感性を大切に

2022/08/06
“日本人らしい感性”を大切にしている小林聡美
ずっと愛してやまないものが「落語」

「友達に誘われて行ったんですけど、初めて見て話芸素晴らしさに、今まで何で知らなかったんだろうっていうことを後悔し、それから興味をもってその寄席に行ったりとか、ホール落語とかも行ったりとかして、なんかいろいろと落語の魅力に目覚めました」

落語との出会いがまた別の出会いに導いてくれた。
それが「俳句」。

「江戸時代のその雰囲気を今に伝えているわけですけど、そういうものをもうちょっと知りたいなと思った時に、落語に俳句のフレーズが出てきたりとか、その噺家さんのその本とか読んでると俳句の言葉が色々出てきたり、俳句ってこれ面白いじゃないの!と思って」

ありますよ。ここんとこちょっともらいてないですけど。だから、そのいい俳句っていうのが正解がわからないじゃないですか。その時にあの点数をたまたま集めて成績が良くても、次の月にもう最下位だったりとかすることがあるんですよ。だから天狗になる暇がないっていうか。何が正解か分からないところがちょっと興味が尽きないっていうか、どういう俳句がいいんだろうっていうにぼんやり思いながら続けている。だったらもっとちゃんと勉強すればいいのにね。なんとなくぼんやりしているから全然上達しないですけど。

そんな中、最近、はじめたものがある。

「ピアノちょっと始めました。3年目に入りました。ピアノを弾くのが楽しいなと思って。本当にも時間との戦いなのでこれも。でも、ちょっとずつ出来たりするようになるのって、なんか嬉しいじゃないですか?もうできないことだらけなので、嬉しいことがいっぱいあるなと思うと、なんか嬉しいなと思って」

常に生き生きとしている小林聡美。
10年後に思い描いている自分とは?

「10年後ですか、70も近いですね。あのいろいろと身軽になって、ちょっと旅行ね色々したいなーと思います。見たことのないような所を訪ねてみたいです。多分まだ体力は、まだ旅行できる体力残っているはずなので、それに向けてちょっとスクワットとかして足を鍛え続けます」

常に新しい出会いにときめいている小林聡美。
次はどんな出会いが待っているのか。


※今週の放送は事前に収録されたものです。
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やっぱり猫が好き

2022/07/30
小林聡美の代名詞の1つ、
深夜のコメディドラマ「やっぱり猫が好き」。
三女の「きみえ」役を演じた。

「30分番組だったんですけど、前半後半、芝居をやり続けなきゃいけなくって。その当時もリハーサルとかあったんですけど、やっぱり覚えきれないんですよね、台本を。忘れた部分を何だっけなって言いながら、3人で力を合わせながら、なんだっけ感じで芝居をしながらつなげていくみたいなそんな部分もありました。のびのびとやっていたような気もするけど、物語が一応あるし、そこに持ってかなきゃいけないしみたいな。室井さんは暴走するし、もたいさんは忘れるし、ドタバタして楽しかったですね」

この深夜ドラマがきっかけで、
実際に猫と暮らすようになる。

「25歳の時猫飼い始めたんですけど、このドラマやってる時はまだ猫がいなかったんですよ。猫が好きっていうドラマをやって、突然、猫にフォーカスが行ったみたいなこと言って25歳大人だしみたいな」

そんな「猫」との暮らしについて
生き物のいる責任感、安心感、猫と暮らすことの奥深さを実感しているという。

「責任感というのは、命をね責任持って猫生を全うできるように面倒見てあげなければいけないなという風に思うのと、安心感がやっぱ横の生き物がいるのといないのじゃ、やっぱり安心感が違うんですよね。ずっとにゃんにゃん鳴いていますけど、言葉を発しなくてもやっぱこう生き物がいるって言うだけで、全然違いますよね」

一方で、猫に生活を翻弄されているという。

「早寝早起きはもう本当に。朝の4時とか4時過ぎに必ず起きて起こしにくるんです。にゃにゃにゃにゃ鳴いて。でも耳栓しても無視し続けるようにするんですけども、それでも向こうも根性ありますからずっと鳴いて起きるまで。だからもうこれ猫に合わせないと体に悪いと思って、4時半に起こされるということはもう10時までに寝ようと思って。いい感じだったんですよ。映画とかドラマの撮影ってすごい早いので、そういう部分ですごいんですけど。お芝居になると終わるのが8時とか9時とか夜になるので、ちょっと徐々に夜遅く寝るように今から体調コンディション整えているんですけど。それでも4時とか4時半とか起こしに来るので、猫問題どうしようと思っていて」

その中、誰かがそばにいる力強さも感じている。

「1人1人かける1人は1人の力だけど、1人かける2は2人以上の力出ますもんね。重いものとかでも一人だと持てないけど、二人だとこれも持てちゃったみたいな、そういう力は本当に必要だと思います。募集中。お願いします」
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巡りあった環境が力に

2022/07/23
ドラマ3年B組金八先生で芸能界デビューした小林聡美。
その名をとどろかせたのが、映画「転校生」

「夏休みのひと月かけて撮影したんですけども初めての映画だったしその撮影がねすごく楽しかったんですよ。その撮影が本当に現実世界と切り離されたところで、大人のみんなが真剣に楽しんでねやってるっていう。その映画の世界の楽しさというのはやっぱりこの映画の撮影期間に教えてもらったかなっていう感じはありますね」

この作品での演技が評価され小林聡美は「第6回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞した。
今では日本を代表する女優となった小林聡美が振り返る思い出深い作品とは?

真っ先に挙げたのは1992年「ゴジラVSモスラ」
転校生から10年後の作品となる作品に
小林聡美は主人公の元妻・雅子役で出演した。

「こんな機会はないと思ってちょっとやらしていただきました。人間世界のドラマはそんなに特殊な仕掛けとかないですし、特撮の現場の雰囲気とかすごい新鮮でこんな風にして撮るんだっていうのを面白がっていました。当時はインディジョーンズがすごく人気が出た後で、撮影所とかで吊り橋が切れたり、谷底に落ちるところでは特撮プールに後ろ向きで飛び込んだりと、20代でしたからねなんとかできました」

もう1つ、挙げたのは「テレビ番組」だった
「超アジア通 聡美も踊る」。
インド映画全盛期に放送された番組だ。

「インド人の男性と混じって踊るっていう、なんかそういうのだったんですけどミュージカル女優でもないし、踊ったり、鏡に見ながらレッスンするっていうのが耐えられなくて、基本の踊りの振り付けの日は1日あったような気がするんですけど、今から考えたら良く踊れたなと思いますね」

インドでの刺激的な体験。
のちに旅好きとなる原点はここにあったのかもしれない。

その後は
ハワイ島をめぐる旅エッセイ「アロハ魂」
「キウィおこぼれ留学記」は、憧れだったというニュージーランドの留学話を執筆。
2019年には日本とフィンランドの外交関係樹立100周年親善大使を務めるほどの間柄に。

小林聡美は巡り合った環境で
様々なものを吸収しているのであった。
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刺激を与えてくれたクラスメイト

2022/07/16
小林聡美。
その幼少期は特に変わったことをしてなかったという。

「私ぐらいのちょっと上の世代から学習塾に通ったりっていうのが流行っていたんですけど、私そういうみんなが行っているようなとこあんまり行きたくなくてでもスイミングスクールお習字の教室はだけは通っていました。中学生の時は習い事は特にしてなかったですね。中学校の時にもう仕事始めてしまったので」

女優、小林聡美、
そのスタートは中学時代のことだった

「このころはよく新人俳優募集みたいな広告が新聞の下と書いてあったのですけど、友達と受けてみるみたいな感じで事務所に入って、そこからそのドラマのオーディションで行ってきてね」

合格した作品はのちに国民的ドラマとなる
『3年B組金八先生』だった。

「何か新しいものの挑戦の塊みたいなドラマで、成功するのか失敗するのかどうするんだよみたいな雰囲気のドラマの始まりだったと思うんですよ」

クラスメイトはたのきんトリオ、鶴見辰吾、杉田かおる、三原じゅん子。
錚々たる顔ぶれだった。

「私たちみたいに、よくわかんないけどなんか来ちゃったみたいな人とはちょっと異彩を放っておりましたね。クラスの学校のシーンとかねそんなに休んで大変だったっていう記憶がなく楽しく皆さんと作品を作り上げていくっていうなんか連帯感というかでもその回を追うごとにその皆見て盛り上がってきた番組だったので始めよく訳が分からなくて」

この作品でクラスメイトから刺激を受けた小林聡美、
ここから大女優への道を進んで行くのであった。
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