NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest宮本笑里さん

宮本笑里さん

14歳の時ドイツ学生音楽コンクールデュッセルドルフ第1位入賞他。小澤征爾音楽塾・オペラプロジェクト、NHK交響楽団、東京都交響楽団定期公演、宮崎国際音楽フェスティバルなどに参加し、 これまでに徳永二男、四方恭子、久保陽子、店村眞積、堀正文の各氏に師事。フジテレビ系ドラマ「のだめカンタービレ」オーケストラのメンバーとしても出演。父である元オーボエ奏者宮本文昭と共演する等、デビュー前からメディアに多数出演。2007年「smile」でアルバムデビュー。

毎回、最後のつもりで

2022/10/15
ヴァイオリニスト宮本笑里。
今年デビュー15周年を迎えた。

「15年を迎えることができてアルバムもまた作ることができたので、どういったアルバムだったら皆さん喜んでもらえるかなっていうのをすごく考えて考えて温めてレコーディングもホールを貸し切って三日間でやったんですね。自分の中で一発録りの勢いでという決意もあったので、プレッシャーもねすごくあったんですけれど、だからこそ朝起き抜けでどれだけ自分が引けるか寝起きの状態で指ってどれだけ動くんだろうっていう挑戦をレコーディングする当日まで毎日毎日続けていましたね」

アルバム制作に向け、毎日、指を動かし続けた日々。
その中で新しいことにもチャレンジした。

「コロナ禍で直接お会いできない代わりに何とかして皆さんと話したいなっていう気持ちがすごく強くて、ちょっとしたこと、どんな食べ物好きですかとかそういった本当に些細なことでも聞いてくれることがすごく嬉しくて、それにお答えしたりとか、あとはそこで生の演奏をお届けしたりとか、バイオリンの弾き方のレッスンが出来たりとかそういったやり取りができたのかすごく嬉しかったです。今までより距離が近くなったようなんですね」

2007年のデビュー以来音楽の可能性を広げてきた宮本笑里
1枚のアルバムを出すたびに、これが最後かもしれない、強い思いで作り続けてきた。

「2007年の頃ってまだクラシックとポップスを両方演奏されている方ってあまりいなくて、だからいろんなことを言われることも多くても、それは宮本笑里だからこういうあり方なんだっていう姿勢は絶対に崩したくないなっていう思いがあって15周年たった時に改めてあの宮本笑里がクラシックを全力でこうやって表現することができていますよ。という意思表示も込めて自分のルーツであるクラシックを1枚のアルバムで表現させていただきました」

宮本笑里が考える10年後のビジョンとは。

「引き続き作曲というものをやり続けたいオリジナル楽曲も自分で作ることがあるんですけれど、気合を入れてちょっと曲を作って皆さんにまた新しい曲をお届けしたいなと思います。変わらずバイオリンを奏でていたいっていう気持ちはそうですねすごく強く思ってますね」
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常にreadyの気持ちを

2022/10/08
ヴァイオリニスト 宮本笑里。
そのプライベートはSNSで知ることができる。

「チョコレートが本当に大好きで毎日食べているんですよ。小さい頃のヨーロッパに住んでいた時期があって、その頃からもチョコレートが大好きで母親を困らせていました。基本的にスマホで撮影してアプリとかでちょっと明るめにしてみたりとか自分の好きな世界観を調整できたりするのでそこは自分なりにこだわっているところはあります」

ではSNSでは知ることのできない、土曜日の朝の過ごし方とは?

「そうですね。朝って練習なんですよね。平日も娘の学校で見送った後は、そこからスイッチを入れ替えて練習で、それは土曜日も変わらず、まず音階とかそのドレミファソラシドって言う本当に基本的なシンプルな練習を土曜日の朝もしています」

宮本笑里は、ここ数年、音楽とどのように向き合っていたのか?

「コロナという私たちが経験したことのないようなことが起こっていますけれども、いつどのタイミングで皆さんの前でまた立てるかわからないで、常にレディでいます。私はすぐに行けますよっていう状態に保つためにはやっぱり毎日練習することは欠かせないと思っていたので基本的な練習曲をずっと準備していて、後は作曲をしたりとかしていました」

時には気分転換も試みた

「練習していて心が疲れた時があってコンサートもできないのに、ずっと練習していたら私何やっているんだろうってふと思ってしまった瞬間があって、その時にギター初挑戦しました。ヴァイオリンとちょっと似ているから行けるんじゃないかっていう甘い考えがあったんですけど久々に自分の指に水ぶくれができて、でも何時間もギターを弾いていたらすごく楽しくて」

楽器に加え、母として子どもともまっすぐに向き合った

「小学校2年生で、好きな男の子の話とか本当にそういった話も最近聞くようになって、昔は自分こんな思いだったかなとかちょっとしたことで喧嘩したりとか、友達とも喧嘩した時に大泣きして帰ってくるっと胸がぎゅっとなると言うか可愛いっても確かですね閉、赤ちゃんの頃の泣きが突然変わっているけれどなんかその成長の過程を見ていてすごく強くなったねって思うところですね」

愛娘は同じ音楽の道を歩み始めたという。

「チェロを始めました。何か私の真似しないんだってちょっと寂しいところはあるんですけどでも、音楽に触れたいって思ってくれるところ嬉しいなと思っていて、好きなとかやってみたいって思うことは率先してやらせてあげようと思っているので、毎日できなくても週に2回とかあの楽器に触れる時間があると少しずつ成長しているのを見られるのでやっぱり日々の積み重ねて大事なんだなぁと」

父親はオーボエ奏者の音楽家の宮本文昭。
宮本笑里は自分の幼少期と愛娘を重ね合わせている。

「音楽を始めて私と父が親子関係でなくなった時と同じような時期が来るんじゃないか。娘と私の中でそれが繰り返されるのかなと思ってすごく寂しいし悲しい気持ちにもなるけれど、でも本人が本当に本気でそれをやるのであればそれは支えなきゃいけない決断しなければいけないなと」
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