NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest臼田あさ美さん

臼田あさ美さん

1984年生まれ、千葉県出身。スカウトを経て、読者モデルとして芸能界にデビュー。
「東京ストリートニュース」や「Popteen」などで活躍。その後ファッション誌「CanCam」の
専属モデルなどでも活躍し、同世代の女性たちから支持を集めた。
2003年より、『ひと夏のパパへ』でドラマへ出演し、俳優としても活躍。
10年の映画『ランブリングハート』で初主演を果たす。
その他の映画出演作に「キツツキと雨」「鈴木先生」「愚行録」「美人が婚活してみたら」など多数

役者として、母として・・・人生の変化と新たな挑戦

2025/08/30
今月は、1ヶ月にわたって、俳優の臼田あさみさんをお迎えしました。
最終週となる今回は、一児の母としての一面や、プライベートな時間の過ごし方、そして未来の自分について、たっぷりとお話を伺いました。

◆出産は「始まりにすぎない」最高のパートナーとの出会い
人生の転換期の一つとして「出産」を挙げた臼田さん。それは一瞬の出来事ではなく「この先ずっと永遠に続いていく、始まりにすぎなかった」と語ります。

「娘は今や最高のパートナーで、毎日がとても楽しいです。もともと私はインドアなタイプだと思っていたんですが、子どもが生まれてからは『せっかくだからどこかへ行こう!』と、朝思い立って出かけることも増えました。フットワークがすごく軽くなりましたね」

娘さんと一緒に、ベランダでたくさんの植物を育てるのが日々の楽しみの一つだそう。「この葉っぱが開いたよ、この花が咲いたよ、と一緒に成長を観察しています」と、優しい母の表情をのぞかせてくれました。

◆現場では「お節介お母さん」?
母親になった経験は、仕事である演技にも影響を与えているそう。

「子役の子がみんな可愛くて仕方ないんです。『宿題終わったの?』なんて声をかけたりして、現場ではすっかり“お節介お母さん”ですね(笑)。でも、子どもと一緒にお芝居をするのはすごく好きです。彼らの一生懸命な姿や、分かろうとする姿勢を見ていると、初心を思い出させてくれます」

その面倒見の良さから、お子さんが多い現場では「臼田さんがいると助かる」と制作陣から頼られることも増えたのだとか。

◆リフレッシュの秘訣は「山登り」。無心になれる時間が自分には必要
仕事と子育てで忙しい日々を送る臼田さんですが、1年半ほど前から「山登り」に夢中になっているのだとか。

「友人に誘われて高尾山に登ったのがきっかけ。登っている最中は、ただひたすら前を見て、足元を見て、空を見て…。余計なことを考えずに無心になれる時間が、私にとってすごく必要なんです。」

今後は山小屋泊や、アメリカでのロングトレイルにも挑戦してみたいと、目を輝かせる臼田さんが山登りを始めたのには、実は「10年後の自分」をイメージしたことがきっかけ。

「山に行った時に、やっぱり自分よりも人生の先輩たちが活き活きとしていて。その姿を見た時に『私もああいう風になりたいな』って。私も十年後、自分の足で自然をこう噛み締めて、ちゃんと一歩一歩進んで行けて、山頂で美味しいお茶をいただいて…という未来を描いています」

公私ともに充実した日々を送る臼田さん。いよいよ明日からは、出演舞台『さよならソング 帰ってきたツル』が開幕します 。

「今の時代をどう生きていくかってことに、この作品を観た後、向き合えるんじゃないかなっていうような気がして。“生き延びること”がテーマなんですけど、喜劇と悲劇が行ったり来たりするような作品 。いろんな人に観ていただける作品になっていると思います」

山登りで培った足腰の強さを武器に、カンパニー一丸となって千秋楽まで駆け抜けたい、と意気込みを語ってくれました 。

舞台『サヨナラソングー 帰ってきた鶴ー』は、明日8月31日から9月21日まで東京・紀伊國屋ホールにて、
そして9月27日と28日には大阪・サンケイホールブリーゼで上演されます 。詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。
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女優としての転機となった作品、そして、8年ぶりの舞台への想い

2025/08/23
今週も、俳優の臼田あさ美さんのお話、伺いました。

15歳でモデルとしてキャリアをスタートさせ、2003年からは俳優の道へ進んだ臼田あさ美さん、今回は、臼田さんの俳優としての意識を大きく変えた作品や、現在稽古中だという8年ぶりの舞台について。

◆現場の熱気に震えた映画『愚行録』
俳優としてキャリアを重ねる中、臼田さんにとって特に印象深い作品の一つが、2017年に公開された映画『愚行録』。 妻夫木聡さん、満島ひかりさんをはじめ、そうそうたる俳優陣が集結したこの作品の現場は、特別なエネルギーに満ちていたと振り返ります。

「現場にいる人たちのエネルギーがすごかったんです。初対面だった松本若菜ちゃんとは、いきなりビンタするシーンがあったのですが、お互いに何の遠慮もなく『今日、やるよね』という感じで。みんなが遠慮なく芝居ができる、エネルギーがすごい現場でした」

そのエネルギーは作品にも反映され、臼田さん自身も「映画が始まった瞬間に『これは!』とぶっ刺さっちゃって。冒頭からゾクゾクするぞ、みたいな気持ちになる映画でした」と、その衝撃を語ります。

この作品で、臼田さんはヨコハマ映画祭の助演女優賞を受賞。 「自分とは無縁だと思っていた」という受賞でしたが、「対立する役を一緒にやりきった松本若菜ちゃんと共に受賞できたことが、本当に嬉しかったです」と、喜びを分かち合いました。

◆4年越しの主演作では、あだ名が「臼P」に
もう一つ、臼田さんが挙げたのは、主演を務めた映画『南瓜とマヨネーズ』。 この作品は、最初にオファーを受けてから実際に撮影されるまで、4年もの歳月がかかったと言います。

「一度は『今回は無理かもね』となったものが、4年経ってゼロから作れることになって。絶対に自分がやりたい、という気持ちがずっとふつふつと湧いていたので、すごい責任感と思い入れがありました」

4年間、原作を何度も読み込み、イメージを膨らませてきた臼田さん。 その強い思いから、ヘアスタイルなどについて現場で様々なアイデアを出しているうちに、プロデューサーから「プロデューサーじゃん」とツッコまれ、「臼P(ウスピー)」と呼ばれていた、という微笑ましいエピソードも明かしてくれました。

◆現在挑戦中の舞台では「生き延びること」がテーマに
そんな臼田さんが今、新たに取り組んでいるのが、8月31日から公演が始まる舞台『KokamiネットワークVol.21 さよならソング帰ってきた鶴』。

日本の民話『鶴女房』のその後を描いた物語で、「生き延びること」が大きなテーマ。 臼田さんは、作家の妻と、物語の中の鶴という二役を演じます。

作・演出の鴻上尚史さんとは今回が初めて。 「穏やかで、先生みたいにちゃんと説明してくれる。安心感があります」と、稽古は順調に進んでいる様子。 「どんなにかっこ悪くても、生き延びることがかっこいいじゃないか、という気持ちになります」と、作品から受け取っているメッセージを語ってくれました。

来週は、母としての臼田あさ美さんに迫ります。
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俳優としての覚醒。転機となった映画とバラエティで培った“自分らしさ”

2025/08/16
モデルとしてキャリアをスタートし、その後、俳優やバラエティタレントとして活躍の場を広げてきた臼田あさ美さん。
順風満帆に見えるそのキャリアには、バラエティのMCとして鍛えられた時期や、俳優としての覚悟を決めた大きな転機がありました。

◆バラエティでの出会いが「自分らしくあること」を教えてくれた
20歳頃から『歌スタ!!』や『メレンゲの気持ち』といったバラエティ番組にレギュラー出演していた臼田さん 。当時はアシスタントMCとして番組進行のサポートを求められるも、うまくこなすことができなかったと振り返ります 。
『歌スタ!!』で共演した東野幸治さんからは「本当、大丈夫か」「しっかりしないと」と常に声をかけられ、愛のあるツッコミで鍛えられたといいます 。また、『メレンゲの気持ち』で共演した久本雅美さんからは「そのままでいいんだよ」と温かい言葉をかけてもらったそう。
そんな、ありのままの自分が出てしまうバラエティの世界で、「不得意でもいいんだ、受け入れてもらえるんだ」と感じた経験から、自分らしくあることを受け入れられるようになったといいます。

◆「俳優になりたい」と強く思った作品との出会い
バラエティ番組で経験を積みながら、2003年以降、俳優としての仕事もどんどん増えていった臼田さん。そんな中、人生の転換期となったのが、23歳の時に出会った映画『色即ぜねれいしょん』でした 。

もともと原作ファンだった臼田さんは、「どんな役でもいいから参加したい」と、初めて自らの意思でオーディションへの参加を希望。見事オーディションを勝ち取り、この作品をきっかけに「これをやって行くんだ」と俳優としての覚悟が決まったのだとか。
撮影は島根県の隠岐の島で行われ、主演の渡辺大知さんをはじめ、銀杏BOYZの峯田和伸さんやくるりの岸田繁さんなど、ミュージシャンが多く参加するエネルギッシュな現場だったそう 。監督の田口トモロヲさんの支えもあり、全力で作品と向き合ったこの経験が、かけがえのないものとなったようです。

◆悩みも肯定できるようになった俳優業
本格的に俳優としての道を歩み始めた臼田さんが初主演を飾ったのは、映画『ランブリングハート』。恋愛に奔放な妹と現実主義の姉という双子の一人二役は、自分でも「どっちをやってるのか分からなくなる」ほど大変だったそう。
役作りについては、一人で準備するよりも「現場で生まれるものの方が大事」と感じている臼田さん。共演者と顔を合わせ、セリフを交わす中で変化していくことを大切にしているのだとか。また、脚本家との相性によってセリフの覚えやすさが変わるそうで、特にバカリズムさんが脚本を手掛ける作品では、演じる役をいつも好きになれるのだとか。

キャリアを重ねる中で、仕事について悩むこともあるという臼田さん。ですが、俳優仲間に相談した際に「みんなそうだよ」と言われたことで、「悩むことを肯定できるようになった」のだとか。「模索することが正解」という俳優業・・・役と向き合い続ける臼田さんの女優魂が感じられました。

そんな臼田さんが出演される舞台
KOKAMI@network vol.21『サヨナラソング ー帰ってきた鶴ー』
出演:小関裕太 臼田あさ美 他
東京公演は、8月31日(日)〜9月21日(日)@紀伊國屋ホール
大阪公演は、9月27日(土)〜9月28日(日)@サンケイホールブリーゼとなっています。
ぜひチェックを!
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読者モデルから専属モデル、そして俳優の道へ

2025/08/09
今日も俳優の臼田あさ美さんのライフストーリーをお届け!
今日は、モデルから俳優へと進まれた臼田さんのCanCamモデル時代の葛藤と俳優への転機について伺いました。

◆「アルバイトに合格した感じ」読者モデルからCanCam専属モデルデビュー
渋谷でのスカウトがきっかけで読者モデルとしてスタートしました臼田さん。 その後、ファッション誌『CanCam』のヘアページの撮影がきっかけで編集部の目に留まり、とんとん拍子で専属モデルになることが決まったそう。

驚くべきことに、当時は芸能事務所に所属しておらず、本人も「プロのモデルとしての意識は1回も持ったことがない人生」だったのだとか。CanCamの専属モデル決定の瞬間も、「アルバイトに合格した、ぐらいの感じで始まりました」と、当時の心境を語りました。

しかし、専属モデルとなったからにはプロとして成長しなければならないという意識が芽生え、服をきれいに見せるためのポージングなどの勉強もするようになったそう。

◆理想のモデル像と「人間臭さ」の間で抱えた葛藤
華やかなモデルの世界に身を置きながらも、次第に葛藤を抱えるようになったという臼田さん。当時、モデルといえば170cm以上が主流の中、自身の身長(163cm)にコンプレックスを感じることもあったよう、
また、雑誌が求める美しい世界観と、自身が惹かれる映画や音楽の「泥臭さ」「人間臭さ」とのギャップにも悩んだといいます。

「私はヘッドホンで銀杏BOYZ聴きたい!みたいな」
そう語る臼田さんは、撮影の合間にトレンドの洋楽を聴いているモデルさんたちの傍で、人間臭さあふれる日本のロックバンドを聴くような女の子だったのだとか。
後に、その銀杏BOYZの峯田和伸さんと映画で共演を果たした際には、「(ライブで)紛れてわーってやってたあの人に普通に映画でご一緒するってなんかもうわけわかんない人生だなって感じがしましたね」と、深い感慨を語りました。

◆戸惑いの中で始まった俳優業
モデルとしてのキャリアを積む中、編集部からのアドバイスもあり事務所に所属。 すると、自然な流れで俳優業のオーディションを受けることになりました。
演技レッスンを受けた経験もなく、いきなりオーディションの場へ行くことになった臼田さん。周りの熱量とのギャップに戸惑い、「これに出てることなんてもう誰にも見られたくない」と感じながら仕事が始まっていったと、当時の率直な気持ちを明かしました。
初めてのドラマは2003年の『ひと夏のパパへ』。 何もわからない自分を、共演者やスタッフがプロとして支え、引っ張ってくれたといいます。 この現場で、ドラマ制作の裏側を初めて知り、「こんなに何回もやるんだとか、こうやって撮るんだとか」と、多くの衝撃と学びがあったそう。

華々しいモデルデビューの裏で、自分らしさとのギャップに葛藤してきた臼田あさみさん。その迷いや人間臭さへの憧れが、さらなる俳優としての活躍に繋がっていくようです。

来週は、そんな臼田さんの思い出深い作品について伺います!
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青春時代と運命の出会い

2025/08/02
今月は、俳優の臼田あさ美さんをお迎え!第1週目は、幼少期から芸能界デビューまでの道のりについて伺いました。

俳優として、また一児の母として、多忙な日々を送る臼田あさ美さん。8年ぶりとなる舞台への挑戦を前に、自身のルーツや人生の転機について語ってくれました。
静かな読書好きの少女が、現在の道へ進むきっかけとなったのは、3歳の時に出会った一人の「人生の友」でした。

◆物静かな子ども時代
4人家族の末っ子として育った臼田さん。幼い頃は、どんな時も本を読んでいるような、物静かな子どもだったのだとか。
「みんなが公園でボール遊びをしている中、飛んできたボールが当たっても気にせず本を読み続けるような、自分のペースを持ってる子だったと母は言ってました」
当時熱中していたのは、ヘレン・ケラーやエジソンなどの伝記もの。将来の夢は「本屋さんか、図書館の司書さん」と語るほどで、自分が人前に出る仕事に就くことは全く想像していなかったそう。

◆人生の転機は「大親友との出会い」
そんな臼田さんの人生最初の転機は、3歳で入園した幼稚園でのこと。

「今の親友となる、本当に人生の友と出会ったのが幼稚園でした。彼女に私の人生を色々と導いてもらったので、その出会いが大きなきっかけです」

普通の女の子だったという臼田さんに、卒園アルバムの絵を「あさ美ちゃんは、こういうのがいいんじゃない?」とプロデュースするように描いてくれたという彼女。 内気な臼田さんとは対照的に、クラスの中心で輝く彼女は、まさに憧れの存在だったと振り返ります。
小学校で一度離ればなれになるも、中学校で再会。華やかな彼女に対し、臼田さんは「ファッションとかも、全然なんでもいいみたいな感じ」だったそう。 そんな臼田さんに、彼女は「もっとこうしたら可愛くなるよ」と、髪型やファッションなどをアドバイスしてくれるように。

「彼女のプロデュースのもと、だんだんと仲良くなって。気がつけば親友になっていました。そして、それは今も続いてるんです」

◆親友と二人で受けた、渋谷でのスカウト
高校一年生の時に、その親友に誘われて人生で初めて二人で渋谷へ。 そこで雑誌のスナップ写真の撮影に声をかけられたのが、芸能界入りのきっかけでした。

「二人で撮ってもらって。一人じゃなかったっていうのは大きいと思います」

その後、モデルページへの出演を依頼され、本格的にモデル活動がスタート。 当時の心境を「雑誌に出てみたいとか、特別なことという感覚はなくて・・・されるがままに、好きにしてください、という感じでした」と、振り返ります。

自分一人では歩まなかったかもしれない道を、親友がいたからこそ踏み出した臼田さん。そこから、モデル、そして俳優の道へと、まるで導かれるかのように進まれたそう。

来週は、そんな臼田さんのモデル時代のお話、伺います。

◆臼田さん出演の舞台
KOKAMI@network vol.21『サヨナラソング ー帰ってきた鶴ー』
出演:小関裕太 臼田あさ美 他
東京公演は、8月31日(日)〜9月21日(日)@紀伊國屋ホール
大阪公演は、9月27日(土)〜9月28日(日)@サンケイホールブリーゼ となっています。
ぜひチェックしてみてください!
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