ON AIR REPORT

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とーやま委員「『ミスターレイニー』
2021年の9月3日金曜日、SCHOOL OF LOCK!教育委員会です。さかた校長・こもり教頭、今週も授業の方、お疲れ様でございました。わたくし、とーやま委員でございます。…最初に発した単語『ミスターレイニー』。僕が2ヶ月半に1回くらい、ふと思い出す言葉なんですね。これ何かと言いますと、僕がSCHOOL OF LOCK!で10年間、校長先生としてやらせていただきまして、10代のみんなに言葉を届けさせていただいたわけなんですけどもね。RN ミスターレイニーは今でもSCHOOL OF LOCK!、さかた校長とこもり教頭の生徒です。俺が校長の時にもミスターレイニーはいてくれて、ある時から、俺の仕事…TOKYO MXでやってます『69号室の住人』、必ずその番組の告知文章と自分の一言メモとかを、いつも掲示板に載せてくれてて!俺が退任した後もずっとこれ(告知)やってくれてて。それを…ごめん、ミスターレイニー。毎週はちょっと見られてねぇんだ。2ヶ月半に1回ふと思い出して、今週もやってくれてんのかな〜と思って学校掲示板で検索すると…毎週のようにヒットしてんだよな。ずっっっとやってくれてんだよね!ほんっとありがとう、RN ミスターレイニー!!!

<イェーイ!>

とーやま委員「今週分の、ユニコーンの皆さんが来ていただいたやつもしっかりと!しかも俺のツイートもチェックしてくれていて、必ず俺の一言メモとかも添えてだね…」

レイニーLOCKS!#30

「偉人の名言」
歴史上の偉人は誰しも名言を残している。例えばエジソン。彼はこんな言葉を遺した。「天才は1%のひらめきと、99%の努力だ。」本物の天才であるエジソンだからこそ言うことのできる言葉だ。しかし、ふと気になった。彼はこの言葉をいつ言ったのだろう。オリコン的なサイトのインタビューなのか。はたまた居酒屋で酔いに任せて発した言葉を部下がメモしてて、それが見つかったのか。電球を完成させたタイミングでこれ言ってたらちょっと怖い。

という訳で調べてみた。するとこのようなことが書いてあった。「この名言は彼の会見をまとめて記事にした記者の文章(の日本語訳)」エジソンはこの言葉そのものを発言したのではないが、こういうニュアンスのことは言っていた、とのことだ。その記者もまさか名言として残るとは思っていなかったのではないだろうか。ちなみにこのあとこの名言は数々の議論を起こしていくが、それにいちいち触れるとめんどくさいので各自で調べてほしい。

こんな風に別に知ってたから何だっていうことを調べるのは面白い。今回はエジソンの名言の出所を探ったが、他の偉人の名言もまたいろんな裏を持っているはずだ。もしかしたら本当に居酒屋から生まれているかもしれない。皆さんも調べてみてはいかがだろうか。

<今週の69号室の住人>
9月になるので12月下旬を生きている男、とーやま委員MCの音楽番組!
次回はユニコーン先生が全員登場!全員が作詞・作曲を手がけ、ボーカル・楽器パートが曲ごとに入れ替わるという全員主役のバンドならではのレコーディングエピソードをユーモアたっぷりにお届け!予告だけでもう面白い!(笑)
放送は今日深夜1時35分から、TOKYO MXとエムキャス(アプリ)にて!
公式YouTubeチャンネルでは過去の放送回を期間限定気まぐれ見逃し配信中!
9/19(日)19:30からは、視聴者が選ぶもう一度見たい放送回を再放送!番組TwitterへのリプライやDMで投票してください!

<あとがき>
居酒屋生まれの名言とは。
ミスターレイニー
男性/17歳/熊本県
2021-08-31 21:00

とーやま委員「ちゃんとお礼を言わなきゃいけないなぁと思いつつも、(もし告知書き込みを)やめるタイミング失ってんなら…大丈夫だからね、いつ終わっても!別に気を遣わなくていいです!(書き込み始めた)きっかけもないかもしれないから、もしかしたら“そろそろ…(やめようかな)?”って思ってるかもしんねぇけど、気を遣わずに。ただ、気持ちはずっと嬉しく受け取ってるんで!俺の告知を見てる今の10代の生徒達は“これ、なんなんだろうな?”っていつも思ってるかもしんないんだけど(笑)それにもめげず、RN ミスターレイニー、ありがとう!

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とーやま委員「今週のSCHOOL OF LOCK!は、月曜日から木曜日まで、大変な環境だったりとか、大変な思いをずっとしていますとか、様々な理由でそういう毎日を送ってる生徒と、さかた校長・こもり教頭が話をしていったと(『しんどー相談室』)。最近よく聞くようになった『ヤングケアラー』。若くして親だったり兄弟の介護をせざるを得ない…という言い方は、もしかしたら厳しいかもしれないけども。そういう子とお話をしたりとか、昨日(9月2日木曜日放送分)だったら『差別』か。国籍の差別とかに対して、さかた校長とこもり教頭が言葉を届け、気持ちを届けていった。
そういう授業をやるというのは先週のうちにわかってはいたんで、SCHOOL OF LOCK!教育委員会としても何かできないかな、やりたいなとはずっと思っていたことなんだけど。さかた校長・こもり教頭が10代に向く最前線にいるわけで、俺はまた別のところに目線を向けてお話を聞く時間があれば、問題を少し立体的に見ることができるのではないかと思ってだね。
『先生』ですね。教師の皆さんの、率直なお話を聞いていきたいと思っております。題しまして『教員教育懇談会』、行っていこうと思っております。先生も色々大変ですよ。ただでさえ担任を受け持つこと、その他にも部活動の指導だったり、そうなると土日もなくなったりとか、元から大変な職業です。そして今はコロナ禍ということで、いろんな制限も受けて板挟みになってるかもしれないですね。上の先生から、そして生徒のみんなからの(思いを受け止めて)身動きが取れなくなってる先生も、多分たくさんいらっしゃいます。(東京)オリンピック・パラリンピックも行われています。だけども学校の修学旅行は行かないようにと言われて、目の前の生徒に対して“私は何と答えればいいんだろう”と、悩んでる先生もたくさんいらっしゃいますよね。親御さんから何かを言われるということもあるでしょうし…。
とにかくね!先生の皆さんは、今までも本当に大変な中、教壇に立って下さってると思うんですけど、今、特に大変なんじゃないかと。なので今日は、先生・学校の教員をやってる方限定で、本当に思ったままの“言いたいこと”“言いたくても言えなかったこと”“誰かに聞いて欲しいこと”…そういったことを紹介していきたい。できたら電話で直接話をしていきたいと思ってます。何でもいいです、気を遣わずにお話ししましょう!」


M 元少年の歌(Album ver.) / フラワーカンパニーズ


とーやま委員「10代だった時にこんな先生がいてくれたら良かったなぁとか、そういうことを胸に抱き教師という道を夢みて、実際になってみたものの…やることが多過ぎる、自分の気持ちのすり減り方がつら過ぎる。そういったことで若い時に志していたことがだんだん見えなくなってしまって、さらに(新型)コロナがやってきてこういう状態になってしまって、“なんでなんだろう”という方から、メールもTwitterもたくさん届いていて。よければお話を聞かせていただきたいです。
そしてこれを聴いてる学生のみんなには…みんなもみんなで今大変だと思う。いろんな行事もできなかったりとか、やりたいこと何もできずに卒業してしまうとか、“どうなってんだよ世の中!”とか、“先生もっと考えてくれよ!”…とかって思ってる生徒もいるでしょう、いて当然だと思う。けれども、“なるほど、うちの担任もこういうこと実は考えてるのかもしれないな”とか、少しでも知る、考える時間になればいいなと思っております。本日の1曲目、フラワーカンパニーズ『元少年の歌』!

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第1回 教員教育懇談会



とーやま委員「SCHOOL OF LOCK!教育委員会のとーやまです。今夜のSCHOOL OF LOCK!教育委員会は『第1回 教員教育懇談会』。学校の先生をやってる皆さんの今思っていること、誰にも言えないこと…なんでもお話し聞かせていただこうと思ってるんですけども」


とーやま委員「…それ言う時、“(笑)”とかつけてもらっていいかな?」

職員「(笑)」

とーやま委員「いや、いいんだよ、別に全然(笑)ありがとう!」


とーやま委員「(Twitterの)アイコンに青い手形があるということで、先週(8月27日放送分)Hey! Say! JUMPの有岡大貴さんが、有岡委員としてここにやってきてくれて。先週も一応、教育について話そうって言ったんだけども…一度も話してません(笑)」

<〜♪「群青ランナウェイ」が流れてくる〜>

とーやま委員「3度、4度ほどサウナに入って終わりました(笑)『群青ランナウェイ』が発売中で、それを引っさげて来ていただいたんですけど。Hey! Say! JUMPファンの皆さん、先週面白かったから(今週も)聴いてみようと思った皆さんは、ちょっと居場所なくて気まずくなってる感じが…(笑)」

<チーン>


とーやま委員「(Twitterのアイコンに)青い手形があるということはHey! Say! JUMPファンね。先週から聴いてくれてんのかな?…嬉しい。すごい率直な意見と誠実な思いがあって。これ読みながらすぐ(今週のテイストに)対応してくれて嬉しいと…“対応”って言い方よくねぇな(笑)」

<〜♪「ドラマチック」が流れてくる〜>

とーやま委員「SCHOOL OF LOCK!教育委員会は今の所“スタンダード”がないですよ!もしかしたら先週と今週は、一番(テンションの)落差があることになるかもしれないです。でもいいんです、とにかく今日は『第1回 教員教育懇談会』ということで!メールもいただいてます」


私の勤める自治体では今月からインターネットを使った授業や学活が始まり、生徒は自宅で回線を繋ぎ接続してもらうことになったのですが日々「設定がわからない」「使い方がわからない」の電話が一日中鳴りっぱなしです。

放課後は学校内の消毒も行います。全ての机と椅子、大きい学校なので40箇所あるトイレや蛇口を一人で消毒する日もあります。(消毒だけで3時間ほどかかることもザラです)
学校内で感染者が出れば近隣の方々からクレームが入ることも多く、他にも「コロナ禍なのに文化祭を行うのはどういうことか」「コロナ禍なのに体育の授業でマスクを外しているのはだめなのではないか」などの意見もあり、電話越しや直接来校して怒鳴られたこともあります。
RN 来世は餃子

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とーやま委員「確かにこれ、飲食店とかもお客さんが入れ替わる度に消毒やらなんやらたくさんされてて大変だなと思うけど、学校ってなったら…!休み時間の度に生徒もたくさんやってくるし、40カ所、1人で!?クレームもねぇ、親の気持ちもわかるしなぁ。今やっぱり家庭内感染が1番多いっていうから、家にご高齢の方がいらっしゃったりしたらリスキーだし。そこらへんでやっぱりピリピリされてるのも一挙に、来世は餃子さんのところで受けることになってしまい…。
どこで吐き出せんのかな?もちろん、自分が受け止めなきゃいけないことって折り合いつけてると思うんですけど、自分でもいっぱいいっぱいになってしまうこと、絶対あると思うんで…。ご家族だったり友達だったり同じ職場の方だったりで、なんかなぁ(吐き出せてたらいいけど)…。そういうクレーム言われる人の前では当然言えないですけども、どうにか発散してもらって、“あんな言い方ねぇよなぁ!”とかなんか…。それで体と心、大切にしていただきたいなと思ってます。
そして…電話もいってみよう!」

たらこくちびる「RN たらこくちびるです」

とーやま委員「今はおいくつ?」

たらこくちびる「26歳です」

とーやま委員「SCHOOL OF LOCK!教育委員会はずっと聴いてくれてる?」

たらこくちびる「たまに聴いてます。SCHOOL OF LOCK!も昔からずーっと聴いてました」

とーやま委員「たらこくちびる、(職業は)先生ということでよろしいですか?」

たらこくちびる「はい。小学校で6年生を担任してます」

とーやま委員「6年生となると、もうあと半年で卒業だもんね。今の6年生はいつから受け持っているんですか?」

たらこくちびる「今年転勤して来て、すぐ6年生の担任になりました」

とーやま委員「先生としては何年目ですか?」

たらこくちびる「今年で5年目になります」

とーやま委員「2021年9月3日現在の、たらこくちびる先生の思う大変なことは?」

たらこくちびる「今うちの学校が分散登校になっていて、1日のうちに“午前に来る子”と“午後に来る子”がいるんですよ。午前に来る子は1・2・3時間目を学校で授業を受けて、午後に来る子はそのあいだオンライン授業で学校の様子を見るって状況で。午前に来る子は給食を食べて下校します。今度は午後に来る子が(学校に)来て、すぐに給食で。(下校した午前に来る子は)逆に4・5時間目を家でオンライン授業で受ける子がいて…っていうので。オンラインと学校で受ける子、2つを一気に見ながら授業するのとか、給食が2回あるのとかが、すごい大変です」

とーやま委員「これ、後半組の給食って冷めてるよね?」

たらこくちびる「うちは自分の学校で(給食を)作っているので、冷めてないんですよ」

とーやま委員「後半組用に時間を合わせて、給食の方達がもう1回ちゃんと作ってくれてるの?」

たらこくちびる「調整して、うまいことできるようにしてくれてるみたいです」

とーやま委員「優しさだけど、給食を作る皆さんもそれはそれで大変なんだ」

たらこくちびる「すごい大変だと思います」

とーやま委員「たらこくちびる先生も、対面の子達と画面の向こうにいる子達、同時に同じ授業をするってことでしょ?これ、どういうところが大変ですか?」

たらこくちびる「黒板に普通に書いたら見えないっていう(オンライン組の声が)あって。なのでオンライン用に新しくPowerPointでわかりやすく作ったりとかする“授業準備”がとにかく時間がかかってます」

とーやま委員「そうかぁ。それも全部、たらこくちびる先生が1人で準備するってこと?」

たらこくちびる「うちは(1学年)4クラスあるので、教科で分担はしてるんですけど、来週くらいまで続くので(授業)10時間分くらいは用意しないといけなくて…大変ですね」

とーやま委員「他の先生とはちゃんと連携は取れてるんですか?」

たらこくちびる「分散登校が決まってからは会議ばっかりで、ずっと話し合いしてます」

とーやま委員「先生同士の空気とかは、コロナ禍が始まる前よりもピリピリはしてる?」

たらこくちびる「そうですね。プライベートで話す機会がなくなったので、仲も深まってないですし」

とーやま委員「そうか!(転勤で)来たばっかだもんね。溜まったストレスとかは発散できてるの?」

たらこくちびる「かなり遠い所まで転勤させられたので、周りに友達もおらず…。ライブDVDを買ってきて家で観てます」

とーやま委員「最近買ったライブDVDは誰の?」

たらこくちびる「フォーリミ(04 Limited Sazabys)です!」

とーやま委員「04 Limited Sazabysのやつを家で1人で…」

たらこくちびる「観て、盛り上がってます!」

とーやま委員「家で声出す?」

たらこくちびる「声出して1人で飛び跳ねてます(笑)」

とーやま委員「今家で1人?隣人とかもいるかもしんないけど、ちょっと、どれくらいの声出してんのか、教員教育懇談会として必要なことなんで…声だけいただいていいですか(笑)?」

たらこくちびる「…おぃ!おぃ!おぃ!おぃ!!おぃ!!!…恥ずかしい〜(笑)」

とーやま委員「ははは(笑)あとは何が大変ですか?」

たらこくちびる「自分の理想の先生になれてないなっていうのがあって…。(感染症対策のため)喋ったらいけないとか、マスクをちゃんとするとか、密になっちゃいけないとか、(新型)コロナじゃなければ怒らなくていいところも怒ったり注意したりしてしまうんで、そのせいでクラスの雰囲気が悪くなってしまうのがすごい嫌だなぁっていうのがあります」

とーやま委員「今、みんな1つになれてるなぁって感じられたことって、この半年間ではない?」

たらこくちびる「あんまりないですね。行事も全部、今は延期の状況なんで。修学旅行もあるはずだったんですけど延期になっちゃって…」

とーやま委員「一応、中止ではないんだ。でもまぁそれもわかんないもんね。状況次第で…」


たらこくちびる「あぁ…。学校が決めた方針にすごい文句というか、なんでこうなるんですか!とか先生達は何もわかってない!みたいなことは言われちゃうんで…ご意見があるのもわかるんで、そういう言い方じゃなくてもう少し“先生いつもありがとうございます”って言っていただけたら、すごい嬉しいなっていうのはあります。やっぱり働いてる方とかは子供を家で見るのも大変だろうし、保護者の方の気持ちもわかるんですけど。激しくなく、優しく言って欲しいなっていうのはあります」

とーやま委員「先生も(親御さんの)気持ちもわかるんだよね。これを聴いてる親御さんサイドの皆さんも、当然それはわかってるけども、やっぱ子供のこととか考えたら意見が強くなっちゃったりするだろうけども…。こういうの(先生側の意見)も、届いたらいいよね!」

たらこくちびる「一緒に頑張っていけるって形が、一番理想的かなっていうのは思います」

とーやま委員「学校としては、誰かが先頭に立って“たらこくちびる先生はこういうこと抱えてるのね、じゃあこういう風にやっていきましょうか”とか、考えられているの?」

たらこくちびる「そうですね。結構頻繁に職員会議も開かれていて、学校としてこういう方針でやっていきましょう、というのは校長・教頭を中心に引っ張っていってくださっています」

とーやま委員「そこは頼もしいね!たらこくちびる先生も、もっと頼っていいんだろうし。今でも相談とかできてると思うけども。もっと甘えてもいいかもしんない。甘えられる人とかいるの?」

たらこくちびる「同じ学年のベテランの先生が、よく話を聞いてアドバイスもくださるので嬉しいですね」

とーやま委員「その先生にもフォーリミのDVD貸そうか!」

<〜♪曲のイントロが流れてくる〜>

とーやま委員「おぃ!これは歌っちゃう〜?たらこくちびる先生、まずは素敵な3月を迎えられることを俺は祈ってるんで!なんとかもがきながらも、大変かもしんないけど、これからも素敵な学校生活を祈ってる!」

たらこくちびる「はい、ありがとうございます!」

M swim feat.Takuya Yamanaka&Shunichi Tanada(ONAKAMA 2021 Live) / 04 Limited Sazabys


初メッセージです。

学校の先生は今の時代悪者にされがちですが、こう言った形で取り上げていただけると嬉しいです。

コロナにより子供たちが苦労する中、学力テストの話題が新聞に載りました。学校が楽しいという子供が減ったとのこと…コロナで行事が削減される中、当然かと…そんなマイナス点よりも、子供たちの頑張りを取り上げてほしい…

子供たちも頑張っていますが先生もがんばっています。オンライン授業に加え、感染対策、研修等日頃の授業と合わせると一杯一杯です。先生の笑顔無くして子供達の笑顔はないと思います。

子供たちはみんな良い子達なので、我々の笑顔は絶えませんが、どこかその笑顔は乾いているのかもしれません。
RN 玉ねぎ仮面
群馬県 28歳 男性

とーやま委員「その乾いてしまっている笑顔が、少しでも潤うことを願うしかできないんだけども。何度も言うように、こうしてみんなで知ることが大事。知って考えていくことが大事。少しでもそういうことがみんなの元に届けばいいなと思い、引き続き『第1回 教員教育懇談会』行っていきます!たらこくちびる先生の大好きな曲、一緒に歌ってくれているはず。04 Limited Sazabys、『swim』、2021年のライブバージョン!

SOL教育委員会


とーやま委員こんばんは。
とーやま校長みたいな先生になりたいと志し、無事教員になりました。毎日授業内容はチェックしていますが、今日の内容を見て戻ってきました。
まさに職場で陽性者が出て、昨日の午前中から自宅待機を命じられ、今日1日出勤できずに過ごしました。検査結果は陰性でしたが、学校では変な噂が広まって大変だったと聞きました。月曜から復帰しますが、不安で押しつぶされそうです。こんなにしんどいものなのかと…私は現在中3の担任をしています。進路に対する不安がただでさえ大きいのに、さらにコロナで余計な心配をしなくちゃいけない子どもも保護者の方もかわいそう…今、特に修学旅行を控えていてやれることをやらせてあげたい思いと、リスクを考える日々。オンライン授業など私も担当の一人ですが、やるやる詐欺で偉い人たちは前向きになってくれない。
子どもたちはよく言いますが、今は先生たちも「2学期始まってほしくない」とよく言っていました。無情にも時間は進んでいくんですけどね…
RN にゃも
愛知県 25歳 女性

とーやま委員「オンライン授業でよろしく!ということを大人の方に言われたものの、道具や技術も備わってないのにどうするんだ?とか。一度にやったら回線もパンクするし、全然うまくいかないけどどうするの?…みたいな話とかも(ニュースで)見ましたよ。RN にゃもよりもっと上の先輩先生達は、なかなか前向きになってくれないか…。ここも結構、メールでもたくさんあって。“オンラインのやり方がわかんないから”とか“やっぱり対面でやらないとダメだろ”とか(言われてしまって前向きに進まないと)。俺も対面でやることに越したことはないだろうって思うんだけども…。俺もそうかもしんない。42歳で、メカ…“メカ”って言ってる時点で弱いことが露呈してるわけだけども(笑)」

職員「(笑)」

とーやま委員「俺もやっぱわかんないからダメなんだよな。“わかんない”って人に任せちゃってんだわ。こういうのが、デジタルとかに特化してる先生や若い先生のとこにシワ寄せが来て、そこで不満とかも溜まっていくわけだし。これ、どこの現場にも細かい問題がたくさんあって。それ1個1個解決してる間にまさに時間は進んでいってしまうわけで…。大変だ、こりゃ。にゃもも、ありがとう。
電話!もしもし!」

バボ先生「こんばんは。RN バボ先生です」

とーやま委員「おぉ、元気いっぱい!え?バボちゃんってこと?」

バボ先生「そうですね。バボちゃんの“バボ”です」

とーやま委員「…バボちゃんそのものってこと!?」

バボ先生「バボちゃん…が大好きな先生です(笑)」

とーやま委員「お年をお聞きしてもいいですか?」

バボ先生「33です」

とーやま委員「ちなみにバボちゃんは、バレーボールのキャラクターっていうか…?」

バボ先生「そうです(笑)」

とーやま委員「先生歴はどれくらいですか?」

バボ先生「今年でちょうど10年になります。中学校の3年生を担当してます」

とーやま委員「あぁ〜、じゃあもう卒業を控えてる!今のクラスは何年間担当してるんですか?」

バボ先生「中1から3年間、持ち上がりでさせてもらってます」

とーやま委員「…となると、思い入れも相当でしょう?」

バボ先生「そうですね。やっぱかわいいです!」

とーやま委員「去年から(新型)コロナが始まって、いろんなことが制限されてる中で、バボ先生は今どういうところが大変ですか?」

バボ先生「大変なことは数え切れないんですけど…今ずっと悩んでるのが、教育を10年間ずっとやってきてて、『教育の意義』っていうのが見出せなくなってきていて。なんで先生してるんかなぁとか、自問自答が続いてます」

とーやま委員「それは(新型)コロナが始まってから、より?」

バボ先生「より強く、ですね」

とーやま委員「どういう時にそれを思う?」

バボ先生「(カリキュラムの遅れなどから)勉強、勉強、って言われてて、だんだん行事が削られていってるんですよ。行事がなくなると子供達の頑張る場所だったり、子供の心の感性を育てる場所が削られていくっていうのが…。本当は感性を育ててあげる方が大切なんじゃないかなと思うんで、何の為に先生してるんかな?教育してるんかな?って悩んでます」

とーやま委員「制限かかってる中で、毎日ルーティンというか、そういうので時間が過ぎていってることに色々疑念を抱いている?」

バボ先生「そうですね。事務作業がすごく多くなりました」

とーやま委員「その中でバボ先生は、自分なりに何か見つけてやってみようとか、他の先生と相談してとか、やってみてることはあったりするんですか?」

バボ先生「やっぱり子供達が諦め気味になったり、不安に思っているのはすごく感じるので、私達教員側が“いやいや、こんなんじゃあかんよ〜、頑張るよ!”っていう気持ちは出そうなって。積極的に挨拶したり、関わっていったりしていこうって、同世代の先生とは言い合って、支えて合ってます」

とーやま委員「そこはちゃんと有益な話し合いはできてる?」

バボ先生「いや〜、正直できないですね。その暇もないです」

とーやま委員「やっぱ時間ないかぁ。今はどういうとこで時間取られてる感じ?」

バボ先生「今だと、部活動は中止で練習ができていないんですけど、その代わりに会議が入ってきたり。あとは家庭訪問。お仕事とかで電話が繋がらないお家もあるので、帰って来られる時間まで待ってたり…」

とーやま委員「当然それはバボ先生の生活にも食い込んでくるわけだから…。ちゃんと寝れてる?」

バボ先生「帰ってきたら(無意識に)目を閉じてますね。お風呂で寝ることも」

とーやま委員「しかも体育の先生でしょ?今はどうしてるの?」

バボ先生「今は接触しないような種目を選んでますね」

とーやま委員「生徒の反応はどうですか?」

バボ先生「(接触しない種目が限られているので)“あ、またか”って感じで子供達が話を聞いてるのがわかるので、“しゃーないこともあるけどこれでも精一杯楽しめることあるから見つけていこう”、みたいな感じで盛り上げようとはしますね」

とーやま委員「うーん…。バボ先生のこの思いは、例えば校長・教頭とか偉い人、学校全体の皆さんと共有できて、何か前向きな話し合いはできてる?」

バボ先生「先程の方(RN たらこくちびる)とはちょっと違って、そういう(話し合いの)場はどっちかというとあまり取れていない方ですね」

とーやま委員「バボ先生的には、上の人達はどういう考えなんだと思います?」

バボ先生「管理職の先生の立場もあるだろうから、あまりこっち…子供と接しる側の意見ばかりを聞いていられないのかなという風に思う指示が多いです」

とーやま委員「(どの立場も)全員いっぱいいっぱいってことだもんね」

バボ先生「私の地区はそう感じます」


とーやま委員「そもそも、先生になりたいって人達も結構減ってきてるみたいな(ことを聞くけれど)…」

バボ先生「そうですね。悲しいです」

とーやま委員「こういうバボ先生の思いって、クラスの生徒達とは話したりするんですか?」

バボ先生「全体に対してできるのは、朝礼だったり終礼ってところで“先生としての思いはな…”って話はできるんですけど、個々で話をするっていうのは、今本当に減ってます」

とーやま委員「それはやっぱり感染症対策の1つとして、なるべく話す機会を減らそうってこと?」

バボ先生「それもあるんですけど、休み時間の間に連絡をしにいかないといけないとか、オンラインを繋がないといけないとか、事務作業が間に合わないんです」

とーやま委員「なるほど…。こんだけのことをバボ先生は思ってるわけじゃないですか。この思いはどこから来てるのかって言ったら、もちろん今受け持ってる生徒のみんな、隣のクラスの生徒のみんなでもあるわけだし、『学校』を思ってのこと。これ、誰も今、答えがわからないじゃないですか」

バボ先生「はい、そうなんですよね」

とーやま委員「学校という場所もそうだし、他の場所だって、スポーツだってなんでもそうですけど、答えを指し示してくれる人がいないわけで。それって年齢関係ないじゃないですか。人生どんだけ生きていようが、(新型)コロナ経験してるのは俺達日本人はみんな1年半だから。…となった時に、“教師”とか“生徒”とか、俺だったらラジオの“喋り手”とか、もう関係なくて。これは理想論かもしれないですけど、“わからないからこそ全員で、誰も見たことない答えとか見つかるかもしれないよね”っていう、せめてそういうポジティブな気持ちを持っていたいなって思うんですよ」

SOL教育委員会

バボ先生「そうですね。“困難な時こそどう乗り越えるか”っていうのを、1番身近な教師が見せてやるべきなんじゃないかと思うんですけど。今とーやま委員が言ったように、正解が見えないっていうのが…。本当に手探りで毎日やってる感じがします」

とーやま委員「生徒もバボ先生にそうやって言ってもらえたら、全員じゃないかもしんないけど、“あ、おんなじじゃん、先生も!”って。今はソーシャルディスタンスで物理的な距離は取れって言われてますけど、気持ちの距離が少し縮まって、先生に対しても学校に対しても協力的になれるとか、(そう)なれたらめちゃくちゃいいじゃないですか」

バボ先生「それはすごく励みになります」

とーやま委員「だから、伝えていって欲しいなってすごく思うんだよな。Twitterもね…」


バボ先生「嬉しいですね、そう言ってもらえると」

とーやま委員「中3の担任ですよね。あと半年間で、(通うのは)正味4、5ヶ月くらいですか。僕もその場にいるわけじゃないから簡単に言えちゃうんですけど、この時だからこそ生み出せる、バボ先生と生徒のみんなのモノが出来たらいいなって」

バボ先生「いいですね。何か創れたり、共有できる場が欲しいですね」

とーやま委員「うん!これしか言えないんですけど…」

バボ先生「むっちゃ勇気もらいました!」

とーやま委員「本当に応援してるんで!」

バボ先生「ありがとうございます。私も応援してるんで!」

とーやま委員「ありがとうございます。また話しましょう。ゆっくり寝てください!おやすみなさい〜」

バボ先生「はい、おやすみなさい〜」


M HERO / Mr.Children



とーやま委員、こんばんは!
13歳の頃から生徒としてずっと、SOL聴かせて貰ってます!
 話は変わりますが、私は先生では無いのですが、教育実習で地元の小学校に5週間先生のタマゴとして勉強しています。
その中で、子供の時には知らなかった職員室での会話や、会議の内容、先生同士の関係性等面白い物ばかりです。
一方で、コロナで北海道も9月12日まで(緊急事態宣言が)延長になった影響で、修学旅行や宿泊研修が延期になりその対応に追われる辛そうな姿も良く目にします。それでも子供達の前ではカッコよくて優しいヒーローのような存在の先生という仕事が僕は大好きです。
全国の先生方、これからもかっこいい姿、子供達に見せつけてやって下さい!!!
RN ひなんちゅ
北海道 21歳

とーやま委員「RN ひなんちゅが言ってくれたように、RN バボ先生もクラスのみんなにとってはヒーロー。そして今日、先生・教職員としてメール、Twitter、LINEでもメッセージを届けてくださった皆さんはもちろん、生徒にとってのヒーローであります!
もしかしたら毎日、いろんなことに追われ過ぎていてそういった意識もなくなってるかもしれないけど、紛れもなくそれは事実である!そしてRN ひなんちゅはその皆さんの背中を見て、新たなヒーローとなって10代のみんなの為に、生徒のみんなの為に…!よろしくよ、RN ひなんちゅ!
…ということで、本日のSCHOOL OF LOCK!教育委員会はこれにて終了なんですが、先生の皆さんとは引き続き、タイミングを作ってお話ししていきたいと思いますので、その時もまたよろしくお願い致します。『第2回 教員教育懇談会』で、またお会い致しましょう。本日はどうもありがとうございました!」

SOL教育委員会

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年9月10日(金)PM 11:00 まで



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