8月14日(金)のサカナLOCKS!は・・・

サカナクション初のライブストリーミング公演「SAKANAQUARIUM 光」
いよいよ8/15、8/16に開催!

LIVEを映像配信を通じた表現に再解釈、誰も挑戦をしていない表現に挑むというこの公演。
今週は、この公演についての『オンライン記者会見』を開催!
先週にひきつづき、サカナLOCKS!の生徒10人に登場してもらい、疑問や質問など、気になることを一郎先生に直接、聴いていきます。
本公演が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!

「#SAKANAQUARIUM光」
8/15 NF member限定公演
8/16 一般公演
チケット販売中。配信詳細は [ 特設サイト ] をチェック!

「サカナクション初のオンラインライブ『SAKANAQUARIUM 光』記者会見 (前編)」

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2020年8月14日(金)PM 11:27 まで



サカナクション初のライブストリーミング公演「SAKANAQUARIUM 光」が発表になりました。開催は、8/15、8/16。LIVEを映像配信を通じた表現に再解釈、誰も挑戦をしていない表現に挑むというこの公演。今週と来週は、この公演についての『オンライン記者会見』を行っていきます。サカナLOCKS!の生徒10人に登場してもらい、疑問や質問など、気になることを一郎先生に直接、聴いていきます。本公演が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!

■サカナクション「#SAKANAQUARIUM光」
8/15(土) NF member限定公演
8/16(日) 一般公演
チケット販売中。配信詳細は[特設サイト] をチェック!

山口「この間、ニュース番組のインタビューに答えたんですよ。音楽業界の話をした後に、オンラインライブの話をするっていう流れだったんですけど、そこで現状の音楽業界について自分の置かれている状況を率直に話したんですよ。実際に収入が3分の1くらいになったっていう話と、オンラインライブで1億円くらいかかったっていう話をして……端的に言うとね。その間に詳しく話したんですけど。それがWEBニュースになったんですよ。」

職員(カヲル先生)「記事で?」

山口「そう。内容が、"収入が3分の1に"っていうタイトルで、"1億円以上かかるオンラインライブを開催"っていう感じだったんですよ。なんかその……収入が3分の1になっているのに1億円のオンラインライブやるって矛盾しているじゃないですか(笑)。」

職員「ははは(笑) そうね。」

山口「で、僕が番組でパトロンがついてくれたらいいのになーみたいなことを言ったんですよ。」

職員「スポンサー的な?」

山口「そう。アラブの石油王とか、前澤(友作)さんとか……って。それはインタビュアーの方に、『結構面白い感じのことを言ってくださっても構わないコーナーなので』みたいに言われたんですよ。だから僕もゆるさを出そうと思ってそういう風に言ったんですよ。で、それを見た人が前澤さんにすぐ(Twitter)でリプ送ってたっていうのと(笑)……」

職員「(笑)」

山口「収入が減ったっていうことで、"大変だなー"みたいなコメントもその記事についていたのと、"ライブの金額を言うな、この田舎者め!"みたいなコメントとかもあったんですよ(笑)。」

職員「(笑)」

山口「……今の時代ってすごい時代だなって改めて思っちゃって。何かが起きて、それが自分に伝わってくるまでに、ある種、伝言ゲームがあるわけじゃないですか。何かが起きて、これを誰かが記事にして、それを誰かが読んで何かを言っているっていう。

伝言ゲームがあるっていうことは、本質的なことに対してフィルターがかかっているっていうことが無意識に分かるわけじゃないですか、普通は。でも、その伝言ゲームっていうことをすっかり忘れちゃっている人がいっぱいいるなって思いましたね。だから、いろんな人がいて、いろんな考えがあるんだっていう多様性みたいなものがどんどん損なわれているなって。

でも、僕ら文化に関わる仕事ってその多様性みたいなものを認めてもらう活動でもあるし、みんな一緒じゃないっていうことに対して美しさを求めていく側面もあるから……やっぱり、文化って必要なんだろうなって思いましたね……改めて。

経済が衰退していく中で、音楽とかエンターテイメントが必要ないっていう人もいっぱいいるけど、そんなことなくて。絶対的に正しいっていうことが本当に正しいかどうかとか、人によっては正しくないことだったりするっていう多様性みたいなものを知らせていく上では、芸術っていうものは絶対に必要だし残るだろうなって。そういう実感を、テレビに出て記事になって感じた。

だから、感じ方っていうのを音楽で伝えていかなきゃいけないってことを実感した上で音楽を作ったり他の人の音楽を聴くと、やっぱりまだまだだなって思う、本当に。でも、この時代をちゃんと歌にするっていうことを認識しているミュージシャンでいたいなとは思いましたね。」

山口「はい、それでは授業を始めますから席についてください。Twitterを開いている生徒はTwitterを一度閉じなさい。Instagramを開いている生徒は、 サカナLOCKS!のインスタアカウントフォローしなさい。授業が始まりますよ。」

「さて、我々サカナクションは、初のライブストリーミング公演『SAKANAQUARIUM 光』を、いよいよ8月15日と16日に行います。チケットの方も現在発売中になっています。

ずっとこのサカナLOCKS!でも言ってきたんですが、オンラインライブっていうものを僕らがやるなら、こういうことがしたいっていうのを常日頃言ってきたんですよ。ちゃんとオンラインライブとしての芸術性だったり、面白さだったり、エンターテイメント性みたいなものを具現化したい、実現したいと思っていて、入念な準備をしてきたところ……予算が1億円以上かかることになってしまいました。気が付いたら1億円になっていたという……スーパーに買い物しに行ったら、あれもこれもで、いつのまにか予算オーバーしていたみたいな感じですわ。

で、あんまり金額を言うと叩かれるんですよ。……みんななんでか叩くんだよ。『ただライブを楽しませてくれたらいいんだ』みたいなことを言うんです。いいじゃない、言ったってよ。その情報を手に入れているあなたはもうサカナクションが好きだってことだよ?(笑) サカナクションにさほど興味ない人はその情報手に入れないからさ。だから、手に入れているっていう時点でライブに興味があるっていうことなんだから……許してよ。トピックスだと思ってくれればいい。なので、非常に手の込んだオンラインライブになると思います。

僕らの「新宝島」や「夜の踊り子」、「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」のミュージックビデオを撮ってくれた田中裕介監督が総合演出で入っています。そこまでして予算もいっぱいかけて、皆さんに見て欲しいオンラインライブなんですが、今夜はサカナLOCKS!の生徒とオンライン会議アプリを通じてオンラインライブのオンライン記者会見を行っていきたいと思います。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「えー、皆さまお忙しい中、そして猛暑の中、私の記者会見にお越しくださいましてありがとうございます。この度、サカナクションは『SAKANAQUARIUM 光』という初のオンラインライブストリーミングを行うことになりました。たくさんの方にこのライブを観ていただきたく、本日この記者会見を開かせていただきます。では、記者の皆様、質問のある方は挙手をお願いいたします。」

山口「では、最初に……みかぜ1105さん。どうぞ。」

みかぜ1105「今回サカナクション初のオンラインライブを公演するということですけど、どうしてファンクラブと一般の2日間に分けたのか知りたいです。お願いします。」

山口「はい。最初は1日公演だけにしようという話だったんですよ。それを私は2日公演にしたいと強く事務所の社長に言いまして(笑)。2日公演にしたかった理由っていうのは、1日だけだと生で観られない人もいるだろうなと。是非生で体験してもらいたい。で、2日間やると、2日とも観たいという人もいるだろうなと。初日と2日目で内容は変わらないんですけど、必ず僕らの場合初日の後に反省会をして2日目にグレードアップするので、その違いみたいなものを楽しんでもらうということもオンラインライブですごく重要なことかと思っております。」

みかぜ1105「ありがとうございます。」

山口「他には大丈夫ですか?」

みかぜ1105「では、『SAKANAQUARIUM2020"834.194 光"』ツアーのオンラインバージョンということですけど、セットリストは開演された光ツアーのセットリストと異なる部分はあるのでしょうか?」

山口「そうですね……それはノーコメントでいきたいなと思います(笑)。」

みかぜ1105「(笑)」

山口「光ツアーのセットリストを知らない人もいらっしゃるのでね。光ツアーを観てくださった方も、このオンラインライブを楽しんでいただける内容になっていると思います。」

みかぜ1105「はい、ありがとうございます。」

山口「それでは、次の方……ちまりーさん、どうぞ。」

ちまりー「はい。今回のオンラインライブが"ライブ映画"というコンセプトがあると聞いたんですけど、映画っていう形だと、みんなで盛り上がるっていうよりも集中して観る感じのライブになるんですか?」

山口「そうですね……当初、"オンラインライブ"っていう言い方が僕としてはしっくりこなくて、何かいい例えはないかなというところで……Talking Headsという1970年代後半から1980年代に活躍した海外のバンドがいまして。そのTalking Headsが『STOP MAKING SENSE』というライブ映像作品を発売していたんですね。先生たちの世代は非常にその映像に影響を受けていまして、それが何と呼ばれているのか調べてみると……Amazonとかで(笑)。すると、"ライブ映画"って呼ばれていたんですね。

なので、先生はそれにならってライブ映画って言い方をしていたんですけど、セリフがあったり演技があったりっていうことは特にないんですよ。ライブはライブなんですね。だけど、普通のライブ映像じゃないっていうことで、僕はライブ映画って言っていたんですけど、ちょっと紛らわしいなっていうのもあって、最近言い方を改変しまして、ライブ映画っていうところから、"ライブミュージックビデオ"という言い方に改めさせていただきたい。この記者会見をもって、"ライブ映画"という言い方から、"ライブミュージックビデオ"という言い方に改変させていただきたいと思います。よろしいでしょうか?」

ちまりー「はい。ありがとうございます。あともう1個だけ質問があるんですけど、チケットの金額はどういう風に決まったんですか?」

山口「あのー……みんなだいたいそれくらいかなーっていうところです(笑)。大抵4000円から4500円っていう値段設定になっていたので、僕らもそれにならった形です。基本的に、採算は取れないつもりでやってます(笑)。本当だったらもうちょっと取らないときついんですけど。

ただ、オンラインライブの素晴らしいところは、1枚のチケットを家族で観られたりするんですね。なので、値段設定みたいなものが多少高くなっても、家族で観られたりみんなで観られたりするのであれば許されてきたりするのかなっていうのも将来的に見据えていたりはします。ですが、現状は生で観るよりかは安くすると。音楽業界的にそういう状況になっております。なので、足並みを揃えた形ですね。」

ちまりー「はい、ありがとうございます。」

山口「では、次の方。次の記者の方……では、セプトさん。どうぞ。」

セプト「今回のオンラインライブは従来のサカナクションの公演と何か違うところはあるんでしょうか?」

山口「まず、客席がないんですね。あと、ライブを普通だったら行えない場所で僕らはライブを行います。それは演出のために。普通でしたら、客席があってステージがあるじゃないですか。で、客席側からカメラで撮影をするのが従来のライブ撮影ですよね。それを、いろんな形でいろんな方向から撮れたりするのもあるし。『ステージなのかな、これは……あれ?これもステージ?あれもステージ?あー……なんだこれ……』みたいなこともね。お客さんがいないからこそ出来る。あと、僕もステージの上にい続ける必要もないよね……みたいなこともあるのかな……ふふふ(笑)。」

セプト「(笑)」

山口「いろいろやれることができてくるわけですよ。それは普通のライブとは圧倒的に違うかなっていうのと、ステージの上からも撮影できたりするよねっていうのもあったりとかね。なので、皆さんが観たことがないライブができるんじゃないかと思っております。よろしいでしょうか?」

SCHOOL OF LOCK!


セプト「ありがとうございます。」

山口「では次の記者の方……シーラカンス。さん、どうぞ。」

シーラカンス。「はい。シーラカンス。です。よろしくお願いします。今回2日間のオンラインライブで、初日の方だけ時間帯が遅くなっているじゃないですか。あれっていうのは同じ日に配信をされている[Alexandros]さんとかぶらないように配慮してのことなのかっていうのを疑問に思っていたんですけども。」

山口「それもあると思いますよ。ただ、僕的には、実は配信は深夜にしたかったんですよ。24時からライブ配信にしたかったんですね、2日間とも。やっぱり夜観て欲しいっていうのと、夜歌いたいなっていう自分の勝手な願望と(笑)、あと、ライブに行くっていう感覚とオンラインで何かを観るっていう感覚には、ずれがあると思っていて。その辺を音楽業界側もなかなかオンラインライブの特性を理解していないっていうのが問題としてあるかなと思っていますね。

ただ、今回は初めてなので、郷に入れば郷に従えということで、運営側にある程度任せたというのもあるし、[Alexandros]先生が前日にライブをやるということも今初めて知りました(笑)。僕、知らなかったです。イベント会社が一緒なので、その辺の配慮をしたんだと思いますね。」

シーラカンス。「はい、ありがとうございます。」

山口「では、次の方……問ロックさん。」

問ロック「今回はオンラインでの開催ということで、手元にスマートフォンとかパソコンがあるような状況で皆さん観られると思うんですけど、例えばライブ中だったり、1日目と2日目の間だったり、アーカイブが残っている期間中のSNSの対応はどのようにお考えでしょうか?」

山口「おー。記者らしい質問ですね。基本的には、ネタばらしはしないほうがいいかなと思っています。アーカイブで残っている間も、セットリストや演出の内容に『わー!』っていう部分がいくつかあるんですよ、ライブの中で。それを知っていて観るのと知らないで観るのでは感動は違うじゃないですか。

なので、極力明かさないでいただきたいと思うんですけど、そういうことを言っていても明かしちゃう人っているじゃないですか。それは皆さん分かりますよね。なので、明かしちゃってる人はしょうがないと認識しましょう。そういう時代なので。その人を攻撃したりするのはやめようよっていうサカナ協定を結びたいなと思います。」

問ロック「ふふふ(笑) はい。」

山口「攻撃しちゃうと、逆に攻撃していることで人の目に止まったりするので、知りたくない人はなるべくSNSから離れるっていう作戦でいきましょう。その期間中に、ファンサイトの方に観た人限定の掲示板みたいなものを立ち上げられたらいいなとはちょっと思っていますね。そういったところで意見交換できたりするといいのかなと。」

問ロック「いいですね。」

山口「初日のファンクラブ限定の方は歌詞表記なしなんですよ。2日目の一般の方は歌詞表記ありなので、見応えも違うので、そういったところもライブが終わった後のアーカイブ期間中に議論できたりするといいのかなと思っています。……よろしいでしょうか?」

問ロック「はい。ありがとうございます。では、もう1つ。今回初めての開催ということなんですけど、この後2回目や3回目とオンラインライブが続いていくということはあるのでしょうか?」

山口「基本的には、僕らはオンラインライブを数多くやっていこうと思っています。この状況がいつまで続くかによりますが、これが長く続けば続くほどオンラインライブの開催を増やしていこうと思っていますね。この公演自体も1回で終わりではなくて……ちゃんと赤字でなければですね(笑)。

大丈夫であればまたやりたいなと思っていますし、普通のライブができる状況になったとしても、普通のツアーの別バージョンとしてオンライン限定ライブを開催しようかなと思っています。なぜなら、今回のライブも今中止・延期になっているライブのオンラインバージョンなので。通常バージョンとオンラインバージョンっていうのを普通のライブが戻っても崩さずにこの形態でやっていきたいと思っています。

こういう時に立ち止まるのではなくて、新しいコンテンツ、自分たちの新しい表現を増やしていくっていうことをやっていきたいので。僕たちはオンラインに非常に可能性を感じているのでね。その1回目なので、是非たくさんの方に僕たちのチャレンジを観てもらえたらと思っています。……よろしいでしょうか?」

問ロック「はい。ありがとうございます。」

山口「ありがとうございました。」

今週の記者会見はここまで、終了の時間となりました。

山口「まだまだオンライン記者会見が盛り上がっていますので、来週も引き続きこのオンライン記者会見を行っていきたいと思います。ライブストリーミング公演『SAKANAQUARIUM 光』が、8月15日と16日に開催されます。15日はサカナクションのファンクラブ『NF member』限定の配信となっていて、16日は一般の配信となります。ファンクラブと言っても月会員も安く入れるので、是非会員になってみてください。

ストリーミングのサイトは、Streaming+、ローチケLIVE STREAMING、PIA LIVE STREAM、LINE LIVE-VIEWINGとなります。この4つのプラットフォームからの配信となります。チケットは2日前までの割引視聴券が4000円で、それ以降は視聴券が4500円となります。

つまり、1億円かけているので、25000人が観ないと大赤字なんですけど、チケットもいろいろ差し引かれるので正式に言ったら40000人くらい観ないとダメだね(笑)。なので、たくさんの人に観ていただけたらありがたいでございます。是非騙されたと思って覗いていただけたらと思います。両日チケットを取ってくれたらデジタルコンテンツの特典が付いてきたりするので、その辺もよろしく!」

『SAKANAQUARIUM 光』特設サイト [→コチラ!]

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聴取期限 2020年8月14日(金)PM 11:27 まで

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