11月26日(金)の「サカナLOCKS!」は・・・

第3回、配信中!

AuDeeで修行中の「サカナLOCKS!」、第3回を配信しました! [ コチラ ] からお聞きください。感想・要望などは[ サカナLOCKS! 掲示板 ] に書き込んでください!

現在、AuDeeで修行中の「サカナLOCKS!」では、SCHOOL OF LOCK! の [ LINE公式アカウント ] を使いながら、一郎先生が君の話を直接聞いていきます!
番組のアカウントをフォローして、次回の修行(収録)に備えてください。次回、修行する日は、ここで事前にお伝えします。

「深夜の悩み相談『就活の方向性について悩んでいます。』」

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AuDeeではサングラスな一郎先生。


音を学ぶ「音学(おんがく)」の授業、サカナLOCKS!。
現在は、 [AuDee]で絶賛修行中ですが、11月25日(木)24:00から深夜の公開授業を行いました。SCHOOL OF LOCK!のYouTubeチャンネルを使いながら、リアルタイムで生徒の悩み相談にのっていくという形。深夜の配信に参加してくれた皆さん、ありがとうございました。

AuDeeで修行中の「サカナLOCKS!」では、SCHOOL OF LOCK! の [ LINE公式アカウント ] を使いながら、一郎先生が君の話を直接聞いています。YouTubeでの生配信もありますので、番組のLINEアカウントをフォローして、次回の修行(収録)に備えてください。次回、修行する日はLINE公式アカウントでお知らせします。

今回のAuDeeでの配信は、11月25日(木)の深夜に行った公開授業(約2時間行いました!)の中から、ひとりめに登場してくれた、就活について悩む生徒とのやりとりを配信します。

山口「……あ、きたかな?始まってる?サカナLOCKS!は、SCHOOL OF LOCK!で毎週金曜日やっていたんですけど、修行のために2ヶ月間AuDeeに行ってるんです。皆さんといろいろとコミュニケーションをとろうっていう話になって、みんなどんな悩みを持っているのかなっていうことは、サカナLOCKS!の時から話していたんですけど、なかなか生で話せないから、実際に生で繋がって、悩み相談をここで引き受けようと思っています。どういう風に皆さんの悩みを聞くかというと、SCHOOL OF LOCK!の[ LINE公式アカウント ]の方に、直接メッセージを送ってくれると、こちらから通話リクエストを送りますので、リクエストが届いたら "電話をかける" のボタンを押してください。そしたらお話できるので。」

職員(カヲル先生)「SCHOOL OF LOCK!の公式LINEアカウントをフォローしていただければ。そのメッセージは他の人には見えないので。一郎先生だけ見ることができます。それを見て電話したいなと思ったら通話リクエストをするよというものです。」

山口「そして、今日のお悩みのテーマは、『今、君を悩ませていること』です。いろんな悩みを皆さん持っていると思います。どんなことでも構わない。小さなことでもいいですし、ずっと心の中で抱えている重たいことでもいい。僕と話すことで、ちょっとヒントを掴めるかもしれない。どんどん送ってもらえたらと思います。」

山口「メッセージ見ていきましょうか。」

"高一です!クリスマスの予定が埋まらなくて困ってます!"(ラジオネーム:きずき)

職員「あー、イブのことかな?金曜日だよね。」

山口「あれ、諏訪さんクリスマス何してます?家族と過ごす?」

職員「クリスマス?収録入ってる!」

山口「ふふふ(笑)。この仕事、クリスマスとかあんまり関係ないですよね。」


山口「……お、ウオタミハンゾーがメッセージきたぞ!ウオタミハンゾーは、サカナLOCKS!のミュージシャンしりとりのグランドチャンピオンですね。([2021年8月11日の授業])」

"自分は就活の方向性について悩んでいます。今は小学生のときから憧れていたアナウンサーを目指していますが、倍率は高い上に自分の能力の立ち位置もわかっておらず、正直なところ自信はありません。親からは別の職種も受けるよう口酸っぱく言われていますが、個人的にはアナウンサー以上にモチベーションを保って仕事できるか不安ですし、一方でアナウンサーになれなかったときのことも不安です。どのような決断をすれば良いか、一郎先生に相談に乗ってほしいです!!"(ラジオネーム:ウオタミハンゾー)

山口「おー、これいいんじゃないですか?」

職員「ハンゾー、久々に連絡してみようか。」

山口「じゃあ、ウオタミハンゾーに通話リクエストを送ります。」

職員「ハンゾーくんは、"電話をかける"のボタンを押してください。」

山口「どうやったらアナウンサーになれるのかとか、詳しく聞いてみようかな。」

(♪着信音)

職員「あ、きました?」

山口「きましたね。もしもし、ウオタミハンゾー?」

ウオタミハンゾー(以下、ハンゾー)「はい、東京都……20歳……あ……う……ウオタミハンゾーと申します。」

山口「アナウンサー志望のくせに噛み噛みじゃねーか(笑)。」

ハンゾー「すみません(笑)。緊張しておりまして。」

山口「ウオタミハンゾー、アナウンサーを目指してるの?」

ハンゾー「はい。小学生の時から、アナウンサーっていう職業に憧れを持っていて。今はアナウンススクールに通っていて……何をすればいいか分からなかったので、知り合いの紹介でアナウンススクールを紹介してもらって、そこに7月から通い始めて、ぼちぼち練習をしていく中で、こういうことが求められているんだなとか、徐々に分かってはきたんですけど……」

山口「え、どんな勉強をするの?アナウンサースクールって。それは、専門学校みたいなところ?塾みたいな感じなの?」

ハンゾー「塾みたいな感じで、まずは腹式呼吸と発声練習から始まって、そこから滑舌の練習の仕方を学んで、実際にニュース原稿を読んでみたり、実況の練習をしてみたり、コマーシャルの練習をしてみたり……そういうことをやっていく中で、アナウンサーにはこんなことが求められているんですよとか、実際の入社試験ではこういう試験が行われるんですよっていうのを、アナウンサーの講師の方から学んで、自分のスキルを磨いていくっていう感じなります。」

山口「そのスクールに通って、テレビ局とかに面接に行くってこと?」

ハンゾー「そうですね。アナウンススクールに通ったからといってアナウンサーになれるわけでは当然ないし、逆に、アナウンススクールに通わないからといって、アナウンサーになれないわけではないんですよ。発声の仕方とか、滑舌とか、読み方みたいなものは後から鍛えられるっていう上で、視聴者の方が見た時に魅力的な人だと思える人なのかどうかをいろんな観点から判断されるっていう感じなんですね。」

山口「ほー。」

職員「でも、めっちゃ狭き門だよね?」

山口「アナウンサーを希望する人って何人くらいいるの?そのアナウンサースクールに行ってる人は同年代の人が多いの?」

ハンゾー「そうですね。自分みたいな大学2年生とか3年生とかの人が大体で、自分が通っているところだと、1クラス大体15人前後で、各曜日あったりするので、同じコースの人が大体10クラスくらいあります。」

山口「でも、それが全国にあるんでしょ?」

職員「そういう学校がいっぱいあるんじゃないかな、きっとね。」

ハンゾー「そうですね。かなりあると思います。」

山口「じゃあ、倍率は高いよね?」

ハンゾー「そうですね。キー局(※全国ネットの中心となる放送局)とかだと、300倍とか……何百倍っていうのがざらにっていう感じではありますね。」

山口「はー……地方のテレビ局のアナウンサーとかは?」

職員「同じようなルートですよね。」

ハンゾー「そうですね。」

職員「え、ウオタミハンゾーは、テレビのアナウンサーになりたいの?ラジオにもアナウンサーがいるんだけど、どういうアナウンサーになりたいっていうのは決めているのかな?」

ハンゾー「自分は、マスコミ全般が好きで、特にテレビとラジオが好きなので、アナウンサーになれるのであればどこでも好きかなっていうところはあって。」


山口「ガチでなりたいんだ?」

ハンゾー「そうですね。ただ、どこまで受けるかっていうのが問題で、例えば、自分は東京に生まれてからずっと20年住んできて、東京っていう地を離れてアナウンサーになるっていうのが……本当にアナウンサーを目指すなら、その確率の方が東京のキー局のアナウンサーになるより高いですよね。可能性としては。」

山口「それはそうだよね。地方のアナウンサーでも、地元出身じゃない人もいるんじゃないの?」

ハンゾー「います。いるんですけど、自分がアナウンサーになった時に、本当にその土地で熱意を持ってアナウンサーになって、その地域の人ために貢献したり、いい情報を届けたり、こいつのアナウンスは面白いなって思われるようにやらないといけないわけじゃないですか。そこまでちゃんと責任感とかを持って、嘘をつかずに面接に行って受かるかっていうところはちょっと悩みどころなんですよ。」

山口「あー……自分がそう思っちゃってるならねー。でも、僕はアナウンサーになれるんだったら、どこの局に行っても、どの地域に行っても、そこを知って愛せればいいんじゃないかなって思うけどね。」

ハンゾー「あとは、家族だったり、恋人と離れてしまうっていう可能性もあるじゃないですか。そういうところもふまえて、いろんなところを現実的に判断していかないといけないし……」

山口「まあ……でも、恋人や家族と離れ離れになるから他の地域のアナウンサーはやりたくないって言っている時点で多分だめだぞ。」

ハンゾー「そうですよね。そこをちゃんとしっかり考えていないので、まずはそこを考えようと思って。」


山口「いろいろ確認したい、ウオタミハンゾーに。アナウンサーの試験を受けて落ちた場合、何回トライできるの?浪人みたいな……」

ハンゾー「あー……就職浪人でアナウンサーになろうとする人も確かにいるとは思うんですけど、現実的に考えて、就職浪人はできないです。」

山口「一発勝負?」

ハンゾー「そうですね。大学3年生になってからいろんな局を受けて、どこまで引っ掛かるかっていうところを勝負していくことになると思います。」

山口「だったら、そんなの当たって砕ければいいじゃん!ダメだった場合、別の仕事を探せばいいんじゃないの?」

ハンゾー「そうなんですけど、その別の仕事の方向性とかも決まっていないから、慌てているというか……ジタバタしている感じで。」

山口「やってみて、だめだったらその時どうするか考えればいいんじゃない?あと、だめだったらこんな仕事をやればいいかな、こんなことをやろうかなって考えながらアナウンサーの練習をしていてもしょうがないと思うし、やりたいと思うんだったら、そこに……あと試験までどれくらい期間があるの?」

ハンゾー「入社試験は、あと1年近くはあります。」

山口「1年近くあるわけだろ?その1年間思いっきり後悔しないくらいアナウンサーの練習と勉強をして、それでだめだったらしょうがないじゃん。いろんなことを悩んで、失敗したらどうしようかな……失敗した時のためにこれもやっておこうかな……って考えてやるうちは、アナウンサーになれたとしても、うまくいかないと思うよ。本当になりたい、そこに行きたいって思うんだったら、全力で、死ぬ気でやればいいと思う。俺は、ミュージシャンを目指してバンドをやっていたから、将来デビューできるなんて分からなかったし、音楽でご飯を食べていけるようになるかも分からなかったけど、26歳までやり通したからね。それを信じて。ウオタミハンゾーは、それがアナウンサーで、期間も決まっていて、試験もあって、ライバルもいるわけじゃん。そこに思いっきりトライして、それで失敗したとしても、その先の人生に必ずいい影響があるよ。それをやり切ったら。がっかりもするだろうけど、その経験は、その先の自分の人生にも絶対プラスになるし、ここまでやれたっていう自分の糧になるはずだから。あと、こんなにもなりたいと思うものが現段階であるっていうことはすごい幸せなことだと思うよ。だったら、やり切った方がいいよ。マジで。今アナウンサーで一流の人たちがどういう経緯でなったかとかは分からないし、目指しているアナウンサーがどういう人かも分かんないけど、中途半端ではなれないと思う。」

ハンゾー「そうですね。それはそうだと思います。」

職員「多分、1回さ、自分が今どうしようって思っているものを捨てて100%注ぎ込める夢なのかどうかっていうところを考えてみたほうがいいんじゃないかな。」

山口「そうだね。あと、大卒で1年2年就職浪人しても、35歳とか40歳になったら、その1〜2年なんてどうでもいいことになっているからね。だから、将来お金持ちになるとか、こんな仕事をしているとかより、どんな人間でいるかっていうことを意識するべきじゃないかなって俺は思う。この時期に、ウオタミハンゾーがこれだけアナウンサーになりたいって思っているなら、やること全部やって、練習したり、YouTubeやって話してみて反応を見たりとか、いろいろやってみたらいいんじゃない?やれることを全部やってみたほうがいいんじゃないかな。戦略的なこととか、そこに受かるまでのプロセスとか、いろんなことがあると思うから勉強すべきじゃないかなと思うけど。」

ハンゾー「はい。」

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山口「……じゃあ、ウオタミハンゾー。俺が今からインタビューを受けるよ、お前から。できる?それでウオタミハンゾーのアナウンサーレベルを確認しよう。アナウンサースクールに行ってるんだろ?」

ハンゾー「行ってます、はい(笑)。」

山口「よし、今からウオタミハンゾーのラジオ番組に俺がゲストで登場したっていう体でやってみるか。授業とかで練習した?」

ハンゾー「インタビューはまだ練習してないですね。」

山口「ふふふ(笑)。じゃあ……あ、ウオタミハンゾー、オンラインライブ(『SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE』)観た?」

ハンゾー「もちろん!もちろんですよ。」

山口「ちょうどいいじゃん!そのオンラインライブについて、オンラインライブを終えた山口さんに来てもらいましたっていう体でやってみようよ。」

ハンゾー「分かりました。」

山口「じゃあ、そのラジオ番組は『ウオタミハンゾーの、ハンゾーっち!』っていうタイトルにしよう。」

ハンゾー「はい!」

山口「じゃあ本番いきまーす。3……2……1……どうぞ!」

(インタビュー、スタート!)

ハンゾー「さあ、はじまりました!『ウオタミハンゾーの、ハンゾーっち!』。本日は、サカナクションの山口一郎さんにお越しいただきました!よろしくお願いいたします。」

山口「よろしくお願いしまーす。初めまして。」

ハンゾー「それでは早速インタビューさせていただきたいなと思うんですけど、先日11月20日と21日に行われました『SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE』のライブですけど、非常に壮大な規模で、高さ12mに及ぶアダプトタワーを用いた素晴らしいライブが行われました。今の感想を一言、まずお聞かせいただけますでしょうか?」

山口「そうですね……自分たちも、あまりにも怒涛のスケジュールの中で、やってきたこととかもよく分かっていない部分もあって。何度もアーカイブを見直しているんですけど、まだ正直、やった自分たちも消化できていない感じですね。だけど、観てくださった方たちの感想をちょっとずつ探りながら、僕らがやったことは間違いじゃなかったんだなっていうのを噛み締めている段階ですね。」

ハンゾー「なるほど、ありがとうございます。まだまだ消化しきれない部分は多いとのことですが、"アダプト"・"アプライ"というものを想定されて、2部構成でプロジェクトをお作りになったと思うんですけど、"アダプト"において最初に構成を考える上で意識していたことをお伺いしてもよろしいでしょうか?」

山口「はい。オンラインライブっていうものは、この時代の中で、コロナ禍ではすごく注目されていたものだったと思うんですけど、コロナが落ち着いてきて、リアルライブが増えてきた中で、オンラインライブっていうものに対する意識が音楽ユーザーの中から少し遠くなってきた段階だったので、誰もが観たことがないオンラインライブ……そういう演出だったり、コンセプトを立てなきゃいけないなっていうのをずっと考えていて。総合演出をやってくださった田中裕介監督と"演劇"と"ミュージックビデオ"と"ライブ"っていうものがオンラインライブに凝縮されたようなものを一緒に考えてやれないかな……っていうところが最初にありましたね。」

ハンゾー「ありがとうございます。やはり、音楽と演劇というものをかなり意識した構成になっていたことは、私が観ていても、目でも耳でも感じ取れた部分が非常に大きいものでした。ただ、その音楽と演劇というものをかなり前半と後半……特にですね……言っていいのかな……「アルクアラウンド」を境に分けていた感じがするんですけど……」

山口「ちょ……!ちょっと、ストップストップ!!」



山口「……あの……お前、いけるな(笑)。」

職員「すごい、すごい。これはすごいよ。」

山口「頭の回転も速いし……お前、やれてるよ。」

ハンゾー「ありがとうございます。」

山口「だって、いきなり振られて、二十歳の男の子がこんなインタビューできないぞ。いけるよ、根性もあるし。」

ハンゾー「ありがとうございます。」

山口「でも、めっちゃいい声してるし……いいよ。」


山口「ちょっと、ここだけの話ですよ。アナウンサーの人とはいっぱい仕事をしているわけ、私。プロモーションで、いろんな局に行くわけですよ、全国各地。ローカル局も、テレビもそうですけど、ラジオも。そうすると、エリアごとに番組のパーソナリティの人がいて、そこにゲストで行って話すんですよ。でも、結局プロモーションでこっちは行ってるから、話をしてもそんなに調べてないわけ、こっちのことを。サカナクションにそんなに興味がないパーソナリティの人とかだと、ノリで流されるわけよ。いつもの感じで話されて終わるけど、何が一番大事かって、来てくれたゲストに対してどれくらい研究できるか、その人の情報を調べてきてくれるかなのよ。つまり、自分の番組に愛情を持っているかどうかってことじゃないですか。自分の番組をよくしようとするために、ゲストに来てくれる人のことを調べてコミュニケーションをとる。そのラジオ番組を聴いてくれている人が、それを聴いて楽しくなるって。テレビもそうじゃないですか。だから、技術うんぬんもあるけど、結局は愛なんだよね。この人は、自分に興味を持とうとしてくれているとか、自分が来てくれたことで研究してくれているとか。それが、アナウンサーとか司会の人の良し悪しになると思うんだよね。だから、俺はアナウンスの技術のことはもちろん全然分かんないけど、そこさえあれば良いアナウンサーになれると思う。ウオタミハンゾーも、今話した感じ度胸はあるじゃないですか。ここでこうやって話せるしさ。ちょっと家族と離れたくないとか恋人と離れたくないとかヘタレみたいなところを出してるけど(笑)。技術もあるし、それだけやれるんだったら、僕は愛情さえあれば、アナウンサーになってからはどこの局に行っても、どこのエリアに行っても、メインであろうがそうでなかろうが、全然いいと思う。」

ハンゾー「はい。」

職員「アナウンサーになりたいって今思っているけど、自分のやりたい夢、やりたいことの分かりやすい職業がアナウンサーっていうだけで、アナウンサーになってやりたいこととか、アナウンサーになって得られる喜びとか、アナウンサーになって人に与えるものっていうのは、もしかしたら、アナウンサー以外の職業でも得られるかも知れなくて。それに、ラジオパーソナリティってほとんどアナウンサーじゃないんですよ。何かのスペシャリストがやっていることがほとんどなの。」

山口「俺……!俺そうじゃない。」

職員「"俺"ね!(笑) 目の前にいた(笑)。そう、そうなの。だから、アナウンサーにもしあなたがなれない未来があったとしても、ウオタミハンゾーくんがやりたいものっていうのは、他の職業とか他の立場でも叶えられるのよ。だから、アナウンサーにまず全振りして頑張って……だめだった時のこともあるかもしれないけど、それでも、続くから。」

ハンゾー「はい。」

山口「それは本気で向き合ってそこで得たものはアナウンサーになれなくても、絶対自分に返ってくるし、絶対自分の考えに繋がっていくから。大丈夫。メッセージでは、親が他のことも考えろって言ってるって書いてたけど……」

ハンゾー「あまりにも倍率が高いものだから、同じ時期に就活するのもあるし、それにこだわらないでいろんなことを考えなさいよって言ってくれてるんですよ。」

山口「それはお前のせいだよ。親に本当にアナウンサーになりたいんだっていうことが、日頃の生活を見ていて伝わってないんだと思うよ。」

職員「机の上にマイクないでしょ?まず。その姿見せるくらいの説得力ですよ。」

ハンゾー「(笑)」

職員「……違ってます?これ(笑)。」

山口「でも、俺は父親も母親も、高卒でビクターの育成に入って26〜27歳までアルバイトをして音楽をやっていることを許してくれたのは、本当に音楽しかやっていないのを見ているから。だから何も言わなかったんだと思う。夜、ギターを弾いて歌っていて、「うるさい!!」って毎日怒られてたから、実家で。それを見ているから、こいつは音楽じゃなきゃだめだ。向き合っている間は音楽をやらせてあげなきゃだめだって思ったんだと思うよ。」

職員「この人から音楽取り上げたら多分倒れちゃうなってくらいのものを見せていたんだよね。」

山口「……それか、全く興味がなかったか(笑)。」

職員「ははは(笑)。それはそれであるかもね。」

山口「だから、どれだけ本気を通り越して狂気になれるかだからさ。やっていないから、親も、アナウンサーになりたいって言ってはいるけど、他のものも受けたほうがいいんじゃないの、見てみたほうがいいんじゃないのって言うんだと思う。ウオタミハンゾーが毎日アナウンサーのことばっかりやってそれだけに人生かけてやっているって姿を見ていたら、1回チャレンジさせてあげようかなってなるかもしれない。」

ハンゾー「はい。」

山口「ウオタミハンゾーはお兄ちゃんとかお姉ちゃんいる?」

ハンゾー「いえ、一人っ子です。」

山口「そしたら、親からしても初めての子どもの就職活動な訳じゃん。初体験だよ、親も。そういう姿を親も見ないと、心配だから保険かければって言うと思うもんね。」

職員「うん。あと、自分の夢に親の許可はいらないと思うよ、極論。反対されようが、良いと思いますよ。」

ハンゾー「はい。ただ、アナウンサーになることを否定しているわけじゃないとは思うんですけど……多分、自分の大学受験がうまくいかなくて、失敗してきた姿も見ているから、踏み出させようとするのが怖いっていうのがあると思うんですよ。そういう意図もあって言っているのかなっていうのはなんとなく伝わっていて。多分、自分の就職活動が……大学2年生でもあるから、詰めが甘すぎてスカスカっていう状況はあると思うので、そこをしっかり考えてアナウンサーだって思ったら、一郎さんがおっしゃっていた通り、アナウンサーに向けて全力投球して、だめだったらだめで次にいかすっていうのがいいのかなって思いました。」

山口「うん。僕らから言えることは、ウオタミハンゾーがアナウンサーになりたいって今思っていて、これから就職活動でいろんな仕事をみて、他にやりたいと思うことが見つかるかもしれないし、やっぱりアナウンサーだってなったとしても、中途半端に何かを目指しても、なったことがゴールになっちゃう。なってからの方が難しいからさ、どんな仕事も。だから、その過程をどう過ごすかっていうことが大事だなと思うんだよね。さっき、悪ノリで『彼女との時間とか、家族との時間とか、そんなことやってる暇があったらアナウンサーの勉強しろ』みたいな言い方をしちゃったけど、結果的に自分をどう高めるかっていうことは、自分次第だからさ。自分で考えて、自分にとって大切なものを自分の中で抱えながら、自分っていう時間を生きていかなきゃいけないわけだから。ウオタミハンゾーらしく、自分の夢に向かって努力して、結果どうなったかっていうことは、結局全部自分だから。親のこととか、不安なこともあるけど……不安は誰にでもある。だけど、1個だけ僕が確信しているのは、どんな仕事をしようが、どんなことをしようが、必ず大変だから(笑)。だったら、自分が好きなことで苦労する方が楽だよ。だから、せっかく苦労するなら、自分がやりたいと思うことで苦労するのが一番理想だと思う。それだけは、最後にウオタミハンゾーのポケットに入れておくわ。その言葉を。」

ハンゾー「ありがとうございます。」


山口「諏訪さんはどうですか?ご職業は?」

職員「構成作家です。」

山口「構成作家になられるまでの過程はどういういきさつなんですか?」

職員「僕は、大学1年生の時に地元の先輩がラジオ局のプロデューサーで、その人が深夜番組を立ち上げたんです。番組を立ち上げると、ディレクターがいる、ADがいる……っていう中で、雑用のバイトみたいなのが必要だってなって、たまたま声をかけられたの。僕はその頃作家になりたいとかラジオをずっと聴いていたとか全くなくて。ただ、漠然とマスコミっていう世界って、興味がなくてもその入り口がちょっと見えたらじゃあ行ってみようかなって思う魅力はあるじゃないですか。で、最初は月〜木の深夜1時から3時のADのADみたいな感じでついたのがきっかけですね。」

山口「最初はなりたいと思わなかったんですね。」

職員「全く思ってなかった。そういう人もいます。でも、自分が選んだ道が正解だって思いたいから……どうしても。なったら大変ですね。なってからの方が大変なのは皆さんそうですね。」

山口「なるほど。」

職員「じゃあ、また他の書き込みをいくつか。」

山口「どんどんお悩みを送っていただけたらと思います。」


ということで、今回のAuDeeは、11月25日の生配信から、ここまでを公開しました!続きはまた次回。更新は、12月3日の予定です。お楽しみに!

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