ON AIR REPORT

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とーやま委員「SCHOOL OF LOCK! 教育委員会の、とーやまです。本日も生放送でお送りしていきます。
Twitterの#SOL教育委員会にメッセージが集まっています。どうもありがとう。今日もよろしくお願いします。
みなさんは、いろんなところで聴いてくれていることでしょう。お家だったり、車の中だったり、ベッドの中だったり、歩きながらだったり…、もしかしたらタイムフリーで明日以降に聴くという方もいらっしゃるかもしれません。
本日は2022年3月11日です。朝から…というか数日前からね、テレビ番組やTOKYO FMのラジオ、全国各局のラジオ、新聞の記事とかで、東日本大震災が話題になっています。この番組の前にお届けしていたのは、こもり校長とぺえ教頭のSCHOOL OF LOCK!FRIDAY。今夜のSCHOOL OF LOCK! 教育委員会のことに触れてくれていました。どうも、ありがとう。
この間の土曜日・日曜日に、SCHOOL OF LOCK!教育委員会チームは、東北にお邪魔してきました。何故、行ったのかというと、『BRAHMAN』、そして『OAU』として活動されているTOSHI-LOW先生と約束をしていたからです。“福島県の相馬にある『たこ八』というお店が、おいしいから、一緒に行きましょう!”という約束です。
5年前、俺が校長先生の時のSCHOOL OF LOCK!で、生放送の会話の流れで出たものなんです。俺は、正直、忘れていた。でも、TOSHI-LOW先生の方から、“約束してたよな。行こうよ”と、言ってくれた。それで、今回の東北行きが実現したわけです。その時の、5年前の模様は、SCHOOL OF LOCK!の放送後記に上がっていますので、どんな話だったのか、興味がある方は見てほしい。
それでこの間の土曜日、日曜日、2日間、俺は東北に行きました。TOSHI-LOW先生とは、日曜日に、宮城県の仙台駅で、朝、待ち合わせをしました。俺の車に乗っていただいて、居酒屋『たこ八』に向かった」


とーやま委員「途中、色々と道草をしました。今日のSCHOOL OF LOCK! 教育委員会では、その旅の様子をたくさん聴いていただこうと思っていました。
みんなに聞いてほしい話がいっぱいある。TOSHI-LOW先生が、ずっと俺の車の中にいてくれたわけ。時折、運転までしてくれた。車中は、終始、面白い話ばかりでした。ずっと声を出して笑っていました。今夜は、その模様をふんだんにお届けしたいと思っていたんです。
でも、諦めました。
相馬の居酒屋『たこ八』には、リスナー委員やTOSHI-LOW先生のファンのみなさんが大勢、集まってくださいました。ありがとうございました。そのみなさんの為に、TOSHI-LOW先生の歌を1曲、届けてもらいないかな、と思っていたんです。居酒屋『たこ八』は、素敵なお店です。今回は、2階にお邪魔させていただきました。でも、音響的には、プロのミュージシャンが演奏するための場所ではないわけです。なんですけど、TOSHI-LOW先生は、演奏してくれたんです。1曲で終わりだと思ったら…始まったんです。
TOSHI-LOW先生のライブが

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<TOSHI-LOW先生のライブ・シーン音源>

■LIVE at 『たこ八』 その1

TOSHI-LOW先生「さあ、何やろう?あれ?さては、俺のこと、知らねぇな?」

とーやま委員「じゃあ、みなさんから、なにか (リクエスト) でも、いいんじゃないですか?勇気を出して、“これ聴きたい!”とか」

お客さん「『ダディ・ダーリン』!」

TOSHI-LOW先生「『ステイ・ゴールド』?やってないんですよね…」

とーやま委員「『ステイ・ゴールド』やってないんですよね…って…(笑)」

TOSHI-LOW先生「『ステイ・ゴールド』?あっ『ダディ・ダーリン』なの?あったかな?」

とーやま委員「“ステイ・ゴールド”は、“ステイ・ゴールド”で、聴いてみたい気持ちがありますけどね」

TOSHI-LOW先生「『ダディ・ダーリン』は、そらで歌えないよね… 覚えられない…『ダディ・ダーリン』ね。これか…いけるかな?」

とーやま委員「ありがとうございます」

TOSHI-LOW先生「反戦とか平和とか言ってるだけでも、ちょっと穿った目で見られる。俺みたいに、あんまり気にしないで言ってると、“あいつは、極左だ、左翼だ” ぐらい言われる。ただ、平和であってほしい。ただ、音楽をやれるような環境であってほしい。子供たちが、あんまり飢えることなく、貧しい人たちも、お金を持っている人たちも、誰もが楽しければいい。そんなことが、誰にも強制されずに、奪われずに、あればいいなって、本気で思ってるだけ。だから、もし何かあれば、声を大にしていろんなことを言います。そうじゃない社会の時に何が来てるか?もう来てるんだよね?みなさんニュースを見れば、わかる通りだと思います」


M ダディ・ダーリン [LIVE at たこ八] / TOSHI-LOW




とーやま委員「『とーやま委員×TOSHI-LOW 5年越しの約束! ぶらり道草 ふたり旅 in 東北2022 〜Road to “たこ八”〜』
TOSHI-LOW先生には、3月11日の金曜日、この時間に放送するとお伝えしていたので、居酒屋『たこ八』に集まってくださったみなさんにだけでなく、いま電波の向こうにいてくれる方にも向けて、ライブを行ってくれました。
TOSHI-LOWさんが当日演奏してくれたのは、全部で7曲。僕たちは、“1曲演っていただけたらうれしいです”という気持ちだったわけなんですけど。なので、今夜は、時間の限り、このTOSHI-LOWさんの歌声を、気持ちを、曲を、届けていきたいと思います。
TOSHI-LOWさんは、気持ちひとつで来てくださいました。ありがとうございます。まずこの曲は、G-FREAK FACTORYの曲です。TOSHI-LOWさんが弾き語りライブで披露してくれました。『ダディ・ダーリン』


■とーやま委員とTOSHI-LOW先生、仙台駅での対面シーン

とーやま委員「おはようございます!」

TOSHI-LOW先生「おはよう…」

とーやま委員「おはようございます!」

TOSHI-LOW先生「こっちは、眠いよ!(笑)」

とーやま委員「目が開いてないですよ(笑)」TOSHI-LOW先生「5時起きですよ…(笑)」

とーやま委員「喉もまだ閉まってる状態…?(笑)」

TOSHI-LOW先生「全然、閉まってる…閉店ですよ…無理です…開かないです…」

とーやま委員「その喉が開くようなものを、用意しています!」

TOSHI-LOW先生「なんだろう?」

とーやま委員「車を持ってきてるんです。まずは、僕の車に乗って頂きたいんです」

TOSHI-LOW先生「ほお…」

とーやま委員「あの一番、端っこの車なんですけど」

TOSHI-LOW先生「ああ、わかった。“コマンダー”じゃん」

とーやま委員「はい」

TOSHI-LOW先生「俺、“コマンダー”に乗っている奴、初めて見た(笑)初めて乗る(笑)後ろにちっちゃい席があるんだよね?」

とーやま委員「めちゃくちゃ詳しいですね(笑)」

TOSHI-LOW先生「俺の車、“ディフェンダー”だもん」

とーやま委員「うわぁ〜」

TOSHI-LOW先生「十何年も“ディフェンダー”に乗ってる」

とーやま委員「えっ?あの、でっかいやつ?」

TOSHI-LOW先生「でっかい“ディフェンダー”」

とーやま委員「あっ、そうなんだ…」

TOSHI-LOW先生「(とーやま委員の車を見て?) そんなに擦らないよ?どうやったら、そんなに擦るの?」

一同笑い

とーやま委員「もしかしたら、今日、僕が擦る場面をご覧に入れられるかもしれません(笑)」

TOSHI-LOW先生「不安だわ…(笑)」

とーやま委員「じゃあ、助手席に!」

TOSHI-LOW先生「オス」


■ 『とーやま委員とTOSHI-LOW先生、車内シーン

とーやま委員「早速なんですけど…この…これ、出る時、怖いんですよね…」

TOSHI-LOW先生「あの軽自動車をちょっとずつ押して行けば?」

一同笑い

とーやま委員「まず出ていいですか?」

TOSHI-LOW先生「やれるんだってやってみたらいいじゃん」

とーやま委員「続々と (車が?) 来るのが、本当に、怖いんだよなあ…」

TOSHI-LOW先生「やめる?」

一同笑い


とーやま委員「今のが、朝の8時、9時ぐらいですね。JR仙台駅で、TOSHI-LOW先生と待ち合わせして、車に乗ってもらった。その時の写真は、SCHOOL OF LOCK!教育委員会の公式Twitterアカウントで上がっているので、ぜひ、見てほしいです」


とーやま委員「こんな感じで、TOSHI-LOWさんが、僕の運転する車の助手席に乗りました。そして、教習所の先生みたいになったりしていました(笑)
途中で色んな道草をしたりしてね。滑り台で滑って遊んだりとか。車内では、絶対に放送できない話がいくつかありました(笑)4つほどはありました(笑)どれも、声を出して笑いました(笑)
そしてもちろん、いまこれを聴いてくれているみなさんに絶対に聞いてほしいという話もたくさんしてくださいました。でも、今日の放送では、TOSHI-LOW先生の生ライブをたくさん届けたい。なので、お話は、ここでは、ちょっと流せなくなりました。でも映像で収めています。それを、後日、YouTubeでアップしたいと思います。なんですが…完成が、いつになるか?は…すみません、まだ、わかりません!動画を担当しているのは、いつも、『ドライ部』という部活動でお世話になってるSCHOOL OF LOCK!職員、MADディレクター“ダンガリー先生”です。“この動画は、いつぐらいにみんなの元に届けられますか?”って聞いても、返事が曖昧です(笑)なので、きっと、すぐではない(笑)ごめんなさい。ただ俺は、3月11日のことを、4月にでも、5月にでも、観るのは全然悪いことじゃないと思ってる。少し遅れるかもしれないですけど、面白い映像が観られるはずです。
このTOSHI-LOW先生が合流してくれたのが、俺たちの旅の2日目。この日も、SCHOOL OF LOCK!の元生徒と、たくさん会いました。前日で初日だった土曜日には、RN 無口なペンギンと一緒に、岩手県の陸前高田に行きました。その先でも、リスナーのみんなと会った。それから仙台駅に戻ってきて、ここにも何十人も集まってくれていて、みんなとお話させてもらった。残念ながら、その辺りも、今日はお伝えすることができない…でも、これも、MADディレクターのダンガリー先生の手腕により、必ず、お届けできるようになると思う。ぜひ、楽しみに待っていてほしい。
さあ、改めて、今夜は、3/6(日)に、福島県相馬市にある居酒屋『たこ八』でTOSHI-LOW先生が披露してくれたライブを、時間の限りお届けします

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<TOSHI-LOW先生のライブ・シーン音源>

■LIVE at 『たこ八』 その2

TOSHI-LOW先生「弾き語りって、上手い下手は置いといて、やろうと思えばいくらでもやれてしまう。だから逆に、いつも、何をやっていいかわからなかったりする。バンドで歌う曲は、バンドで歌うのが一番いいと思ってる。元々、そういうアレンジをして、作られているんだから。
俺はボーカルだから、別に、なんでも歌えるっちゃ歌える。でも、あんまり歌わないようにしているものもある。歌わないようにしているっていうか、バンドで演る方がいいと思ってる曲は、あるからね。でもやっぱり、“福島に来たんだから、歌いたいなぁ”と、思った歌があります。それを、ここで、歌います」


M 鼎の問 [LIVE at たこ八] / TOSHI-LOW



■足を運んでくれたリスナー委員の声

走る明太フランスパン「RN 走る明太フランスパンです」

とーやま委員「おおっ!SCHOOL OF LOCK! 教育委員会をよく聴いてくれているよね」

走る明太フランスパン「はい。この間は、お電話をありがとうございます」

とーやま委員「そうだ!電話で話したね。今日はお友達も一緒だ。住んでるのはどこなの?」

走る明太フランスパン「いまは南相馬です。元々は浪江出身なんですけど。同じ浪江の出身の、中学からの友達と一緒に来ました」

とーやま委員「何歳なんだっけ?」

走る明太フランスパン「27歳です。今日、Twitterで、浪江に行かれてるのを見ました。もう役場も戻ってますし、だいぶ復興してるんですけど、でも、帰って来てる人は少ないんです。浪江出身の僕自身もまだ、戻っていないですし…だからもっと“安全なんだよ”っていうことを発信してもらえたらなと思います」

とーやま委員「遊びに来てほしい、おいしい物を食べに来てほしい、という気持ちは、やっぱりある?」

走る明太フランスパンの友人「ある。お店とかも、もう出来てきているので。自分も仕事で、浪江町を回っているんですけど、昔からのお店が再開していたりとか、代が変わって新しく始まったりもしています。でも、友達が、関東に行っちゃって帰って来なかったりするので、たくさんの友達とご飯を食べたり、一緒に遊びたいという思いがあります」


<TOSHI-LOW先生のライブ・シーン音源>

■LIVE at 『たこ八』 その3

TOSHI-LOW先生「3.11近辺もまた、この辺りで歌う予定です。その時も、この歌を、聴きに来てください」


M 満月の夕 [LIVE at たこ八] / TOSHI-LOW



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とーやま委員「(大拍手で終わった演奏を受けて) この大きな拍手が、当日の、全てを物語っていますね。この日、この『たこ八』2階に集まってくださったみなさんの中には、何時間も前から待ってくれていた方もいらっしゃいました。でも、まさか、TOSHI-LOWさんが、こうやって歌を披露してくれるとは、みなさん、思っていなかったんです。そんな中で、TOSHI-LOW先生は、たくさんの曲を届けてくれました。
先ほどお聴き頂いたのが、BRAHMANの『鼎の問』。そしていまのは、『満月の夕』。言わずと知れたSOUL FLOWER UNIONの楽曲です。
僕は、いま、改めて、この東京の半蔵門のスタジオで聴かせてもらったわけです。
今回の東北は、2日間の行程でした。天気が良くて、青空もきれい、海も本当にきれいでした。水が青くて、透き通っていた。大きく、横に長い堤防が、新しく作られていたりしました。その堤防も、ニュースとか新聞とかで見る限りでは、“作った方がいい”という声があれば、“景観を損ねてしまう”という声もある。いろんな意見がある。その他のことだって、まだいろいろ、解決してないことが山積みです。そんな中、俺は、その堤防の先に広がる海を見た。自分としての答えがそこで出たわけではないですけども、いろんなことを思った。そんなことを、いまのTOSHI-LOWさんの歌声を聴きながら思い出しました。
まだまだ時間がありますので、今夜は目一杯、TOSHI-LOWさんのライブをお届けしていきます。この後は、“札幌の民生”が登場!?
ここで届いているメッセージをご紹介します」


旅の道中で食べていただいたスイートポテトを作ったものです!その節はありがとうございました。

11年前の3月11日、自分は石巻にいました。いろいろ不安を抱える生活の中ラジオから流れるとーやま委員の声を聞いた時安心したことを覚えています。
いま僕は被災地の地域おこしの取り組みの一環でスイートポテトのお店をやっています。
いまの自分があるのはSOLのおかげです!
RN まいける
宮城県 24歳

とーやま委員「こちら、ちょっと説明します。RN 無口なペンギンという生徒と初日に会ったんです。無口なペンギンとは、仙台から岩手の陸前高田まで車で行きました。その無口なペンギンが、“とーやま委員ならびに職員のみなさん、食べてください”ってことで、俺が好きなスイートポテトを買ってくれたんです。それが『仙台いも工房 りるぽて』のスイートポテト。なんと、このメールをくれたRN まいけるが、“そのスイートポテトを作った人”ということなのね?
スイートポテト、めちゃくちゃおいしかったです!でっかいやつをいただきましたが、全喰いです!ありがとうございます。また『仙台いも工房 りるぽて』のスイートポテトを食べに行きます!マイケルは更に腕を磨いておいてください!メールをありがとう。これからもよろしく」




とーやま委員「さあ、ここからまた、引き続き、ライブ演奏を届けたいと思います。これあんまり、披露しない方がいいかな…と思うんだけど…でも、触れちゃったから、ここで多分、来るんだよな…“札幌の民生”がやってきます…」

<TOSHI-LOW先生のライブ・シーン音源>

■LIVE at 『たこ八』 その4

TOSHI-LOW先生「(演奏終了後の大拍手を受けて) 私の回は、これで終わります。今日は、実は、素敵なゲストがいるんです。その方にも、ここで歌ってもらおうと思います。ご紹介します。 “札幌の民生”、グランジ・えんどうさんです」

とーやま委員「TOSHI-LOWさん…ちょっと待ってください…TOSHI-LOWさんの素敵な演奏で、いまこの空間は、幸せが充満しているわけですよ…」

TOSHI-LOW先生「さあ、さあ、“札幌の民生”!」

とーやま委員「“札幌の民生”っていうのは…僕が…10年ぐらい前に単独ライブでやらされたドッキリなんです。なんでそれを、いまここで?YouTubeに上がってる動画を知ってるんですか?」

TOSHI-LOW先生「たまたま見ちゃった(笑)」

とーやま委員「ちょっと待ってよ…(笑)」

TOSHI-LOW先生「“札幌の民生”って書いてあった(笑)」

とーやま委員「ドッキリでやられたんです!(笑)」

TOSHI-LOW先生「このラジオは、お前の番組だろ?こっちも、ここまで、頑張ったぞ?」

とーやま委員「本当にありがとうございます!本当に感謝しています!」

TOSHI-LOW先生「みんな、すごい期待してるよ?だって“民生”だよ?」

<会場は大きな拍手!>


M さすらい [LIVE at たこ八] / 札幌の民生


とーやま委員「“札幌の民生”でした!ありがとうございました!

TOSHI-LOW先生「手から、すごい血が出てるんですけど…」

とーやま委員「渾身の演奏により、血が出たんです…血で引かないでください…これは乾燥肌でパックリと、ここが割れてたんですよ…」

TOSHI-LOW先生「ひびケアとかを、塗っときなよ…」

とーやま委員「途中から、“ギターが血で汚れてないかな…?”って、心配になりながら、演奏してました…」

TOSHI-LOW先生「別にいいよ」

とーやま委員「“札幌の民生”の血が沁み込んだギターは、価値が上がる?」

TOSHI-LOW先生「価値が上がる。演奏も民生超えだったんだじゃない?」

とーやま委員「いやいやいや(笑)」

TOSHI-LOW先生「オリジナルみたいだった。俺は、民生だったら“札幌派”だな」

とーやま委員「民生に、札幌派も、広島派もないです!(笑)っていうか、民生は、広島派しかないです!(笑)」

TOSHI-LOW先生「“元祖札幌屋”みたいな?白い味噌ラーメンね(笑)」

とーやま委員「すみません…失礼しました…」

TOSHI-LOW先生「いやいや。よかった!」

<会場は大きな拍手!>



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とーやま委員「恥ずかしいね…すみませんね…TOSHI-LOWさんの歌声をたっぷりとお届けする時間にしようと思ってたのに…(笑)急遽、言われたから、俺も無我夢中で“札幌の民生”として歌わせていただきました。
そうなんですよ。血も出ちゃったんですよ。それで、TOSHI-LOWさんにそのギターを返したんです。そうしたら、TOSHI-LOWさんは、なにも気にせず、拭こうともせずに、ギターを掴んでました。かっこいい男だなと思いました」


とーやま委員、職員の皆さんこんばんは。先週はありがとうございました。
今の思いを書かせてください。
僕は当時陸前高田の隣、大船渡市で震災を経験しました。家族や家は無事でしたが、その夜から数日間車で寝泊まりして、毎日どうなるか不安で、次同じくらいの地震が来たら今いる所も危ないと言う噂も聞きました。
そんな震災ですが、僕にとって大きな転換点になりました。震災を機に僕はラジオに出会い、今多くの人と繋がるようになりました。そして、復興していく街を見て「まちづくりに関わりたい」と言う夢もできました。
家の都合で8年ほど前に大船渡は離れましたが大学生になって久しぶりに先週大船渡と陸前高田へ行きました。変わった街の様子を見て自分の夢はなんとしても叶えたいと強く思いました。
僕たちの世代は震災の記憶を鮮明に覚えている最後の世代だと思います。それは必ず忘れてはいけなし伝えていかなければならないと思います。
今は土木関係、防災関係の学問を学んでいるので、経験も活かしながら夢に向かってこれからも頑張ろうと思います。
長文失礼しました。
RN まーさんまー
神奈川県 20歳

とーやま委員「まーさんまー、ありがとうね。この間、会ってから、もう1週間が経つのね。いま、未来に向かって、まーさんまーは、自分の人生をしっかりと歩み始めている。その証を番組に送ってくれてうれしい。ありがとう。
自分としても、11年前のことは、いまだに鮮明に覚えています。SCHOOL OF LOCK!を、やしろ教頭と2人で、震えながら放送したことも覚えている。忘れることはないだろう。でも、人間ですから、我々は、忘れてしまう生き物なんですね。大切なことも、もしかしたら忘れてしまうかもしれない。だから、“忘れないこと”は大事ですけど、“思い出す”ということもまた、俺は大事なのかなと思います。
今日、この放送の中で、こうやってTOSHI-LOWさんが歌声を届けてくれた。それが2022年3月11日。“今日”という日に、どこで聴いているかわからないけど、みなさんは、電波を通してTOSHI-LOWさんの声を聴いたわけです。この記憶を、また時間が経って思い出すことによって、なにかが生まれると思う。“TOSHI-LOWさんは、福島県相馬の『たこ八』という居酒屋さんの2階で歌っていたな”、“何故、『たこ八』にいたんだろう?”、“それは、とーやまと約束して東北に行ったからだ”、そういう風に思い出していけば、いいのではないか?どんどんどんどん、その思い出を積んでいけば、忘れることは、ないのではないか?ということを、僕は、今年2022年に強く思いました。
改めて、TOSHI-LOWさん、気持ちひとつで僕らのために、これを聴いているリスナーのために、体ひとつで来てくださって、歌を届けてくださって、本当にありがとうございました!」

<TOSHI-LOW先生のライブ・シーン音源>

■LIVE at 『たこ八』 その5

TOSHI-LOW先生「じゃあ、最後は、俺がしめます。“札幌の民生”で、来てくれたみんなを帰すのは、かわいそうだから(笑)」

とーやま委員「ほんとですよ(笑)」

TOSHI-LOW先生「いやぁ、ひどかったな(笑)」

とーやま委員「ひどいとか、言うんじゃないよ!(笑)」

TOSHI-LOW先生「では…ラジオ的に“OAU”の曲もやれ、と、言われたので、がんばります!“このMVに出てくれた仮設の人たちは元気なんだろうか?”って、たまに思い出す。会えるものなら、また、会いたいな…」


M 朝焼けの歌 [LIVE at たこ八] / TOSHI-LOW




■足を運んでくれたリスナー委員の声

とーやま委員「名前を聞いてもいいですか?」

屋根裏のコウジ「屋根裏のコウジと言います」

とーやま委員「あっ?ここ『たこ八』を紹介してくれた方?」

屋根裏のコウジ「そうです」

とーやま委員「5年前に、僕がこの辺りに来た時に、“おいしいお店、どこかないですか?”って…Twitterで聞いたんでしたっけ?」

屋根裏のコウジ「そうです」

とーやま委員「その節は、ありがとうございます。最近の、この町の状況は、いかがですか?」

屋根裏のコウジ「相馬は、若者がちょっと少ないかな?っていう想いはあります」

TOSHI-LOW先生「この『たこ八』は、美味しいから、ここを宣伝したら、もっと来るんじゃない?」

とーやま委員「宣伝しておきましょうか?」

屋根裏のコウジ「福島県相馬の『たこ八』は、本当に料理がおいしいので、ぜひ、みなさん、遊びにきてください!よろしくお願いします!

とーやま委員「ありがとうね!」


足を運んでくれたリスナー委員「東北のことを、ずっと忘れないで、応援し続けていただいて、ありがとうございます。ただ感謝をするのみです。ほんとに」

TOSHI-LOW先生「でも、そうするって、10年前に、約束したので」

足を運んでくれたリスナー委員「ほんとに、ありがとうございます」



<TOSHI-LOW先生のライブ・シーン音源>

■LIVE at 『たこ八』 その6

TOSHI-LOW先生「3.11が、近くなったら、また、会いましょう!そしてその、3.11を忘れないで、こういう番組を作る人とか、応援してくれてる人とかに、感謝を忘れずに、また応援をし返してあげてください。そうしたら“また来年もこういう番組作ろう。また相場に行こう。福島に行こう”って思うでしょう。
いろんなことを生み出しているのは、俺たちじゃなくて、そういう声なんです。
戦争を反対するのも声、そして、みんなに来てもらうのも自分の声。“自分の声なんて無力…届かない…” そんなことはない。その1人を、俺たちは待ってます。だから、その声をあげて、またどこかでお会いできたらなぁと思う。それまで、必ず生き抜いてください。ありがとうございました!」


M 帰り道 [LIVE at たこ八] / TOSHI-LOW


TOSHI-LOW先生「本当に気を付けてお帰りください。ありがとう。やったぞ!約束を守ったぞ!

とーやま委員「ありがとうございます!」




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この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年3月18日(金)PM 11:00 まで




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