18’s プロジェクト

もうすぐ、高校を卒業する。
友達のアイツは夏休みに、運転免許を取るらしい。
18歳。
実はもう、結婚もできるって聞いた。
今年からは、選挙に行けるようにもなった。
あと2年で、お酒も飲めるようになる。

でも。まだ親と一緒にいるし、受験もある。
学校では、先生の言うことを聞かないといけない。

“子ども”と言われると、なんだか気持ち悪い。
でも、“大人”と聞かれると、まだ自信がない。

今の自分は、子どもなんだろうか?
それとも、大人なんだろうか?

―そんな、大人と子どもの間“18歳”の君におくる
授業“18's PROJECT”。

須賀健太先生が「18’s PROJECT」に来校!!

18's PROJECT 2016.7.16 土曜日

<黒板を書く音>

とーやま校長「俺、黒板書いてないからね」

あしざわ教頭「そうですね。校長先生、黒板書いてないけど黒板の書く音が聞こえてきます」

とーやま校長「読み上げていただいて、よろしいですかね?」

須賀健太先生「4.6です !!」


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『 4.6!! 』


とーやま校長「どういうことですか?」

須賀健太先生「学校の成績で、評定平均と呼ばれるものがあるんですよ。いろんな教科を足して平均を出す。『5』が最大なわけですよ。『5』が最大の中の『4.6』わかります?」

とーやま校長「これは、相当高いですよ」

須賀健太先生「私事で恐縮ですけども、高校3年間の全部の成績の評定平均です」

あしざわ教頭「おお〜! すごい!」

須賀健太先生「自慢してるみたいになっちゃって、あれなんですけど(笑)」

とーやま校長「これ、自慢していいことだからね!」

須賀健太先生「高校時代ずっと目標を持っていて、成績が良いのにふざけてる男の子はモテるみたいな。”高校入ったら、めっちゃ勉強して良い成績とってやる!”って思ってたんですよ。だけど、ひとっつも! モテない!」

とーやま校長「嘘だろ〜、そりゃ嘘だよ〜!」

須賀健太先生「というのがですね、18歳の頃の自分ですね! SCHOOL OF LOCK!の皆さん、お久しぶりです! 須賀健太です!」

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とーやま校長「お久しぶりでございます! 須賀健太先生!」

須賀健太先生「先生っていう響きがね…(笑)。ありがとうございます!」

とーやま校長「いま、おいくつになったんですか?」

須賀健太先生「21歳ですね」

とーやま校長「3年前とか思い出しても、”何だったんだ、あれ!”みたいな?」

須賀健太先生「ずっと男友達と遊んでいたので、すごい楽しかったですけどね。甘酸っぱいのも、ちょっとあっても良かったかなって(笑)」

とーやま校長「言っても、須賀健太でしょ!? 無い事は無いでしょ!」

須賀健太先生「それ、けっこう言われるんですけどホントに無いんですよ!」

あしざわ教頭「あんまり、何度も言われちゃうとね(笑)」

須賀健太先生「そういうのも、あるんですよ!」

とーやま校長「え?」

須賀健太先生「ホントに…あるのよ!(笑)」

とーやま校長「なに? 主語が分からない(笑)」

あしざわ教頭「無いってことが、あるってこと」

とーやま校長「なるほどね(笑)」

須賀健太先生「そんなに甘いものじゃないから!」

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とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! もずっと聴いてくれてたんでしょ?」

須賀健太先生「学生の頃から聴いてました。だって僕ロックバンドとかよく聴くんですけど、それのきっかけになったのはそれこそSCHOOL OF LOCK! からなので」

とーやま校長「ありがたいね!」

須賀健太先生「Shout it Outもたまたま聴いてて、実はこの間対談させてもらったんです」

とーやま校長「どこで?」

須賀健太先生「リリース記念の新聞というか」

とーやま校長「この『青春のすべて』の?」

須賀健太先生「それの一個前かな? それで、同世代の子たちで、しかもバンドやってて、一緒に対談させてもらったんですけど、めちゃくちゃエネルギーあるなって思いました。若いっていうのを武器にしたいんだけど、逆に武器にしたくないって言ってたんです。それってやっぱり”逃げ”にもできるじゃないですか」

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須賀健太先生「"まだ俺ら若いから"って言おうと思えば言えるけど、俺たちはそれを言いたくないんです。でも、若いからこそ届けられるものはあると思う。ということを言っていて、すごいな!って思って。僕とは分野は違いますけど、それは同じような気持ちでやれたらいいなあってすごい思いました。なので、この曲を選んでみました」

とーやま校長「Shout it Outは今まさに開催している『未確認フェスティバル』で、明後日からライブステージが始まるんだけども…」

須賀健太先生「めちゃくちゃ見に行きたいですよ!」

とーやま校長「まだ誰が出るか決まってないけど8月27日の東京新木場Studio Coastでファイナルがあって、去年のグランプリバンドのShout it OutはOPENING ACTでライブやってくれるんだけど、スケジュールとかって……あっ! 舞台だ! 舞台真っただ中だ!!」

須賀健太先生「そうなんですよ。大阪かなぁ」

とーやま校長「NARUTOだってやってるんだもんね」

須賀健太先生「今、NARUTOの稽古中で、7月30日に大阪なので………ギリギリ? 新幹線の時間をずらして…」

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とーやま校長「ちょっとねー、マネージャーさん!」

須賀健太先生「(笑)」

あしざわ教頭「急に仕事の話になっちゃって(笑)」

とーやま校長「この日だけ、代役で…」

須賀健太先生「いやいやいやいや!(笑)」

あしざわ教頭「すごい力強く頷いてる」

とーやま校長「大きな○が出た!」

あしざわ教頭「代役いけるんだ! すごいな(笑)」

須賀健太先生「何の確認もしないで○をしないでね?(笑)」

とーやま校長・あしざわ教頭「(笑)」

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あしざわ教頭「力強く頷いてましたからね(笑)」

須賀健太先生「それ、どこにも何にも確認してない○ですから(笑)」


ここで、リスナーから留守電メッセージが届いてるぞ!




先週の土日は、高校最後の文化祭でした。私たちのクラスはジェットコースターを作りました。
女子校なので、女子だけで木材を切ったり運んだり、肉体的にもすごく大変だったし、クラスが分裂したこともあって精神的にも大変でした。
でも、たくさんのお客さんが来てくださって、お客さんの投票で校内4位に入ることが出来てとても嬉しかったです。
楽しかったことも、大変だったことも全部含めて、クラスで全力で一つのことに取り組んだことが、18歳までにしかできない青春だったなと思って、いい思い出になりました。
高3の夏は受験の夏になって、とても大変だと思うんですけど…それも含めて今しかできないことなので、全力の夏にしたいと思います!

永遠のdreamer
女性/17歳/埼玉県




とーやま校長「このあいだ、高校の文化祭が終わったばっかりなんだ」

須賀健太先生「文化祭、いいですね〜!」

あしざわ教頭「何か思い出します?」

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須賀健太先生「僕は前日の準備ではしゃぎ過ぎちゃって、当日、熱を出すっていう…」

とーやま校長「そういうやつ、いたわ! あれって、スガケンだったんだ! それ、最悪だね(笑)」

須賀健太先生「だから、お昼過ぎくらいに行きましたよ(笑)」

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とーやま校長「でもさ、そこに向かっていくまでのさ、全然見たことない顔するやついたりとか、永遠のdreamerも言ってたけど、衝突する瞬間もあったりとかするじゃん」

あしざわ教頭「男子と女子で意見分かれちゃう時とかもありますよね」

とーやま校長「須賀先生は、18歳の時とか、”青春が終わっていくな”とか、”これ焦燥感だな”っていう瞬間はありましたか?」

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須賀健太先生「僕、高3の体育祭に仕事で出れなかったんですよ。そのとき、仕事場で休憩か何かの時に、みんなの集合写真とかメールで送られてきてて。一緒に体験はしてなかったけど、喜びというか…そういうものを感じて。そこで一つ、”大きいものが終わっちゃったんだな”っていうのは感じましたね」


さらに、もう一本! 留守電メッセージが届いてるぞ!




昨日、恋愛感情として好きだった担任の先生が入籍しました。すごく辛いです。
どうしたらいいのかなって…受験生としてこれからお世話にならなきゃいけないし、どうやって関わっていこうかすごく困っています。
好きなんですけどね、今日も辛かったです…。

なかせちはる
女性/18歳/群馬県




須賀健太先生「これは難しいな〜」

とーやま校長「この先生とは、これからも会わないといけないわけだしね」

あしざわ教頭「本当に好きだったんだね」

とーやま校長「好きな人が幸せになるわけだから、本当はお祝いしたいところだけど…確実に誰かのものになったわけだよね」

須賀健太先生「どうにも出来ないところもありますもんね」

とーやま校長「これから受験だったりとか、先生に頼らないといけないところもあるわけだしさ、こっちからアクションを起こさないといけない事もあるわけだよね。自分の進路とかにも関わってくる事だから…今すぐ、どうとかっていう事じゃないな」

須賀健太先生「でも、人を思ってきた時間っていうのは、きっと大切なものだと思う。そこは無意味とか無価値ということは絶対にないし、将来、先生とこういう事を笑って話せるようになっていくと思う。辛いなら、とことん辛くてもいいのかなと、僕は思います。それだけは胸張って、好きなら好きでいいと思いますけどね」

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とーやま校長「うん! それでいいよ! 須賀健太先生、黒板、お書きいただいてよろしいですか?」

須賀健太先生「黒板、なんですかね? 18歳…難しいですね」

あしざわ教頭「いろんなことが徐々に変わりつつある時期だし、そろそろ学校も終わるとかね」

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とーやま校長「では、読み上げていただいてよろしいでしょうか?」

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『 苦楽 』

須賀健太先生「10代って、エネルギーがすごかったと思うんですよね。苦しい事も、楽しい事も毎日入れ替わりでやってくるみたいな。それって学生ならではというか…僕は学校行きながら仕事をやらせてもらってて、良かったなと思うこと、ものすごくあるんですよ。自分の好きなこともできたし、仕事で勉強できないけど、テストはあるから、どこかで勉強を頑張らないといけないとか…そういうことを10代でできたのは、すごく良かったなと思います。エネルギーは10代ならではだと思いますので、楽しいことも辛いことも、バンバン経験してほしいなと思います!」

とーやま校長「俺が高校3年生の頃を思い出して、苦しいことの方が多くて、聴いてるみんなもそうなのかな。いま思えば、その苦しい瞬間とかに10代ならではのエネルギーがチャージされてて、それがタイミング合った時に放出されて、それが楽しいとか、喜びに繋がることなのかなと思ったりして…。だから、いまモヤモヤしてて苦しい時間も、いつか笑える瞬間のための助走だったりするかもしれないからね。スガケン先生、今日はありがとう!」

須賀健太先生「こちらこそ、ありがとうございます!」

とーやま校長「もうすぐ、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』が、7月30日〜8月7日に、大阪の梅田シアター・ドラマシティで行われます。そして、8月13日〜8月28日が、AiiA 2.5 Theater Tokyoで行われます!ぜひ、こちらもお身体に気を付けて!」

須賀健太先生「ぜひぜひ、観に来てください!」

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18’s PROJECT!では引き続き、みんなからのメッセージ、待っています!

内容は何でも大丈夫です!
18歳、そして、もうすぐ18歳になる君の悩みやつぶやき、
さらに、18歳以上ならではの、ちょっとオトナな恋愛の悩みを受け付ける、
“18禁恋愛相談室” へのメッセージも待っています!

全ては、18’s PROJECT!の特設サイトからお願いします!

そして、18’s PROJECT!では、留守番電話でもメッセージを受け付けています!

番号は050-3488-0179

メッセージはこちらにお願いします!

今週の授業はここまで!SCHOOL OF LOCK!は、来週月曜夜10時から毎日開校です!!


あしざわ教頭「起立!」

とーやま校長「スガケン先生! また生放送教室もお願いします!」

須賀健太先生「前回、最初から最後までいさせてもらったので、正直、物足りてない部分ありますから!(笑)」

とーやま校長「エネルギー放出しに来てよ!」

須賀健太先生「ぜひぜひ、行きますよ!」

あしざわ教頭「では、またお待ちしております! 礼!!」

とーやま校長・あしざわ教頭・須賀健太先生「また来週〜!」

ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』オフィシャルサイト

須賀健太オフィシャルサイト

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