『 RYUCHELL 』
アルファベットで R・Y・U・C・H・E・L・L と書いて“RYUCHELL”、として
アーティスト活動をスタートしたりゅうちぇる先生が…
なんと、すでに生放送教室に来てくれています!
RYUCHELL先生「RYUCHELLです! よろしくお願いします!」
とーやま校長「ようこそ、SCHOOL OF LOCK!へ!」
RYUCHELL先生「お招きいただいてありがとうございます!」
あしざわ教頭「こちらこそですよ!」
とーやま校長「ここ1年か2年、テレビで見ない日ないですよね! お身体大丈夫ですか?」
RYUCHELL先生「全然大丈夫です!(笑)」
そして、RYUCHELL先生は、2月14日に配信限定でリリースした
『Hands up!! If you're Awesome』でアーティストとしてデビューされています!
とーやま校長「おめでとうございます!」
RYUCHELL先生「ありがとうございます!」
とーやま校長「いつ頃からアーティストとして活動したいな、と考えていたんですか?」
RYUCHELL先生「僕、結婚しているんですけど、結婚する前から(アーティスト活動をすることを)決めていて、皆さんに歌を届けようって決めたのは1年くらい前なんです」
とーやま校長「結構前からなんですね」
RYUCHELL先生「そうですね。なので、1年くらい前からボイトレとかダンスレッスンとかをしていましたね」
とーやま校長「せっかくなので、1曲目に聴かせていただいていいですか!」
RYUCHELL先生「はい、ありがとうございます!」
あしざわ教頭「…さあ、生徒が集まってきました! SCHOOL OF LOCK!今夜も開校です!」
とーやま校長「RYUCHELL先生も一緒にご挨拶をお願いします!」
あしざわ教頭「起立! 礼!!」
とーやま校長・あしざわ教頭・RYUCHELL先生「叫べーーーーーーーーーーー!!!!」
♪ Hands up!! If you're Awesome / RYUCHELL
とーやま校長「みんなが抱いているRYUCHELL先生のイメージってカラフルだったり、ポジティブだったりすると思うんですけど、それまでの人生はどういう人生を歩んできたのか、っていうのは僕もみんなも知らないわけですよ。
パソコンにRYUCHELL先生の人生を詰め込んで、曲にしたらこの曲が出てきた! っていう感じがして。3分ちょっとでRYUCHELL先生という人がどういう考えを持っていて、どういう道を歩んできたのか、っていうのが分かってめちゃめちゃ好きな曲です!」
RYUCHELL先生「ありがとうございます!」
あしざわ教頭「音楽と人が一つになっているような感じですよね」
とーやま校長「歌詞も、RYUCHELL先生がずっとノートに書き溜めていた詞をベースに制作されているんですよね」
RYUCHELL先生「歌を始めようと思っていた1年前から、時間を見つけては過去の経験から思ったことだったり、皆さんに伝えたいメッセージを書き留めていて。
それを作詞家の岡嶋かな多さんっていう方にカッコ良くアレンジしていただいて出来た歌詞なんですけど、元々は全部自分の言葉です」
とーやま校長「その話を聞いて、自分の中での思いと繋がった気がしました!」
あしざわ教頭「MVも一緒に見るとすごく良いですよね! 懐かしい感じもありつつ、RYUCHELL先生が普段着ているファッションもこういう世界観と共通する部分もあったりするのかな、って思いました」
RYUCHELL先生「歌詞の部分は過去から学んだ自分のメッセージや、皆さんお伝えしたいことをギュッと凝縮しているんですけど、
世界観っていう部分では80年代とか90年代のアメリカンな雰囲気が洋服も音楽も大好きなので、MVとサウンド感はその時代を意識して作りました!」
とーやま校長「ファンクとかソウルにどっぷり浸かっている米米CLUBさんの初期から中期くらいの曲や、久保田利伸さんの80年代の曲とかもめちゃめちゃ聴いているんですけど、それと並列にいる感じがしてすごく好きです!」
RYUCHELL先生「ありがとうございます!!」
■ りゅうちぇる先生
ラジオでのりゅうちぇる先生の声
良い感じですね♡
食べ隊甘党支持派
女性/18歳/神奈川県
2018-02-21 22:09
女性/18歳/神奈川県
2018-02-21 22:09
RYUCHELL先生「ありがとうございます!」
とーやま校長「テレビから声が聴こえる事はあるだろうけどね」
あしざわ教頭「声だけを聴くっていうのはなかなかないのかもしれないですね」
そんな、りゅうちぇる先生と一緒に送る今夜の授業は…
「自分の色を出せない君へ」
自分の色を出せずに、いま、悩んでいる君の話を聞かせて欲しい。
「本当はワイワイするのが好きだけど、周りの目が怖くて自分を出せない」
「やりたいことがあるけど自信がなくて誰にも言えずにいる」
「いじめられたことがキッカケで自分を出すのをやめてしまった」
など、クラスや部活、家族に対してなど、本当の自分がいるのに出せない…。
本当はこんな自分でいたいのできない…。そんな君の話を学校掲示板もしくはメールで教えてほしい。
そして、22時台の前半は、我が校の3週目ガールズ・平手友梨奈ちゃんが毎日登校中〜〜!!
とーやま校長もバンザイで喜びを表現!(なぜかテンションは低め)
本日のGIRLS LOCKS!では、友梨奈ちゃんのソロ曲『夜明けの孤独』をフルでかけたい! という思いからか、とーやま校長が女子クラスに突然の乱入!
そして、欅坂46のマネージャー・やっさんからCDを受け取ったとーやま校長が生放送教室に帰ってきました!
とーやま校長「CD取ってきたよ〜!」
あしざわ教頭「女子クラスからもらって来たんですか?」
とーやま校長「だって、みんな聴きたいでしょ?」
あしざわ教頭「そりゃあ聴きたいですけど…。でも、平手ちゃん校長が来たのめっちゃイヤがってましたよ?」
とーやま校長「……もう一回女子クラス行ってくるわ」
あしざわ教頭「いやいや! 時間かかっちゃうから!(笑)」
とーやま校長「じゃあ、初フルオンエア行くよ! 心して聴いてね!」
3月7日にリリースされる欅坂46、6枚目シングル『ガラスを割れ!』に
収録される平手友梨奈ちゃんのソロ曲! 『夜明けの孤独』!!!
♪ 夜明けの孤独 / 平手友梨奈(欅坂46)
とーやま校長「この曲は、平手友梨奈そのものだね」
あしざわ教頭「友梨奈ちゃんが歌うからこそ、意味が気持ちが伝わってくる曲ですね」
とーやま校長「聴いていると、どこかに行っちゃうんじゃないかって思ったりしたなあ。怪我をしてしまったり、日本武道館でライブがあるはずだったけど、事情もあってそれも無くなったり…。
そんな中、無事に6枚目のシングルが発売されて、勢いや衝撃もすごい中、平手友梨奈は今何を思うのか…っていうところでこの曲が飛び込んで来て。
平手ちゃんが見ている景色は、俺たちが考えたところで思い浮かべることは出来ないけれど、メンバーや周りのスタッフ、たくさんいるファンのみんなに向けて、これから見ていくものを届ける道はまだまだ続くわけで…。
俺としてはとても嬉しい気持ち! やっさん、フルオンエアをOKしてくれてありがとう!」
ここからは、本日のゲスト・RYUCHELL先生の学生時代の話を聞いていきます!
RYUCHELL先生「中学生ぐらいまでは今の自分と全く違ってましたね」
とーやま校長「全く想像できないですね!」
RYUCHELL先生「中学校の友達からテレビに出た時に久々に連絡が来て、『笑ってるとこ初めて見た!』って言われるぐらい違いますね。
中学生くらいの時に自分の素みたいなのに気付いて。今もなんですけど、女の子が好きだけど、可愛いものが大好き! っていうところは昔から変わらなかったんです。
だけど、友達に勇気を振り絞って打ち明けたとしても『可愛いものが大好きなんでしょ。じゃあオカマじゃん!』って言われたりして、説明してもなかなか伝わらないし…。
だったら自分を隠した方がマシだ、ラクだっていう気持ちがすごく強くなって、自分を隠すのが上手になっちゃいましたね。10代の頃はそういう時期がありました」
とーやま校長「じゃあ、学生時代は楽しくない割合の方が多かったんですか?」
RYUCHELL先生「そうですね。10代後半から自分を出せるようになったんですけど、それまでは自分の素を出せないから、偽りの自分でいることによって偽りのお友達ができるんですよ。
大好きな先生とか大好きな友達の文句を偽りの友達が言ってたとしても、中学生時代はいじめられたり、からかわれたりするのが怖すぎて、自分を偽るっていう道を選んでしまったんです。
だから、友達が文句を言ったりしてても合わせて言ったこともあったし…。それは本当に嫌でした。
その時はもう、全部周りのせいにしてたんです。”日本は個性を受け入れてくれないところなんだ。”、”可愛いものが大好きだけど、女の子が好きっていう個性はこれから一生受け入れられないんだ。”って思ってて」
RYUCHELL先生「だけどある日、『自分らしさを表現した時っていつあった?』と思って。
日本のせいにしたり、周りのせいにばかりしてるけど、誰かに自分を100%表現したことがあるのかな、って思ったんです」
とーやま校長「それって何歳くらいの時ですか?」
RYUCHELL先生「それは、中学校を卒業する時ぐらいでした。それで、高校に入学する前にTwitterというSNSがすごく流行りだしたんですね。
そこで初めて『ちぇるちぇるランドの王子様りゅうちぇる』ってプロフィールに書いたんです!」
あしざわ教頭「その時はどんな気持ちでした?」
RYUCHELL先生「地元の友達に見て欲しくないなって思いましたね(笑) 自分の心の中にりゅうちぇるっていう存在はいて、それが本当になりたい自分だったけど、
周りの友達にそういうことを言ったら嫌われるし、学生時代って学校が見えてる世界全てなわけで、カースト制度の上にいないと学校なんて終わりだ、って思ってたんですね」
とーやま校長「ビクビクして生活しないといけなかったんですね」
RYUCHELL先生「そうなんです。でも、今は誰の目も気にせず、普通って言葉にとらわれず、自分の好きな格好して自分の好きな生き方してるけど、中学生の時の自分は自分を愛してあげる、っていうよりも、周りの人の感覚を愛してしまってたんですね。
そんな時にTwitterが流行りだして、良い機会だと思って派手な格好の自撮りをあげたりし始めたんです! そしたら、地元の友達からは”大丈夫か!?” って反応が来たんです」
とーやま校長「普段と全然違うからね!」
RYUCHELL先生「そうなんです。それで友達も離れていっちゃって。でも、高校の入学前に”こんな派手な子が同じ高校に入ってくる!”ってちょっと話題になっちゃって。入学式の時に『Twitterのりゅうちぇるだ!』みたいな感じになったんです。
Twitterが無くて入学式に派手な子がパッて現れたら、またいじめられる対象になっちゃってたかもしれないけど、Twitterっていうクッションがあったおかげでみんなが受け入れてくれて、それがきっかけで自分を表現するようになったんです」
あしざわ教頭「すごい!」
とーやま校長「なんなら、会えてよかったって思っている生徒もいたでしょうね」
高校では「りゅうちぇる」という存在を認めてもらえたRYUCHELL先生。
だけど、放課後になって高校から一歩外に出た世界は、中学校と同じ知らない世界でした。
RYUCHELL先生「すれ違うときに僕の派手な格好見て文句言ったりする人とかもいたんです。でも、SNSで自分を隠さず発信して、少なからず一人二人でも”可愛いね”って言ってくれるような人がいたし、SNSで得た自信みたいなのもあって。
それが原宿に行くきっかけだったり、上京するきっかけに繋がったっていうのはものすごくありますね!」
とーやま校長「やっぱり、”変わりたい”とか、”こうなりたい!”っていう自分がいるのであれば、そっちに向かっていった方が良いですよね」
RYUCHELL先生「そうですね。自分の色が分かってるのにも関わらず、自分のなりたい自分が分かっているのにも関わらず、他の人の普通に合わせて生きていた時代ってとても辛くて…。
今考えたら、なんでもっと自分らしく生きなかったんだろうと思うけど、その時はそれが精一杯で。自分の中でうまく変われたのはSNSのおかげでしたね」
とーやま校長「めちゃめちゃ勇気がいったと思います。どうやって自分を奮い立たせたんですか?」
RYUCHELL先生「小学生ぐらいの時に女子にも『オカマじゃん』って馬鹿にされたことがあって、それがトラウマでずっと(本当の自分を)隠してたんですね。
だから、またいじめられるんじゃないか。受け入れてもらえないんじゃないか。っていう気持ちがずっとあったんですけど、それよりも自分を隠すのに正直疲れたっていうのがすごく強いですね」
RYUCHELL先生「家に親がいない時に鏡に向かってメイクをして、それが親にバレた時に『何してるの! 普通の男の子はこんなことしないよ!』って言われたことがあって。その時から”普通”っていう言葉が好きじゃないんです。
普通って言葉ほど曖昧な言葉はなくて、あの人が思う普通と、この人が思う普通って全然違うのに、みんなが自信満々に”普通は…普通は…”って言ってることがただただ嫌で。
すごくモヤモヤしてたんですけど、自分の普通を作ってやる! って言う気持ちで高校から変わろうって思いました。
いじめられるかも…っていう怖さよりも、”こんな自分嫌だ!”っていう気持ちが勝ったっていうのが大きいですね」
とーやま校長「デビュー曲『Hands up!! If you're Awesome』は、パッと生まれた曲でもなんでもなくて、RYUCHELL先生の今までの葛藤とかが地の底から浮上した曲なんですね」
RYUCHELL先生「ありがとうございます! 本当はもっともっと書きたいことや伝えたいことがあったんですけど、100分の1しか書けなくて。
これから2曲目、3曲目ともっと伝えていきたいな、と思っているので、その良いスタートになったんじゃないかなって思います」
■ すごく分かる
偽りの自分に、偽りの友達
自分の本当を見せれたのはほんとにすごいと思う
まるこぽおろ
女性/18歳/宮城県
2018-02-21 22:46
女性/18歳/宮城県
2018-02-21 22:46
とーやま校長「自分の色を出せる、自分に合った方法がそれぞれあるわけじゃないですか。
RYUCHELL先生はそれがTwitterだったけれど、まるこぽおろは仲良い友達に打ち明けることだったり、学校の先生とかかもしれない。でも、どこかにあるって信じているんです!」
RYUCHELL先生「絶対にあります! 僕の場合はなりたい自分見つけて、それが輝ける街、原宿を見つけて、自分が輝ける場所を見つけて進んでいくっていうことはめっちゃ近道かなって思います!」
■ 自分の色
学校でも家でも自分のキャラを作ってる。
心から笑ったのが最後いつだったかとか全然覚えてないし。
とりあえず相手に合わせてる。
私が素直になれるのはトランペットだけ。
おかしいのかな。
fight musicぼーの
女性/15歳/東京都
2018-02-21 18:30
女性/15歳/東京都
2018-02-21 18:30
RYUCHELL先生「全然おかしくないと思うし、そういう風に自分を表現する材料が見つけられなくて、自分がなんなのかっていう考えに至ってない人たちもたくさんいる中で、トランペットだったら自分を出せるって分かっている時点ですごいと思います!」
とーやま校長「トランペット吹いている時が楽しくてしょうがないんだろうし、それを突き詰めていったらトランペットが生涯のパートナーになることだってあると思うよ!」
あしざわ教頭「自分を出せる、唯一のものになるかもしれないですよね」
とーやま校長「それが自分の職業になるかもしれないし、そこから友達ができたり、新しい場所に行った時に”俺もホルンやっているんだよ!”って言われることもあるかもしれない。……ホルンって何だっけ?」
あしざわ教頭「自分で言って迷子にならないでください(笑)」
■ 自分のイロ
今好きなことをやれずにいるから、もっと好きなことをしたい!
今の部活よりもっと違うことしたい…
でも、決断力がなくて、一歩踏み出せないよ(TT)
りゅうちぇる先生 話聞いてーーーーーーーー!
みるけりあ@すくーるおぶろっく
女性/16歳/茨城県
2018-02-21 18:20
女性/16歳/茨城県
2018-02-21 18:20
RYUCHELL先生「ここで辞めるっていうのはワガママなのか、自分の人生に対してのこだわりなのか…悩む時もあると思うんです。でも、10代って後悔したくないじゃないですか!」
とーやま校長「そうだね!」
RYUCHELL先生「失敗も経験になるし、失敗が許される歳だから、どんどん思ったものをやればいいし、後悔のないように! って思っちゃう派です」
あしざわ教頭「失敗してから始まることもあったりしますからね」
とーやま校長「僕らも大人じゃないですか。成人してるもの同士で喋る時に”あの時、あれやっていれば良かったな”って話になることがありますよね」
RYUCHELL先生「僕の中では、10代で自分を表現できて好きな人とも出会えてお仕事にも繋がって…っていうような感じだったので、結果的には良かったなって思うんですけど、10代の時に自分を出せなかった人って大人になった時に空回りしちゃう人もいると思うんです。
だから、10代から自分を出す作業や、自分のなりたい道に進む作業って早めにしておいてもいいのかなって思います」
ここからは、実際に生徒の話を聞いていきます。
とーやま校長「…もしもし!」
Anju. 山口県 16歳 女性 高校1年生
Anju.「もしもし!」
とーやま校長「Anju.は、RYUCHELL先生の新曲のMVもう見たんだね!」
Anju.「見ました! とてもカッコ良かったです!」
RYUCHELL先生「ありがとうございます!」
とーやま校長「直接、感想を聞けることなんてあります?」
RYUCHELL先生「ないです! すごいドキドキ〜! 嬉しいです!」
とーやま校長「Anju.も、自分の色をどうしても出せないことがあるんだよね」
Anju.「はい。私は、中学生の頃みたいにもう一度明るくなりたいな、って思ってます」
RN Anju.は、本当の自分とは全然違う自分で高校一年生を過ごしてきているのだそう。
Anju.「中学校の時は委員長とかもやっていたんですけど、高校では周りが怖くなって、本当の自分が出せないでいます」
とーやま校長「怖くなってしまうきっかけがあったの?」
Anju.「入学したての頃に、ある女の子に変なあだ名をつけられて、それで人が怖くなってしまって。
高校に入ってからなかなか人間関係がうまくいかなくて、それで周りの目が怖くなりました」
とーやま校長「休み時間の間にあの子にちょっと話しかけてみようかな、とか…。そういうのも怖くて行けないことがたくさんあったんだ?」
Anju.「はい! 話したい子もいるんですけど、隣にいる子が怖くて、その子にも喋りかけられないことがありました」
とーやま校長「中学時代の友達が今のAnju.を見たら驚く?」
Anju.「多分そうですね。全然違うと思います」
とーやま校長「じゃあ、中学校の頃のように、みんなを引っ張っていく存在にもう一回なりたいってことか」
Anju.「なりたいです!」
とーやま校長「Anju.はまだ高校一年生だし、まだ卒業までは二年近くあるわけですけど…。RYUCHELL先生、ここでどう気持ちを作って立ち向かえばいいでしょう?」
RYUCHELL先生「高校1年生じゃん。まだ2年もあるからぶっちゃけ挽回は全然全然できると思うんですね!
だけどやっぱり、初っぱなからこういうスタートを切っちゃうと、お先が真っ黒になっちゃうというか、良いように考えていけなくなっちゃうと思うんですね。
僕も高校生になってSNSがきっかけでようやく自分を出せるようになったけど、やっぱり色々言ってくる男子もいたし、廊下ですれ違う時に先輩に色々言われたりもして悔しいな、って思ってたんだ。
でも、僕バイトをしていたので、バイト先の大人に話を聞いてもらったりしていて。学校以外にも自分の居場所があるっていうことが自分の自信にもなったりしたんですね」
RYUCHELL先生「高校生になってようやく自分を出せたけど、居場所はまだ見つからないな、って時にバイト先で話を聞いてくれる人がいたから、”ここに居場所があるから別に学校が全てじゃないや”って思えたんです。
プラス、高2のクラス替えで『マジ神!!』ってくらい超楽しくなって!」
あしざわ教頭「クラス替えで何があったんですか?」
RYUCHELL先生「神メンがめっちゃ集まったんです! ”この子、楽しめてないな”って分かってくれている先生もいるからか、クラス替えで超楽しくなって!
バイト先でも、これまではグチを聞いてもらったりしていたのに、楽しい話ができるようになったし…。この2年間でだいぶ変わると思うな!」
とーやま校長「Anju.の学校はクラス替えあるの?」
Anju.「無いです!」
RYUCHELL先生「最悪じゃん! どうしよう〜! クラス替えがない3年間って経験したことがないんだけど、それってどうなるんだろう? 最初にズッコケたらキツイよね」
Anju.「そうなんですよ! 最初に人見知り出ちゃって。あとマスクをつけていたのが話しかけにくい雰囲気を作っていたのかなって思います」
とーやま校長「そこで流れに乗り遅れてしまって、今もズルズル来てしまっているんだね」
仲が良い友達もいるけれど、自分から話しかけに行くことが少なく、相手から話しかけられるのを待ってしまうのだそう。
RYUCHELL先生「でも、女子が一番仲良くなるのってグチとか文句を言ってる時じゃない?」
Anju.「そうですね!(笑)」
RYUCHELL先生「男子って”これ面白いよね!”とか、”あれ見た?”って感じで共通の趣味で仲良くなるけど、女子って”ぶっちゃけ、次の授業行きたくなくない?”とか、”ああいう話、実は苦手だったんだよね〜”とか。
本音で女子って仲良くなったりすると思うんだ。僕はそういう感じだったかも!」
とーやま校長「例えば、Anju.が『次の授業だるいね〜』ってボソッと言ったりすれば、人としてスキがあるって思われて友達も入って来やすくなるんじゃないかな」
RYUCHELL先生「友達ができないっていうのは自分のこと知らない人が多いっていうことだと思うんだ。
決めつけられるのも悔しいし、高校って楽しもうと思えば超楽しめちゃう場所だから、楽しまなかったらもったいないよ!
どんどん自分を積極的にアピールすることができれば、社会に出ても怖くないと思う!」
あしざわ教頭「さっき校長先生が言っていた『次の授業だるいな〜』って言葉、昔言われたことがあって。
ちょっとヤンキーっぽい雰囲気の友達にそういうことを言われて距離がめっちゃ縮まったんだよね!」
とーやま校長「明日から割り箸くわえて『マジ腹減ったなぁ…』って言ってみるとかね」
あしざわ教頭「ちょっとそれは作り込み過ぎかな(笑)」
RYUCHELL先生「仲良くなりたい人に聞こえるように、椅子座るときに”よっこいしょ…”って言っちゃうとか!」
とーやま校長「じじい的な面を見せるんですね」
RYUCHELL先生「そうそう! ”あの人、人間臭いぞ!”っていうのを醸し出していくのも良いかもよ!」
Anju.「はい!」
♪ color / CHiCO with HoneyWorks
続いては…
オーバーなタコ焼き 山形県 14歳 男性 中学2年生
とーやま校長「14歳ってことは中学何年生?」
オーバーなタコ焼き「2年生です!」
あしざわ教頭「中2高2は……フリーーーーーーダーーーーーーム!!!!」
オーバーなタコ焼き「フリーダーーム!」
RYUCHELL先生「どういうこと…?」
あしざわ教頭「中学2年生や高校2年生は一番自由な時間がある! ということで毎回叫ばせていただいているんです(笑)」
RYUCHELL先生「なるほど!(笑)」
RN オーバーなタコ焼きには、将来なりたいものがあるのだとか!
オーバーなタコ焼き「将来は学校の先生になりたいと思っています!」
とーやま校長「いつくらいから学校の先生になりたいって思っていたの?」
オーバーなタコ焼き「自分は、小学校の時からいじめを受けていて。良くはなっているんですけど、じわじわいじめは続いているんです。
友達にいじめられていることを言えない人が多いんで、学校のいじめを止めたいと思ってこういう夢を持ちました」
とーやま校長「オーバーなタコ焼きは、立派な夢を抱いてるんだね!
しかも、この夢って自分のためでもあるけど、人のための夢じゃないですか。これってすごいですよね!」
RYUCHELL先生「素晴らしいと思います! 正直僕は人にからかわれたり、いじめられたりした時に、”いつか大きくなって見返してやる!”っていう気持ちがすごい強かったんです。
だけど、最近になってようやく”同じ経験してきた人たちがまだたくさんいるんだ。そんなみんなにメッセージを届けたい! って思って歌を始めたんです。
だから中学生の時にそう思えたかっていうと絶対に思えてないと思います。その時点で誰よりも素敵な人だし、神レベルですよね!」
とーやま校長「神!」
あしざわ教頭「そういうことをされたら、人のこと嫌いになってしまってもしょうがないですよね」
RYUCHELL先生「そうそう! それで自分を隠したりしてしまう人もいるし、そういう心境で将来の夢を持てるかどうか。その強さが本当に素晴らしいなって思いますね!」
とーやま校長「例えば、オーバーなタコ焼きは夢のことを親に言うことによって自分で気合いが入るタイプ?」
オーバーなタコ焼き「ちょっとだけ親に言ったことあったんですけど、それがきっかけで関係が悪化しちゃったことがあって。
学校でも進路のアンケートを取るんですけど、そういう経験があるから本当のことが書けなくて…」
自分が我慢すれば…と思ってしまうというRN オーバーなタコ焼き。
先生になるという夢をきっかけにして、自分の気持ちを相手にうまく伝えられたり、
いじめをしている人の気持ちを変えられたら。と思っているのだそう。
とーやま校長「全ての突破口を打ち破るためなんだね!」
RYUCHELL先生「正直、いじめを無くすっていうことはもしかしたらできないかもしれない。大人になってもいじめっていうのは絶対あるから。
ただ、いじめられてる人のそばに寄り添ってあげることはできる。しかも、それをいじめられた経験がある、強い人がそばに寄り添ってくれると本当にありがたいと思うんですよね!」
RYUCHELL先生「だから、先生になりたいっていう気持ちがあるのであれば、自分はこれだけ夢に対して真剣なんだ、って姿を親に見せつけるのが一番だと思うな。
僕も上京する、読者モデルになるって言った時に『絶対ダメ! 東京に上京するなんて絶対許さないよ。あんたはこの島にいなさい!』って超怒られて(笑)
僕、末っ子だから実家に隔離しておきたいぐらいのレベルの過保護な環境で育ったんです。
でも、高校生活の中でバイトして、目の前にお金を出して『何を言われてもこれで上京します』って言ったの。行動で見せたんですね。
行動で見せつけることによって、ようやく気づくことってすごくあると思います。
だから、先生になるために国家試験を受けるので、これだけ勉強してます。この大学を目指してます。っていうのを行動で表す!
やっぱり、親は心配が強いから、行動で示して”うん”って言わせるようにしましたね」
とーやま校長「オーバーなタコ焼きは、戦わなくてもいいものとも戦わなきゃいけない状況の中、めっちゃ辛いと思うんです。
でも、オーバーなタコ焼きにはなりたい自分があって、出したい色がある! その先には助けたい人がいる!
抽象的かもしれないけど、お前は光っているものを持ってるから!」
RYUCHELL先生「そうだと思う! だって、じゃあ自分もいじめようって人たくさんいるもん! その中でこういう風に思えるって本当にかっこいいよ!」
とーやま校長「胸を張っていいところだから。それを大事にしていこう。大事に大事にずっと持っていよう!」
オーバーなタコ焼き「ありがとうございます! 今まで、こういうことを人前で言えなかったので、すごくスッキリしました!」
RYUCHELL先生「頑張ってね!」
オーバーなタコ焼き「はい、頑張ります! したっけね〜!」
とーやま校長・あしざわ教頭・RYUCHELL先生「したっけね〜!」
そして、本日も黒板の時間になってしまいました。
本日はもちろん、RYUCHELL先生に書いてもらいました!
『 自分の色は、変えてもOK! 』
RYUCHELL先生「自分の色を大事にしよう、自分の色を見つけようっていう話をずっと今までしてきたじゃないですか。
だけど、自分の色を見つけたけど、こういう風に変わっていきたい! って思うのは自然なんです。
僕も、高校生の時に思い描いてた自分の色と、今将来に向かって歩み出してる自分の色は全く違うんです。その時に進むべき道を見つけ出し続けていかないといけないんです。
だから、今自分がなりたい色を見つけて、”その夢が叶いました!”ってなったら、明らかに全く違う色になってると思います。
次はその色になっていこうという風に、夢を持ち続けないとキラキラしないと思うんです!」
RYUCHELL先生! 今日は本当にありがとうございました!!
【FAXイラスト】
RN Hz先生の弟子
RN ふてふてりんご
RN なつめぐ
RN ナガヲザキ
RN さきっちょ
RN ヨッピシー
RN 智薪
RN おーさか生まれのねこ
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【逆電リスナー】
Anju. 山口県 16歳 女性
オーバーなタコ焼き 山形県 14歳 男性
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【本日の放送部員】
しゃべるかー 神奈川県 17歳 女性
⇒radikoタイムフリーで聴く!
⇒放送部についてくわしくは【 コチラ 】
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【オンエアリスト】
22:07 Hands up!! If you're Awesome / RYUCHELL
22:25 エキセントリック / 欅坂46
22:32 夜明けの孤独 / 平手友梨奈(欅坂46)
22:48 Hands up!! If you're Awesome / RYUCHELL
23:14 Love me, Love you / Mrs. GREEN APPLE
23:39 color / CHiCO with HoneyWorks
23:53 Hands up!! If you're Awesome / RYUCHELL
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真摯に生徒と向き合うRYUCHELL先生の眼を見て、更に好きになりました。
また来て下さい!
校長のとーやま
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RYUCHELL先生の話を聞いた上で曲を聴くと、より伝わってくるなぁ・・・。
教頭のあしざわ
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