EARTH × HEART LIVE 2014 スペシャル！

2013.12.16

生放送教室

『人生最後の』
　
ある生徒からこんな書き込みが届きました!!

■ 今日は
人生で最後の体育でした（；＿；）もう体操服を着ることがないって考えると少し寂しいです(*_*)それなのに私は体操服を忘れて人生最後の体操服の瞬間をのがしました(°_°)(←どーでもいい)これから卒業までいろんな事に「最後の」って付くので後悔しないように全力でやっていきたいです！（＾ω＾）

だっとブル
女/18/福岡県
2013/12/16 18:31

　
とーやま校長「やっぱり気にしてた？」
　
よしだ教頭「気にしてましたね。学校行くときも“これが最後の通学路か”って思ったり、中３でももしかしたら制服を着るのも最後かもしれないですしね」
　
とーやま校長「事前に一回は気にしておいたほうがいいかもね。まだケンカした友達と、ちゃんとまだ謝れてないやつ、ちゃんと時間を見つけて仲直りしてほしいな！」
　
SCHOOL OF LOCK! 本日も開校です！
　

今夜の授業は……！
　
「 EARTH × HEART LIVE 2014 スペシャル！」
　
TOKYO FMが4月のEarth Dayにおくる、地球環境をテーマにしたLIVE、EARTH×HEART！
前回は、この学校の警備員flumpoolが、台湾のバンド、Maydayと対バンしたんだけど…！
　
EARTH × HEART LIVE、次回の開催が決定！
　
『EARTH × HEART LIVE 2014』のテーマは“グリーンネシア”！
地球を緑の星にするべく！アジアの森から、未来を考えていきます！
一番身近な仲間、アジアの人々と音楽で手をつなぎ、地球環境の未来の鍵を探す。それが、今年のテーマです！
　
今回の開催は、4月21日！東京国際フォーラム！
　
今回のLIVEは、国境のない、環境についてのメッセージを、アジア各国と分かち合うべく！
『TOKYO FM EARTH × HEART LIVE Project』と題し、日本のアーティスト2組が、アジア各国のバンドとともに、韓国、シンガポール、台湾を巡る、LIVEサーキットを開催！
そのフィナーレが、来年の4月21日！
　
今回の出演アーティストは……！日本からは、2組！
　
一組目は…… このアーティスト！
SCHOOL OF LOCK!のロックの講師！ ASIAN KUNG-FU GENERATION！
　
もう1組のアーティストは……！
ストレイテナー！
　
今回は、アジカン先生とテナー先生の対バン！
さらに！韓国から参加！地元の4ピースバンド！ Nell！
　
そして、台湾からも参加！
3ピースバンド！ TIZZY BAC！
　
アジアを巡るLIVEサーキットは、今月からスタート！
今月17日が韓国！ 20日がシンガポール！ 22日が台湾！
　
『EARTH × HEART LIVE 2014』！このチケットのWEB先行予約を、SCHOOL OF LOCK!の生徒限定で、受け付けることにしたぞ！
　
さあ、たった今から！『EARTH × HEART LIVE 2014』の公式サイトで受け付けスタート！
『アース・バイ・ハート』！カタカナでも大丈夫！検索して下さい！
　
改めて、開催日時は、来年の4月21日月曜日！夕方5時開演の6時スタート！
チケットは、全席指定5,800円！コチラのサイトでの先行予約は、今週木曜日の夜11時まで！
　

　
今夜は、明日の韓国公演に向けて、
既に現地にいる、アジカン先生とテナー先生に電話をつないで、色々な話を聴かせてもらうぞ!!
　
まずは…もしもし～!!
　
ホリエ先生「もしもし～!ストレイテナーのホリエです！」
　
とーやま校長「ホリエのアニキ！アニョハセヨ～！」
　
ホリエ先生「アニョハセヨ～！」
　
出てくれたのは、ストレイテナーのホリエアツシ先生!!
　
今年の夏の生放送教室ぶりです!!
　
『EARTH × HEART LIVE 2014』韓国公演、改めて宜しくお願いします!!
　
とーやま校長「韓国にはいつ着いたんですか？」
　
ホリエ先生「今日の昼に着きました!!」
　
実は沖縄よりも近い位置にあるという韓国!!
時差も無くて、日本と同じ時間を韓国の時計も指しています!
　
とーやま校長「何か食べました？」
　
ホリエ先生「サムゲタンを食べましたね～！美味しいですよ！」
　
水炊き鍋が好きだというホリエ先生！
韓国を楽しんでいますね～!!
　
今まで、韓国でライブをしたことはあったんですか？
　
ホリエ先生「4年前にアジカンと一緒だったんですけど、『VALLEY ROCK FESTIVAL 2009』に出たことがありましたね」
　
とーやま校長「どうですか？日本とやるのと違います？」
　
ホリエ先生「そうですね、中身は変わらないんですけど、やっぱり反応、国民性みたいなものが違って、前回は熱がこもったライブをやったんですけど、その熱がどんどん上がっていって最後には、拍手とアンコールが鳴りやまないライブになったんです。熱が伝わりやすいのかなって思いました！」
　
今回はアジカン先生の他に韓国4ピースバンド Nellが参戦してくれます！
　
ホリエ先生「一度、動画でみたんですけど、歌をきれいに聴かせるバンドです！」
　
ストレイテナー先生と同じで、キーボードのアレンジがポイントの事!!
　
とーやま校長「EARTH × HEARTはアジアがテーマなんですけど、バンドとしてアジアを意識することはありますか？」
　
ホリエ先生「意識するってことはないんですけど、韓国のK－POPに刺激を受けることがあるんですね。単純に音楽でアジアが繋がっているなって思っています」
　
ここまで、電話でたくさんの質問に答えてくれたホリエ先生!!
ちなみに今は韓国のカフェにアジカンのゴッチ先生といるそうです!!
　
2人でコーヒーを飲みながら韓国の夜を楽しんでいるんですね～！
　
最後に来年4月21日に国際フォーラムに観に来る生徒に向けてメッセージをお願いします!!
　
ホリエ先生「国際フォーラムは音がとてもきれいに響くんです。そこでアジカンやNellも含めて“アジアって結構来てるんだ”って感じてほしいです!」
　
ホリエ先生、電話ありがとうございました!!
明日のライブぶちかまして下さい!!
　　

　
続いて、電話を繋いだのは…!!
　
ゴッチ先生「アジカンの後藤です！」
　
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのゴッチ先生～!!!
　
今は韓国のカフェに、ホリエ先生と一緒にいるんですよね！
　
ゴッチ先生「そうなんですよ！僕、電話がニガテなんでメールが良かったんですけど…(笑)」
　
よしだ教頭「声が聴きたいんですよ！」
　
カフェでアメリカンな極北のコーヒーを飲んでいるというゴッチ先生！
今回の『EARTH × HEART LIVE 2014』改めて、よろしくお願いします!!
　
ゴッチ先生「こちらこそ、こんなイベントに参加させて頂いてありがとうございます！」
　
今回で、韓国でライブを行うのが5回目だというアジカン先生！
今はどんな気持ちですか？
　
ゴッチ先生「今まで、韓国でライブをやってきた中で一番大きなライブハウスなので、お客さんが入るか心配しています…(汗)」
　
今回の会場となるライブハウスは約2000人規模。
予想していたよりも大きくホリエ先生と一緒にビックリしたそう!!
　
とーやま校長「今回一緒にやる、Nellについてはどんな事を思ってます？」
　
ゴッチ先生「韓国で初めてライブをやった時、ライブのバックヤードで話しかけてくれたのが、Nellのメンバーだったんです。その時にCDをもらって、聴いたときは静かなバンドだったんですけど、最近の曲を動画で聴いたら結構激しくなっていましたね！」
　
今回の対バン相手、Nellが好きだったというゴッチ先生！
韓国で初めて知り合ったバンドと対バンをやるって何か運命みたいなものを感じますね！
　
とーやま校長「最近アジアって色々な問題を抱えているじゃないですか。そういった中で、音楽ってどんな役割を持っていると思いますか？」
　
ゴッチ先生「民間レベルで、市民レベルで交流が深まれば、国の関係もよくなっていくと思います。一人の人間として、つながりが増えていったらいいと思う。そうやって未来に向けて良い関係を築いていくのが一番いいのかな。実際に会ってみたら、みんな良い奴で、言葉が通じなくてもボディランゲージで通じ合って、色々なお店を紹介してもらったんです！本当に良くしてもらってます」
　
とーやま校長「良いライブになるのは間違いないと思うので、僕らもここから気持ちが届くように念じています!!」
　
ゴッチ先生「はい！ありがとうございます！念じておいてください！」
　
とーやま校長「来年の4月21日に国際フォーラムで待ってます!!」
　
ゴッチ先生「僕らもパワーアップしておくので待っていてください！」
　
生徒のみんな気持ちは届ける事ができる！
明日、韓国でライブが行われている事を心に留めておいてほしい。
　

　
ここからは、普段、あまりこの学校ではやらない環境についての授業をやっていく！
そして環境のことについて教えてくれる講師の方を呼びました！
生放送教室には、 NPO法人グリーンズ理事の小野裕之先生の登場です!!

　
NPO 法人グリーンズ理事　小野裕之先生
　

　
小野先生「よろしくお願いします!!」
　
今夜はよろしくお願いします!!
　
とーやま校長「まずはNPO法人グリーンズでは、何をやられているんですか？」
　
小野先生「キャッチコピーが“欲しい未来はつくろう！”で、待っているだけじゃこない、自分達で作っていこうというものですね。世界中の社会問題、今回なら環境問題について自分達のクリエイティブなアイディアを出して、解決に向かうように活動してます！」
　
現在、メールマガジンで様々な活動を紹介しているそう！
このメールマガジンの編集長は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのゴッチ先生が携わっている「THE FUTURE TIMES 」の創刊号で、ゴッチ先生と一緒に対談されていたんだって！
実はSCHOOL OF LOCK!とは身近な関係だったんだ！

　　
とーやま校長「今回、アジアがテーマになっているんですけど、アジアで行われているか活動にはどのようなものがあるんですか？」
　
小野先生「例えば、スリランカで活動している日本人が立ち上げたものに、「ぞうさんペーパー」があるんです」

　
ぞうさんペーパーは材料にゾウのウンチが使われている紙の商品なのだが、なぜゾウのウンチを使用することになったのかというと…
　
小野先生「ある村ではゾウが里に下りてきて、民家を壊したり、人に踏んでしまったりしていたんです。ゾウが里に下りて来たのか原因を探るとそれは森を切りすぎてしまったためだったんです」
　
ゾウの生きる場を守ろうと森林伐採を止めればいいのだが、スリランカでは、生活のために木を切らざるを得ない人々が大勢いる。
そのため、森を守ること、ゾウを守ることがお金になる仕組みをつくる必要があった。
　
そこで注目されたのが、ゾウのウンチ！
　
ココナッツミルクを搾り取った後に残るカスとゾウのウンチから作られており、メモ帳や絵を空くための紙として、動物園を中心に世界中で販売されているんだって!!

　
よしだ教頭「ゾウを守れば守るほど生産性が増して、森を守ることにも繋がるんですね」
　
小野先生「はい！それが民家や人を守ることにも繋がるんです！」
　
他にも中国では、
大気汚染のレベルを調べるために、凧に計測する機械を取り付けたものを、各地で飛ばしてデータを集める活動が行われているんだって！
　
小野先生「仕組みとしてはシンプルですけど、発想の転換ですよね」
　
とーやま校長「何か面白いですね、遊びの延長みたい！」
　
小野先生「自分が楽しいと思ったことが、考え次第で解決につながる問題がたくさんあるんです。凧を上げたら楽しい、ゾウと仲良くなれたら楽しいとかから考えて、新しいひらめきが問題を解決していくんですね」

■ 質問です！
私たちにできることって何ですか？

いかのにな
女/16/秋田県
2013/12/16 23:39

小野先生「例えば、サッカーが好きだったら、サッカーを一生懸命やればいいし、ネットが好きだったら、ネットをやればいいと思います。それに環境問題とかを掛け算するようにしてアイディアを考えるようにする。“サッカー×環境問題”“サッカー×高齢化社会”とか」
　
好きじゃないと続かないし、続かないと解決する前に終わってしまう。楽しいことがプロジェクトになっていって、他の人も巻き込んでいく形になっていく。でも実際は自分が楽しいことをやっているだけなんですね」
　
とーやま校長「たしかに環境問題とか考える時に何か重い物を背負う感じがしてしまうんですけど、そんなに重く考えなくていいんですね」
　
小野先生「森林伐採と環境問題だと、そう捉えがちなんですけど、もっと身近に考えて、森林が減っている事について、サッカーを通じてできる何かを考えるんです。その先にキラキラしたアイディアがあってそれがきちんと回っていけば、なくてはならないプロジェクトになって現地の人に感謝されるようになる。それがまた楽しいんですね！」
　
とーやま校長「音楽が好きなやつにとっては、この『EARTH × HEART LIVE』がまずきっかけになるんですね」
　
あっという間に黒板の時間となりました！
本日は、小野先生に書いて頂きます！

　

　
『ほしい未来は“君の手"でつくろう!! 』
　
誰かから言われてやるのではなくて、
自分が心から気持ち良いなって思う環境、
大切な人を含めて、望む未来を“欲しい”と表現して、
　
自分の中から、純粋に浮かび上がるくる気持ちに、少し視野を広げて、目線を上げて未来までちゃんと欲しいものを考える。
　
そして、何かが変わるとき、変えるの反対には変えられる人がいて、大きく変えようとすれば反発が起こる。
だから小さなものを少しずつ、やっていくことが大事で、
だんだんブロックを積み上げていくように価値観を広げていことが大切です。
　
自分の欲しい未来を自分の手で、作っていく人をグリーンズが応援していきます！　
　

■ ありがとうございます！
好きなことをやるっていうことが大切なんですね！私は難しいことをしなければいけないのかと思っていました。私は音楽を聴いたりするのが好きなので音楽を聴いていきます。今回の授業は参考になりました。ありがとうございましたっ!!
　
いかのにな
女/16/秋田県
2013/12/16 23:47

とーやま校長「うん、楽しむことから始めてみるってことでいいですか？」

小野先生「入口はそこでいいと思います！」

とーやま校長「そこから小さくても積み上げていくことが大事なんだね！」
　