掲示板逆電！

2014.02.04

生放送教室

　
『とても寒い』
　
とーやま校長「どうしちゃったんだろうね！昨日は暖かくて、上着を脱いでもいいと思ってたら、今日は東京でも雪が降っていて」
　
よしだ教頭「明日も気温が全国的に低くいみたいですね」
　
とーやま校長「でも寒いと少しだけテンションが上がってしまうんだよね。シンとしてつんざくような寒さが北海道を思い出すんだよね～」
　
よしだ教頭「わかる、自然にいじわるされている感じ」
　
とーやま校長「いや～そう思わないけどな」
　
よしだ教頭「あれ？(笑)」
　
とーやま校長「でも、受験生は風邪にマジで気をつけて!!薄着はダメよ！手洗いうがいをしてください！」
　
SCHOOL OF LOCK!本日も開校です！
　

　
★ここで、SCHOOL OF LOCK!からお知らせ!!★
2月24日(月)に「花とゆめ」で連載中の作品「覆面系ノイズ」の作者、
福山リョウコ先生生放送教室に来校！
　
しかもなんと…福山先生からイラストが届いたぞ！
　
福山リョウコ先生は、「悩殺ジャンキー」「モノクロ少年少女」などの作者！
Perfume研究員のあ～ちゃんが、オススメマンガとして生徒にオススメしていた先生です!!
　
明日発売の「花とゆめ」に、このSCHOOL OF LOCK!来校の事も載ってるらしいぞ！是非チェックしてくれ！！
　

今夜の生放送教室は…我が校のスタンダード授業！
　
「掲示板逆電！」
　
SCHOOL OF LOCK!の学校掲示板はキミの教室。
キミが普段言えない事、悩んでいる事、楽しかった事、みんなと共有したい事、学校掲示板に書き込んでくれ！
今夜も生徒と話していきたい！
　
もし掲示板に書き込めないって生徒がいたら、校長・教頭へのメールってところがあるから、そこから送って下さい。
皆さんからのメッセージ待ってます。
　

　
今日は我が高のスタンダード授業掲示板逆電！
まずは学校の事でメールをくれたこの生徒に逆電をする。
　
祭り娘　新潟県　14歳　女
　
よしだ教頭「どうだ中２は？」
　
祭り娘「あんまり楽しくないです」
　
よしだ教頭「もっと楽しくしてあげますよ」
　
祭り娘「ありがとうございます」
　
とーやま校長「メールありがとう。今、学校で無視もされてるんだって？これはいつぐらいから？」
　
祭り娘「去年の夏くらいに、いつも一緒にいた4人グループの1人から無視されるようになって、原因がわからなくて、その子に聞いたんです。そしたら相手も“わからない”って言われて」
　
よしだ教頭「相手にも“わからない”って言われたのか」
　
祭り娘「はい、その後に“性格が嫌いだからもう一緒にいれない”言われて」
　
とーやま校長「結構、バツっと言われたな…」
　
それからは、一緒にいたグループから離れたという、RN 祭り娘。
今まで部活ではそのグループでいたので、居場所がなくってしまった感じているそう。
周りに話しかけたくても怖くて話しかけることができないそう。
　
とーやま校長「それが今まで来ちゃってると…」
　
祭り娘「はい」
　
よしだ教頭「4人のうちに1人に言われたけど、2人には言われてないんだろ？他の2人は？」
　
祭り娘「他の1人に言ったら、“無理かもしれないけど一緒にいたい”って言われたんです」
　
とーやま校長「その子とは喋れてるの？」
　
祭り娘「全然喋れてないです。でもその嫌いって言った人と影響されてたのか喋ってこなくて」
　
とーやま校長「なんか、その嫌いって言った子は力を持ってる感じか？」
　
祭り娘「はい…」
　
よしだ教頭「“性格が嫌い”って言っても、“もっとココ直してよ”って言ってほしかったよね」
　
今は学校のクラスでも喋れる人がいなくて、男子にも色々言われているが、先生にも相談しづらく、親にも心配をかけたくないので話せないそう。
　　

　
とーやま校長「そうか、そのグループとはもう一回仲良くしたいって思ってるの？」
　
祭り娘「したいんですけど、もう無理かなって。ここまで言われたら…」
　
とーやま校長「そこに合わせて性格を変えようとは思わない…？」
　
祭り娘「はい」
　
とーやま校長「まあ、それもいいんじゃないかと思う」
　
祭り娘「でも…喋りたいです。今年の夏で引退なので、良い感じで終りたいです」
　
自分から喋りたいと思っているが、怖くてなかなか行動に移すことができないでいる…。
　
とーやま校長「祭り娘が良い感じで終わらせたいって思ってるならここが勝負時だな」
　
祭り娘「はぁ(ため息)……」
　
よしだ教頭「そんな大した事じゃないよ。自分の性格は自分でどう思ってるの？」
　
祭り娘「わからないです」
　
よしだ教頭「今、少ししか喋ってないけど、祭り娘はさっぱりしていて自分の考えを持っていて、自己主張もできる子だと思った」
　
無視され始めた最初、自分から“なんで？”って聞くことができたというのはすごい事だと言ってくれた、よしだ教頭。
　
中3になったらクラス替えがあるが、部活では顔を合わせていくことになる。
　
とーやま校長「これはどこかで歯を食いしばっていくしかいない。向こうは人数的にも優位だから、向こうから動きがあるとは思えない。でもこのままじゃどんどん距離は離れていく。それを詰めていくのがお前自身だと思う」
　
もし、いかなかったらきっと一年後に今よりも後悔してしまうと言う、とーやま校長。
　
とーやま校長「一度、学校掲示板を見て、みんなの意見を聞いてみよう。その後にまた話そう」
　
祭り娘「わかりました」
　

　
一度、学校掲示板書き込みを見てから、改めて話してみることに。
　
とーやま校長「掲示板には色んな意見が書かれてたけど、見てどんなこと思った？」
　
祭り娘「“行動しないといけない”って思いました。思ってるだけじゃダメだって…」
　
とーやま校長「いいよ。俺も色々考えていて…。もし俺がお前だとして、1回聞いてるのに、もう1回“なんで？”って聞くっていう体力の必要たるや。きっとお腹も痛くなって、学校にも行きたくなくなると思う。それでも聞かなきゃいけないのが今なのかなって思う」
　
祭り娘「はい…」
　
とーやま校長「それでその子達に何を言うかだけど、“なんで嫌いなの？”ってもう一度聞くのもいいけど、ここは“キミともう一度話したい”って言うだけでもいいと思う。答えがかえってくるかわからない。でも本当の気持ちをシンプルに伝えるだけでいいじゃないかな。お前は話したいけど、理由がわからないじゃん。これで言っても何も反応がなかったら、そういうやつらだって割り切きろう。クラスの30人、他のクラスだってたくさん人がいる。その4人がすべてであってすべてじゃないからね。まだ後一年ちょっとあるから、クラス替えで新しく会ったやつに話しかけてみるとかね」
　
祭り娘「あ～、なるほど」
　
よしだ教頭「祭り娘は“行動しなきゃいけない”って言ってたけど、具体的にどう行動しなきゃいけないって思ったの？」
　
祭り娘「…わからないです」
　
よしだ教頭「そっか…。俺も理由はもう一度聞いた方がいいと思うんだ。それで、“祭り娘のここが嫌だ”って言われるかもしれない。でもそれは直してもいいし、直さなくてもいい。でも気持ちを伝えても何も意味が無かったら、そのグループはいいじゃないかな。そのグループに固執する必要はないよ」
　
とーやま校長「何かしなくちゃって思うってことは、“今のままじゃいけない”って思ってるってことだよね。もう一回言ってみるのは、イヤだし、キツイと思う。でも言ってほしい。当たった方がいいよ。もう一度」
　
祭り娘「そうですね」
　
とーやま校長「いくしかないよ。いきなり“明日いこう”とは言わない。でも早ければ早いほど良い。大丈夫、大した事じゃないよ。ただ正直にウソ無く言ってこい。ダメならまた逃げていい」
　
祭り娘「はい」
　
とーやま校長「力を込めなくてもいい、ふわっと行ってこい」
　
祭り娘「はい、ありがとうございます」
　　

　
RN 祭り娘との話を聴いて、みんながそれぞれ想った事、RN 祭り娘に伝えたい事を掲示板に書いてくれました。

僕も同じようなことがありました！性格がうざいって言われて、けっこうショックでした。はじめは話すことが怖かったけど、あいさつだけでもしたり、いつも笑顔でいるように心がけたりしてたらだんだん周りの人と話せるようになりました！最後にはその人とも話せるようになって今では最高の友達です！祭り娘さんも、あいさつだけでもした方が絶対いいと思います。
　
ぱつきん 2世
男/15/島根県
2014/02/04 22:54

とーやま校長「最高のまでいけちゃうだよね。それも自分からやろうと思ったわけでしょ。別に周りから言われたわけじゃないんだもんな…！」

■ 校長!読んでください!まつりむすめちゃん！
すごく、気持ち、分かる。まつりむすめちゃんのメールが読まれた瞬間、泣いてしまいました、恥ずかしながら(笑)。私も同じことを何回もされてきたから。つらいね、私も同じ状況だった。離れたグループも部活の中だったし、私の場合部活の全員＝グループだった。悪口もいわれたし、部活でも孤立したし、先生にも頼れなくて…。私が、そこから救われたのは、先生に話したから。人に影響されて友達をやめる人なんて、まつりむすめちゃんには不釣り合いだよ。まつりむすめちゃんには、もっといい友達ができると、私は思う。そういうことをする子より、されてる子の方が、優しいの。人の気持ちが分かるの。無理なんてしなくて良いよ、ここに書き込んだらいいよ。だから、１人で苦しむのだけは、やめてほしい。
　
**由衣**
女/18/兵庫県
2014/02/04 22:47

とーやま校長「そうだな。これで色んなことが見れるようになっただろうし…」

■ その気持ち分かる
僕も、いじめられっ子だ。今もはっきり言って「つらい」。学校を辞めようと思った。でも、一人でもいいから人生に一度の学園生活を楽しもうと思って、頑張っている。だから、自分から話しかけた。今しなきゃ、絶対後悔する。これ以上つらいことは、ない!ちょっとづつでいいよ。

マニアの塊
男/16/岡山県
2014/02/04 22:52

とーやま校長「いいね。人生一度切りの学園生活。どんだけキラキラしてるんだ。どれだけ人をヒリヒリさせるんだお前の言葉は。怖かっただろうに、ちゃんと行くって決めて。そこでちゃんと闘って。傷もできたはずだ。でもちゃんと勝ってここに書き込んでくれている。ありがとう」
　
それでは黒板の時間です。

　
『動かない方がつらい』
　
やっぱりそう思った。
行かなきゃいけないって思っていて、体が動かないってことがあると思う。
つらいよ、今が。重いよ、体が。
　
でもぶつかっていった方が全然違う。
ぶつかることは痛いし誰かとぶつかって、ケガもする。
でもその痛みは治るんだ
　
でも何もしないでいる痛みは、原因がわからなくて誰にも治せない。
　
だから、答えはわかってるから、
動いたほうがいい。
　
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【FAXイラスト】