掲示板逆電！

2013.01.28

生放送教室

『教室』
　
この学校の“教室”は、ウェブサイトにある学校掲示板。
　
いつもラジオだけ聴いているという人は、一度見てみてほしい！
　
生放送授業が無い時間も、24時間、この場所に沢山の生徒が集まって、いろんな話をしています！
　

今夜の授業は、“掲示板逆電”。
わが校の“教室”である、学校掲示板に書き込みをしてくれた生徒に、直接話を聴いていきます。
　
受験のこと、学校のこと、友達のこと、家族のこと…
書き込む内容は、何でも大丈夫。
　
書き込んだ内容を他の生徒に見られたくない場合は、メールでも大丈夫です。
　

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■ 話を聞いてほしい！
昨年は保健室登校が多く、欠席も多かったもかみるくです。やっと、週に三回ぐらい授業に行けるようになりました。保健室登校になった理由は、病気なんですけど、たまに授業に行くとわたしのことを悪く言う人達がいるんです。やっとここまで来たのに、その人達がいるって思うと、教室に入るのが怖いです。どうしたら、強くなれますか？
　
もかみるく
女/16/長野県
2013/01/28 12:36
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とーやま校長「いつくらいから学校に行けなくなっちゃったんだ…？」
　
もかみるく「11月くらいからです」
　
よしだ教頭「それまでは普通に行けてたの？」
　
もかみるく「行けてました」
　
とーやま校長「それで、11月くらいに病気にかかっちゃって、それから行きづらくなったのか…」
　
もかみるく「そうなんです。長期休みをしちゃって…。冬休みが明けたら行こうと思ってたんですけど、怖くなって行けなくなっちゃって…」
　
とーやま校長「言える範囲でいいんだけど…書き込みにある“悪く言う”ってどういう感じ…？」
　
もかみるく「陰口みたいな感じなんですけど、私には聴こえてるし、陰で言うならもっと上手くやってほしいです…」
　
よしだ教頭「そういうことを言ってるのは、女子…？」
　
もかみるく「男子です」
　
よしだ教頭「男子か!! けしからんな！連れてこいよ！(怒)」
　
勇気を振り絞って、週に3回くらいは授業に行っているというRN もかみるく。
でも、RN もかみるくが学校に来られない理由を知らない男子に、「何で毎日来ないの？来れるじゃん」というようなことを言われてしまう…。
　
とーやま校長「もかみるくが勇気を出して“体調が悪くて、あまり来られないんだよね”ということを言えたりはする…？」
　
もかみるく「あんまり関わりたくないというか…言うのも怖いなと思うし…」
　
よしだ教頭「説明するのも面倒くさいしね」
　
もかみるく「そうですね…。それでまた何か言われるのも嫌なので…。
4月のときはすごく仲が良くて、めっちゃいい人だと思ったんですけど、急にそうなっちゃったから…」
　
よしだ教頭「そうなったキッカケは、あまり明確じゃないの？」
　
もかみるく「その人と付き合ってたんですよ…」
　
とーやま校長「高校に入ってから？」
　
もかみるく「はい…。それで、向こうが二股してたんですよ。それに気づいて別れました。その後くらいから全く話さなくなったんですけど、悪いことを言ってくる感じでもなくて…。でも、体調が悪くなった後、教室に帰ったら、なぜか色々言われてる状態になってて…」
　
とーやま校長「そうか…。どこで歪んだんだろうね…」
　
よしだ教頭「フラれたのが悔しかったのかね…」
　
とーやま校長「元々は恋人だったわけだろ？シンドイ思いをしてぶつかった結果、よりモヤモヤした気持ちが残ることもある。でも、言ってよかったなと思うし、言ってなかったモヤモヤと、ぶつかった後のモヤモヤは、全然違うモヤモヤだよ。
元々好きだった人が嫌なヤツだったら、すごく嫌じゃない？だから、それをもかみるくが止めてあげなきゃだめなのかなと思う。だから、こういう理由で来られなかったんだよって俺は言ってほしいね」
　
もかみるく「その後が怖いんですけど、そこは考えずに…？」
　
よしだ教頭「考えずに、でいいと思うけどな」
　
とーやま校長「どっちに転ぶかわからないけど、それを考えたら、これから生きていく上で何もできなくなっちゃうと思うんだよね。毎日何が起こるかわからない状況じゃん。いつも通りの日常がやってくるとは思うけど、何が起こるかはわからない。それをわかった状態で進めることは、まあ無いと思うんだよね」
　
よしだ教頭「そういうことを考えちゃうのはわかるけど、考えながら人付き合いをしていくと、この先、だんだんとテクニックで人付き合いをしてしまうかもしれないよ」
　
もかみるく「はい…。言ってみます」
　
とーやま校長「うん。そのほうが俺はいいと思う。
お前には、周りに友達がちゃんといるんだから、頼っていいんだよ」
　
もかみるく「はい」
　
とーやま校長「明日学校に行くんだろ？」
　
もかみるく「行きます」
　
とーやま校長「大丈夫だよ。ちゃんと思ってることを告げて来い。その一言で、お前は強くなれる！」
　
もかみるく「はい！」
　

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■ 進路
どーしても諦められない夢があるんです。小学校からずっと憧れてたんです。でも親からも学校からも反対？されてるんです。それ以上に好きな事なんてないと思うぐらいなりたかったことなんです。目標を失った私はこれから何を目標に頑張っていけばいいのかわかりません。泣
　
あずぱんまん
女/17/三重県
2013/01/28 22:38
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RN あずぱんまんの夢は、犬の訓練士になること。
でも、進路のことを先生に相談したら、否定されてしまった…というRN あずぱんまん。
　
あずぱんまん「訓練士になるために、専門学校に行きたいって言ったら、“訓練士になる人はほとんど少ないし、ほとんどの人が途中で辞めてしまう。訓練士になれたとしても、給料が安いから、あまりおすすめしないよ”って遠回しに否定されたんですよ。それに、一応進学校だから大学に行ってくれ、と…」
　
とーやま校長「うん…。それで、親にも反対されてるのか…？」
　
あずぱんまん「はい。親の知り合いで訓練士さんがいて、その人に聞いたら、先生と同じことを言われたらしいんですよ…。そんな道に進むよりは、他の道に行ったほうがいいんじゃないかって言われて…」
　
とーやま校長「書き込みを見た段階では、すごく優しくない大人たちだなと思ったの。でも、今話を聞いたら、あずぱんまんのことを思ってくれてるんだよな。自分の教え子だし、自分の娘だし、幸せな人生を送ってほしいというのがまず1つあって、結果そう言われてるんだと思うんだ。だから、“絶対にそうさせない！”って嫌な感じで言われてるわけではないよね」
　
あずぱんまん「はい」
　
とーやま校長「そもそも、何で犬の訓練士になりたいの？」
　
あずぱんまん「元から親が犬好きで、家でもずっと飼ってるんですよ。それで、盲導犬の番組を見ていたときに、“自分もこんな風に人の役に立てたらな”と思って。“犬と一緒に仕事ができたら一番いいかな”と思ったんです」
　
とーやま校長「うん。書き込みに“目標を失った”って書いてあるけど、俺は失う必要はないと思う。これだけなりたいものって、なかなか見つからないよ」
　
よしだ教頭「何がしたいかわからないから、とりあえず高校や大学に行くという人も多いですしね」
　
とーやま校長「そう。俺は、訓練士になってほしい。高校を卒業したら、専門学校に行ってほしい。給料は少ないかもしれないけど、そんなことよりもまず、そこに向かって行ってほしい。
親に“本当にこうなりたいんだ”ということは言えてない…？」
　
あずぱんまん「はい…」
　
とーやま校長「一回ちゃんと話さないとだめだね。お金のこともあるし、自分1人じゃ大変なことだから、絶対に親の協力もいるからね。この理由で諦めてしまうのは悲しいな…」
　
よしだ教頭「そうだよ。親にちゃんと言うべきだよ」
　
とーやま校長「もちろん、親はお前のことを考えて言ってくれてるけど、まず“お前の人生”なんだよな。それに、どれくらいの気持ちを持ってるのかも、もしかしたら親に伝わってないのかもしれないから、それをわかってもらわないといけないと思う。そのためには、ちゃんと話すことが必要だよ。
それでも親にだめだと言われたら、体を張ってでもやるしかないと思う。それぐらいなりたいか？」
　
あずぱんまん「なりたいです」
　
とーやま校長「うん！その、自分の中にあるものに、ウソをついてほしくないんだよ」
　
よしだ教頭「本当になりたいのかどうか、ちょっと試してるのかもしれないしね。一回そういう情報を入れておいて、それでも娘は“なりたい”と言うのかどうか」
　
とーやま校長「簡単な道ではないから、すんなり行けるわけではないということを、教えてくれてるのかもしれないな。訓練士になるための、1個目の試練なんじゃないか？」
　
よしだ教頭「そうですね。これを乗り越えたら、訓練士の訓練も耐えられるかもしれないですね」
　
あずぱんまん「あぁ…！1回、説得してみます」
　
とーやま校長「うん。思ってることを正直に言えばいいよ」
　
よしだ教頭「“説得しよう”よりも、“自分のやりたいことを伝えよう”だよ？」
　
あずぱんまん「はい…！」
　
とーやま校長「親に、正直に正面からぶつかってみよう。そこから道を切り開いていかないかい…？」
　
あずぱんまん「はい。頑張ります…！」
　
とーやま校長「よし。期待してるよ！」
　

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■ 夢のために
今日、学校を辞めました。いじめとか、勉強に着いていけなくなったとかじゃなく、夢のために。正直、まだ不安です。この選択が正しかったのか、間違っていたのか、いま知ることはできないから。でも、夢のためにいまできることを精一杯しようと思ってます。負けるな、俺後悔しないために。
　
アンドリューお七
男/16/島根県
2013/01/28 17:51
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とーやま校長「もう辞めてきたのか…？」
　
アンドリューお七「辞めてきました」
　
とーやま校長「今の率直な気持ちは、どういう気持ちだ…？」
　
アンドリューお七「変な言い方ですけど…スッキリした感じですね」
　
とーやま校長「じゃあ、どこかで引っかかってたのか？」
　
アンドリューお七「そうですね」
　
RN アンドリューお七の“夢”。
それは、お笑い芸人になること。
　
このまま1年間、学校の机に座って授業を受けているよりも、お笑いの勉強をしたい！と思い、学校を辞めることを決意した、RN アンドリューお七。
　
アンドリューお七「“学校を辞めたいんだけど”と親に相談したら、2日後くらいに“あなたの夢のためだったら、やりたいようにやりなさい”と言われたので、そこから先生に相談しました。先生には止められたんですけど、“自分で決めたことなので”と突き通して、辞めてきました」
　
とーやま校長「そうか。友達には何か言われたのか？」
　
アンドリューお七「“頑張れ！応援してるよ”って言われました」
　
とーやま校長「うん！まず、その友達も先生も親も…その周りの人たちに感謝しよう。本当にお前は良い人たちに囲まれて、第一歩を踏み出せてるということを忘れないようにしような」
　
アンドリューお七「はい！」
　
とーやま校長「これから1年は、お金を貯めたりするのか？」
　
アンドリューお七「そうですね。バイトをしたり、本を読んだり、お笑いのDVDを観たり、演劇を観たり…色々勉強しようかなと思ってます」
　
とーやま校長「どこでやるの？東京？」
　
アンドリューお七「東京です。よしもとでやろうと思ってます」
　
とーやま校長「よしもとか…！よしもとは色々と大変らしいぞ(笑)」
　
アンドリューお七「ウワサには聞いてます(笑)」
　
とーやま校長「だけども決めたんだもんな！」
　
アンドリューお七「はい！」
　
ここで、とーやま校長が最後の黒板を書きます！
　
よしだ教頭「余計なお世話かもしれないけど、話を聞いてる限り、アンドリューお七は“面白いことを考える人”になろうとしてるね。それよりも、“面白い人”になったほうがいいよ。だから、勉強も大事だけど、あんまり頭に詰め込みすぎないほうがいいと思う」
　
アンドリューお七「あぁー…！わかりました。」
　
それでは、最後の黒板です。
　

『摩擦』
　
正直、ここからすごく大変になる。
　
でも、お前は“飛び込む”という選択肢を選んだ。
　
“飛び込む”と、色んなものにぶつかる。
でも、それはすごく全うなこと。
　
ぶつかったときに、摩擦が起きる。
そのときに、体は体温以上の熱になるはずだ。
でも、それでいい。
どんどんぶつかっていけばいい。
いっぱいいっぱい熱を持って、体温以上のものを持っていてほしい。
　
本当に大変だけど、死にはしないから大丈夫。
ぶつかりまくって、色んな人と話して、色んなものを見て、周りの人に感謝する気持ちを忘れないで、
お前から発せられる熱を、燃えたぎらせてほしい！
　
待ってるぞ！
　

とーやま校長「みんな、闘ってるな！俺らも負けてられないよ！ガンガンに燃やしていこう！」
　
よしだ教頭「どっちがアツい炎を燃やせるか！ってことですよ！」
　
とーやま校長「うん！周りの人は、あまりお前の事を見てないから大丈夫。やりたいことをやればいい。
ただ、俺だけはお前のことをずっと見ておくからな！かかってこい!!」
　
　
　
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【逆電リスナー】
もかみるく　長野県　16歳　女
あずぱんまん　三重県　17歳　女
アンドリューお七　島根県　16歳　男
　
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【オンエアリスト】
22:11　燃やせ!! ／ガガガSP
22:25　リアルワールド／ nano.RIPE
22:50　リトライアル／山崎あおい
23:22　ミュージック／サカナクション
23:40　The Choice Is Yours ／ RHYMESTER
23:51　燃やせ!! ／ガガガSP
　
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【FAXイラスト】
　