サンキュー・ありがとういうたったー！

2015.03.09

生放送教室

あしざわ教頭「フリーダーム!!」
　
とーやま校長「中2、高2がいないのに？」
　
あしざわ教頭「僕がこの学校に来てから、中2、高2に“フリーダム”と言い続けて半年が経ちました。あの…今、これに迷っています」
　
とーやま校長「あれ？　これ、深刻なトーンだぞ！　何に迷ってるの？」
　
あしざわ教頭「“自分が定着させてる”みたいな、なんか甘えがあるんじゃないか。もっと違う事に挑戦した方がいいんじゃないかって思って」
　
とーやま校長「おお！」
　
あしざわ教頭「あとはゲスト講師が来た時のヘンな空気に耐えられないです。困りますよ、あの瞬間に説明が必要になりますし…」
　
とーやま校長「(笑)!!」
　
あしざわ教頭「なのでアンケートを取ります！　“フリーダムのままでいいのか”“それとも変えたほうがいいのか”学校掲示板に書き込んでください!!」
　
なんと、あしざわ教頭の“フリーダム”をめぐるアンケートが突如スタート!!
生徒のみんなは自分の意見を来週までに書き込んでほしい…！
　
あしざわ教頭が個人的に集計してチェックしていくぞ!!
　

　　
『ラジオでいうたったー』
　
とーやま校長「突然オレがダジャレを言いはじめたと思った生徒、それは違うぞ!!」
　
実はこれは、民放連の民放ラジオ101局が行うキャンペーンのタイトル！
民放ラジオ101局がラジオとTwitterをコラボ!!
「あなたのグッドツイートを、ラジオがリツイート!?　ラジオでいうたったー」が始まっている!!
　
「世の中をちょっと良くしたいな」という思いを「#ラジオでいうたったー」でTwitterにつぶやくか、専用サイトから投稿してくれればOK!!
　
とーやま校長「するとだ！　何が起こると思うたったー？」
　
あしざわ教頭「雑な“たったー”使いをやめなさいよ」
　

とーやま校長「教頭、何か世の中に対して思っている事をつぶやいてみてよ」
　
あしざわ教頭「そうですね…じゃあ…“ありがとうってちゃんと言いたいよね”」
　
とーやま校長が特設サイトで入力すると…！
　
～ありがとうってちゃんと言いたいよね～
(音声ソフトが読み上げます!!)
　
とーやま校長「こんな感じで読上げて、民放101局のラジオで紹介していくぞ！」
　
あしざわ教頭「じゃあいつかは、みんなのつぶやきをSCHOOL OF LOCK!でも紹介するかもしれないですね～」
　
詳しくは、今聴いてる放送局のホームページから、「ラジオでいうたったー」のバナーをクリック！
　
ちなみに、とーやま校長が呟いたメッセージは悪い見本だぞ!!
生徒のみんなはくれぐれもマネをしないでくれ!!
　

今日の授業は…!!
「サンキュー・ありがとういうたったー！」
　
本日3月9日、今日はサンキュー、ありがとうの日。
せっかくのこんな日だから、思い切り日付に寄りかかって、普段言えない「ありがとう！」を言うのはどうだい？
　
例えば、いつも仲良くしてくる友達にありがとうってちゃんと言えてる？
親にもちゃんと「ありがとう」って言えてるかな？
　
そして更に今夜は、他の人があまり言ってないけど、私はすごく感謝しているという“マニアックサンキューいうたったー”も同時募集!!
ちなみに今日の授業では音声ソフトでさっきみたいに紹介しません!!
　
学校掲示板とメールからキミの“サンキュー・ありがとう”を待っています!!
　
とーやま校長「ちなみに俺のマニアックサンキューいうたったーは、“ありがとう”を言いたい相手は住居用ワイパーね！　あのワイパー部分がウエットタイプのヤツ!!　ホコリも取れるし、ベッドの下も掃除できるし！　何より裏面も使える!!　外して裏返せば、CDの棚やテレビの縁も拭けるんだから!!」
　
あしざわ教頭「僕はネコですね。ネコを飼ったこと無いんですけど、ネコがいるおかげで“フテネコ”というキャラクターが生まれたわけですし。なんだか親近感がわくんですよね。お前がいてくれたから俺がいたんだよっていう」
　
とーやま校長「その件に関しては、俺も教頭のマニアックサンキューいうたったーだね」
　
あしざわ教頭「へ？」
　
とーやま校長「やっぱり、俺のオリジナルキャラクター、フテイヌがいたから、相乗効果が生まれてるわけじゃん。フテイヌが先頭に立って…その背中をフテネコ様が追いかけて…」
　
あしざわ教頭「違う、違う！　“様”を付けたったダメだから!!」
　
とーやま校長「いつか報われると信じています!!　フテイヌ、やるたったー、吠えたったー、ワンたったーだから!!」

　
それではさっそく生徒が伝えたい“ありがとう”を聞いていきます。
　

■ 今日は
今日は父親の誕生日です。日頃私たちのために夜遅くまで御仕事してくださいましてありがとうございます。

広報部長
男/16/鹿児島県
2015/03/09 18:48

とーやま校長「ちゃんと言ってる？　言おうよ！　こういう時を利用した方がいいよ。明日になったら後悔するんだから…！」
　

■ ありがとう。
私が感謝を伝えたいのは母です。受験勉強で、塾からの帰宅が遅くなったときも寝ずに明かりを点けて家で待っていてくれました。まだ面と向かって感謝の言葉を言えていません。いつか言いたいです。お母さん、ありがとう！

かぼちゃペンギン
女/15/東京都
2015/03/09 19:02

あしざわ教頭「言ったらいいのに～。やっぱり恥ずかしいのかな」
　
とーやま校長「わかるな。急に言ったら恥ずかしいし。でもホントに何かの力を利用して言うのは良い事だよ！」
　
あしざわ教頭「バレンタインに告白するのと同じだよね！」
　

■ サンキュー
化粧品、ありがとう！あなたのおかげで今日も1個上の顔レベルで過ごせてます！サンキューー

hanami
女/18/広島県
2015/03/09 22:29

とーやま校長「(笑)!!　気持ちがこもってるね！　やっぱり女子はそういう感情があるんだ～」
　
あしざわ教頭「女の子はあるんでしょうね～！」
　
とーやま校長「マニアックサンキューいうたったーだね!!」
　

　　
続いては、この書き込みをしてくれた生徒に逆電!!
　

■ ありがとう
半年くらい、片想いをさせてくれてありがとう。いつの日にかあの人を好きになっていて、毎日が楽しかったです。金曜日に卒業式を終え、もう会えないけれど、本当に楽しい時間をくれてありがとう！

しょこりん
女/15/岐阜県
2015/03/09 17:12

しょこりん　岐阜県　15歳　女　中学3年生
　
明日、受験だというRN しょこりん！
まずは校長と教頭から改めてエールを送りました！
　
とーやま校長「それで…聞いていい？　どんなふうにありがとうを伝えたいの!?」
　
しょこりん「11月くらいに気になる人ができて、その人のおかげで学校が楽しくなったので、お礼を言いたいんです」
　
とーやま校長「同じクラスの男子？」
　
しょこりん「まあまあ…(汗)」
　
それでまで、学校での人間関係がうまくいっておらず、学校に行っても“早く帰りたい”と思っていたそう。
　
しょこりん「でも、その人が好きになってからは、学校に行くのが本当に楽しくて…！」
　
あしざわ教頭「急にパラダイスになったんだな…！」

とーやま校長「“これでもう会えない”ってことは別の学校を受けるの？」
　
しょこりん「はい、彼はもう進学先が決まっているので、それでもう会うのは、離任式の時だけで…男子で固まっちゃうと距離があって話せなくて…」
　
とーやま校長「めっちゃ好きなわけでしょ？　溢れているわけでしょ？　ちゃんと伝えようと思わなかったの？」
　
しょこりん「卒業式の2週間前に伝えようと思ったんだけど、言おうと思ったら、緊張で言えなかったんです。でも、学校が楽しかったから、“もういいかな…！”って」
　
あしざわ教頭「それでいいの？　大丈夫か？」
　
しょこりん「はい！」
　
とーやま校長「俺はちょっとだけ、伝えてほしいと思ったんだけど」
　
しょこりん「ちょっとは言いたいって思ったんですけど、気持ちを伝えたら、今の関係が崩れるのが嫌だし、そうしたら満足したままでいいかなって思いました」
　
とーやま校長「そういう気持ちも全部込みなんだな」
　
あしざわ教頭「後ろ向きかと思ったけど、前向きなありがとうなんだね」
　
とーやま校長「…あのさ、これさっきから彼についての具体的な情報を言ってないけどさ。もしかして彼も生徒だったりする？」
　
しょこりん「そうです…！」
　
とーやま校長「だってバレないようにしてるからさ」
　
とーやま校長「これさ、多分、今日も聴いてるだろ？」
　
しょこりん「聴いてると思います…！」
　
とーやま校長「それじゃあ、ここで言えてない、“ありがとう”って言おうか！」
　
しょこりん「はい…！」
　
3人で、深呼吸をして、気持ちを一度落ち着かせてから、気になる彼にメッセージを届けます！
　
しょこりん「半年間、片想いをさせてくれてありがとう！　あなたのおかけで学校がすごく楽しかったです!!」
　

　
次に逆電したのはこの生徒！
　
偽少女ゆきんこゆき　福岡県　17歳　女　高校2年生
　
とーやま校長「ゆきんこゆきは誰に“ありがとう”って伝えたい？」
　
ゆきんこゆき「お父さんに“ありがとう”って伝えたいです！」
　
RN 偽少女ゆきんこゆきのお父さんは毎朝お弁当を作ってくれていて、さらに夜には晩御飯を作ってくれているそう！」
　
ゆきんこゆき「仕事しながら作ってくれているので、感謝しています!!」
　
とーやま校長「これはお父さんはなにか理由が作ってくれてるの？」
　
ゆきんこゆき「元々はお母さんが作っていたんですけど、お父さんが料理好きなので“家事を分担しよう”ってことでしています」
　
とーやま校長「お父さんのお弁当ってどんな感じ？」
　
ゆきんこゆき「カラフルなキャラ弁ではないんですけど、バランスとかを考えてくれて…渋い感じです(笑)」
　
あしざわ教頭「渋い!?　何を持って渋いって言うんだ!?」
　
ゆきんこゆき「なんとなんく…色というか、お弁当の箱が木の漆の時もあって…！」
　
とーやま校長「それは渋いな～!!(笑)　一番好きな料理は？」
　
ゆきんこゆき「う～ん…どれも美味しいです！」
　
とーやま校長「お父さんには“ありがとう”って言った事無いの？」
　
ゆきんこゆき「いつも、朝に言うようにしてるんですけど、改まっては言ってないです…」
　
とーやま校長「そっか。ちなみにお父さんは今何をしてるの？」
　
ゆきんこゆき「隣の部屋でパソコンをしています」
　
とーやま校長「じゃあ、壁越しだけど、今言ってみるか！」
　
ゆきんこゆき「はい…！　いつも遅くまで仕事していても、朝必ず美味しいお弁当を作ってくれて、私が夜遅くに帰ってきてたら、また温かいご飯を作ってくれてありがとう！　お父さんは世界一のお父さんです!!」

■ ありがとう。
いつもありがとう、Myテープのり!!今、前の席にいる元カレと昔みたいに話せるようになったのは、テープのりのおかげ！かしてーって毎日話しかけてもらえるきっかけになってくれて、ありがとぉーーー!!

やまっさん♪
女/14/静岡県
2015/03/09 19:13

やまっさん♪　静岡県　14歳　女　中学2年生
　
とーやま校長「Myテープのりにありがとうを伝えたいと！」
　
やまっさん♪「はい！　今、教室の前の席が元彼なんですよ。先生がノートに貼る資料を配るんですけど、元彼がのりを持ってないので、いつも私が貸しているんです。それがきっかけで今まで半年間話せてなかった元彼と話せるようになったのでありがとうと言いたいです」
　
とーやま校長「なるほど！　元彼とは別れてからは話してなかったんだ」
　
やまっさん♪「はい」
　
とーやま校長「元彼が最初に借りた時ってどう思った？」
　
やまっさん♪「なんか、“来た…！”って思って、普通に貸しました！」
　
あしざわ教頭「向こうは気まずい感じも無かった？」
　
やまっさん♪「はい、すごい軽いノリで“貸して！”って」
　
今は元彼とクラスの班が同じで、仲良く話しているそう!!
　
あしざわ教頭「またヨリが戻る事は無いのかな？」
　
やまっさん♪「う～ん、そこまでは考えてないですね」
　
とーやま校長「付き合う前に戻ったって事か～。テープがくっ付けてくれたんだな！」
　
あしざわ教頭「あ！　コイツはうまい!!」
　
とーやま校長「急におやじくさくなるんだよな～。でもたかが文房具だけどされど文房具だよ。2人の関係を以前のようにテープのりがくっ付けてくれたんだ！」
　

　
ソフテニ界の香川　青森県　18歳　男　高校3年生
　
とーやま校長「ありがとうを伝えたい相手は？」
　
ソフテニ界の香川「ソフトテニス部の仲間達です！」
　
とーやま校長「どういうありがとうを伝えたい？」
　
ソフテニ界の香川「最後の夏にインターハイに出場できたんですけど、僕はインターハイに出る事が夢で高校に入ったので、それを支えてくれた仲間にありがとうを言いたいんです」
　
RN ソフテニ界の香川は、小学校からソフトテニスをやっていて、RN ソフテニ界の香川が中学生の時に青森でインターハイが行われ、その試合を見て、インターハイに出たいと思ったそう。
　
とーやま校長「どういうふうに仲間に支えられたの？」
　
ソフテニ界の香川「自分はそこまで能力が高い選手じゃなかったんですけど、ペアを組んでくれていたヤツはレベルが高くて2年生の時からインターハイに出てる選手で。最初はずっと自分が足を引っ張っていたんですけど、それでもずっとペアを組んでくれたし、それに試合の度に喉を嗄らしてまで応援してくれた仲間もいてくれたので、そこには本当に力を貰いました…」
　
とーやま校長「辛かった時はそこに助けられた感覚があるんだな」
　
あしざわ教頭「スポーツって技術以外にも学ぶ事ってあるよな」
　
とーやま校長「ありがとうはまだ伝えられてないのか？」
　
ソフテニ界の香川「恥ずかしくてまだ…。試合が終わった後はペアのヤツに言おうと思ったんですけど、僕が泣いちゃって言えなくて」
　
とーやま校長「でも、“ありがとう”って言葉は言えなかったけど、お前の泣き崩れた姿で伝わってるよ」
　
ソフトテニスを通して、“どんな時も諦めない”事を学んだというRN ソフテニ界の香川。
4月からは埼玉の大学に通うそう。
　
とーやま校長「4月からはまたソフトテニスをするの？」
　
ソフテニ界の香川「大学はレベルが高いんですけど、この高校で得た物を使ってやってみたいと思います！」
　
とーやま校長「練習が辛かった時もあったじゃん。それでも涙を流した事もあったと思う。その仲間に助けられた事、試合での経験は絶対に、勉強でも人生でもこれから先で“あの時の頑張って来れたのは、このおかげなんだ”って思う時がくるから。4月以降も辛い事があるかもしれないけど、今までの事を思い出せば屁でもないよ」
　
ソフテニ界の香川「はい!!」
　
とーやま校長「いいね！　そしてまだ、部活の友達に会えたら、恥ずかしいけど、ちゃんとありがとうって言おう」
　
あしざわ教頭「ちゃんと伝えてくれたら嬉しいな。向こうも嬉しいと思うから」
　