おもてなせ!ENGLISH

おもてなせ!ENGLISH 2016.10.3 月曜日

第103話「ちょっとindulgent」
 
海龍王寺大和が社長となって初めて手がけた名古屋のホテル、「しゃちほこゴールデンホテル」。
その業績は、海龍王寺グループのホテルの中で最下位。この日、大和は、会長の海龍王寺隼人に呼び出されていた。
 
大和:会長室に呼び出されるって、何なんだよ〜、パパ。
 
エリザベス:大和。なんでずっとドアを開けない?
 
大和:うわ!エリザベス、いたのか!?
 
エリザベス:会長がお待ちです。早く入って。
 
大和:…分かってるよ、よーし、いくよ〜。
 
隼人:来たか、大和。
 
大和:パパ、そんなに眉間にしわが寄ってるよ!もっとリラックス〜!リラックス〜!
 
隼人:大和っ!!!!
 
大和:は、はい!
 
隼人:お前が初めて手がけた名古屋の「しゃちほこゴールデンホテル」。売り上げ成績、知っているのか?
 
大和:し、知ってるさ〜!でも、まだ一ヶ月しか経ってないし、きっとこれからだよ!
 
隼人:大和!新しくできたホテルはな、最初は売り上げがいいはずなんだ。宣伝もたくさんしてる。それなのに…
 
大和:僕頑張るよ。あともう少ししたら、きっと売り上げが上がるはず!だからもうちょっと見守っててほしいよ〜!
 
隼人:うん。そうか。分かった。じゃあ…あと二ヶ月で、結果を出せ。結果が出なかったら、名古屋のホテルからは外れてもらうぞ。
 
大和:え!?…分かったよ!結果出すよ!じゃあ、頑張るためにもう行くね!がんばるよ〜!
 
エリザベス:大和、2ヶ月で結果出せるかしら?
 
隼人:まぁ、最下位でなければ、いいのかもしれないが。
 
エリザベス:You are indulgent
 
隼人:「ユー・アー・インダルジェント」!あなたは甘い。そうだな。息子だから、つい甘くなってしまう。
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