“最高のLIVE”の公式

Official髭男dism 2020.6.10 水曜日

楢崎「髭男先生こんばんは!ちゃおちゃお!

自分の年齢がだんだん上がっていくにつれて、
人から信頼を得るのも…」

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聴取期限 2020年6月17日(水)PM 10:00 まで



(※楢崎先生が書き込みを読んでいると…)

藤原「…生徒の皆さんこんばんは、SCHOOL OF LOCK! 公式の講師、Official髭男dismボーカルの藤原聡です。僕は今15分先の未来からやってきました。毎回ヒゲダンLOCKS!では生徒の依頼を受けて様々な公式を作っているのですが、15分先の未来で僕たちがしょうもない話をしすぎてしまい、今回公式を作らない世界線にこのSCHOOL OF LOCK!のヒゲダンROCKS!を迷い込ませてしまいました。なので今読もうとしていた RNよるのうみねこ の依頼を読むことができません。本当にごめんなさい。なぜ僕たちヒゲダンが15分先の未来からやってくることができたのか残念ながら禁則事項なのでお伝えすることができませんが今夜の授業にいきましょう。」

M. pretender / Official髭男dism

藤原「今週は、SCHOOL OF LOCK!全校を挙げて、学校が再開したみんなを応援しよう!ということで、毎日、特別な授業をお届けしています!全8組のアーティスト講師陣からは、それぞれプレゼントがあります!僕たちは“小物入れポーチ”!何を入れるかはあなたの自由です!そりゃそうだよな、ポーチなんだから(笑)これを誰にプレゼントするか、なんですが…僕たちはこの学校の講師ですから、これをただの“抽選”なんかでプレゼントする訳にはいきません。
今から出す課題を提出してもらって、優秀な成績を収めた生徒にプレゼントしたいと思います!
Official髭男dismが課題を出す方に回っていますけどね…(笑)」


SCHOOL OF LOCK!


小笹「偉そうに…」

藤原「ね(笑)」

一同笑い

藤原「今日課題を出して、来週までに提出してもらい、来週の授業で答え合わせをしていこうと思うのですが、どんな課題なのか…!?僕たちからの課題!コチラです!」

松浦「“最高のLIVE”の公式!

藤原「はいもちろん、課題も公式です。“最高のLIVE”の公式を提出してください。
好きなアーティストに、“何か”を足したり、かけたり、引いたり、割ったりして、そのほかにも使いたい放題、 “最高のLIVE”の公式をつくってください!

……と言ってもまだピンと来ていないみんなのために、今日は僕たち4人が一人ずつ、回答例を発表していきます!みんなとう?すぐにできた?」

松浦「結構難しかった(笑)

小笹「ポンとできた!俺らはさらに一週間前に課題を出されてて、その日にたまたま見つけた!」

3人「へえ!」

小笹「俺から言ってしまえばいいか!じゃあ大輔の考えた最高のライブの公式!
キリンジ × 野音 = 酩酊

BGM. エイリアンズ / キリンジ

楢崎「うわ、いいね〜」

藤原「これ送ってくれたやつね」

小笹「そう、送ったんよみんなに!ライブを再開したいなってアーティストのみんな思っていると思うんだけど、屋内よりは屋外の方がリスクが少ないんじゃないかって言われているんで、いろんなアーティストの野音のライブ映像調べたわけですよ。そうしたらエイリアンズの野音でやってる映像が出てきて、本当にこれは大名曲なんですけどその中でも野音のキリンジの強さ!僕はお酒が飲めないんですけど、お酒の酩酊の気持ちよさってこんな感じなんだろうな…ってくらいましたね、ライブ映像で。」

松浦「超かっこいい」

藤原「いいじゃん!いい公式になりましたね!次誰が行く?」

松浦「じゃあ僕崩し系いっていいすか?」

藤原「崩し系!どうぞ!」

松浦「 雪山で迷い込んだ山荘 + 熱い紅茶を出してくれておもむろに弾き語りをしてくれる大橋トリオ = あったか〜い

一同笑い

松浦「失笑!(笑)」

藤原「くるみも絶対出してくれるんでしょ(笑)」

松浦「くるみも!そう!くるみなんですよ!(笑)暖炉とかあったらいいな、で、古いピアノが置いてあっあったりして、最高だろ」

小笹「山荘に?(笑)」

藤原「いや〜真夏にその公式出すあたりヤバいな(笑)」

一同笑い

藤原「大輔もちゃんまつも深いところまで考えてくれて、愛が伝わるね!キリンジないし大橋トリオへの愛が伝わっていいね!じゃあ次どうしよう楢ちゃんと私とどっち」

楢崎「俺…」(失笑する)

藤原「うん?(笑)」

松浦「どうしたどうした?(笑)」

楢崎「先週課題出されたんだけど、考えてなくて(笑)」

3人「おい!!(笑)」

楢崎「ずっと悩んでるんだけど(笑)考える考える!」

藤原「じゃあ俺が先に話したほうがいいか」

楢崎「いいっすか」

藤原「もちろん!じゃあ僕、ボーカル藤原聡が考えた最高のライブの公式はこちら!
サカナクション × バンドメンバー = 夢

楢崎「いいね〜」

M. 新宝島 / サカナクション

藤原「僕たちはサカナクションのライブを大阪城ホールで見ましたけど、大阪城ホールの前に城天っていう路上ライブができる場所がありまして、そこでライブがあった訳ですよ。まだ島根におった頃かな。」

小笹「そうだね!自分たちで運転して行って」

藤原「うん、自分らで運転して城天でライブやって帰るぞっていう感じだったんだけど。今日大阪城ホールで何やってるんだろうって行き交う人たちをよくよく見たらサカナクションのグッズを身につけていて!『え!サカナクションやってるの!』ってバンドメンバーみんなサカナクションが好きだから当日券がないか確認したら奇跡的に4人入れて城天のライブからの大阪城ホールでサカナクションが観たわけですけど。当然サカナクションのライブは素晴らしくて、メンバーと並んでサカナクションのライブが観られたことが僕にとってかけがえのない体験になったことを思い出すから、サカナクション聞いたときにみんなで見た時の思い出が一生忘れられないんだよね」

小笹「俺、「新宝島」はMVのアレじゃなくて、大阪城ホールだわ」

3人「わかる!」

小笹「絶対大阪城ホールでワンマンやっちゃおう」

藤原「必ずよ!」

3人「うん!」

楢崎「じゃあ私が次、軽くね、軽くいかせてもらいます
結成2年目のヒゲダン × 湖 = ダブルアンコール

M. Sweet Tweet / Official髭男dism

藤原「おお〜!これもまたエモいやつが!」

楢崎「これ2年目だったよね確か」

松浦「懐かしい〜」

楢崎「2年目で、まだどんなバンドになっていくかイメージが膨らみ切っていないというかそんな時期に、いろんな人と対バン形式でやってたけれど、途中のヒゲダンのライブでダブルアンコールが起きて、あの時に”このバンドは人に伝わる音楽をやっているんだな”って実感に繋がって。あれはなんかシチュエーションも含めて僕の中では最高のライブになったなって」

松浦「わかるわ…」

藤原「確かにこれはベストアクトだね」

小笹「あれは再現できないよ、だって虹かかってたもん」

楢崎「虹かかってた!奇跡だったよね!」

藤原「あの日青空さえオーディエンスだったもんな!」

楢崎「それでは聴いてください。Official髭男dism、「青空でさえオーディエンス」」

(間が空く)

松浦「いやいやないから!!」

藤原「コラーー!(笑)」

一同笑い

松浦「ないよ!」

藤原「ちょっとピアノのスイッチ入れようかと思ったわ(笑)」

一同笑い

藤原「今世紀最大の無茶振りかと思ったよ…でも素敵な思い出ですよね。いろんなバンドが世の中にあるじゃないですか。いわゆるオリジナルメンバーと続けていくのが難しかったバンドもいっぱいある訳ですけど、こういう思い出を体験して今があることはヒゲダン にとって自然と培われた信頼っていうものだったのかもしれない」

楢崎「そうね〜」

松浦「本当そうだわ」

藤原「あの景色を一緒に見たっていうのが大事なようにも思えるよね、いい公式ですね」

小笹「いいね」

M. 宿命 / Official髭男dism

藤原「という感じで、ライブの公式、間口が広いことをみんなに掴んでもらえたでしょうか。当然ヒゲダン LOCKS!なのでヒゲダン のことを応援してくださっている方も沢山聴いてくれていると思うんですけど、我々に関する公式はどうして行こうかなと例えば寄せられた公式がヒゲダンだらけになってくると全部自分たちで読んで「え〜そうかな嬉しい」っていう時間が続くわけじゃん(笑)」

一同笑い

小笹「キショラジオになってしまう(笑)」

楢崎「それこそみんながどんな音楽聴いてどんなふうに感じているのかって知りたい部分があって」

藤原「それを知りたいっていうところもこの課題の意図としてあるよね」

松浦「正直にいうと、ヒゲダンのテーマでくるとハードルが上がるよってことよね」

3人「そうだね」

藤原「そういうわけで生徒のみんなの課題の提出、お待ちしています!」

3人「待ってます!」


ーーー

藤原「ヒゲダンも結成してついに8年経ったわけですけど、結成2年目のライブを楢ちゃんが公式にしてくれたりとか、サカナクションをみんなで観に行った話とか昔話が出てきましたのでこの復習の時間も活動してきての思い出とかを黒板に書いていこうと思うんだけど、バンドワゴンエピソードをしばしご歓談ください!」

(黒板に文字を書く音)

小笹「あの生活を取り戻そうと思ったら、逆に突き抜けて、プライベートジェットで…」

楢崎「ちょっと違うかな…(笑)」

一同笑い

松浦「楢ちゃんは運転したいんだよね?」

楢崎「そうそう」

藤原「でも移動しながら喋れるって良いことだよね…ということで整いました」

3人「はい!」

藤原「ちゃんまつの トイレのために 高速降りる

一同笑い


SCHOOL OF LOCK!


M. 黄色い車 / Official髭男dism

松浦「これはもうありすぎて代表作を言うと…(笑)」

藤原「代表作は大阪万博公園の」

松浦「駐車代1000円を払ってトイレを借りるっていう(笑)」

藤原「ただちゃんまつのトイレ事情が目ざましかっただけで、割とみんなに危機は訪れるのよ」

3人「うんうん」

藤原「俺も岡山あたりで”もう限界だ”ってなってあれほど全力で走ったことはなかったわ」

小笹「めちゃくちゃ早かった」

楢崎「確かにトイレに関して学べるところは、みんなでバンドワゴンで移動している中で声かけって大事だよね」

藤原「大丈夫ですかって声をかける優しさね」

楢崎「それが大切だって学べたね」

藤原「あとは自分の体に耳を済ますことですね」

楢崎「そういうことですね!」

松浦「自分自身の声を聞くって言う(笑)」

藤原「もし今後団体移動をする生徒の皆さんがいましたら、これを教訓に…
私たちを超えて行ってくれ。

3人「(笑)」

松浦「思い出にはなるかも」


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