ADHDで苦しんでいたけれど、人前に出ることでポジティブに考えられるようになりました。
2022
放送後記

ADHDで苦しんでいたけれど、人前に出ることでポジティブに考えられるようになりました。

こもり校長

毎週月曜日のこの時間は、『SOCIAL LOCKS!』。生まれた環境のこと、性のこと、障がいのこと、さまざまな生徒の声を届けていきます。

今夜、声を届けてくれるのは…!

ミステリアスなクレープソルジャー

RN ミステリアスなクレープソルジャー 長崎県 15歳 高校1年生です。

自分はADHDです。ADHDとは、注意欠如・多動症とも呼ばれる発達障害の1つで、一般的に、集中力がなかったり、じっとしているのが苦手だったり、衝動的だったりといった特性があると言われています。

小学生の頃は、授業に全く集中できず、友達と毎日ケンカをしていて、とにかく落ち着く暇がないほどでした。そのことで、親と先生が相談し、病院を受診することになって、その結果、ADHDの診断を受けました。
それからADHDの悪い面が自分自身で気になってしまい、ネガティブになっていって、「みんなに迷惑をかけるんだったら、自分は学校にいない方がいいんじゃないか」と思うようになりました。

だけど中学生になって、そんな毎日が一気に変わりました。それは、人前に出たり、劇に出て観客を笑わせてみたり、様々なことに挑戦したのがキッカケでした。
人前に出てみると、人と違ってコンプレックスだと思っていた特性をみんなが笑ってくれました。その挑戦はADHDだからできたかもしれません。

「落ち着きがなく、注意力不足」。
みんなの前で一発芸みたいなことをやることにも不安がなく、それをみんなが笑ってくれたことで、ADHDであることをようやくポジティブに考えられるようになっていきました。それから「自己肯定感」を高く持てるようになっていきました。

小学生の頃は、ADHDのせいで自分が嫌いでした。でも、今は自分のことが唯一無二のかけがえのない存在だと思えています。
「みんなに元気を届けたいから、毎日学校に行きたい」とも思うようになりました。

今、ADHDのことで自分に否定的になっている人がいるかもしれませんが、もしかしたらそのコンプレックスは自分のことを唯一無二の存在だと思えることにつながるかもしれない、ということを伝えたいです。」

こもり校長
こもり校長

何より、RN ミステリアスなクレープソルジャーがすごいってことだよね。コンプレックスと自分の中で向き合い、自分の中で消化せずに、ちゃんと自分のフィルターを通して表現する。

この作業って、誰しもが絶対に必要な作業だと思うの。それをしっかり自分の中で消化して、「自分というもの」を表現できるようになったことは、ものすごく素晴らしいことだと思う。

ぺえ教頭
ぺえ教頭

自分自身を信じ続けて、諦めずに何かを探し続けた結果だよね。立派だね。

こもり校長

何がどういう風に変わるのかっていうのは、わからないじゃん。クレープソルジャーみたいに、自分の中で悩んでいたものが、「人前に出てみた」とか「ギャグをしてみた」ということで(変わる)きっかけになるかもしれないし。

ADHDだけじゃなくそれ以外のことでもそうだし、もし悩んでる生徒がいるなら、「日常の中にきっかけがあるよ」ということをクレープソルジャーが教えてくれた感じがして、“勇気”だったり“一歩前に進む大切さ”みたいなものをすごく感じたな。
声を届けてくれてありがとう。

『SOCIAL LOCKS!』では、引き続き色々な生徒の声を届けていきます。

ぺえ教頭

みんなにわかってほしいのにわかってもらえないこと、毎日の中で“もっとこうなればいいのに”と思っていること、ぜひ直接届けてください。特設サイトで待ってます!

2022.8.22ADHDで苦しんでいたけれど、人前に出ることでポジティブに考えられるようになりました。
TwitterでシェアLINEでシェア
TOP