今夜は公式の授業!

SOL!


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聴取期限 2021年3月3日(水)PM 10:00 まで




(※教室のドアが開く音)


藤原「 SCHOOL OF LOCK! “公式”の講師。
Official髭男dismボーカルの藤原聡です!」

楢崎「ベースの楢崎誠です!」

藤原「書き込みをちょっと読みたいと思います!」

楢崎「はい!」


髭男先生、こんばんは!
今日、Universeが届きました!
聡先生の歌声はもちろん、どの楽器の音も心地良くて、受験生の癒やしです。
オンラインライブのDVDも、またあの時の感動がよみがえります。
ファンクラブ限定オンラインライブも楽しみにしています!
その前に高校入試頑張るぞ!!

ラジオネーム:みのりとあさみ
静岡県 15歳 女の子


藤原「…ということでゴリゴリの受験生ですね!」

楢崎「お〜〜!頑張れ!!」

藤原「ありがとう!!なんか受験勉強の合間の休憩にね、DVDとか、『Universe』を観たり、聴いたりしてくれたら嬉しいですけどね!」

楢崎「嬉しいですね!ちょっとリフレッシュしてもらってね。」

藤原「そうなのよ。今日は『Universe』発売日でございます。たくさんメッセージもいただいて、本当に恵まれたバンドだなと改めて思いますけれども…気合入るよね!」

楢崎「オンラインライブもありますからね!」

藤原「そう!ファンクラブ限定ではありますけどオンラインライブしっかりやっていこうかなと、今そのリハーサルをやってますけども、『Universe』をライブでやるとすごい良さそうだねという話もあってね!」

楢崎「ね!これは楽しみだわ〜また!」

藤原「なんかこの曲で描きたかったことは、自分のここ数日とかを生きてく上でも大事だったなと思いました。答えを簡単に見つけ出そうとすることが全てじゃないっていうかね。なんかもうどうしていいかわからんみたいな日もあるでしょ。」

楢崎「どっちなんだろうって。」

藤原「うん。ペンディングじゃないけど、“今日はもういいや明日考えよう”っていう、なんかその、ちょっとのゆとり?”あんまり焦んなよ”っていう感じっていいなと思ってて。なんかずっとメッセージを求めすぎた時期もあったなと思って、自分の曲とかに。」

楢崎「あ〜歌詞とか。」

藤原「”こういうことが言いたい”とか”こういうことが答えだ”みたいなのを求めすぎた時期もあって、それはそれで良かったんだけど、「今日は帰ろう」って自分が歌ってるのって、”全然自分はどういう人生を歩みたいとかそんな答え出てねえんだけど、まあ今日はいいんじゃん”っていうのがすごいなんか救いだったなと思ってて。」

楢崎「なるほどね。」

藤原「そうなんよね。まあそういうところもありつつ、本当に楽曲として自信作なので、これが無事リリースできたということは嬉しいことかなと。ちょっと映画の方とかは延期になったりとかしてますけど、楽しみが先に伸びたということで!」

楢崎「うん!」

藤原「ね!」

M. Universe / Official髭男dism

藤原「さあ、今夜も公式を作ってまいりましょう!」

楢崎「OK、じゃあ行っちゃいます!」


ヒゲダン先生ぱおぱお!突然ですが、今私には好きな人がいます。
もうすぐクラス替えの季節なので、彼とクラスが離れてしまうかもしれないと思うと、
早くこの気持ちを伝えなくてはいけないのですが、勇気がでません。
他のことでもそうです。あと一歩の勇気がでません。
そこでヒゲダン先生と一緒に勇気がでる公式を考えたいです。
ぜひお願いします。

ラジオネーム わかなはん
愛知県 13歳 女の子


藤原「うん!なるほどですね〜。」

楢崎「これとりあえず、クラスが離れ離れになってしまっても別に告白はできるから、そこに関しては、わかなはんのタイミングでいいんじゃないかなとは思うんだけどね。」

藤原「確かに。あんまりなんかそういう、”(クラス替え)だから”っていうのが良い感じに追い風になる場合は良いけど、例えば何か、もっと仲良くなってから本当は伝えたかったとか、ということががあればそっちを優先することもできるかもしれないんだよね。」

楢崎「かもしれない!一個の機会にするのも良しとして。」

藤原「でも他の事でも“あと一歩の勇気が出ない”っていう風にわかなはんが言ってくれてますけど。それはなんか勇気を出すメカニズムというか。公式が一個あるのは結構いいことかもしれないですね。これからの人生の中ではね。」

楢崎「良いことかもしれない。」

藤原「うん、そんなわかなはんの人生の後押しできる公式を作っていこうと思うんだけど、何でしょうね…。
…なんかヒゲダン組むときもさ、楢ちゃんはもう他のバンドしようって言ってたし、その時は。」

楢崎「うん。」

藤原「とは言っても楢ちゃんと一緒に組みたいんだっていうことで、電話をかけたことは覚えているし、なんかそういう一言声をかけるっていう事があるとないで人生めちゃくちゃ変わっていくっていう。本当アニメのような話だけど。」

楢崎「確かに…!」

藤原「これマジであるからね本当!(笑)」

楢崎「これって、わかなはんに1個、なんか今までの13年間の中で1個”勇気を出して良かったな”っていう体験があったら、その体験が勇気を出すきっかけにはなるかもしんないね。」

藤原「あえて式にするとしたら何なのかな…。」

楢崎「それこそ、一歩勇気を持って踏み出せたら次に勇気を振り絞る時に、もっと勇気を振り絞りやすくなることだよね。」

藤原「それはあると思うね。」

楢崎「言葉にすると。」

藤原「なんかこれは、このわかなはんの事情を考えると、その勇気が勇み足でないかどうかを一度見極める必要があるのかなと。」

楢崎「あ〜”勇”(いさむ)という字で。」

藤原「一旦あるかな、と思うけどね。本当はもうちょっと仲良くなってから伝えたいということであればちょっともう少し情報が欲しいけどでも本当なんか、勇気ね…。
一回ね、一歩踏み出した体験があると、”あの時ああして良かったんだから今回も”っていう風になるじゃない。」

楢崎「なりますからね〜。」

藤原「なんでしょうねこれは…」

楢崎「“未来の自分のためにする行動”的なことがはまんないかな…。」

藤原「でもあれなんじゃないか?”今の勇気=未来の自分への投資”みたいな、そういうテンションが欲しいよね!なんか投資っていうとちょっとなんかロマンが欲しいけど、もうちょっと(笑)」

楢崎「(笑)
まじ、ニュアンスはそういうことなのよ。」

藤原「もうちょっとなんとかして僕と楢ちゃんの中にあるロマンスを(笑)」

楢崎「ロマンを(笑)」

藤原「ロマンスをちょっと伝えたい(笑)いやなんか、アニメとか見ててもあるじゃん。やっぱあの時ああいう言葉をかけたことで世界線変動が起きるみたいなさ。そういう世界を自覚することが非常に楽しいと思うんだよな〜。」

楢崎「お〜。」

藤原「でも”投資”をロマンのある言葉に変えたいよね。なんかね。」

楢崎「栄養とか…救いだったり…。」

藤原「…あ!
単純に、今の勇気は未来の幸せなのでは?」

楢崎「はーなるほど!」

藤原「いかがでしょう?」

楢崎「でもこれは素晴らしいと思う!」

藤原「なんかすごい難しく考えすぎたかなと。こないだも、ヒゲダンの今までを振り返るような機会があったけども、やっぱ振り返れば振り返るだけ”幸せだなぁ”という思いがね本当に溢れてくるもんでして、今。
だから、綺麗ごとだと言われるかもしれないけれど、本当にそうなんだと。なんか思うかな。今の勇気は未来も幸せだと思いますわ!」

楢崎「これは、シンプルで良いと思います!」

藤原「これでいってみっか!」

楢崎「あ、待って!」

藤原「はい!何でしょうか!」

楢崎「これ絶対蛇足だけど、
今の勇気=未来の幸せ 
で、ちいちゃい ちいちゃい ちいちゃい()(かっこ)で「勇気ノット勇み足」はいると思う。」

藤原「なるほどね。」

楢崎「ちいちゃい ちいちゃい かっこで(笑)≠(ノットイコール)勇み足!これ結構いいと思うんだよね!」

藤原「うん、※(米印)欲しいね。」

楢崎「うん。これ結構良いね!」

藤原「そうなんだよな〜。急ぐ必要はないよね!」

楢崎「そうなんだよね!」

藤原「なんかこう、外的要因に急かされることなかれ、ってことだよね!

楢崎「しっかりとしたタイミングを見計らうなり…それが今なら今だし。」

藤原「確かにね、それが大事だよね!これ蛇足じゃないよ、これめちゃくちゃ必要よ!」

楢崎「じゃあこれで行っていきましょうか!今回の勇気の公式は!」

藤原「そうしましょう!じゃ、まとめるね!僕と楢ちゃんが考えました、わかなはんに送る勇気の公式は

今の勇気=未来の幸せ

ただし!!!

(※勇気≠勇足)

こちらで!」

楢崎「整い!!」

M. ESCAPADE / Official髭男dism 

藤原「はい、ということで我々ヒゲダンの『ESCAPADE』でございますけれど、いい曲がり角を曲がって行って欲しいもんですね。」

楢崎「本当にね。」

藤原「みんな卒業に近いタイミングだったりするので、そういった勇気がいるんじゃないかと、今一度自分に問いかけている生徒も多いかもしれませんが!ちょっと冷静になりながらもやっぱり自分の心の声で正直に未来の幸せを作ってね、一歩踏み出してもらえたら嬉しいなと思うけどね。」

楢崎「これは結構いい公式できた感じするな(笑)」

藤原「でもこういうことだよね!こういうことだと思いませんか?!東京出てきたときにいろんなミュージシャンの人たちに会ったり、会場で見かけたりとかするじゃん!」

楢崎「確かに。」

藤原「うわ!今話しかけておくかどうか!とかさ。」

楢崎「あーでも確かにそれで変わるからね。」

藤原「っていう時もあるし、あとは音楽の先輩も、話しかけるといろいろ教えてくれる人もいるけど、でもそこにはやっぱり勇気じゃない?自分達みたいなもんが出てって話しかけるのも迷惑かも知らんしとか。そういうのもあるんだけども、踏み出して良かったなーっていう記憶もやっぱりあるし。なんか、逆に出すんじゃなかったなんてことある?」

楢崎「いや!勇気出して損したなとは思わんな!!」

藤原「そうだよね!なんならその勇気出すタイミングをちゃんともっと見計らえるようになる気がする!もし失敗だなって思ったとしても、このタイミングは俺の中では合ってたけどその人の中では違ったんだな、って勉強になるから。間違ってはいない。」

藤原「それが楢ちゃんが言ってくれた、勇足にならないようにっていうとこでもあるかもしれないね。」

楢崎「そうそうそう。話聞いててそう思った。」

藤原「まあでもなんか、後悔っていうか、例えば上手いこと何かがいかんかったなと思ったとしても、自分の人生の中の資産にはなると思うんで。」

楢崎「うん。」

藤原「でも、周りのことはあんまり聞きすぎないほうがいいかもしれませんね。」

楢崎「そうね。」

藤原「そこは自分で決めるっていうことができてれば良いと思うよね。」

楢崎「絶対自分のプラスにはなる。」

藤原「そうですね。」

楢崎「うん。」 


*****

藤原「なんか年上組ですけど、僕たちはヒゲダンの中では。」

楢崎「はい(笑)」

藤原「なんか、良い公式残せた気がしない?なんか!」

楢崎「本当にね!」

藤原「ね!」

楢崎「これ結構手応えあるわ、俺!」

藤原「ね!なんか振り返ってベスト公式選びなさいって言われたらなんかこれ選ぶ気するわ!」

楢崎「俺これ!」

藤原「いや良かった良かった。」

楢崎「良いですね〜。」

藤原「素晴らしいです〜!はい!
では、今夜の授業は以上です!」


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