androp 内澤崇仁先生 登場!

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『 乾杯 』
 
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とーやま校長「今日、11月20日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日!」
 
よしだ教頭「10代に一番関係ない日だよ!」
 
とーやま校長「生徒のみんな…ゴメン!」
 
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そう!この日は、10代のための学校 SCHOOL OF LOCK! の校長と教頭が、1年に1度だけ! お酒を少し口にする日なんです!!
今や、我が校の恒例行事になりつつあります(笑)
 
ってことで…
 
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カンパーイ!!!
 
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とーやま校長「いやぁ… 今年はアレだね。当たり年だね。この酸味と香り。のどごしもイイし」
 
よしだ教頭「それにしても…生放送教室でお酒を飲むのはちょっとドキドキしますね…」
 
とーやま校長「何言ってんだ!これはうちの職員が用意してくれたんだから!なぁ!ジェーンが買ってきてくれたんだろ?」
 
首を横にふる職員ジェーン…
 
とーやま校長「あれ、違うの?職員室に置いてあったんだけど……じゃあ、スノーバード先生?」
 
スノーバード先生も違うみたい…。
 
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よしだ教頭「えっ!飲んじゃったよ!誰のワイン?(汗)」
 
とーやま校長「………………ウーイ。。。」
 
よしだ教頭「酔ってんじゃねえよォ!!!!」
 
このボジョレー・ヌーヴォーは一体誰が持って来てくれたのか…飲んで大丈夫だったの!?(汗)
 
・・・
 
・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・・
 
で、今日の『サカナLOCKS!』で分かったんだけど…
一郎先生からのプレゼントだったみたい!!!!!
 
改めて、一郎先生!ありがとうございますぅ!!!
 
・・・・・・・・・・・
 
お酒は20歳から!!
生徒のみんなは、20歳になるまで おあずけ!だからね〜!!
 
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今夜の生放送教室には…!
androp 内澤崇仁先生 登場!
 
お会いするのは、先月の“学園祭でandropで対バンライオット”以来!!
対バンライオットでは、内澤先生の地元、青森・八戸高専の学園祭で、今年の閃光ファイナリスト THE 地球連邦軍と一緒にLIVEを届けてくれました!
 
今夜はそんな内澤先生が、一人で登場!
というのも、今日は内澤先生が生徒のみんなに“伝えたいこと”があるそうです。
 
androp先生が来週の水曜日にリリースするニューシングル『Missing』
 
とーやま校長「この曲は今から少し前、内澤先生の大切な人が亡くなったときに作った曲らしくて。今日はこの曲に込めた想いと、今、内澤先生が考えていることを生徒みんなに伝えたいと言ってくれています」
 
今日は生徒のみんなの話も聞かせてほしい。
もう会えなくなってしまった大切な人、別れた恋人、 転校してしまった親友の事など…。
よかったら聞かせてほしい。
 
学校掲示板とメールで待っています。
 
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さぁ!生放送教室には…
 
androp 内澤崇仁先生が登場ーーーーー!!!
 
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内澤崇仁先生(androp Vo,Gt)
 
校長と教頭は、先月10月19日の『学園祭でandropと対バンライオット』にてお会いして以来です!
 
そして!!
『学園祭でandropと対バンライオット』のダイジェスムービーが、本日公開になりましたァーーーー!!
ダイジェスムービーは『学園祭でandropと対バンライオット』の特設サイトで観ることができます!
みんな観てくれよ〜!!
 
そんなandrop先生が対バンした場所は、青森県の八戸市!
内澤先生の地元でもありました…!
 
内澤先生「すごく楽しかったですね。昨日のことの様に憶えています」
 
とーやま校長「地元でライブをして、改めて思うこととかありましたか?」
 
内澤先生「そうですね。青森を出る時に作った曲を当日のライブでもやったんですが…。やっているうちにだんだん感極まって、視界がかすんで泣きそうになりながら演奏していました。音楽を教えてもらった土地で、“音楽を返しに来きたよ!”って感じで。演奏しながら地元の人の顔が見れてすごく嬉しかったです。“音楽やってて良かった”って、こんなにも思ったことはなかったです」
 
とーやま校長「言葉では上手く表現できないんですが…当日は、会場の“塊”がすごかったです…!あそこで見たこと、感じたことは、今後生きると思います。本当に貴重な時間でした。マジで忘れないです。ありがとうございました…!」
 
内澤先生「こちらこそ。俺らはSCHOOL OF LOCK!に関わって、感動する経験を沢山味あわせてもらっています…!」
 
androp先生、ライブ当日は本当に素敵な時間をありがとうございました!
 
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そんな内澤先生が今日1人で来てくれたのは、SCHOOL OF LOCK!の生徒みんなに伝えたいことがあるから。
今日は11月27日にリリースされる4枚目のシングル『Missing』を持って来てくれたのですが…。
 
とーやま校長「この曲はいつ頃できた曲なんですか?」
 
内澤先生「4年前に出来た曲です。androp結成前、俺はギタリスト一筋で、andropを結成してから“歌”をちゃんとやろうと思ったんです。その前は、歌は上手い人が歌えばいいと思っていて、歌は楽器的な感じでとらえていました。でも、ある人に出会って。その人から僕は“歌”についてや“ステージ、フロントに立つ者としてどうあるべきか”をもの凄く教わったんです」
 
その人は女性の方で、内澤先生にとって“姉”のような存在だったそう。
そのうちに歌以外のいろんな事を相談するようになって、すごく頼りにしていた存在。
でも…。
 
内澤先生「その人が、4年前に病気で亡くなってしまったんです。数ヵ月後に1枚目のアルバム『anew』が発売予定だったんですが、それを聴く前に亡くなってしまって…。すごく悲しくて落ち込んでしまいました。でも、“それでも前に進まなきゃ”って思った。それで自分の感情を整理するために作った曲です。そして、ずっと封印していました」
 
とーやま校長「封印していたのは何故なんですか…?」
 
内澤先生「すごく個人的なことだったし、“人の死”を歌にするってなんか嫌だなって思って…。だから人前じゃ歌えないと思っていました」
 
大切な人の死。そしてこの歌を作ったこと。
どちらも今までのインタビューでもほとんど話さず、ずっと隠していたという内澤先生。
しかし4年経った今、この曲をリリースすことを決意。
その心境の変化とは。
 
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内澤先生「今までは隠していたのですが、隠しているのって“逃げていた”のかなって思ったんです」
 
とーやま校長「逃げていた…」
 
内澤先生「はい。俺の歌の“原点”である人への想いを込めた曲なのに、いつまでもこの曲から逃げていたら、強いヴォーカリストになれないって思ったんです。だから、原点である場所を隠さず話そうって思いました」
 
とーやま校長「どうしてこのタイミングで隠すことをやめようと思ったんですか?」
 
内澤先生「…お客さんのことを信頼できるようになったからです。こういう曲をやっても、ちゃんと聴いてくれて答えてくれる、信頼できるお客さんができたから。だから、“よし、やってみよう。逃げないでやってみよう。”って、このタイミングで思いました」
 
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♪ Missing / androp
 
 
とーやま校長「内澤先生の話を聴いてから改めてこの曲を聴くと、家族、高校の時に亡くなった友達、そして全国の生徒…大切な人達の事を思い出しました」
 


正直言って今はすごく精神的に不安定で、Missingのライナーノーツを読んだ時もすごく刺さったのに、内澤先生の声でその話を聞いたらたぶんつらくて泣いてしまうなって思ってSOLを少し避けてしまってました。でもMissingっていう曲に向き合ってリスナーに届けてくれる内澤先生の生の声、やっぱり聞いてよかった。涙はやっぱり止まらないけど、私も向き合わなきゃいけないなって思いました。進まないといけないんですよね。私も立ち止まってられない。ライブでMissing聞けるの楽しみにしてます。
 
ありみんみん
女/17/大阪府
2013/11/21 22:46



 
内澤先生「ありがとう」
 
とーやま校長「4年間…。ずっと葛藤したり、辛い思いをしてきたと思います…」
 
内澤先生「そうですね。でも4年ずっと隠してきたからこそ、これからはずっと、しっかり歌っていこうと思っています。時間が解決してくれるわけではないんですが、時間が経つからこそ分かることも、“悲しみ”には沢山あるんだな、と思いました」
 
『Missing』を世の中に出すことで、ヴォーカルとして強く、前に進むことを決意した内澤先生。
 
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そんなandrop先生は、バンド初のアリーナ単独公演
one-man live 2014 at 国立代々木競技場・第一体育館
来年の3月23日に開催。
 
更に、ツアーone-man live tour “angstrom 0.6 pm”が始まったばかりでもあります。
 
内澤先生「前回はホールで椅子に座ってゆったり観れたんですが、今回はライブハウスのツアーなので、お客さんとの距離が物理的にも精神的にも近いんです。肉体と肉体のぶつかり合い、みたいな。だから今までのライブで一番熱くなっているんじゃないでしょうか」
 
これは相当熱そうなツアーですなぁ…!!
 
よしだ教頭「行くみんなは肉体のぶつかり合いに負けるなよ…!」
 
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本日の掲示板には、内澤先生と同じく“大切な人を失ってしまった”という生徒からの書き込みが沢山届いています。
ここからは書き込んでくれた生徒と電話を繋いでいきたいと思います。
 

会いたい、会えない
中学時代、亡くなった親友に会いたい。彼女は隣の市に住んでた子で、学校は別々でした。その子は可愛くて、勉強も運動も出来て、言いたい事をはっきり言えて、ちょっと頑固。私は内気で、得意なことも取り柄も無くて、周りに流される性格。本当に全く正反対。けれど彼女は私の事を一番の親友と言ってくれた。私がいじめにあって泣いた時は一緒に泣いて怒ってくれたし、嬉しい事があれば、喜んでくれた。もうあの子に会えない。あれから2年。正直、まだ受け止められずにいます。まだ、前向いて歩けません。
 
乍間
女/16/岩手県
2013/11/21 18:15



 
乍間 岩手県 16歳 女
 
小学校5年の時に出会い、学校は違うけれどすぐに仲良くなった RN 乍間と親友。
明るくて勉強も出来て可愛い親友は、内気な自分にも優しくしてくれた。
RN 乍間が中学でいじめに遭い、“学校に行きたいくない”と親友に漏らした時も、ずっと支えてくれた。
そして、RN 乍間は親友のおかげで学校に行けるように…!
“自分はもう大丈夫!”
そう親友に伝えようと思った矢先、
親友は事故で亡くなってしまった。
 
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よしだ教頭「それが、2年前か…」
 
乍間「はい」
 
とーやま校長「突然だな。ずっと一緒にいたのに…受け止めきれないよな…」
 
乍間「そうですね…頭では分かっているんですけど、認めたくない気持ちがあります…。まだいるんじゃないかって」
 
内澤先生「うん…。まずは乍間、話してくれてありがとう。こういう事は、話すだけでもパワー使うから」
 
乍間「はい…」
 
内澤先生「親友が亡くなった後も学校には行けるようになった?」
 
乍間「はい」
 
とーやま校長「乍間もちゃんと戦ったんだよな」
 
乍間「はい。でもやっぱり親友がいたから乗り越えられました」
 
親友のおかげでいじめを乗り越えられた RN 乍間。
彼女に“ありがとう”の気持ちを伝えられなかったのが心残りだそう。
 
とーやま校長「俺も高校の時に事故で友達を亡くした。ありきたりな言葉かもしれないけど…俺がすごく思うのは、“あいつはちゃんといるな”ってこと。体とかは無くなってしまったけれど、ちゃんと見てくれていると思うし、こっちが想いとか飛ばしたら、受け止めてくれているって思ってる。証明しろって言われても出来ないけど…。今でも親友じゃん?親友が悲しんでたら、相手も悲しいと思う。向こうで見ている友達も、乍間が悲しんでいる姿を見て悲しい思いしてると思うんだ…。だから俺はこういう時、“できるだけ俺が笑わなきゃいけない”って思った」
 
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内澤先生「今学校に通えているのは乍間の中に親友がいるからなんだろうなって思う。あと、乍間は“周りに流される”って言っていたけど、“流される”んじゃなくて“受け入れていってる”って思った。“流される”と“受け入れる”は全然違う。受け入れている”から、乍間は学校に通えているんじゃないかなって思ったよ」
 
そして、内澤先生の横には
ギターが置いてあります。
 
とーやま校長「…そういうことですよね?」
 
内澤先生「聴いてもらいたいな」
 
乍間「えぇ…!」
 
とーやま校長「一緒に聴くか?」
 
乍間「聴きます…!」
 
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内澤先生「俺も悲しい思いを乗り越えようとした時、“歌を教えてくれた人に恥じないヴォーカリストになろう”と思った。その人がステージの上にいつもいるって思えてるから、歌えてる。その人がいたから今も歌えているから…だから乍間も時間が経つと、今分からないことが分かってくるんじゃないかなって思う。『Missing』って曲を聴いてください」
 
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♪ Missing (Live) / 内澤崇仁
 
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内澤先生「…ありがとう」
 
とーやま校長「…乍間?」
 
乍間「……っ」
 
とーやま校長「大丈夫?」
 
乍間「泣いてやばいです…。ありがとうございました…」
 
内澤の歌を聴いて、涙で言葉が詰まってしまう RN 乍間。
 
内澤先生「今を大切に生きた方がいいと思う。友達のためにも」
 
乍間「ありがとうございます……」
 
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SCHOOL OF LOCK!、本日の授業はここまでです。
 
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君にもし、もう会えない大切な人がいたら
その人を想いながら、『Missing』を聴いてみてほしい。
 
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【FAXイラスト】


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RN ユウ

 
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RN ぱるふぁむ

 
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【逆電リスナー】
乍間 岩手県 16歳 女
 
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【オンエアリスト】
22:06 こどものうた / 高橋優
22:20 江南スタイル / PSY
22:23 睡蓮花 / 湘南乃風
22:25 女々しくて / ゴールデンボンバー
22:44 Missing / androp
23:20 ミュージック / サカナクション
23:46 Missing (Live) / 内澤崇仁
 
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友達、大切な人はずっと見てるし聞いてる、そうだよ必ず。
 
校長のとーやま
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 
内澤先生、ありがとうございました
次は寿司しましょ
 
よしだ教頭
 
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SCHOOL OF LOCK! 放送後記

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LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

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    乃木坂46(井上和)

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