今夜の授業は『いじめで辛い、君の話を聞かせてほしい』

SOL!

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聴取期限 2023年10月30日(月)PM 10:00 まで

今夜の授業は『いじめで辛い、君の話を聞かせてほしい』



『 いじめ 』

こもり校長「この10月に、ニュースで目にした生徒もいると思うけども、小学校、中学校、高校などで、いじめが約68万2千件認知されて、被害が深刻な重大事態は923件で、いずれも過去最多だったっていう発表がありました。“過去最多”とか“68万件”という数字にショックを受けた部分もあり、でも“過去最多”になっているということが、もしかしたら必ずしもマイナスなことじゃなくて、もしかしたら少しずつ前進した結果の、この“最多”に繋がったのかもしれないし。“今年が”とか、“去年が”とか、どんどん増えて行っているってことじゃなくて、逆に今までそういうのがわからなかった? だから、この数っていうのも氷山の一角なのかもしれないとも思うし」

COCO教頭「そうだよね。なんかこの68万2千件が認知されている数だから、まだ声を上げれてない人も絶対いると思うし、やっぱ隠れたところでいじめに遭ってる生徒がいるんだなって言う風に思うと、もっと数は多くなるのかなって。今、助けを求めてる子はきっといるのかな? っていう風に思う」

こもり校長「今はSNSのいじめもあるし、こういういじめのニュースを見かける度に、もちろん悔しい気持ちになるし。もちろんのこと、この学校の生徒の中にもいじめに遭っている生徒が少なからずいると思う。だからこの問題は何度も向き合って行かないといけないことだとずっと思ってる。このニュースを見て真っ先に思ったことは、今夜の授業のことで、今夜はこのテーマで授業をやります」

SCHOOL OF LOCK! 今回はこちらの授業です。
『いじめで辛い、君の話を聞かせてほしい。』

こもり校長「今、いじめにあっていて、辛い時間を過ごしている生徒がいるのであれば、その状況をどうにかして変えたいと本気で思ってる。周りに誰も助けがいないなら、俺たちに助けを求めてほしい。ただ、今すぐみんなの近くに行くことはできないし、いじめが起きた時に守ることができない。だからと言って全部を諦めたくはない」

COCO教頭「うん。やっぱ諦めたくないし、こうやって私たちができることで、やれることをっていうのを精一杯やらなきゃいといけないなっていう風に思ってる」

こもり校長「中には誰にも相談できなくて、ずっと一人で苦しんでる生徒もいると思うから、今日は、直接、その気持ちを聞かせてもらいたいと思う。それで気持ちが少し楽になってくれたらいいなと思うし。でも、それだけじゃダメなのもわかってるし。遠くから何言ってんだって思うかもしれない。それでも、いじめっていう現実に抗いたいし、少しでも君の力になりたい。その想いで今夜は、2時間、君と向き合っていこうと思ってるから。俺たちでよければ、今日、君の話を聞かせてほしい」


♪ 紡ぐ / とた


COCO教頭「Xネーム 🍯はち🐝✧*。DREAMERS✯🌏。“どんな授業も等しく大切なんだけれど、今夜もすごく、すごく、大切な授業。しっかりと受け止めながら、向き合いながら、今夜も大切に、大切に、聴きたいと思います。今夜もよろしくお願いします。”」

こもり校長「今日は、メッセージだけでもいいし、聴いてくれてるだけでもいい。ただ、俺たちだったら話してもいいって思えたら、声を聞かせてほしい。今、いじめられていて辛い生徒は、『学校掲示板』にその気持ちを書き込んでほしいと思う。内容を他の誰かに見られたくない生徒は、メール公式LINEからでも大丈夫だから」

COCO教頭「メールも公式LINEも、職員だけが見ることができるからね。安心してください」

こもり校長「中には“色んなことをされてるけど、これがいじめなのかわからない”という生徒もいると思う。そんな君も、よかったら書き込んでほしい。今日は君からのメッセージを紹介したり、話を聞かせてもらって、この学校のみんなでいじめについて、一緒に考えていきたいと思う」


いじめって…
いじめって改めて考えてみるとどこからなのか
された側が嫌だと思ったらいじめだと言うけれど、実際辛い事があっても周りに言えてない人って沢山いる気がする
一応の定義があるけれど定義が大事なんじゃなくて、本人が辛いって言った時の対処が大事だと思う
私は、自分の事だけじゃなく誰かが傷つく言葉が聞こえてくる事もきついなと感じていて、私も完璧じゃないから人を傷つけてない訳じゃないけれど誰かが傷つく言葉を聞く事が少なくなる世界になって欲しい
ほしかげ☆
女性/18歳/新潟県
2023-10-23 20:48


COCO教頭「う〜ん…。なんか、難しいよね。ほんとに。この“本人が辛い”って声を上げてくれた時に、周りがちゃんと受け入れてくれるんかな? きっと、なんか助けてくれるんだろうな、っていう保証とかがあれば、言いやすさってきっと高くなると思うんだけど、自分が言うことによって、周りがどう反応するのかな? とか、自分が辛いことだけじゃなくて、周りにもこの負の感じが伝染しちゃったらどうしよう? とかっていうの思うと、やっぱり、伝える1歩がなかなか踏み出せないっていうのはあると思う」

こもり校長「うん。だし、やっぱりもう何がどうあっても、相手がたぶん“辛い”と言えば、それはもういじめだと思うし、その人が辛いのであれば、その辛いことをしてる人はする必要がないっていうのが、まず大前提に、俺の気持ちの中ではあるんだけど。俺個人としてもこもり校長としても、この話をすると、俺の中では棚に上げて喋ってる感があんのね」

COCO教頭「なんで?」

こもり校長「なぜかって言うと、常日頃のSCHOOL OF LOCK!の授業とかを聴いて、生徒のみんなはすごく笑ってくれてるんだけど、ある角度から見れば、俺だってすごく絶対悪な人で、口も悪いし…、教頭に対しても常日頃からすごく喧嘩調になったり」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「俺はね、“いや、教頭ってさ”みたいなことも言うタイプの人だし」

COCO教頭「そうだよね」

こもり校長「だから、なんかすごく自分の中で、自分を俯瞰して見たりとか、誰かからの角度を見て変えた時には、たぶんきっと自分も悪になることもあるし。だからって言って正当化したいわけじゃないんだよ。“悪いことを言ってるって気づかないから許してやってよ”ってことではない。結局、悪いことを言ってるヤツはどんなことだろうともダメ。だから、それは例えば、俺だってそうだし」

COCO教頭「前提としてね」

こもり校長「そうそう。もし俺が言ったことに対して、それを聴いていて、“校長がそれを言ってることで、私がすごく嫌な気持ちなんです”って子がいるんだとしたら、たぶん、俺に言ってくれた方がいいし」

COCO教頭「そうだね」

こもり校長「だとすれば、俺は、こうやって全国各地の生徒のみんなに声を届けている側の人として、たぶん、それは考えなきゃいけないし、とか、なんか、すごくそういうことを俺は思うのね。だからこそ、たぶん、ほしかげ☆が言ってくれたみたいに、定義っていうのはもう世の中には存在してる。調べたら出てくるし、インターネットで、“何をいじめとするか?”みたいな大人たちが決めた定義っていうのは存在してるんだけど、確かにその定義だけじゃなくて、“その後何をするか?”、“どう受け止めるか?”、“どこまで受け止めるのか?”とか、そういうのを考えなきゃいけないなってすごく思うし。だからすごく怖くなる時もある。自分がそういう立場の、絶対悪に成り得る立場の人だから」

COCO教頭「可能性はあるもんね」

こもり校長「そう。それなら俺が、こんな急に日を改めて真面目に話し出したら、“いや、よくないよ”って言ってるのって、相当、綺麗ごとだっていうのはわかった上で、自分の心の根底には、“やっぱり傷つけるのってよくないな”って、俺は絶対に思うから。だからこそ、届けられるものがあるんだったら、思うことがあるんだったら届けて欲しいなっていう気持ちもありつつ、それができないから今の現状があるんだよっていうのも、もちろんわかってる」

COCO教頭「なんかこの、“伝えた後の対処”っていう話をほしかげ☆がしてくれたけど。
私も何回かこのSCHOOL OF LOCK!に来て話したことあると思うんだけど、中学時代、2年生の時に仲いい3人グループの中でちょっと仲間外れにされた時期があって。で、それって、1番楽しみにしてたニュージーランドへの修学旅行の直前だったのね。で、1週間、その仲良し3人グループで過ごせると思ってたのに、いつの間にか、全然一緒に帰ってくれなくなって、もう明らかに態度が違うくなって。
でも、私はこれを、なんかお母さんとか先生に言うのがすごい“情けない”って言ったら言葉違うかもしれないけど、嫌だったのね。なんか心配かけたくないっていうのももちろんそうだし、せっかく高いお金を出して私立…まあ、うちも母子家庭だからさ。私立の月謝払ってくれて行かしてくれてる中学でいじめみたいなことに遭ってるっていうのがなかなか言い出しづらくって。でも、めっちゃ辛かったんだよね。
で、めっちゃ辛くて…。でもお母さんはやっぱり、1人娘だし気づいてくれるじゃん。気づいてくれたんだよ。うちのお母さんは。“あんた、なんか最近嫌なことあったんじゃない?”みたいな。もうそこでバーって溢れ出しちゃって…。なかなかよかったけど、“今ちょっと1人なんだよね…”みたいな。“あ、そっか。そっか”みたいな。“なんか辛い思いさせてごめんね”みたいに。感じでずっと寄り添ってくれて。で、“ほんとにつらかったら修学旅行も全然行かなくていいし、お金払っちゃったけど行かなくていいし、ずっとお母さんと一緒にいたらいいよ”って言ってくれて。
やっぱり、お母さんがすごい寄り添ってくれたっていう温かさもあったから、私は修学旅行は行きたいと思って、そのグループとはまた別の子たちの仲間に入れてもらって、1週間、その元のグループの2人と一切喋らずに無事に修学旅行終わったんだけど。
でも私は、すごい無責任に感じるかもしれないけど、やっぱりあの時、自分から早く周りを頼ってたらよかったな、って。学校の先生とかにも言ってたら、もしかしたら班ごと変えてくれたかもしれないし。そういうことを思ったんだけど。でも今日の掲示板を見ると、必ずしもやっぱりそれが絶対的な正解ではないなっていう風に思って…。周りに、親に言って、先生に言っても、冷たくあしらわれたとかっていう掲示板の言葉もあったから。やっぱり、自分が思ってることと一致することだけじゃないんだな、って言う風に感じて、今日の授業に挑んでる」

こもり校長「うん…。だからこそ今日は、生徒の声も聞きたいし、もし何か感じたことだったり、言いたいことがある生徒。よければ『学校掲示板』に書き込んで欲しい」


SCHOOL OF LOCK! 今夜はこちらの授業をお届しています。
『いじめで辛い、君の話を聞かせてほしい。』

こもり校長「生徒の話を聞いて行きたいなと思います。もしもし」

走るマッチ棒 兵庫県 18歳

こもり校長「18歳。学年は?」

走るマッチ棒「高3です」

こもり校長「高3か。今ね、こうやって直接いろいろなことを、今から走るマッチ棒に聞いていくから、もしかしたらちょっと嫌なことも思い出しちゃうかもしれないけど、全然無理しなくていいからね。自分の話せる範囲で、もしよかったら、いろいろ聞かせてもらってもいい?」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「今は、走るマッチ棒は、いじめられてて辛いってことなんだよね?」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「今どういうことがあるんだろう?」

走るマッチ棒「私は高校で陸上競技部に所属しているんですけど、その女子の同級生から無視されたりとか、です

こもり校長「そうか…。走るマッチ棒な。もう、何年も俺とは一緒に話してるから。陸上部に入ってるのはもちろんね。俺、聞いたことあるよね? 陸上部に入ってるって話。それを俺に伝えてくれてた時から、この3年間ずっとっていう感じ?」

走るマッチ棒「はい。そうです」

COCO教頭「この無視され続けるみたいなことは、どうやって始まったの?」

走るマッチ棒「始めは別に何もなかったんですけど、1年の6月ぐらいから急に話しかけたりしてもらえなくなって、そこからです」

こもり校長「高校1年生の6月から話しかけてもらえなくなったりとかって言ってたけど、同級生から? それとも先輩たちからも?」

走るマッチ棒「同級生だけです」

こもり校長「先輩たちはそこまで接点もないし、みたいなこともあったのかな?」

走るマッチ棒「はい。先輩は先輩で、コミュニティができてたので」

COCO教頭「そっか」

こもり校長「その無視されるっていうのは、どういう? もう、挨拶しても、とか、普通にコミュニケーションとっても、とかっていうこと?」

走るマッチ棒「はい。なんか、話の輪に入れてもらえなかったりとか、みんなで写真撮ろうってなった時も入れてもらえなかったりとか、って感じ…」

こもり校長「それって、同じ同級生の部員は何人いるの?」

走るマッチ棒「全部で、私を合わせて1年生の頃は11です」

こもり校長「それは、11人全員で、って感じ?」

走るマッチ棒「写真撮ろう、ってなったら、私以外の10人が、わ〜って言って、写真撮って、みたいな」

こもり校長「走るマッチ棒に、“写真撮って”みたいな?」

走るマッチ棒「それもあったし、なんか自撮りの時も、私が用事してる時に撮ったりとか」

こもり校長「なんとなく場面が合わなかった、タイミングが合わなかった、っていうことではなく、“わざとタイミング外されているな〜”、“あ〜、自分がそれをわざと呼ばれてないな”っていう感じの、あれか?」

走るマッチ棒「はい。そうですね」

こもり校長「なんかきっかけとかはあったの?」

走るマッチ棒「私も、はぶられ始めてからいろいろ考えたんですけど、“自分が何かしたのかな?”とか、考えたんですけど、全然見当がつかなくて」

こもり校長「4月、5月とかは、それまでは普通に話してたの?」

走るマッチ棒「はい。それまで普通に話してたんですけど」

こもり校長「ある日、突然、“おはよう”って言ってもシカトみたいな?」

走るマッチ棒「はい。なんか睨まれたりとか」

COCO教頭「それは、全員そんな感じなの? それとも、その中の何人かがちょっと代表して、みたいな?」

走るマッチ棒「何人かがメインでやってて、周りの子も1対1だったらまだそんなに酷くないんですけど、やっぱりそのメインの子に嫌われたら自分も同じ立場になるっていう、女子のあれがあって…」

COCO教頭「グループがね…」

走るマッチ棒「はい。だからなかなか…。みんなでいる時の方が圧倒的に多かったんで、嫌われたら、自分も同じ目に遭いたくないから同じようにしとこう、じゃないけど…っていう空気はありました」

こもり校長「そういう核みたいな子がいるんだ?」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「なんかそれは…。う〜ん…部活の中でそういう風になってたりとか、自分がそういう立ち位置だったりとか、感じていることっていうのを、誰かに話せたりはできてたのかな?」

走るマッチ棒「1回だけ、顧問の先生に相談というか、“こういうことがあって…”っていう話はしました」

こもり校長「その時は、先生はどうだったの?」

走るマッチ棒「その時は、私は取り合ってくれるかなって思ったんですけど、まあ、もうスポーツに特化したところなので、負けず嫌いの人も多いし、ちょうど6月のタイミングでインターハイの県大会とか近畿大会とかがあって。で、そこで1年で唯一、リレー走らせて貰えて」

COCO教頭「すごいね」

走るマッチ棒「で、顧問の先生には、“それじゃない?”、“それの妬みとかでされてるんじゃない?”みたいな。“だからもうすぐなくなるでしょ?”みたいな感じで取り合ってくれなくて」

COCO教頭「そうか。マッチ棒が1年生の中でそうやって結果が、成績がいいから、“ちょっとジェラシーで周りもそうなんでしょ?”ぐらいだったんだ?」

走るマッチ棒「はい」

COCO教頭「その、あしらわれた時ってどういう気持ちだった?」

走るマッチ棒「“なんでそんな軽い感じで言われるんかな?”と思って」

こもり校長「しんどいよな」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「自分はな、ほんとにしんどくて伝えているのにな」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「走るマッチ棒の中で、今までも、1年生の時からもう約3年間すごく耐えて、折れないように折れないようにって頑張ってきたと思うけど、その中でも、きつかったこととかっていうのもあったの?」

走るマッチ棒「はい。1年生の夏頃に私以外のメンバーで部活がないオフの日に遊びに行ってて、みんなで撮った写真をインスタのストーリーに上げてて、そこに文章で、“陸上部最高。うちら最高”みたいな書いてて。私はそこに入ってなかったんで、“あ…私、陸上部じゃないのかな…?”とか思っちゃって…」

こもり校長「そうだよな。一緒にやってることだけが、絶対、陸上部の定義でもないしさ。走るマッチ棒は、絶対、部活の中で頑張ってたし、陸上部の一員だし、そこはもう間違いない揺るぎないことだし。走るマッチ棒が今までやってきたことっていうのは否定されることでもないし、自信を持っていいことだけど、そういうことをされるとな。“自分だけ違うんだ?”って思うと」

走るマッチ棒「そうですね…」

COCO教頭「部活以外でさ、走るマッチ棒がみんなと出かけたこととかっていうのはないの?」

走るマッチ棒「ないですね」

COCO教頭「なんか部活の合宿とかさ、そういう時に“一緒に買い出し”とかっていうのもない?」

走るマッチ棒「遠征があったんですけど、その時ほんとは1人での行動がだめで。いつもの場所じゃないから危ないし、夜っていうのもあって、危ないから1人はだめなんですけど。最初の頃は慣れてないからっていうので、先輩と1年生と班決めて行ってたんですけど、やっぱ慣れたらなくなるんで。で、その時はやっぱり一緒に行けなくて。夜ごはんも、みんな好きなとこ食べに行っていいって感じなんですけど、やっぱ1人はだめなんで、すごい悩んだ結果、コンビニに行って、夜ごはん買ってホテルの…1人の部屋…、コロナの影響で感染の予防とかで、部屋がもうほとんど1人部屋なんで、部屋でコンビニで買ったお弁当温めて食べていうのを、もうほとんど3年間、遠征ではずっとしてました」

こもり校長「いや。しんどかったな」

走るマッチ棒「はい」

COCO教頭「これは辛いよ」

こもり校長「何があろうとも、強くいようとしても、やっぱりグループというものが存在している中で1人になるっていうのは、ほんとにしんどいことだと思うし。俺もそういうのすごく感じたこともある。俺もずっとダンスやって来て、やっぱり今まで輪の中で生きてきたから」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「初めて東京に出てきた時とかは、やっぱ三重県から1人で出て来たっていうのもあって、今となっては別にもうどうでもいいことなんだけど、それこそ俺もなんか田舎者扱いされて1人っきりにされたりとかあったのよ。ダンスクラスん中で、みんなは遊びに行ってるのに俺だけ誘ってもらえない、みたいな。すごい寂しかったし、しんどかったし。だから別に、究極論、好きでもねぇ奴と一緒にいる必要はない、って思うけど、でもそんな中でも、やっぱ1人になる怖さっていうのは、とんでもなかったろ?」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「一緒の輪の中に入りたいって思ったこともいっぱいあっただろうし。いや、しんどかったな。よく頑張ったよ。よく頑張ったし、何よりもそんな辛いことがある中で、俺らの前でいつも書き込みくれたりとか、いつも明るくこの学校に来てくれて、今こうやって話してくれて、それが全てでもないこともわかってるし。ほんとによく頑張ったな」

走るマッチ棒「ありがとうございます」

こもり校長「その中でも、この3年間、陸上を頑張ってこれたっていうのは、自分の中で何か想いがあるの?」

走るマッチ棒「はい。やっぱり、今の高校は、元々、親が行って欲しいって言ってた高校と違くて。ほんとは、親は勉強して欲しかったんですけど、私自身、すごい陸上が大好きで、親に無理言って今の陸上の強い高校に入れてもらって、ここで、こんな人間関係で折れてたら、入れてもらったのに申し訳ないし。すごい“結果出す”って言う約束で今の高校に入れてもらってるので。結果的に、そんな大した記憶は3年間で出せなかったんですけど、“最善を尽くさないのに結果出せなくて辞めます、みたいな中途半端なことはしない”って決めてたんです。やっぱり親も、すごい私の決めたことは全力でサポートしてくれてたので」

こもり校長「いや。すげぇよ。めちゃくちゃかっけぇよ」

COCO教頭「かっこいい。めちゃくちゃかっこいいよ」

こもり校長「マジですげぇと思う。そこに折れずにマジで真っ直ぐ行ったのは、かっこいいと思う。正直、結果残せなかったの、超悔しいだろ?」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「めちゃくちゃ悔しいだろ?」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「でも、頑張ったぞ。走るマッチ棒」

COCO教頭「これだけ、今話してくれたことがずっと続いててさ、普通行けないよね。でも、それでもやっぱりマッチ棒は自分の中ですごい硬い意思があって、両親のサポートもちゃんと受けてさ、ずっと陸上に向き合って来てるわけじゃん?」

走るマッチ棒「はい」

COCO教頭「いや、もう、なかなかできないよ」

走るマッチ棒「いや…そんなことないです(笑)」

COCO教頭「すごい、ほんとにかっこいい」

こもり校長「部活はいつまであるの?」

走るマッチ棒「12月の末までは絶対全員行かないとだめで、そこからは3年生は、“大学で陸上続ける人はできたら来て”みたいな感じなんで、とりあえず12月末までのあと2ヶ月を、耐えるじゃないけど、頑張れば…」

こもり校長「走るマッチ棒の中では、今、もうこのあと2ヶ月っていうのを、“行かない”っていう選択肢もあるわけじゃん?」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「でもその中でも、“ここまで来たらやり切りたい”って思う気持ちもやっぱりあるの?」

走るマッチ棒「はい。2年半ぐらいこんな状況になって、けど、ここまで頑張れたし、ここまで来たら頑張らないと、っていうのもあって。大学でも陸上続けるので」

こもり校長「うん」

COCO教頭「そっか。そっか」

走るマッチ棒「高校で、目標の半分は達成できたんですけど、その残りの半分の1番大事な、大学生だけとか高校生だけの大会だけで全国入賞っていうのがまだできてないので、それは大学でやって。今まで、いろいろしてきた人たちを見返すじゃないけど、そういうのをしたいっていうのも、思ってるんで」

こもり校長「やってやろうよ。頑張り続けようよ」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「ただ、1つだけ言えるのは、走るマッチ棒がさっき言ったみたいに、“あと2ヶ月、ここまで来たらと頑張らなきゃな”って言ってたけど、そう思う必要は、俺はないと思う。なぜなら、もう頑張ってるから」

COCO教頭「そうだ」

こもり校長「これ以上、Moreを頑張るんじゃなくて、今の自分が壊れないように、今の自分がベストだと思えるように頑張って欲しい」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「走るマッチ棒は、何かを壊すためにそこにいるわけじゃなくて、さっき言ってくれたみたいに、感謝したくて、結果を出したくて、“自分がどうなりたいか?”っていうのを、もう持ってるから。大丈夫だよ。走るマッチ棒は、もう頑張ってるから。頑張って来たから」

COCO教頭「そうよ」

こもり校長「嘘じゃねぇぞ」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「ここで終わりじゃないから。さっき言ったじゃん。まだあるでしょ? 狙えるところ、狙ってきたいところ、まだあるじゃん。そこ、獲ってくんだろ?」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「今、壊れたらだめだぞ。壊すなよ」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「壊れない為に頑張れよ」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「走るマッチ棒ならまだ行けるからな。頑張ると決めたマッチ棒の心を、俺は絶対に押して行くから」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「結果出る、その時まで待ってるから。結果、聞かしてくれよ」

走るマッチ棒「絶対、出します」

こもり校長「よし。よく言った。頑張れよ」

走るマッチ棒「はい」

こもり校長「応援してるからな」

走るマッチ棒「ありがとうございます」

こもり校長「うん。頑張れ」

走るマッチ棒「はい」


♪ ミチシルベ / 湯木慧


COCO教頭「Xネーム り’ん。“そんな辛い中でも部活3年間続けていたの……よく頑張ったね。かっこいいよ。素敵だよ。自分の気持ち貫いたね。”。
辛いことって、たくさんあるじゃん。まあもちろん、いじめがなくても辛いことって多いと思うんだけど、この3年間、1番自分が傷ついた中で、すごく目標設定を明確にして、そこに走り貫くっていう気持ちを自分の中で決めたっていうのは、ほんとに最後、かっこよかったなって思った」


走るマッチ棒さんへ!
最終心が折れたらそこでおしまいなので、すこしゆとりを持って過ごすと良いと思います!
走るマッチ棒さんに届きますように…
あまのじゃくスポーティー
男性/14歳/和歌山県
2023-10-23 22:51


強さ
過酷な状況を耐え抜いて、最後まで覚悟を曲げずに3年間自分と向き合ってきた強さ、それは他の誰よりも揺るぎないものだと思います。不安な瞬間とか苦しい瞬間とか、そんなものが山のようにあったんだろうけど、それを乗り越えてきた上で今日ラジオ越しに語る本音を聞いて、心が動かされない人なんていないし笑う人なんていない。僕には本音や弱さを曝け出す言葉すらかっこよく聞こえてしまうほどでした。僕が今日ラジオ越しに思いを聞いて、応援することしかできないのが悔しくもあり、応援できるのが嬉しくもあります。12月まで、どうか精一杯、そして何より自分を大切に、自分を愛して、陸上をやり抜いてほしいです!応援しています!!
カラコネクト
男性/17歳/石川県
2023-10-23 22:55


COCO教頭「最後、マッチ棒から書き込み来てます」


逆電ありがとうございました
逆電ありがとうございました。
はじめてこんなにちゃんと話しました。
校長、教頭、職員さん、生徒の皆さんがいるからこの3年間頑張ってこれました。毎日明るい声とかで助けられてきました。
廊下とか掲示板とかいっぱい見させてもらってます。本当にありがとうございます。当たり前だと思ってたこの信念ずっと貫きます。壊れない程度に。
絶対結果出して報告します。それまで校長、教頭、職員さん、生徒のみなさん、待っててください。必ず。
走るマッチ棒
女性/18歳/兵庫県
2023-10-23 23:07


こもり校長「ほんとにずっと頑張り続けてきた中で、俺らと言うよりかは、やっぱり一緒にいてくれる生徒のみんなだったりとか。もしかしたら、さっきRN カラコネクトが言ってくれたみたいに“応援することしかできないのが悔しい”って言ってたけども、その言葉すら、本来だったら届けられなかった今日があって。でも、この学校でこういう風に出会うことができて、言葉が届けられるってこと自体が、もしかしたら、今の状況を変えるんじゃないかな? って。
それは直接喋ってる俺らだからと言うことではなく、やっぱり一緒に今この瞬間を共に生きてくれている生徒のみんなあっての1人1人の今だから。走るマッチ棒が言ってくれたみたいに、“みんながいてくれたから、今日までやってこれましたと”っていう言葉も、俺はすごく嬉しいし、どこか気づかないところで、もしかしたら、俺達がそばにいれたのかな? っていうのもすごく感じれたし、まだまだ走るマッチ棒は、頑張るんだっていうのも、決意も聴けたし。
だからと言って、今の状況を肯定するわけではない。絶対にそれはダメなことであるっていうのをわかりながらも、頑張るんだっていう気持ちは、絶対に俺は受け止めたいと思うから、俺も頑張るし、まだまだここは明日もあるし、明後日もあるし。一緒に頑張って行きたいなって思う。

生徒の話を聴いて行きたいと思います。もしもし」

根明になりたい根暗 佐賀県 14歳

こもり校長「14歳。学年は?」

根明になりたい根暗「中学3年生です」

こもり校長「電話、ありがとうね」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「今からいろいろ話を聞いていくから、もし喋りたくないこととか、なんかちょっと嫌だなと思うことあったら無理しなくていいから。嫌だったら嫌って言ってくれていいからね」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「今、根明になりたい根暗は、いじめられて辛いの?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「どんなことがあったのか聞いていい?」

根明になりたい根暗「1年生の時に、部活に入った時にいじめられるようになって、無視されたり、ボールぶつけられたりして、部活を休部するまで1年半ぐらいいじめられてて、学校に行けなくなって。最近、3年生になってから行けるようになったけど、ここ1〜2週間で仲良かった子たちに無視されるようになって、で、また、学校休みがちになってるみたいな感じです

こもり校長「そうか。最初入っていた部活は、何部だったの?」

根明になりたい根暗「最初は、バスケ部に入ってました」

こもり校長「バスケか。バスケは元々、小学校の時とかからやりたくてって感じ?」

根明になりたい根暗「ちっちゃい頃から兄がやってて、それで同じように小学校からやってた感じですね」

こもり校長「じゃあお兄ちゃんもバスケットボールやってたのか?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「それで中学に入ってバスケ部に入って、いじめが起きたってことだけど。さっきボール投げつけられたりとかも言ってたけど、他にはどんなことがあったの?」

根明になりたい根暗「自分が、みんなが話している場所に近づいてったら、みんながバ〜って他のところに解散したりとか」

こもり校長「ボールぶつけられたりとかっていうのは、それはどういう時にやられるの?」

根明になりたい根暗「部活が始まって最初の、先生がいない時間にぶつけられたりとか」

こもり校長「あからさまに、隠れてやられてる感じだ?」

根明になりたい根暗「はい」

COCO教頭「それって、同学年の子たちだけ?」

根明になりたい根暗「はい。同じ学年の人たちだけです」

こもり校長「それってなんかきっかけとかはあった?」

根明になりたい根暗「小学校の時から知ってる人が、そのいじめのリーダーみたいな感じで。で、小学校の頃はチームが別だったから、そこまで仲良くもなくて、それで、その人が無視するようになって、ほかの同じ部活の人たちも同じように無視し始めて、みたいな感じです」

こもり校長「そのリーダー的な子が、根明になりたい根暗を標的にするみたいなのっていうのは、なんかあんのかな?」

根明になりたい根暗「チームが別だった、っていうのもあると思うんですよ」

こもり校長「小学校の時ってこと?」

根明になりたい根暗「はい。なんか、自分だけ別のチームだから。他の人たちが同じチームでやってたから」

こもり校長「あ〜なるほどね。小学校の時にやってたバスケチームが、そのまま中学一緒になって部活に入って来たみたいな感じなのか?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「なるほどね。で、根明になりたい根暗は、別チームで1人だけ、その部活に吸収されてるみたいな感じの状況だったんだ? なるほどね。だから、“お前、こっち来んなよ”みたいな感じだ?」

根明になりたい根暗「はい」

COCO教頭「でも、中1のバスケって、中学入って4月から始めたでしょ? で、さっき、7月からいじめが始まったって言ってたけど、最初の方はそういうのなかったんだ?」

根明になりたい根暗「最初の方はそんなになかったです」

COCO教頭「そうか…」

根明になりたい根暗「最初の方は、3年生までいたからだと思うんですよ」

COCO教頭「あ、先輩がね」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「で、中2、中1だけになって、みたいな感じか?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「まあ、どう考えても普通に嫌だよな」

根明になりたい根暗「はい(笑)」

こもり校長「だって、自分が話しかけに行ったら、みんな解散、みたいな感じになっちゃうってことでしょ?」

COCO教頭「ひど過ぎ」

こもり校長「でも、1年半は頑張って部活は行ったんだ?」

根明になりたい根暗「はい。2年生もいたから、っていうのがあって」

こもり校長「そうか。まだな」

根明になりたい根暗「それでまだ、2年生と喋れてたから行ってたけど。でもそこでも、なんか嘘ついて部活は休んだりしてたけど、で、もう完全に先輩がいなくなってから段々エスカレートするようになったから、もうだめだなって思って休部するようになって…」

COCO教頭「そういうのって、先生とかは全然気づいてないの?」

根明になりたい根暗「1年生の時の顧問は気づいてたけど、2年生になると同時に、両方とも他の学校に行っちゃうってなっていなくなったから…」

こもり校長「先生が変わっちゃったんだね…。それは、その時は、先生に相談するとかっていうのは、やっぱできなかったのかな?」

根明になりたい根暗「なんか、相談しても変わんないんじゃないか? っていうのがあって…」

こもり校長「根明になりたい根暗の中でね」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「でも、それがすごく耐えられなくなっちゃって、休むようになったってことでしょ? それで、そこがきっかけもあって、学校にも行けなくなるってことなのかな?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「それは逆に、部活以外の友達とか、はたまた親に話すとかっていうのもしなかったわけか?」

根明になりたい根暗「親とはあんまり喋らないタイプの家族だから…」

こもり校長「元々、あんまりコミュニケーション取らないってこと?」

根明になりたい根暗「はい」

COCO教頭「え? お兄ちゃんは?」

根明になりたい根暗「お兄ちゃんも、その時、受験生とかだったから」

COCO教頭「タイミングか。そっか。じゃあ、お兄ちゃんも知らないんだ?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「家族に話そうと思ったりはしなかったの?」

根明になりたい根暗「なんか迷惑かけちゃうなって思って、話せなかったですね」

COCO教頭「学校を休んだりさ、部活を休んだりするとさ、何か言い訳と言うか、嘘をついて休むわけじゃん? そういう時は、どうやって言ってたの?」

根明になりたい根暗「ストレス性の腹痛に、ほんとになって、それで病院でも診断されてたから、休みやすいのは休みやすかったです」

COCO教頭「ちゃんと診断が出てたんだね」

根明になりたい根暗「はい」

COCO教頭「でも、それぐらい体にも不調が現れてるってことやんね? なんか、今、そういう辛い状況にいてさ、それでもやっぱり、お母さんとお父さんにちょっと話してみようっていう風にはならなかったんだ?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「やっぱり1番は、“迷惑かけたくない”っていう気持ちが大きかったの?」

根明になりたい根暗「はい。ストレス性の腹痛とかにもなって、もう、さらに迷惑をかけるのはあれかなってなって…」

COCO教頭「学校ってどれぐらい休んでたの?」

根明になりたい根暗「2年生の時が1番多くて、合計で30日休んでました」

こもり校長「じゃあ、1週間に1回は休むかな、みたいな感じか?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「でも、ほんとにお腹が痛くなっちゃって行けなかったっていうのもあるだろうけど、“もう行きたくない”みたいな気持ちも正直あったの?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「それは、その子に会うから?」

根明になりたい根暗「はい。あと、なんかもう、周りの目が怖くなっちゃった…」

こもり校長「それは、部活の仲間だけじゃなくて?」

根明になりたい根暗「もうなんか、みんなそう思ってるんじゃないかな? みたいな」

こもり校長「自分のことを、“他所者なんじゃないか”、“あいつだけは話に入れたくねぇよ”とか思われてんじゃないかな? みたいな?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「でも、その環境もあってか、自分…部活を辞める時はどうやって言い出したの? 自分から言い出したの? それとも家族が後押ししてくれた感じなの?」

根明になりたい根暗「ストレスの原因が親はわかってなかったから、“とりあえずもう部活行かなくていいよ”みたいな。いじめられてるっては言ってなかったけど、よく部活を休んでるから、“もう嫌なのかな?”みたいな感じで、親はたぶん、若干感づいていたみたいな」

COCO教頭「部活が原因かな? って」

こもり校長「だから、“もう行かなくていいよ”ってなった?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「部活以外だとさ、一緒に遊ぶ友達とか、よく話す友達とかっていうのはいるの?」

根明になりたい根暗「いたけど、なんかもう最近は、また、その人たちにいじめられてるみたいな感じです」

こもり校長「それはどんな感じなの?」

根明になりたい根暗「最近、行けるようになってたけど、休み休みなわけで、休んでる間に話してた内容とかがわからなくて、話が合わなくて無視されたりとか、避けられたり、みたいな感じですね」

こもり校長「なるほどな…。え? それはじゃあ、根明になりたい根暗が話しかけに行っても…」

根明になりたい根暗「もうなんか、“いない”みたいな感じで…避けるでもなく、無視、みたいな…」

COCO教頭「ガン無視?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「その場にいても?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「きついな…。それは…」

根明になりたい根暗「なんか、その場にいても、自分がいない方向を向いたりとか」

こもり校長「関わらない感じにしてくるってことか?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「避けて来るってことだよね? でも中学の時、中1、中2までは一緒に遊んでいた子だったりするもんね?」

根明になりたい根暗「はい。中3の最初の方は普通に遊んでくれてた人たちでした」

こもり校長「正直、根明になりたい根暗的には、もう今10月も終わりじゃない? で、あと4ヶ月で中学は卒業になるわけじゃない? 正直なこと言ったら、学校どう?」

根明になりたい根暗「いや、もう行きたくないな…。なんか学校行くぐらいだったら、家で自分で勉強してた方がすごい楽だなって」

こもり校長「今って、さっき話してくれてたストレス性で来る腹痛とかっていうのは、どうなの?」

根明になりたい根暗「まだありますね。減ったけどまだ残ってるみたいな」

COCO教頭「“学校に行こう”って、自分を奮い立たせた時に出てきちゃうものなの?」

根明になりたい根暗「はい。あと日曜日の夜とかは、なんか、しんどくなる」

COCO教頭「“明日、月曜だ。学校だ”みたいな?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「今日は学校どうしたの?」

根明になりたい根暗「今日は行ってないです」

こもり校長「しんどかったら休んだのか?」

根明になりたい根暗「はい。で、あと受験生だから、休むと親にもなんか言われるし…」

COCO教頭「今日は、何か言われた?」

根明になりたい根暗「いや。今日はあんまり」

こもり校長「それさ、改めて自分が、今、俺たちに話してくれたようなことをさ、親に言うっていうのは? やっぱりちょっと難しいな、と思う?」

根明になりたい根暗「んん………」

こもり校長「いいよ。俺たちが、根明になりたい根暗が言ったことに対して、“違うよ”って言うつもりは一切ないから」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「もう、マジでほんとに今思うことでいい。明日の朝起きた時に、“やべぇ…昨日の夜言ったことと全然違ぇ…”って思ってもいいから」

COCO教頭「全然いい」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「今、思うこと」

根明になりたい根暗「いじめに対してってことですか?」

こもり校長「も、そうだし、自分が今…明日の朝でもいいけど、“こういう状況があって学校に行きたくないんだよね”っていうのを親に話すっていうのはできなさそう?」

根明になりたい根暗「あんまり…話したくはないな…って感じ…」

COCO教頭「それって、さっき話してくれたみたいにさ、もう既に、このストレス性のお腹痛いので迷惑かけてるのもあるし、で、心配かけたくないっていうこと以外に、何か他に理由ってあったりする?」

根明になりたい根暗「あと、他の兄弟とかの受験とかも、いろいろ今年重なってるから、親が忙しそうで、話すタイミングがない」

こもり校長「なるほどな。自分で捕まえて、“話聞いてよ”っていうのも探しづらいし、ってことか?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「でも、学校も行けてないでしょ? 今のところ、明日はどうしようと思ってんの?」

根明になりたい根暗「明日は行きます。カウンセリングの先生が来るから」

こもり校長「あ、そういう風に話せる先生はいるの?」

根明になりたい根暗「いや。いじめのことは何も話してないけど…」

COCO教頭「どういうカウンセリング?」

根明になりたい根暗「なんか、“最近何があったの?”とか、あと、話すつもりはないけど、教室からいなくなれるから、それで行ってるみたいな感じ」

COCO教頭「そのカウンセリングの先生はは毎週火曜日に来るの?」

根明になりたい根暗「2週間に1回、火曜日に来るって感じです」

COCO教頭「その先生にもやっぱり、状況は言いづらい?」

根明になりたい根暗「いや。あんまり言いたくはないな…。なんか、自分の弱いところを見せたくないっていうのがあって、それで」

こもり校長「そうか。今の根明になりたい根暗の中には、それを言うことが自分の正義ではないっていう感じもちょっとあるんだ?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「それを言えたから別に楽になる訳じゃねぇよ、っていうところもある?」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「そうか」

根明になりたい根暗「なんか、全てが変わるとは限らないし」

こもり校長「うん。そうだな。だとしたら、自分が、学校とバランスを取れるような場所を探すっていうのも1個の手かもな。友達に無視されてしまうとか、いじめられてしまってるっていう状況をよしとするっていうことではなく、もしかしたらそこに対するストレスも、だって間違いなくあるわけじゃん。それでお腹痛くなっちゃう、とかっていうのもあるだろうけど、もしかしたら、…SNSやってみるとかさ」

根明になりたい根暗「あ、やってますね」

こもり校長「それが全部とは限らないけど、心のバランスが取れるように、趣味の世界のコミュニティを作ってみようとか。だからさっき言ってくれたみたいにさ、“カウンセリングの先生がいて、教室から離れられるんだったら行ってもいいかな”って思えるような場所っていうのを、もしかしたら、自分の中でもう1個作ってみるとかっていうのも、何かしらのタイミングだったりとかきっかけにもなるのかな、とか。今話を聞いた中での、俺のすごく目先な提案ではあるんだけど、そういうのはちょっと少しあるのかなとは思ったね」

根明になりたい根暗「はい」

こもり校長「別にそれが、SCHOOL OF LOCK!であってもいいし、っていうのもあるし」

根明になりたい根暗「あ、でも結構、ここ毎日、これを聴くためにいるみたいな感じはありますよ」

こもり校長「ちょっとさ、このあと、授業終わった後、ちょっと話していい?」

根明になりたい根暗「「はい」

こもり校長「ごめんな。明日も行こうとしてるのに。この後、時間の限り、もし許してもらえるんだったら喋りたいなと思うし、明日もまだいろいろと生徒とも話して行きたいな、と思ってるから。まずは今日のこの授業を、生徒と一緒に号令かけたいなと思います」


こもり校長「SCHOOL OF LOCK! は、明日夜10時に再び開校! 最後は一緒に挨拶、よろしくお願いします」

根明になりたい根暗「はい」

COCO教頭「起立!」

こもり校長「さあ、生徒のみんな、全員、立って」

COCO教頭「礼!」

こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」

こもり校長の放送後記

まだまだ諦めたくない。
僕達で良ければまだまだ話させてほしい。

COCO教頭の放送後記

自分が悪いなんて思ったらアカン。
傷ついた方が肩身狭くなる世の中が間違ってるんやから。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年10月30日(月)PM 10:00 まで

Music 2023.10.23 PLAYLIST

「自分も悪になることがある」「気づいてないから許して、はない」10代といじめを考える

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。10月23日(月)は、『いじめでつらい、君の話を聞かせてほしい』をテーマに放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、いじめについて思うことを語った冒頭のやり取りを紹介します。

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