大学入学共通テストお疲れ様。今夜の授業は…共通テスト結果報告会！

『 お疲れさま ありがとう 』

こもり校長「『大学入学共通テスト』を受けた受験生のみんな。まずは、お疲れ様。この週末の受験生の書き込みを紹介したいと思う。『共通テスト』初日、1月14日、朝5時47分の書き込み」




こもり校長「朝、7時21分の書き込み」




こもり校長「朝、7時37分の書き込み」




こもり校長「みんなが、この掲示板に書いてくれる時の思いが文章から伝わってくる。
初日、1番早い受験生で、試験時間は朝の9時半スタート。早いね。非常に早いよ。9時半スタートってことは、それよりも前に起きて、準備をして、会場に向かって、たぶん、遅刻しないように行くから9時10分とか、早い生徒は9時ぐらいに向かった生徒もいるんじゃないかな？ ものすごく準備して会場に向かったんだと思う。
で、試験が始まる前に、学校掲示板を見ていた、っていう受験生もたくさんいたと思う。そして試験が始まる前も、試験中も2日間の試験が終わった後も、ずっと応援メッセージを書き込んでくれた生徒！ 本当にありがとう！ 全国から、いろんな年齢の生徒から、たくさんの書き込みが届いてました。その一部、紹介します。1月14日、初日の朝、8時7分の書き込み」




こもり校長「朝早くからありがとう。初日のお昼、12時57分の書き込み」






こもり校長「自分も戦っている中なのに、エールを届けてくれてありがとう。そして2日目の夕方、17時21分の書き込み」




こもり校長「モアのすけ、ありがとう。他にも、静岡県のRN あいにゃんねことか、福井県のRN りんごアメ。とか、たくさんの生徒がメッセージをくれました。本当にたくさんの応援が届いてました。“経験したことない”っていう受験生への応援の言葉もあったし、“これから経験するんです”っていう受験生の応援の言葉もあったし、たくさんの言葉が届いてた。
そして今日は、モアのすけも書いていたけど、『共通テスト』の結果が納得のいった生徒もいれば、いかなかった生徒もいると思う。納得のいく内容だった生徒には、声をかけてあげたいし、そうでなかった生徒の背中を押して行きたい。“共通テストを終えて、今、どんな気持ちでいるのか？”、“どんなことを考えているのか？”、よかったら学校掲示板に書き込んでほしい。今日は2時間、『共通テスト結果報告会』を行っていこうと思う。

SCHOOL OF LOCK! 今夜も開校！」


♪ エールを送るよ　／　秋山璃月


こもり校長「いやぁ…ちょっと緊張が、まだ、俺が解けてないね。掲示板とかも読むと、その緊張もまだ続いている感じがしてる」



こもり校長「こちらこそ、感謝だよ。そうやって、頼ってくれて、うれしい」




こもり校長「そうだよな。まだだもんな。そこでな、気を緩めずっていうことなんだけど。
今日も生徒のみんなから、こういう風に学校掲示板に書き込みをもらって、廊下（=Twitter）でも、すごくいろいろなコメントを寄せてくれて、本当にありがとう。今日はできる限り、みんなの声も届けていこうと思います」




今晩のSCHOOL OF LOCK! は、こちらの授業です！
『共通テスト結果報告会』!!

こもり校長「今夜の生放送教室は、“大学入学共通テストを終えて、結果は、どうだったのか？”、“そして、今、どんな気持ちでいるのか？”、話を聞かせてもらう。さらに今夜、受験生の話を聞いて、受験生ではない生徒からの応援メッセージも、学校掲示板で待ってます」




こもり校長「よく言った。自分の言葉でね、“切り替えます”って言うことが、絶対に前に進むための1歩ね、大事なきっかけになると思うから、頑張って欲しい」




こもり校長「お疲れさま！ よかったよ。頑張ってきた結果が、そういう風に目に見えた形で返って来たっていうのはよろこばしいことだからね。二次試験に向けても頑張って」




こもり校長「まだまだだね。こっからだね。でも、その経験だったり、感じていることっていうのは、絶対にツインさんの背中を押すから、自信を持って頑張って欲しい」

さぁ続いては、生徒と直接話していくぞ！

フードの中のカワウソ　秋田県　18歳

RN フードの中のカワウソは、先週木曜日の授業で『宣言』を聞かせてくれた生徒！
その時は「自分の夢を目指せるようになったけど、受かるイメージができない…それでも大学に受かりたい！」と話してくれたけれど…？

こもり校長「『共通テスト』受けてきた？」

フードの中のカワウソ「受けてきました」

こもり校長「どうだった？」

フードの中のカワウソ「酷かった…ですね…」

こもり校長「“酷かった”っていうのは、どういう感じなんだろう？」

フードの中のカワウソ「まず、最初に、文系教科を受けてて、最後の試験が英語のリスニングなんですけど、いつもなら得点源のはずなのに、ちょっとそこでやらかしてしまって…。で、そこからなんとか切り替えて、2日目、理系科目だったんですけど、その理系の数学で、ちょっと問題を飛ばしながら解いていて、終わった後に友達と話してたら、“結構、数学簡単になってたよね”っていう話が、結構聞こえてきて、“あ…ちょっとこれ、ダメかもしれない”って思って…。そういう感じでした」

こもり校長「フードの中のカワウソ、英語が得意っていうのでね、リスニングがよくなかった、と？」



フードの中のカワウソ「はい」

こもり校長「“やらかしちゃった”っていうのは？」

フードの中のカワウソ「普段なら解けるような問題もあったんですけど、なんかやっぱり会場にちょっと慣れなかったっていうのと、長丁場だったので、普段と環境が違うっていう点で、あんまり解けなかったです」

こもり校長「“流れに飲まれちゃった”みたいなところもあんのか？」

フードの中のカワウソ「はい」

こもり校長「フードの中のカワウソは、外語大を目指しているんだもんね」

フードの中のカワウソ「はい、そうです」

こもり校長「だから、個人的にも“英語で戦いたい”みたいなところもあったから、っていうのもあるのかな？」

フードの中のカワウソ「はい」

こもり校長「自己採点はもうしたの？」

フードの中のカワウソ「今日、学校で、全部の科目をしてきました」

こもり校長「文系はどうだったの？」

フードの中のカワウソ「文系科目は…2日目、昨日の夜に、自分で自己採点したんですけど、文系科目の自己採点終わった時点で、やっぱりリスニングが足を引っ張ったりしてて、思うように点数が獲れなくって、なんかもう本当に、いろんな人に応援してもらってて、SCHOOL OF LOCK!の
逆電で“絶対受かる”って言ってきたし、家族とか先生とか友達に、いっぱい“頑張ろう”って、“頑張って”って言われたのに、“なんでこんなに結果を出せないんだろう？”って、すごい情けなかったし、悔しかったです」

こもり校長「それが昨日の夜？」

フードの中のカワウソ「はい」

こもり校長「自分で自己採点してて、そう思っちゃったのか？」

フードの中のカワウソ「はい」

こもり校長「まあでも…わかるけどな。確かに、いっぱいいろんな人に応援してきてもらっただろうし、フードの中のカワウソは、それこそお母さんにも応援してもらいながら、周りの人にも応援してもらったから」

フードの中のカワウソ「はい。そうですね」

こもり校長「それが結果として跳ね返ってくると、確かに正直しんどいなぁ…。でも、先週“自己最高点獲りたい！”、“取るぞ！”みたいな感じだったじゃない。そこの目標はどうだったの？」

フードの中のカワウソ「それは、本当に、あの逆電のおかげで、何とか自己ベストを更新出来ました！」

こもり校長「すごいじゃん！」

フードの中のカワウソ「本当にありがとうございました」

こもり校長「えっ？ じゃあ、何がダメなの？」

フードの中のカワウソ「文系科目はダメだったけど、理系科目が、自分がダメだって思ってたよりも、結構獲れてて、理系に助けられました」

こもり校長「それって、自己ベストも出して、自分が今までにないところでカバー出来たから、全然ダメではなくない？」

フードの中のカワウソ「自己ベストは出せたけど、その第1志望の目標点とか、志願者の平均点にはおそらく達してないんだろうな、っていう感じで…。出願しても、2次試験で受かるかどうか、厳しいな、っていう感じです」

こもり校長「でも、その『共通テスト』の点数で、第1志望のところ、受けれない点数ではないでしょ？」

フードの中のカワウソ「受けれなくはないと思います」

こもり校長「ギリギリのラインってこと？」

フードの中のカワウソ「そうですね…」

こもり校長「そうかそうか。ギリギリのラインってなってくると、次に受けるテストで、かなり、本当に自己ベストをさらに叩き出すぐらいじゃないといけない、ってことか？」

フードの中のカワウソ「ですね。他の受験者よりも、もうプラス100点みたいな感じで頑張らないときついです」

こもり校長「だから、フードの中のカワウソ的には、ここでもっと獲っておきたかった、ってことか？」

フードの中のカワウソ「そうですね」

こもり校長「そうか…。次の本番の試験はいつ？」

フードの中のカワウソ「次は、2月の25日です」

こもり校長「1ヶ月ちょっとか？ そこに対しては、今、どういう気持ちなの？」

フードの中のカワウソ「『共テ』で思うように獲れなくて、やっぱり悔しいし、なんか、また失敗したらどうしよう？ っていう思いもあるんですけど、でも、やっぱり、他の受験生とかがみんな切り替えてるの見てると、私も何とか切り替えて、人の倍勉強して、絶対逆転してやりたいな、って、今、思ってます」

こもり校長「じゃあ、もうすごい強い意志じゃん。自分の中では、“切り替え出来ない”みたいな不安もあんの？」

フードの中のカワウソ「やっぱり、絶対に受かるかどうか分かんないから、怖いです」

こもり校長「怖さが、今、出て来ちゃってるってこと？」

フードの中のカワウソ「そうです」

こもり校長「それはでも、フードの中のカワウソが、今、最前線で戦っているから思う感情だから、絶対に間違っている感情ではないと俺は思うし。怖いよな。そりゃそうだよ。だって、次のテストでもしダメだったら、“留年するってなったら1年か…”とか、“もう行きたい学校はダメで、違う大学行かなきゃいけない”ってなったら、じゃあここから、自分の道はちょっと思い描いてた道からずれるわけか、とか…。いっぱい想像しちゃうと、むちゃくちゃ怖いな」

フードの中のカワウソ「怖いです」

こもり校長「そう思ってる気持ちは、絶対間違いないと思うんだけど。俺が今、率直に感じたことは、まだまだ、フードの中のカワウソは、自分の第1志望にチャレンジ出来るってことでしょ？」

フードの中のカワウソ「たぶん、そうです」

こもり校長「わかんない。俺は、今まで『大学入学共通テスト』とか『センター試験』っていうものを受けたことがないから。だから仕組みがどういう風になっているのか、っていうのが、全部、細かくわかるわけじゃないんだけど。でも、生徒の中では、もうここで“第1志望の大学が断たれます”っていう受験生もいるわけじゃん。
で、何が嬉しいかって、実は俺、この土日の2日間すっごい緊張してたのね。その緊張してたっていうのは、やっぱ、“俺たちは何もしてあげることができない” 俺たちがテストを受けるわけじゃないし、“頑張れ！”って、声を届けることしか出来ない緊張感っていうのがあって、正直、SCHOOL OF LOCK!どうしよう、って頭の中でよぎったのよ。 “受験生が、もし、“全くうまくいかなかったです”ってなったらどうしよう？”って、やっぱり頭の中をよぎるし。
そうなっちゃったら、俺はやっぱり、超しんどいな、って思ってたし。でも、フードの中のカワウソが、今、“ギリギリで第1志望行けるかもしれないです。踏みとどまれるかもしれないです”っていうのを聞いた時に、俺はやっぱ、“やっしゃ！”と、思うわけ。“まだ、戦えるぞ！”って。“まだ、いけるんだ。まだ、戦えるんだ。よかった。これで終わってないんだ”って、本気で思ったから」



フードの中のカワウソ「はい」

こもり校長「フードの中のカワウソが、さっき言ったみたいに、“応援してくれたみんながいるのに申し訳ないって思う気持ちになる”っていうのも、すごくわかるんだけど、俺も、たぶん、応援してくれた生徒のみんなも、そんなこと誰1人として思ってなくて、“あんなに応援してるのに、なんでなんだよ？”っていうやつは誰1人としていないね。みんなで声届けるんだったら届けるもんね。声の大きさだけでプラス100点出せるんだったら、やっぱ俺、声出すもん。でも、それができないから、戦うのはフードの中のカワウソだから、“頑張って！”って言うし。
まだ1ヶ月半あるじゃん」

フードの中のカワウソ「はい」

こもり校長「俺が言ってることは、綺麗ごとかもしんないよ。1ヶ月半しかない、っていう考え方もあるかもしんないけど、切り替えてこうぜ」

フードの中のカワウソ「はい。切り替えます」

こもり校長「まだ、戦えるだろ？」

フードの中のカワウソ「戦えます！」

こもり校長「まだまだいけるだろ？」

フードの中のカワウソ「いけます！」

こもり校長「俺は行って欲しいね、掴んでほしいね」

フードの中のカワウソ「絶対、受かります」

こもり校長「よっしゃ。じゃあ、この後、電話切ってからでもいいし、明日からでもいい。どっからでもいいけど、絶対に夢つかむために、頑張ると約束してくれ」

フードの中のカワウソ「はい。頑張ります」

こもり校長「よし。よく言った。頑張れよ！」

フードの中のカワウソ「頑張ります！」


♪ オセロ　／　TOMOO


こもり校長「フードの中のカワウソ、今、俺の声が届いてるかな？ 生徒も、めっちゃいろんなこと送って来てくれてて」




こもり校長「あと、廊下、Twitterでも、RN ゆーめの。“思った結果が出せなかったのは、本当に悔しいよね。でも、自己ベスト更新出来たことは、本当にすごいと思います。プレッシャーに負けずに頑張って欲しいな”」




こもり校長「他にも、もう、掲示板もそうだし、今、廊下だって、もう、更新すれば、俺とね、フードの中のカワウソが話したことについて、生徒がいっぱい言葉を届けてくれてる。さっき話した中でも言ってた通り、フードの中のカワウソ、自己ベスト獲ったんでしょ？ すごいぞ。それは、めちゃくちゃすごいことだぞ。本番で、自分の上行くんだから。最高のベスト、出せるんだから。めっちゃ力はついてる。自信、持って欲しい。
俺らがいるし、悩んだら、迷ったら、心折れそうなら、いつで も頼ればいいじゃない。でも、折れずに頑張って欲しいな。最後までつらぬいて戦い切って欲しいと俺は思ってる」




こもり校長「もしもし」

虚数のi　神奈川県　18歳

こもり校長「なんだか俺は、話すのがすごく久し振りのような気がして」

虚数のi「（笑）」

こもり校長「そして初めて話した頃は高1だったのに、君はもう受験生になっているのか、と。虚数のiの名前を呼んで、心がキュッとなってるよ」



虚数のi「成人もしました」

こもり校長「そうだね！ そうか！ 18歳。新成人だ」

虚数のi「はい」

こもり校長「話したのは2年半前ぐらいか？」

虚数のi「はい」

こもり校長「書き込みも読んだんだけどさ。今の気持ちはどんな感じ？」

虚数のi「もう…人生絶望だなって感じです…」

こもり校長「1番、落としちゃった科目は何？」

虚数のi「化学と生物なんですけど…。なんか、最初の方で焦ってしまって、適当にマークをどんどん塗り進めるみたいな感じになってしまい、いつも2つで160点ぐらいあるんですけど、まさかの2つで90点しかなかったです…」

こもり校長「半分とまではいかないけど、大分、落としちゃったなぁ、っていう感じか？」

虚数のi「はい」

こもり校長「虚数のiは、前、話した時は“花粉症の科学者になりたい”っていう…夢、覚えてる？」

虚数のi「はい。今でもそうです。研究者になりたいです」

こもり校長「志望校は？」

虚数のi「京都大学です」

こもり校長「京都大学か。ご家族とも、その話がうまくいかなかったみたいなのも聞いてたけど、今はどうなのかな？」

虚数のi「最初は、反対されたり、馬鹿にされてたんですけど、結構、意地で、絶対に受かろうと思って、結果を少しずつ残して行くうちに、今ではすごく応援してもらってます」

こもり校長「そっか。応援してくれてるんだ。“大学別の授業を受けさせてくれた”って書き込みにも書いてたもんね」

虚数のi「はい。そうです」

こもり校長「兄弟は？」

虚数のi「兄と弟がいます」

こもり校長「お兄ちゃんは、大学行ってる？」

虚数のi「はい」

こもり校長「そこと、自分が比べちゃうみたいなことはあんの？」

虚数のi「そうですね。兄も弟もすごく優秀で、自分だけできないってことで、結構劣等感とか。“あなたは出来ないから”みたいな、昔から親に言われたので、大学受験で見返そうと思って、頑張ってました」

こもり校長「でも、書いてくれてたけど、2ヶ月で150点上げないと無理だと言われたのが、170点、上がったんでしょ？」

虚数のi「はい」

こもり校長「しかも、これ最後の模試でしょ？」

虚数のi「はい。そうです」

こもり校長「かなり実力がついているはずなんだけどな。ちょっと焦っちゃったのか？」

虚数のi「はい」

こもり校長「グイっと、その2ヶ月であげられたのは、なんかきっかけがあったの？」

虚数のi「もう、我武者羅にやったっていうのと、あと親のサポートで塾とかも行かせてもらって、あと先生とかの応援もあって、ここまで結果を残せたっていうのがあります」

こもり校長「過去最低点を叩き出したっていうことで、結果として、今はたぶんそれが残っちゃうと思うんだけど、今後、どうしてくつもりでいるの？ 要は…受ける大学とかも、そのまま京都大を受けれるのか？ どうかとかもあると思うけど」

虚数のi「なんか失敗してしまったので、結構、それが難しくて。でもここまで周りの人に支えてもらったから、どうしても大学諦めたくない、っていうのが強くて。京都大学に行くために、学部を変えて、とか、それとも、科学者になるために、森林科学の科学者になるために、大学を変えるか？ っていうのを、迷ってます」

こもり校長「自分の中での選択肢は、いっぱい出てきたわけか？」

虚数のi「はい」

こもり校長「ほんとは、どうしたいの？ 今の、“正直、これが1番やりたいなぁ”っていう選択肢というか」

虚数のi「本当だったら、ちゃんと点数獲って、京大で研究者になりたかった。なりたい」

こもり校長「そうだよな。いや…悔しいな」

虚数のi「はい」

こもり校長「俺はもう、本当に、今、はち切れるんじゃねえか、ってぐらい悔しいんだけど、それをたぶん、言葉にして届けてくれてる虚数のiの方が、絶対に、今、悔しい思いをしてて。むっちゃ、頑張ってきたろ？」

虚数のi「はい」

こもり校長「家族だけど、兄弟の存在も、時期によってはしんどかったんじゃない？」

虚数のi「はい。しんどかったです」

こもり校長「でも、“絶対に、頑張ろう”ってやって来たんだもんな」

虚数のi「はい」

こもり校長「いや、むちゃくちゃ、頑張ってきたな。でも、今の俺の思いとしては、やっぱり虚数のiに、ここで終わらせて欲しくないのよ。終わらせて欲しくない、っていうのは、虚数のiの選んできた道、思いっていうのを、ここで歩みを止めないで欲しい、っていうことで。俺は、さっきちょっと震えたのよ。“学者になる、って3年前話したな。花粉の話だったよな？” 俺はやっぱ、あの時、すごく笑って話したじゃない？」

虚数のi「はい」

こもり校長「なんか、さかた元校長の目がぐじゅぐじゅになっちゃうから頼むよみたいな（笑）」

虚数のi「はい（笑）」

こもり校長「だから、俺は、さっき笑って話したんだけど。俺の声を遮るかのように、“まだ、その夢、変わってないです。科学者になりたいです”って言ったあの1言に、俺は震えたのよ。あの時から、思い、止まってねんだ、って。変わんないんだ、って」

虚数のi「はい」

こもり校長「俺、それって、ものすごいことだと思ってて。たぶん、虚数のiが選んできたたくさんの無数の選択肢の中から、常に正解と失敗を繰り返して、今日を迎えてきて、ここで、“もう、その選択肢や〜めた”って、して欲しくないの」



虚数のi「はい」

こもり校長「もっともっと、いろんな枝分かれをさせて、その夢を掴み取って欲しいわけ。俺は」

虚数のi「はい」

こもり校長「もしかしたら、君の理想通りにはならないのかもしんない。第1志望、行きたかったっていう大学に、今年はもしかしたらダメっていうものを、もらったのかもしんないけど、それは君が夢を捨てるきっかけではない、というか。どんな道を辿ってでも、その道には突き進めるんだ、っていうことを、俺は、虚数のiに証明してもらいたいわけ。だから、諦めないで欲しい」

虚数のi「はい」

こもり校長「で、背中を押してくれた先生。塾とかね。いろんな応援してくれた…両親もいると思う。裏切ってしまったという自責の念はめちゃくちゃ残ると思う。一生残ると思う。でも、そんな思いを抱きかかえながら、悔しくて、頑張ろうとするのが、絶対、俺らだと思うから。まだ、大学とか諦めてないんでしょ？」

虚数のi「諦めてないです」

こもり校長「どんな結果になっても」

虚数のi「はい」

こもり校長「だったら、その思い、途切れさせないで欲しいな」

虚数のi「はい」

こもり校長「どんな形になってもいいから、聞かして欲しい。君が選んだ選択肢を。“こういう道でした！”って、報告してほしい」

虚数のi「はい」

こもり校長「今は、本当にそれしか言えないけど、留まらないで」

虚数のi「はい」

こもり校長「1歩前に進んで」

虚数のi「はい」

こもり校長「また俺に話してくれる？」

虚数のi「話します」

こもり校長「待ってるからな。頑張れよ」

虚数のi「頑張ります」


♪ ビリーヴ　／　GReeeeN


こもり校長「まだまだ、時間の限り話していきたいと思ってる」




こもり校長「もしもし」

トロンボーンは天使の聲　長崎県　18歳

こもり校長「今、書き込み読ましてもらったけども、今日の朝、自己採点して、結構しんどい結果だったのかな？」

トロンボーンは天使の聲「しんどかったですね…」

こもり校長「志望校は？」

トロンボーンは天使の聲「金沢大学です」

こもり校長「そこ1本？」

トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「今までも、自分の中でめちゃくちゃ勉強はしてきたでしょ？」



トロンボーンは天使の聲「しました」

こもり校長「その結果、自己採点した時、真っ先に何を思った？」

トロンボーンは天使の聲「信じられなかったですね」

こもり校長「何回も、確認したろう？」

トロンボーンは天使の聲「何回もしました」

こもり校長「嘘だろ？ 嘘だろ？ って」

トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「周りはどうだったの？」

トロンボーンは天使の聲「結構、雰囲気が明るくて。まあ、よかったのかな？ って思って。そんな雰囲気で、一層、自分の悪さが身に染みてきます」

こもり校長「なんかどっか、自分のところだけに陰りがあるような感じがして？」

トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「書き込みに書いてあったみたいに、二次ではまだ戦えるチャンスはあるのかな？」

トロンボーンは天使の聲「はい。あります」

こもり校長「まだ、可能性はある？」

トロンボーンは天使の聲「あります」

こもり校長「40日」

トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「でも、そこに向けての、正直な今の気持ちはどうなの？」

トロンボーンは天使の聲「自信はないですけど、受けれるチャンスもあるし、やってやろうっていう気持ちではあります。でも、切り替えれない、っていうのが現状です」

こもり校長「そうだよな。いや。悔しい気持ちがあって、もちろん、当たり前だと思う。俺だって、今まで、自分が掴みたかった夢を掴めなくて、“嘘だろう？”っつって。合格結果が送られてきたメールを何度も何度もリローディングして、“嘘だろう？”って。“これ、俺じゃねぇだろ？”って思った事もいっぱいあるし。ちょっと信じれないよな？」

トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「ただ、トロンボーン。今まで自分がやってきたこと。で、これまでの日々。勉強してきた日々でもいい。その志望校を初めて目指した日のことでもいい。ちょっと今思い返して欲しい」

トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「振り返ってみて、トロンボーンは天使の聲は、めちゃめちゃ、頑張ってきたろう？」

トロンボーンは天使の聲「頑張ってきました」

こもり校長「振り返って、振り返ったその自分は、めちゃめちゃ、頑張ってるだろ？」

トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「客観的に見ても、お前自身で、頑張ってる、って認められるだろ？」

トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「今、トロンボーンは天使の聲がもらってる今の結果は、君のすべてを否定するものではない」

トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「君の未来が断たれたという結果ではない」

トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「今は大切だし、今が全て。それは間違いないけど、君が評価されたのはそこじゃないから」



トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「まだまだ行けるぞ。この悔しい今をあと40回重ねて。41日目の今を掴むために。そのために今まで、頑張って来たろ？」

トロンボーンは天使の聲「はい」

こもり校長「君の過去は、間違ってなかったろ？」

トロンボーンは天使の聲「間違ってないです」

こもり校長「まだやれる。俺は信じてる。あと40日しかないかもしんないけど。絶対、ぶちかまして欲しい」

トロンボーンは天使の聲「やります」

こもり校長「そんなもんじゃないぞ。トロンボーンは天使の聲の底力は」

トロンボーンは天使の聲「やってやります」

こもり校長「今の、トロンボーンは天使の聲の気持ち、ちょっと、声で聞かせて」

トロンボーンは天使の聲「41日後に、絶対、合格、掴み取ります」

こもり校長「よく言った。絶対、掴んでやろうな！」

トロンボーンは天使の聲「はい！」

こもり校長「応援してるからな！」

トロンボーンは天使の聲「はい！ 頑張ります！」

こもり校長「頑張れよ！

今日の黒板

『 聞きたくない！ 』

Music 2023.1.16 PLAYLIST

「立ち向かったという事実だけですごい」共通テストを受けた受験生へのエール

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」（月曜〜木曜 22:00〜23:55／金曜 22:00〜22:55）。1月16日（月）は、『共通テスト結果報告会』をテーマに放送。パーソナリティのこもり校長（小森隼／GENERATIONS from EXILE TRIBE）が、14日（土）と15日（日）に行われた大学入学共通テストを受けた受験生リスナーのメッセージを紹介しエールをおくりました。

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