今夜はindigo la Endから川谷絵音先生が来校!授業テーマは「名前は片想い」

SOL!

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聴取期限 2023年11月13日(月)PM 10:00 まで

今夜はindigo la Endから川谷絵音先生が来校!授業テーマは「名前は片想い」


SOL!

SOL!


『 片想い 』

こもり校長「11月3日(金)にね、恋について、2人でいろいろ話して来たんだけど」

COCO教頭「いい話したよね」

こもり校長「片想いって、俺の中では、“どこからが片想いで、どこまでが片想いなんだろう?”っていう感じなのね。いきなり、とんちみたいなこと言い出してごめんね」

COCO教頭「というのは?」

こもり校長「なんか、俺の10代の時とかあ学生だった頃を思い出すと、俺、相手に好きっていう感情をすごくすぐ言っちゃうの。“あなたのこと好き”って言うのね。で、ほんとに10代の頃は、100万回好きって言えば相手に好きが届くと思ってたタイプだったわけ」

COCO教頭「素敵なロジックだけどな」

こもり校長「そう。だからもう、ず〜っと“好き”。もう“あなたのこと好き”。休み時間があれば、“好き”」

COCO教頭「いや、すげぇな(笑) もう(笑)」

こもり校長「いやもう、結構そんなタイプ。“好き”。で、移動教室とか、“好き”。キンコンカンコン、で、ダッシュで移動教室行くみたいな」

COCO教頭「言い逃げ(笑)」

こもり校長「その人に何かを伝えてないと、って思ってたんだけど」

COCO教頭「なるほどね」

こもり校長「でも、片想いっていうのは、自分の内に想いを秘めて相手のことを思ってるから片想いなわけじゃん。“あなたのこと好きですよ”って伝えた時点で想いはもう届いちゃってるから、両想いなんじゃないか? っていう」

COCO教頭「両想い? 両想いというのは?」

こもり校長「そう(笑) だから、こっからちょっとずつロジックが崩れて行きます(笑) 世の中の概念が崩れて行くんだけども(笑) “じゃあ両想いって何?”ってことになるんだけど」

COCO教頭「ループだわ」

こもり校長「でも、片想いというものに関して、俺はなんかすごい捉え方が難しいな、という…」

COCO教頭「定義がね〜」

こもり校長「なんかある? 片想いしてたとか」

COCO教頭「めちゃめちゃあるよ。それこそ、1番残ってる片想いは…」

こもり校長「残り片想い、ある?」

COCO教頭「残り片想いは、“アイルランド片想い”」

こもり校長「めちゃくちゃ気になる。それ聞かしてもらっていい?」

COCO教頭「あのね、私、箕面市出身なんだけど、お互い箕面二中同士だったら、3回ぐらいデートしたら、まあまあ“告白して付き合うか”っていう流れだったと思うの」

こもり校長「そうだね。何となく順序的には」

COCO教頭「そうそう。なんだけど、アイルランド第三中学では…」

一同笑い

こもり校長「どこ中?(笑)」

COCO教頭「でもね、アイルランド第三中学は、デート期間っていう“Dating period”っていう文化があんのよ」

こもり校長「何なの? その文化は」

COCO教頭「2、3回デートしただけじゃ人となりがわかんねぇから、1か月から半年ぐらい、まあデート…恋人未満友達以上みたいな関係を続けて、で、いつの間にか付き合ってるっていうのが、アイルランド第三中学ではそうだったのよ」

こもり校長「それが普通なんだ?」

COCO教頭「普通なんだよね。でもそれをわかってはいたけど、好きだったし、そのDating periodが半年も続くと思ってないから」

こもり校長「この曖昧な感じがね」

COCO教頭「曖昧な。そうそう。大体3か月ぐらいで行けんだけどな、って思ってたら、結果、やっぱ彼の中ではそこまで、私がそのDating periodを越えるまでには至らなくって」

SOL!


こもり校長「え〜、半年間もそんな」

COCO教頭「うん。いたんだよね。なんだけど、おもしろいことに、月日を経て、今、大親友なのよ」

こもり校長「あ、そう」

COCO教頭「うん。向こうも私の気持ち、もちろん知ってたし、向こうも、好きだよっていう…まあ“友達として好きだよ”っていうニュアンスではいたんだけど。恋愛として実らなかったけど、友情関係としてはもうバチコン行ってるって感じ」

こもり校長「は〜、そこはなんか複雑さはないの?」

COCO教頭「あのね、実らなかった片想い期間中は、やっぱ切ないよね。けど、向こうもアイルランドに帰り、私も箕面市に帰り、ってなって(笑) 距離が生まれ(笑) 物理的な距離が生まれるとね、意外と考えなくなるもんなんだよな(笑) っていう素敵な片想いのお話です」

こもり校長「なるほどね。いや〜、片想い、いいね。俺、やっぱ、愛とか恋とかいい。こういう話好き。
さあ、今夜は、indigo la Endから川谷絵音先生が来校! SCHOOL OF LOCK!今週も開校です!」


♪ 夏夜のマジック / indigo la End




こもり校長「決してね、俺がこれを聴きたいがために恋の話をしたわけではないんです」

COCO教頭「はい?(笑)」

こもり校長「たまたま僕たちの恋の話をしていたら、indigo la End先生がこの『夏夜のマジック』を歌ってくださったということで、今、みんなで聴いている、と」

COCO教頭「校長の大好きな」

こもり校長「俺、夏が大嫌いなの。ほんとに夏が嫌いなわけ。ただ、この曲の世界線の夏だったら、俺は一生いれるね」

COCO教頭「その大嫌いな夏をこうもさせてくれるっていうこの曲、よっぽどだよ」

こもり校長「“今なら君のことがわかるような気がする♪”んだよ。素晴らしいよね」

COCO教頭「ほんとだよ」

こもり校長「僕、これ聴いてるとなんかワクワクするもんね。おぉ〜! いい〜!
さあ、SCHOOL OF LOCK!生放送教室にはindigo la End、川谷絵音先生!

川谷先生「はい。よろしくお願いしま〜す」

SOL!


こもり校長・COCO教頭「よろしくお願いします」

川谷先生「なんかこう、目の前で言われると恥ずかしいっすね」

COCO教頭「ど直球で来ましたけど」

こもり校長「僕、めちゃくちゃ好きなんですよ」

川谷先生「ありがとうございます。ほんとに」

こもり校長「で、しかも、この曲が異常に好きなんですよ」

COCO教頭「SCHOOL OF LOCK!で何回かけた?」

こもり校長「わかんない。僕が好きということで、もう、夏でも、夏終わりも、秋もかけた」

川谷先生「ほんとにありがたいですけどね」

こもり校長「もう、最初の“フフフフ〜♪”聴いただけでちょっと発狂しちゃうぐらい」

一同笑い

COCO教頭「後ろにのけぞってね」

こもり校長「そう。不意にかけられると、僕、これほんとに叫んじゃうんすよ。“来たぁ〜! ひゃぁ〜!”みたいな」

COCO教頭「これ何回も見ました」

川谷先生「ファンでもあんまりいないタイプの」

こもり校長「ある種、僕の中では、この曲が“声を出しちゃうソング”ぐらいに、ドンズバなんです」

川谷先生「嬉しいっすね」

こもり校長「何でなんすか?」

川谷先生「いや、な…俺…俺に聞きます?」

一同笑い

川谷先生「俺、でも、これ聴いて声出たことないからな」

一同笑い

COCO教頭「のけぞったことないすか?(笑)」

川谷先生「のけぞらないっすね」

こもり校長「いやでも、これ出来た時、のけぞらなかったすか?」

川谷先生「これ、カップリングで作ったんすよ。ええ、だから、みんなめちゃくちゃ力抜いて作ってて」

COCO教頭「えぇ〜」

こもり校長「そうなんすか?」

川谷先生「なんならシングルの3曲目ぐらいに。1番最後に入れる、ちょっと“力抜いて作ろうぜソング”だったんすよね。ほんとに」

一同笑い

COCO教頭「何年前ですか?」

川谷先生「2015年で、8年ぐらい前ですね」

こもり校長「8年前か? もうず〜っとこれなんですよ」

川谷先生「ありがとうございます」

こもり校長「僕これ聴くと、1年、2年とかのレベルじゃなくて、ずっと叫んでるんです(笑)」

COCO教頭「珍しいタイプだったね」

川谷先生「嬉しいな〜」

SOL!


こもり校長「さあ、ということで、川谷絵音先生、SCHOOL OF LOCK!登場は久し振りということで。その間にですね、校長、教頭が変わりまして」

川谷先生「はいはい」

こもり校長「今、こんなやかましいのが、校長と教頭をやらして頂いております」

川谷先生「久し振りに出たんすけど、全然雰囲気違うな、と思って」

一同笑い

COCO教頭「いい意味で、ですか?」

川谷先生「いい意味で」

COCO教頭「よかったです」

こもり校長「片や、ず〜っと叫んでますしね。
別のバンドにはなりますが、かつてSCHOOL OF LOCK!で、『ゲスの極みLOCKS!』も担当されてました」

川谷先生「はいはい。そうですね」

こもり校長「単純になんですけど、絵音先生って、今、何バンド掛け持ちされてるの?」

川谷先生「バンドは、5です」

こもり校長「それは、なんなんですか? 単純にバンドが好きなんすか?」

川谷先生「いや、なんか“増えちゃった…”っていう感じです(笑)」

COCO教頭「結果論ですか?(笑)」

川谷先生「結果論です。マジで結果論」

こもり校長「そんないないです」

川谷先生「いやいや(笑) でも、増やそうとはしてないですよ。増えたんですよ。indigo la Endとゲスの極み乙女は最初からあったんですけど、ジェニーハイは、あれはもうほんとに芸人の小藪さんに誘われて、無理矢理、最初は入れさせられてるんで」

COCO教頭「でも、その後も、芸人さん…ラランドのサーヤさんとかとも」

川谷先生「そう。なんかそれも、“一緒にやろうよ”みたいなのから自然発生的にバンドになったっていう感じなんですよね」

COCO教頭「自然発生でバンド出来るんだ?」

こもり校長「だから、どっちかって言うと“巻き込まれやすい”っていう感じなんですか?」

川谷先生「基本的に、結構人から言われると、軽い感じで返事しちゃう」

COCO教頭「断らない優しさがある方なのかな?」

川谷先生「“じゃあやろう”みたいな感じになっちゃうんで」

こもり校長「掛け持ちって大変じゃないですか?」

川谷先生「まあ、そうっすね。でもなんかそっちの方が飽きないっすよ。それこそ、『夏夜のマジック』なんてもう何100回って歌って来てるんで、これ、1年間ツアー周ったりするとしんどいから、他のバンドで段々中和されてくっていうか」

こもり校長「チャンネルを変えることによって…みたいなところもある?」

川谷先生「そう。でまた、新鮮に戻って来れる、みたいなのがあるんですよね」

こもり校長「なるほどね。5バンドだって。
さあそしてindigo la End先生ですが10月25日にですね、2年半振りとなるニューアルバム『哀愁演劇』をリリースされました。おめでとうございます」

川谷先生「ありがとうございます」


今夜のSCHOOL OF LOCK!は、indigo la Endの川谷絵音先生を迎えてこちらの授業をお届け!
『名前は片想い』

こもり校長「これはindigo la End先生の楽曲のタイトルでもあるんですが、授業タイトルに、ちょっと拝借しました」

川谷先生「ありがとうございます」

こもり校長「今片想いをしている生徒。どんな人に恋をしていて、何故片想いのままなのか、生徒の君の片想いの話を聞かせて欲しい」

COCO教頭「そして相談したいことがあれば、それも一緒に書いてきてください」

こもり校長「さあ、川谷絵音先生、今夜は最後までよろしくお願いします」

川谷先生「お願いします!」


こもり校長「indigo la End先生、2年半振りとなるニューアルバム『哀愁演劇』がリリースになったばかりで、これ、今までで1番長い製作期間で作ったアルバムということをお伺いしたんですけど。
全15曲。この『哀愁演劇』ってどういう気持ちを込めてつけたタイトルなんですか?」

川谷先生「前のアルバムが『夜行秘密』というタイトルで、漢字4文字いいなって思ってたところで、僕らもちょっとオルタナティブなバンドだったんで、もうちょっと大衆的なポップスやってみようっていうのから『大衆』が出て来て。で、“大衆演劇”っていう言葉があったんで、“あ、漢字4文字だ”と思って、で、大衆を哀愁に変えたら、なんかindigo la Endっぽいなっていう。そう。そこから来てます」

SOL!


こもり校長「でもたしかに、今回のこのアルバムを聴かして頂いた時に、僕的には、ものすごくindigo la Endっていうものが表現出来る、いろいろな側面をギュッと詰め込んだ感じがすごいしたんです。だからどの曲を聴いても、どこの角度から見ても、“あ、indigo la Endだな”ってわかるような曲ばっか集まってるな、っていうのが、僕の初めて聴いた時のファーストインパクトだったんですよ。
で、今回のアルバムは弦楽器などがあんまり入ってないバンドサウンドの1枚っていうことで、結構時間をかけて作られたってことですけど、“時間がかかった”みたいなのって、なんか意味があったりするんですか?」

川谷先生「早めに出そうと思えば出せたんですけど。でも途中で武道館とかがあって、なんか“武道館の年とかにアルバム出すの、どうなんだろうな?”と思って。みんな、アルバムの曲、たぶんあんまり聴きたくないでしょ? メモリアルな感じだったんで、昔の曲聴きたいっていう人が…っていうので、段々後ろになってって。で、なんかワーナーの決算が9月みたいな」

一同笑い

COCO教頭「超現実的な話(笑)」

川谷先生「そう。で、“9月に出さないといけないのかな?”と思って、そっからちょっと無理矢理急いで作ったんですけど」

こもり校長「9月決算に合わせてね(笑)」

川谷先生「そう。でもなんか、結局ワーナーの人が“10月でいいですよ”って言われて、“あ、10月でいいんかい?”ってなったんすけど(笑)」

こもり校長「いろいろ大変なんです」

COCO教頭「そうか。知らない部分だ」

こもり校長「決算に合わせてやると、来年の予算組みとかも決まってくるから」

COCO教頭「そうなんですね。大人の事情でね?」

川谷先生「あまり、SCHOOL OF LOCK!で言う話じゃないかもしれません(笑)」

COCO教頭「聞きたい生徒もいらっしゃいますから」

こもり校長「でもその中で、僕、『プルシュカ』がすごい好きで」

川谷先生「ありがとうございます」

こもり校長「indigo la End先生の曲って、だからさっきも言ったみたいに、僕の中では現実と妄想の中間にいさせてくれる感じがすごいするんです。で、曲を聴いた時に、誰か登場人物が頭の中に勝手に出てきて誰かを思いたくなる。で、その妄想の中のBGMにすごいピッタリはまるのがindigo la End先生なんすよ。だからたぶん、『夏夜のマジック』とか、この世界線の夏だったら一生いれてもいい、とか。自分の中の世界をすごく作れる曲ばかりがあるっていう感じの中で、この『プルシュカ』が、歌詞も含めて、僕は結構ドンズバだったな」

SOL!


川谷先生「これは『メイドインアビス』っていうアニメの映画の中の出てくるキャラクターにプルシュカっていうのがいて、それについて。だからもう仮想タイアップみたいな。勝手にその映画の曲を書いて。作者の人にちゃんと許可を取ったんですけど、許可取れなかったらタイトル変えなくちゃいけなかった。でも、アルバムの他の曲も結構仮想タイアップやってて、ただ、言えないやつとかは、もう全然“某”って僕は言ってる。全部」

COCO教頭「完全に言えないやつとか?(笑)」

川谷先生「“某〇〇”みたいな(笑)」

COCO教頭「私、ほんと全然音楽詳しくなくて、なんですけど。このアルバムを15曲聴くってなったら、もう脳直で、感覚で好きっていうものしかないんですよ。ってなった時に、私この『忘れっぽいんだ』が1番好きで。っていうのも、めちゃめちゃ私の話なんですけど、母と家族旅行行ってて、今日沖縄から帰って来たんすね。で、私とかいとこ夫婦とかは、情景をiPhoneのカメラでめっちゃ撮ってたんすよ。でも母だけ、“目に焼き付けとこう”って言ったんですね。本当に忘れたくないこととか、焼き付けときたいことって、たぶん何もフィルター要らなくて。私とかいとこ夫婦は、たぶん記憶というか記録に残してただけで、お母さんはきっとすごく“この想いを忘れたくない”っていうのがあって。で、それをまさに、この夕日を撮ってるタイミングでドライブしてて、この曲を聴かせてもらってたんで、めちゃめちゃすって入って来たのがあって、なんか私の中では、これが今もう完全ドンズバです」

川谷先生「なんかそういうエピソード付きで言われると嬉しいですね。エピソード付きで言われるの、あんまりないですからね。しかも昨日とかの」

COCO教頭「そうなんですよ。木曜日か金曜日にゲストでいらっしゃるってことをお伺いしてたんで、やっぱり沖縄で聴きたかったんですよ。15曲ある、ロングドライブで聴きたいと思って」

こもり校長「そうだね。家族と一緒にいるしね」

COCO教頭「そうです。で、まさにもう、夕日とがっちゃんこでした。『忘れっぽい』」

川谷先生「沖縄とindigoって、たぶんあんまりイメージ合わないと思うんですよ。でも、なんかその夕日の沖縄だったらなんか合うのかな? って、たしかに僕も思ったんで、僕も沖縄で聴いてみたいですね」

COCO教頭「絶対に聴いて欲しいです」

こもり校長「この、ただの感想を聞かされるっていうラジオはどうですか?」

川谷先生「いやいや。逆にあんまり感想を聞かされるってことがないんで」

こもり校長「この2人の一方的な感想をただ本人にぶつけるっていう」

川谷先生「でも、インタビュアーぐらいじゃないと言ってくれないから」

こもり校長「我々質問してないですからね」

COCO教頭「たしかに。一方的に」

こもり校長「本来なら、どうやってさ、何を引き出しに、とか聞きたいところ…」

川谷先生「いやいや。なんか新鮮です。ほんとにありがとうございます」

こもり校長「ほんとに?(笑) “覚えておきたい景色ってフィルターは要らなくて”とか、すごい感性まで押しつけちゃって(笑)」

川谷先生「いやいや。なんかほんとにいい感想でしたよ。」

COCO教頭「ありがとうございます」

一同笑い


♪ 忘れっぽいんだ / indigo la End




こもり校長「『忘れっぽいんだ』。今、生徒と一緒に聴かしてもらったけど。教頭」

COCO教頭「私はもう、情景が眼に焼き付いてますから」

川谷先生「俺もなんか、もう沖縄の空が…」

一同笑い

COCO教頭「一緒にトリップしちゃいました?(笑)」

こもり校長「あんだけ言われたら出てきますよね(笑)」

川谷先生「出て来ちゃうようになりましたね。やばい。これ、ライブで笑っちゃうかもしれない」

COCO教頭「思い出して頂ければ」

こもり校長「そんなこと起きちゃったら最悪だよ」

COCO教頭「いやいや。もうこれは最高ですよ」

SOL!



今夜のSCHOOL OF LOCK!は、indigo la Endの川谷絵音先生と一緒にこんな授業です!
『名前は片想い』

こもり校長「さあ、こちらはindigo la End先生の楽曲を授業タイトルに拝借致しました。今片想いをしている生徒。生徒の君の片想いの話を聞かせて欲しい。もしも〜し!」

ももサワー 広島県 12歳

こもり校長「12歳。学年は?」

ももサワー「小6です」

こもり校長「今、ももサワーは片想いしてんの?」

ももサワー「はい(笑)」

こもり校長「どうした? どんなことがあったの?」

ももサワー「片想いの男子に勇気を出して告白したんですけど、返事がなかなか返って来なくて、今、モヤモヤしてます

COCO教頭「それはモヤモヤするね」

こもり校長「なるほどね〜」

川谷先生「これ、親とか聴いて、どう思ってるんだろうね?」

ももサワー「(笑)」

川谷先生「それは親御さんも知ってるの?」

ももサワー「知ってます」

COCO教頭「えぇ〜」

川谷先生「そういう感じなんだ。俺、そんなの絶対言えないな。親と仲いいの?」

SOL!


こもり校長「たしかに。お母さんとかに知られるのは、別に恥ずかしくはない?」

ももサワー「あんまり恥ずかしくはないです」

川谷先生「へぇ〜」

COCO教頭「仲良し」

こもり校長「言えるなら、絶対言っといた方がいいと思うからな。その告白した子はどんな子なの?」

ももサワー「ちょっと背が高くて、顔がキリっとしててかっこいい」

COCO教頭「モテ男子」

ももサワー「かっこいいです」

こもり校長「単純に、かっこいいんだ?」

ももサワー「(笑)」

COCO教頭「理由はない。かっこいい」

こもり校長「どういうところを見て好きになったの?」

ももサワー「去年、クラスが同じで、学校のクラブも同じだったんですけど、その時に結構喋ったりして、意外に優しいんだなと思って。あと…」

COCO教頭「あと?」

ももサワー「優しいのと、おもしろいの。先生がボケたりしたらツッコんだりして、なんかおもしろいなぁって」

COCO教頭「笑いの偏差値も高い系だ」

ももサワー「(笑)」

COCO教頭「いいね」

こもり校長「ももサワーは、人を好きになったのは初めて?」

ももサワー「う〜ん…初めて…? う〜ん…」

COCO教頭「ん?」

一同笑い

ももサワー「たぶん初めて(笑)」

こもり校長「12歳から、もう誰かを好きになり、誰かに想いが伝わらない。これがうまくいかないで悩む。人生の初の、人が悩むことっていうのは、やっぱ恋なのかもしんないです」

川谷先生「俺、姪っ子が小5なんですよ。恋してたらすっごいやだなと思って」

COCO教頭「なんで?(笑)」

こもり校長「いいじゃないですか?」

川谷先生「いや、俺、ほんとバンドマンとか連れてきたら、張った倒してやろうかと思って」

COCO教頭「ご自身(笑)」

川谷先生「ほんとに」

COCO教頭「バンドされてる(笑)」

川谷先生「小6でこんな恋愛してるってことは、姪っ子もあり得ますもんね」

こもり校長「あり得ます」

SOL!


COCO教頭「被るとこありますよね。1歳しか変わんないし」

川谷先生「ほんとに小6?」

ももサワー「はい(笑)」

こもり校長「姪っ子さん、もしかしたら、もう両想いになってる可能性もありますから」

川谷先生「それやだな…」

こもり校長「ももサワーは告白はいつしたの?」

ももサワー「今年の3月です」

COCO教頭「空いたね?」

こもり校長「だいぶ期間が空いてるね。今ね」

ももサワー「はい」

こもり校長「どんなタイミングで告白したの?」

ももサワー「公園に去年のクラスのメンバーで集まってて、帰り際に、今しか言う時ないかな、と思って。2、3人、他にも人いたんですけど」

こもり校長「周りにいたのに言った?」

ももサワー「その時に言った感じです」

こもり校長「すごい」

川谷先生「すごいな」

こもり校長「相手はどんな反応だったの?」

ももサワー「ちょっと笑ったかな?(笑) 笑ってるように見えたんですけど。お互い恥ずかしかったから、もう、自分も返事聞くことも忘れて帰ろうとしてたら、友達が、“返事ぐらい返しなよ”みたいなことを言って(笑)」

COCO教頭「ナイスアシスト」

ももサワー「それでなんか、“ちょっと考えとく”みたいな返事されたんです」

川谷先生「小学生も“考えとく”って言うんだ?」

SOL!


一同笑い

こもり校長「それ以来、その告白した男子と喋ったりとかはしてないの?」

ももサワー「2人で喋るってことはないです」

こもり校長「その後、もちろん、返事がないってことだもんね?」

ももサワー「はい」

COCO教頭「でも、この3月に告白して、今11月でさ、8か月の間に何か話す機会とかは?」

ももサワー「体育が他のクラスとも合同であった時に、ボール投げてて、その好きな人がボールを投げて来たから打ち返そうと思ったら、変な方向に打ち返してしまって(笑)」

COCO教頭「ちょっと緊張するよね」

ももサワー「そしたらその人が、“どこ投げてんのよ〜”みたいな、おどけた感じで」

一同笑い

川谷先生「(笑)」

COCO教頭「絡みあったんだ」

こもり校長「おどけた感じね。でも、これどうなんすかね? 相手も、イエスとかノーとかっていうのを言うタイミングをもう逃しゃってるだけな様な気もしなくもない」

川谷先生「周りに人がいたから言えなかった、っていう可能性もありますもんね。これ」

こもり校長「そうですよね」

川谷先生「だからもう1回言ったら、なんかOKしてくれそうな気しますけどね」

こもり校長「たしかに。それはももサワーの中ではないの?」

ももサワー「もうなんか、それ以来すごい気まずくて。話すのが気まずい。結構、告白したことがいろんな人にバレてて、それでなんか言いにくい、みたいな」

こもり校長「まあ、みんなの前で言ったっていうのもあるしね。でも、ももサワーはその子のことをどう思ってんの?」

ももサワー「やっぱり好きです」

川谷先生「中学校とかは、一緒の中学校に行くの?」

ももサワー「たぶん一緒だと思います」

川谷先生「じゃあ、まだチャンスは当然ある」

こもり校長「逆に同じ中学に行くんだったら、この今の時点でもう決着つけとくっていうのも、1個、タイミングとしてはいいタイミングだと思うけどね」

ももサワー「なるほど」

こもり校長「そう。もう1回。今度はちゃんと面と向かって。呼び出して、2人で話してみるみたいな」

COCO教頭「そうね。周りに誰もいないタイミングで」

SOL!


ももサワー「はい」

川谷先生「ノーってもし言われてもね、別にもうそれはそれでね、まあ小学生だし、まだ全然、他にも優しくておもしろい人なんて、あと1000万人以上は」

COCO教頭「めっちゃいるな(笑) めちゃめちゃいる(笑)」

こもり校長「全部のシェアで見れば、それぐらいいますもんね」

川谷先生「ほんとに」

COCO教頭「やっぱ、答えが出てないっていうのがモヤモヤします、っていうのもね」

こもり校長「そうだね」

COCO教頭「だから、1個答えを出してくれたらいい、っていうのもね」

こもり校長「そう。だからもらうという意味では、向こうもタイミングをきっと逃してるところもあるし、やっぱ恥ずかしがってるところもあると思うから。もし、ももサワーが、やっぱりどうしても1歩前に進みたいって思うんだったら、改めてもう1回、その片想いの男の子に告白してみるっていうのがいい気がするけどね」

ももサワー「はい」

川谷先生「相手がこれを聴いてたらね、その男の子の方から告白して欲しいですよね」

こもり校長「たしかに」

COCO教頭「男気出して欲しい」

川谷先生「どっちかって言うと」

こもり校長「その男気、あるか〜?」

一同笑い

こもり校長「でもね、これは今日話せたっていうのも何かのきっかけだと思うから。ももサワーの気持ちが形になることを願っているよ」

ももサワー「はい。頑張ります」

こもり校長「頑張ってね」

川谷先生「頑張って」

SOL!


ももサワー「はい」

こもり校長「ありがとね」

ももサワー「ありがとうございます」


♪ 瞳のアドリブ / indigo la End




こもり校長「なかなか、男子の方がちょっと遅いっていうね。市場に入り切れてないっていうのもあるから」

COCO教頭「恋愛市場にね」

川谷先生「恋愛市場(笑) 嫌な言い方(笑)」


こもり校長「さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK!は、indigo la End、川谷絵音先生を迎えてお届中! 2年半振りとなるニューアルバム『哀愁演劇』をリリースしたindigo la End先生ですが、ツアー、決定しております」

COCO教頭「『indigo la End TOUR 2023-2024“藍衆”』。2023年12月2日(土) 埼玉 戸田市文化会館を皮切りに来年4月まで全国を回ります」

こもり校長「これはほんとに、完全に僕の予想ですが、『哀愁演劇』の楽曲やりますよね?」

一同笑い

川谷先生「そうですね。たぶん(笑)」

こもり校長「おそらく」

川谷先生「おそらく」

こもり校長「ただ、もう僕が声を大にして言います。これは、あくまでも僕の見解です。やります」

一同笑い

川谷先生「(笑)」

COCO教頭「そしてね、そのツアーの予習の意味も込めて、アルバム『哀愁演劇』の初回生産限定盤についてくる、昨年11月に行われた初となる日本武道館公演『藍』のライブ映像も見ておいてください」

こもり校長「要チェック。もう全部チェックだよ。生徒のみんな」

川谷先生「あとこれ、ファイナルが沖縄です」

COCO教頭「あ! 引き寄せ〜」

こもり校長「ちょっと待ってください。今ここで言って大丈夫ですか? ほんとに沖縄公演で思い出しません?」

川谷先生「マジで思い出すかもしれないですね(笑)」

COCO教頭「絶対にカメラ使わず、夕日を目で焼き付けてください」

川谷先生「そうですね」

SOL!


こもり校長「何を言ってんだよ? あんた(笑)」

<⇒ツアーの詳しい情報などは、【indigo la End先生の公式サイト】をチェック!>


今日のSCHOOL OF LOCK!は、indigo la Endの川谷絵音先生と一緒にこんなを授業をしています!
『名前は片想い』

こもり校長「こちら、indigo la End先生の楽曲を授業タイトルに拝借しました。今片想いをしている生徒。生徒の君の片想いの話を聞かせてもらっている。もしも〜し!」

バリカタ豚骨 福岡県 16歳

こもり校長「16歳。学年は?」

バリカタ豚骨「高1です」

こもり校長「今、バリカタ豚骨は片想いしてる?」

バリカタ豚骨「してます(笑)」

こもり校長「どうした? どんな感じ?」

バリカタ豚骨「好きな人が高校で出来たんですけど、一応、自分は女子で、相手も女子、みたいな感じで、なんかちょっと仲良くしてるうちに好きになった、みたいな感じです

こもり校長「同じクラス? どんな子なのよ?」

バリカタ豚骨「同じクラスです。いつもめちゃくちゃニコニコ笑顔を見て、すごい仲のいい親友なので、一緒に話してる内に好きになった、みたいな(笑)」

こもり校長「日常の会話の中から、みたいな」

バリカタ豚骨「そうですね。もう、めちゃくちゃお腹抱えて、しょうもないことでずっと笑ってる、みたいな」

COCO教頭「めっちゃいい関係性じゃん」

川谷先生「いいっすね」

こもり校長「たしかにね。そこのツボが一緒っていうのは、きっと結構大事だからね」

COCO教頭「いつぐらいから、好きだなっていう気持ちに気づいたの?」

バリカタ豚骨「元々、仲良くなり始めたのが5月ぐらいで、そっから一緒に過ごす中で、いつの間にか、“あっ…”みたいな(笑)」

COCO教頭「気づいたのか〜」

こもり校長「じゃあもう半年経ったか、ぐらいか?」

バリカタ豚骨「そうですね」

こもり校長「でも、それはもう、今は完全に片想いって感じ?」

バリカタ豚骨「ですね。相手の方は、他のクラスの男の子に好きな人がいて、もうバッチリそっちに(笑) で、結構恋愛相談とかもめっちゃ自分にして来て(笑)」

こもり校長「仲がいいがゆえに」

バリカタ豚骨「そうなんですよ」

COCO教頭「心、許してるからね」

こもり校長「相手はガッチリ片想い中か」

バリカタ豚骨「はい(笑)」

こもり校長「逆に絵音先生、そのジレンマって経験あります? 自分が好きな子からその人の恋愛相談を受ける、みたいな」

川谷先生「僕、経験はない…。僕はないですけど。友達が、たぶん絶対相手はその友達のこと好きじゃない時に、どうすればいいか? 相談されたことはありますけど。そん時もね、“大丈夫だよ”しか言えないじゃないすか」

SOL!


こもり校長「まあ、そうですね」

川谷先生「そういう時に相談される方も難しいですよね」

こもり校長「まあね、たしかに…。聞いてさ、“向こうは今あの子のこと好きなんだよね。どうしたらいい?”みたいな相談に乗ってるってことでしょ?」

バリカタ豚骨「そうですね。なんかもう一緒に帰る度に聞かされる(笑)」

COCO教頭「そうか〜。でも、それ聴いてる時、バリカタ豚骨はどういう風にリアクション取ってあげてるの?」

バリカタ豚骨「普通に、恋バナなんで楽しく聞いてるんですけど(笑) おもしろいんですけど、でもやっぱ自分は相手のことが好きだから、ちょっと複雑というか、心、ギュッて感じになりますね」

COCO教頭「向こうは、全然気づいてない感じ?」

バリカタ豚骨「気づいてないですね(笑)」

こもり校長「そっか」

川谷先生「気づかないもんなんですね」

こもり校長「バリカタ豚骨がそういうのを言葉にして、その片想いの好きな子に言うみたいなっていうのは、もちろん今まではない?」

バリカタ豚骨「なんかまあ、友達としてっていうのは、やっぱ同性だから喋りやすいんですけど、ガチの意味でってなると、相手が好きな人、他にいるっていうのも知ってるんで、なかなか難しいですね(笑)」

こもり校長「なるほどね。自分のこの届かない片想い感みたいなのを感じると、やっぱちょっと心苦しいみたいなところもあんの?」

バリカタ豚骨「そうなんですよ。一緒に過ごしてるのはめっちゃ楽しんですよ」

こもり校長「そっか。その分な、“届かないのか?”とか思うと、ちょっと苦しい、みたいな?」

バリカタ豚骨「そうなんです。ちょっと自分が眼中にない、というか」

川谷先生「でもね、友達としてはね、すごくいい友達なわけですもんね」

バリカタ豚骨「そうなんですね」

川谷先生「だからそれを崩したくない、みたいな。ね。だから、気持ちを伝えちゃったら、もしかしたら気まずくなるかもしれないっていう」

バリカタ豚骨「なる(笑)」

川谷先生「まあ、そうなるよりはね、今のお友達(という関係)の方が…」

バリカタ豚骨「そう。今の方が楽しいのかな? みたいな」

こもり校長「まあ、こればっかりはもうどの角度にしても、届かないパターンっていうのはこの全世界の中でありふれてるわけじゃない」

COCO教頭「ある」

こもり校長「これはもう、男が女に、女が男に、男が男に、女が女に、ってそういうの関係なしに、さっき言ったパターンもありつつ、絵音先生が相談を受けたみたいな、“相手は絶対届かないって”っていう相談が、やっぱ世の中には死ぬほどあって」

バリカタ豚骨「そうですね」

川谷先生「でも、片想いしてる時のエネルギーってやっぱすごいじゃないですか。だから片想いしてる時の自分ってめっちゃ輝いてる感じしますけどね。そういう意味でね、なんかすごくいい経験な気しますけどね」

SOL!


COCO教頭「まず、人を好きになれてる、なってる、っていうところがね」

こもり校長「そうだよね。でもバリカタ豚骨的には、相手のことを思っている時の自分ってどう?」

バリカタ豚骨「もうずっと頭の中ぐるぐるすぎて、一緒にいたいけど気まずいっていうか、楽しいけど悲しいっていうか(笑)」

こもり校長「そうなんだよな…」

バリカタ豚骨「なかなか…思うようには(笑)」

こもり校長「そうだよね。人の恋とかって、やっぱり客観視して僕らは見れるから、“行けるタイミングで行った方がいいよ”とか、“告白出来るなら告白した方がいいよ”とか、たぶん言えちゃうんだけど、これってやっぱ自分が当事者になった瞬間に周りが何もわかんなくなるじゃない? 自分が今どこの立ち位置にいるのか? とか、相手との距離感はどうなのか? とか、わかんなくなるから、悩ましくなるところはあるよね」

COCO教頭「そうね〜」

川谷先生「だから、相手にね、しかもその好きな人がいて、その好きな人と結ばれちゃったらね、また、それもそれで…」

バリカタ豚骨「そうなんですよ(笑)」

川谷先生「“3人で遊ぼう”とか言われる可能性も、なきにしもあらずですもんね」

COCO教頭「親友だからこそね」

こもり校長「そうなったら、ちょっと切ないな」

バリカタ豚骨「切ないですね(笑) でも、やっぱり仲の良い友達だからこそ、その相手が好きな人と結ばれて欲しい、みたいな気持ちも絶対あるから…。相手は結ばれて欲しいなと思います」

こもり校長「その親友ちゃんもね」

バリカタ豚骨「はい。楽しく過ごして欲しいな〜、みたいな」

こもり校長「バリカタ豚骨はさ、自分が思ってるその気持ちを伝えたい、っていうのはあるの?」

バリカタ豚骨「そこ微妙っすよね?(笑)」

こもり校長「微妙に感じるの?」

バリカタ豚骨「それこそ、今は相手に好きな人がいるから、やっぱり応援っていうか、邪魔しちゃいけないっていうか、っていう気持ちがやっぱ大きかったりするし。今の友達のままでも充分楽しいから、それをあえて壊すじゃないけど、違った距離感にするっていうのは、またうまく行かなかった時に難しいのかな〜、みたいな」

こもり校長「そこの関係性を壊してしまうっていうジレンマは、片想いには絶対に付きまとってくるものだからな〜…」

川谷先生「“告白しない方が幸せ”みたいなこともよくありますからね」

バリカタ豚骨「そうなんですよね」

COCO教頭「でも、これってほんと性別関係ないし、大人になってもこういうのあるんだよ。バリカタ豚骨」

バリカタ豚骨「ありますね(笑)」

COCO教頭「あるよ。なんかすごく久々に好きな人が出来たってなっても、相手には相手がいる場合もあるしさ。だからすごい“伝えたい”っていう気持ちがバリカタ豚骨の中にあることはすごく素晴らしいことだと思うの。人を好きになれてるっていう時点でね。けど、果たして、やっぱりそれを伝えるって言うことが、今のこのタイミングでの解決策かって言われたら」

SOL!


バリカタ豚骨「そうですよね」

COCO教頭「うん。やっぱよく言うやん。“恋愛ってタイミングが”とか」

バリカタ豚骨「言いますね(笑)」

COCO教頭「でも、それってほんとにあると思っててね。だから、やっぱ今、親友として楽しく素晴らしい時間を過ごせてるっていうところで幸せを感じられているのであれば、その気持ちを大切に、っていうのもあるのかな? って思って」

バリカタ豚骨「でも、全然関係ない話だと、弟がいまして。弟が昨日から彼女出来た、みたいな(笑)」

こもり校長「おぉ〜」

川谷先生「え〜」

バリカタ豚骨「“お〜いいな〜”みたいな(笑)」

COCO教頭「まずそれは、おめでとう」

こもり校長「“成就させとるな〜”なんっつってね」

SOL!


バリカタ豚骨「そう。“いいな〜”みたいな(笑)」

川谷先生「そういうタイミングだからこそ、今そう思うのかもしれないすね」

バリカタ豚骨「はい」

川谷先生「もうちょっと時間をおいてみたら、答えも変わって来るかもしれない」

こもり校長「バリカタ豚骨。一緒にindigo la End先生の曲聴こうよ」

バリカタ豚骨「聴きます。もう(笑) 聴かしてください」

こもり校長「聴こう」


♪ 名前は片想い / indigo la End




こもり校長「バリカタ豚骨。どうだ?」

バリカタ豚骨「沁みますね(笑)」

一同笑い

こもり校長「すごくポップにも聴こえるけども、今聴くと、ものすごくバラードにも俺は聴こえるというか」

バリカタ豚骨「そうですね(笑)」

こもり校長「今ね、『名前は片想い』、一緒に聴いてったけど。この『名前は片想い』の中にも、“曖昧な関係の名前は片想い”とかっていう歌詞もありますけど、こういうのって、どこから、この曲を作る時にインスピレーションを受けたとかあるんですか?」

川谷先生「indigo la Endのいろんな失恋ソングみたいなやつを書いきたりしてたんすけど、でも、元は“人と人との関係”みたいなのがテーマだったんで。で、そういう中ででも、同性の恋愛みたいなのももちろんあって。ただ、今までそれを書いて来なかったんですけど。で、最近、ちょっと同性の恋愛とか異性の恋愛とかってもう関係なくて、もう全部“人と人”じゃないですか? その中で、“なんでこれが難しくなっちゃうんだろうな?”みたいなのから曲を書き始めて。
でもなんかやたらとポップになっちゃったんですよ。でも、ポップになったことによって、なんか逆に“これでいいんだ”と思えることがあるというか。“曖昧な関係の名前は片想い”っていうフレーズとかも、いろんな風に取れるじゃないですか。いろんな片想いもあるし。だから恋愛じゃなくても、というか、もういろんな関係性において、人と人ってものすごい難しいというか。友達も難しいし、家族も難しいし、っていう中で、片想いになることってよくあるじゃないですか。喧嘩してても、片方だけが許したりとか、みたいなこともよくあるじゃないですか。
で、2人だけの関係だったのに、周りがとやかく言い始めたりとか、みたいなことも、よくあったりとかして、そういうのも一緒くたにポップソングとして書けないかなと思ってこの曲を書いたんすけど」

SOL!


こもり校長「俺は、バリカタ豚骨が相手を思っている時の、俺たちに話してくれる声がめちゃくちゃ好きなのよ」

バリカタ豚骨「ええ〜(笑)」

こもり校長「あの、弾んでる感じとか」

バリカタ豚骨「幸せですもん(笑)」

こもり校長「そこの相手を持ってる時の、そのピュアさとか、力強さとか、やっぱ恋の力って半端ねぇなと思ってるから」

バリカタ豚骨「(笑)」

こもり校長「そう、だから、これがどういう形になる・ならない、とかじゃなくて、今想い続けてるその想いがどうなって行くのか? っていうのを、また俺たちでよければ話さしてくれよ」

バリカタ豚骨「ぜひ、お願いします(笑)」

こもり校長「ちょっと今日はね、一緒に曲も聴いてったし」

COCO教頭「そうだね」

バリカタ豚骨「はい」

こもり校長「明日も学校?」

バリカタ豚骨「学校ですね」

こもり校長「じゃあ明日も楽しんで行こうな」

バリカタ豚骨「はい。会えます(笑)」

一同笑い

こもり校長「話してくれてありがとね」

バリカタ豚骨「はい。ありがとうございました」

COCO教頭「じゃあね」

バリカタ豚骨「おやすみなさい」

こもり校長・COCO教頭「おやすみ〜」

川谷先生「おやすみなさい」



今日の黒板



SOL!


『 難しいけどさ⤴ 』

川谷絵音先生「今聞いてても、バリカタ豚骨のこともありましたし、さっきのももサワーもあったけど、なんか“難しいけどさ”っていう。片想いとかって難しいけど楽しいじゃないですか。いろんな関係性とかもそうですけど、なんか最終的に楽しくなればいいのかな? っていう。僕も結局、人生は最後が1番重要だと思ってるんで。最後に右肩上がりになればいい、というか。だから、そうなると思って、なんでもやりたいなっていう風に思いましたね」



♪ ラブ feat. pH-1 / indigo la Endv




♪ 名前は片想い / indigo la End


こもり校長「あっという間にもう下校の時間になりましたが」

川谷先生「早かったっすね」

こもり校長「あっという間です」

川谷先生「でも、最後の相談を7聞けてよかったなと思いましたね。この曲作って、こういう人の生の声聞いて、この曲を聴いてもらうっていう。こっちも一緒に聴いたっていう、なかなか出来ない経験だったなと思いましたね」

こもり校長「しかも、ここから先、もうツアーも始まりますし、来年跨いで4月、沖縄の季節、あの景色がどんな景色だったのか?」

川谷先生「そうですね。沖縄来ます?」

COCO教頭「行きたい(笑) 乗りたい。便乗したい」

こもり校長「そこで誘われるのないよ〜(笑) なかなか(笑) ぜひ、また、遊びに来てください」

川谷先生「よろしくお願いします」


こもり校長「さあ、SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校! 最後は一緒に!」

COCO教頭「起立!」

こもり校長「さあ、生徒のみんな、立って!」

COCO教頭「礼!」

こもり校長・COCO教頭・川谷先生「また明日〜〜〜〜〜!!!!」

SOL!

こもり校長の放送後記

誰かを思う一方通行な思いは無敵!

COCO教頭の放送後記

Okinawa indigo Sunset

この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年11月13日(月)PM 10:00 まで

Music 2023.11.6 PLAYLIST

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indigo la End川谷絵音「人と人ってものすごく難しい」『名前は片想い』に込められた思い

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。11月6日(月)の放送は、indigo la Endの川谷絵音さんがゲスト出演。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、10月25日(水)リリースのニューアルバム『哀愁演劇』の収録曲「名前は片想い」に込められた思いを聞きました。

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