アイナ先生がBiSHの8年間を一挙振り返る<前編>

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2023年6月27日(火)PM 10:00 まで



アイナ「SCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドです。私は8年間、BiSHとして活動してきました。」

アイナ「BiSHがデビューしたのは、2015年です。今週と来週、BiSHが活動してきた2015年から2023年の6月までを振り返っていく授業を2週にわたってお届けしたいなと思ってますね。」

アイナ「アイナLOCKS! でしかできないことなんでね。よかったら生徒ちゃん、聞いてください! 」

アイナ「今夜の授業は…『BiSHの8年間を振り返る <前編>』!

アイナ「2015年1月14日、BiSHの始動を宣言。『もう1度BiSを始めます』って、 渡辺さんがツイートしてましたね。私はこれをTwitterで見て、オーディションを受けに行きました。」

アイナ「うーん、懐かしいね。寒い季節やったね。その時私は、お金もなくて夢も途切れ途切れで、このオーディションに受からなかったら大阪に帰ってバイトでも頑張ろうかな〜と思ってたところでした。」

アイナ「そして3月10日、メンバーが発表されました。ユカコラブデラックスモモコグミカンパニーセントチヒロ・チッチハグ・ミィの5人です。」

アイナ「これね、すごい鮮明に覚えてるね! 渡辺さんから電話がかかってきて、『どうも〜渡辺淳之介です。もう1回会いたいんで、もう1回WACK来てもらえますか? 』って言われたんですよ。」

アイナ「『え?! 』って思て、もう1回会いに行かせていただいて、2回目の審査していただいて、私は受かりました。衣装のソッティさんが押してくれて、入りました。」

アイナ「そして3月18日! 初音源『スパーク』が無料ダウンロード開始!ただしメンバーではなく“渡辺淳之介の歌唱”ということで。そうこれね! サウンドクラウドで出たんですよ! 懐かしいな〜。めちゃめちゃ嬉しかったですね。」



アイナ「そうこの曲、今最近ツアーでやっててね、泣きそうになりますね。Aメロの振り付けをスタジオでみんなに教えてるときに、初めてチッチに褒められたんだよね。『あ、私この振り好き! この振りいいねアイナ! 』って。すごい嬉しかったんですよね。」

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アイナ「そして、4月3日にユカコが抜ける。うん、早いね。で、初めてのライブがここで始まりました。4月30日の『いいにおいのするいきのいいやつらTOKYO』というライブに、シークレットゲストとしてBiSHは登場しました。この日、初ライブをしたんですね。私はもう、感動しました。」

アイナ「それまでCDをパソコンで焼いて1枚300円とかで手売りで売ったり、 秋葉原とか渋谷、池袋でチラシ配ったり。誰も見てないのに路上ライブして一生懸命人を集めて、やっと40人集まったところでワンマンライブしたりしてね。ワンマンライブすることって、本当に大変なんだって思ってたんですよ。CDショップに自分たちのCDが並ぶのが夢やったんですよ、私。」

アイナ「それがこの、加入して何か月間で叶うんですよね。振り返っても、この日々が1番濃かったんじゃないかなってぐらい濃かったですね。入ってすぐにオリジナル曲が松隈ケンタさんからどんどんどんどん送られてきて、そこで私が初めて歌詞を書いたのが、『Is this call?? 』っていう曲です。」



アイナ「初めての歌詞やな。もうこれは思い入れ深いですね〜中野の狭い家で書きかきかきして。採用されると思ってなかったですね。嬉しかったな。」

アイナ「で、5月です。5月27日に1stアルバム『Brand-new idol SHiT』をリリース。CDショップにCDが並んでいく光景、嬉しかったな〜。サインしたりして、私が描いてた世界や〜って感じでしたけど、ついていくのに必死やったね。」

アイナ「ってなって…8月5日に、ハシヤスメとリンリンが加入します!リンリンと週5ぐらいでご飯に行ったりしてね。ハシヤスメとは全然喋れなかったんですけど(笑)今では1番楽屋で喋るんやけどね。当時はなんも喋れなかったですね。喋るたんびに不機嫌な顔されてたイメージあります。」

アイナ「で、ちょっと飛ばしちゃったけど、ツアーも回ってて。東名阪『FLASH BACK ZOMBiES TOUR』っていうやつね。お客さんがダイブしたり、モッシュ、リフトサーフ、なんでもオッケーやったんで、やばいやん! みたいな。」

アイナ「『TOUMIN SHOJO』っていう曲があるんですけど、ユカコラブデラックス書いた歌詞の。『TOUMIN SHOJO』ではね、2サビ終わりでファンの人をステージにあげて、そこでファンの人とBiSHが暴れるっていう、カオスな曲があってですね(笑)」



アイナ「これは本当もう、2015〜2016でしか味わえないカオス感やったね。これを知ってる清掃員はわかると思うけど、あの独特なね…汗まみれの人のおじさんの服を脱がし、馬乗りになり歌うっていう。」

アイナ「OTNKの衣装着てました、そうです。9月2日に、なんと1stシングル『OTNK』をリリースします!! これはハシヤスメとリンリンが加入した、1発目のシングルです! おめでとう、リンリンあっちゃん!! 初めてのシングルがお●●こなんてね、親がどんな気持ちやったやろうか(笑)」



アイナ「そして、2016年1月19日、東京・LIQUIDROOMで開催されたワンマンライブ『IDOL is SHiT』のアンコールにて、avex traxからメジャーデビューすることを発表。“楽器を持たないパンクバンド”ということに変わりました! 」

アイナ「私ね、これ初めていうことなんですけど、実は、“新生クソアイドル”っていうの気に入ってたんですよ。なんか楽やったんですよ。自分みたいな見てくれのやつがアイドルになれるわけないと思ってたんで、“クソアイドル”って言われると、ちょっと居心地良かったんです。キラキラしてなくてよかったな、なんて思っちゃったんです。」

アイナ「それがね、メジャーデビューをきっかけに、“楽器を持たないパンクバンド”っていう肩書きになってですね、もう必死です。ロックバンドをしこたま教えてもらって。ビブラートなしでまっすぐ歌うことを心がけたりとか、ファルセットは逃げだ! とか。 本当に“ロックパンク”っていうのを勉強していく時期が始まります。それが2016ですね、うん。」

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アイナ「いろんなことがあったね、『DEADMAN』っていうメジャーデビューシングルやったんですけど…そう、この曲です! ちょっとよく聞いてみてほしいです。」



アイナ「まずアイナがずっとシャウトしてますよね、ここ。『売れたい 売れたい モテたい〜♪』あんまり知られてないんですけど、めちゃくちゃ歌割りが謎に多いんですよ(笑) 」

アイナ「今はそれをみんなが助けてくれててシャウトを、リンリン・あっちゃん・チッチって分けたり、モモカンとかみんなで分けてるんですけど、2016年のこの当時は、この歌割り通りでやってたんですよ、ライブを。だからもうね、声ガラガラやったね。なんであんな声枯れてたんや? と思い出して、今わかった。『DEADMAN』のせいや!(笑) 」

アイナ「でも本当に『DEADMAN』はかっこいい曲でね、こんなに直球なメジャーデビューシングルあるかな? 99秒で終わるかっこいいシングルあるかな? って思うぐらい、かっこいいシングルです。」

アイナ「6月2日に赤坂BLITZで開催された、『BiSH presents 〜地底からコンニチワ〜』をもって、ハグ・ミィが脱退します。めっちゃ好きやったな、ハグ・ミィのこと。」

アイナ「それに伴い、新メンバー募集のオーディションを開催し、8月1日にアユニ・Dが発表されます! アユニ・D加入ですね。聡明な、透明感のある女の子が入ってきました、びっくりです! 」

アイナ「8月24日、Zepp東京で『TOKYO BiSH SHiNE』を開催します。ここのアンコールで、アユニ・Dがお披露目! アユニ・Dはメイクとかもまだ覚えてなかったんで、ずっと『顔大丈夫かな? 』って私たちに聞いてきたんやけど、『あなた何もせんくても可愛いから大丈夫よ〜』って思ったの覚えてますね。」

アイナ「そして10月5日、メジャー1stアルバム『KiLLER BiSH』をリリース! 10月8日、日比谷野外大音楽堂でBiSH 『Less Than SEX TOUR FiNAL“帝王切開"』を開催します。野音だよ!! 夢の野音です。」

アイナ「これね、アンコールでオーケストラでね、ファンの人がサイリウムを一斉に、びゃん! ってサプライズで照らしてくれたんやけど、これが本当に嬉しかったですね、初めての光景でした。みんなで頑張ってる感があったよね。清掃員もBiSHも、みんなで本当に泥臭い中で、もがき苦しみながら走り抜いた感覚があったよね、野音は。本当によかった! 」

アイナ「最後の『WE ARE BiSH―!! 』って言って頭下げた時、私鼻水だらだらになりながら泣いて、嗚咽してたね。でもあの当時は強がってたんでね、泣いちゃダメだ! って思って、顔を上げてました。そうしたら、アンコール中にアユニ・Dが号泣して、今でもよく話されてるけど、ハシヤスメがね、ビジネスハグをかますという(笑)そういうことがありました! まああの人のことなんで、ビジネスハグじゃないと思いますけどね。」

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アイナ「2017年に入りましょう! 3月22日に、なんとこれです! メジャー2ndシングル『プロミスザスター』をリリース! 来たーー!! 」



アイナ「 『プロミスザスター』ね、こんなかっこいい曲ないと思います、女の子のグループで。この時期は渋谷のハチ公前とかにポスターが貼られたりしてね、本当に嬉しかったです! 」

アイナ「ミニアルバム『GiANT KiLLERS』がリリースされたりとか、『THE GUERRiLLA BiSH』がリリースされたりとか、本当リリース三昧の2017ですね。よう頑張ったね、BiSH! レコーディングにツアーに振り付けに練習に。」

アイナ「私的には、この11月に出した『THE GUERRiLLA BiSH』の中でも、『My Landscape』! 『My Landscape』っていう曲は、結構BiSHを大きくしてくれたんじゃないかなって思いますね。」



アイナ「これは、MVを海外に取りに行ったんですよ。LAに初めて行って、大喜多正毅監督に撮ってもらったんやけど。楽しかったね〜これね。」

アイナ「松隈さんのエネルギーが半端じゃなかったのを覚えてますね。『“My Landscape〜♪”の ここは、アイナが首の筋を青筋立てて歌う、かっこいいロックバンドみたいに歌ってくれよ!!! 』とか言われて、あ〜『My Landscape』にはすごい気合が入ってるんだ! って思いましたね。衣装のソッティさんも言ってました、『My Landscape』を超える衣装はもう作れないと。」

アイナ「なんかBiSH、この時期すごい過渡期だったけど、過渡期の中でも最高を更新してたね。音楽も衣装もメンバーも。そんな日々でした。」

アイナ「そして2018年! 3月28日に、メジャー3rdシングル『PAiNT it BLACK』をリリースします!! これでなんと、オリコンウィークリーシングルランキングで、シングル・アルバムを通じて、初の1位を獲得します! おめでとうBiSH〜〜(拍手)」

アイナ「すごい泣けてきちゃうよね、本当。だってさ、80人キャパのワンマンライブから始まってるんだよ? オリコンウィークリーランキング1位だよ? 考えられないよね。本当どんな快挙だっていう。ありがとうございます! 」

アイナ「そして、いろんなことが2018年も、また起こって怒って起こるんですけど……一切の事前告知なしのシングル、『NON TiE-UP』をリリースします!



アイナ「あ、かかってる! え、いいんですか?? 『NON TiE-UP』はかけてもらえないことで有名やったんですけど、そういう歌詞なんです。」

アイナ「私は『NON TiE-UP』のMVが大好きです!! 赤い全身タイツみたいな服を着て、CG満盛りのMVなんですけど、この前日に横浜アリーナで『BiSH"TO THE END"』っていうのをやってるんです。で、横浜アリーナ終わってそのままMV行ったんだ! 」

アイナ「今でも覚えてるのが、ハシヤスメ・アツコさん、メンタルすごい強いんですよ、体力もすごい強いんですよ。ハシヤスメ・アツコさんが、メイク中にうとうとしてたんですよね。私はあれがもう…覚えてますね、めっちゃ。鉄板の心と鉄板の体力なんでね。(そんなハシヤスメが)ウトウトしてる、それぐらい過密な時期でしたね、この時期は。」

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アイナ「で、12月5日、メジャー5枚目のシングル! 『stereo future』をリリースします!!



アイナ「『stereo future』はこれはね、アイナLOCKS! にも先生として来てくれた、山田賢人先生が言ってました。“『stereo future』でBiSHは行くと思う”。この時の山田健人先生の言葉、めっちゃ大きかったな。」

アイナ「で、もういろんなことをしたね。いろんなことをして、なんとここです。12月22日に幕張メッセの9011ホールにて、自己最高を更新する1万7000人を動員したワンマンライブをやります!(拍手)これすごいよ、いやすごいよ!! 本当にえぐい成長をかましてますね、改めて。」

アイナ「今言えてないですけど、この裏側で一生ツアー回ってるんですよ。ツアーが終わったらまたツアー発表して…すごいね本当。止まることを知らないのかな? ってぐらいです。」

アイナ「そしてここで極め付け! 12月30日、第60回『輝く! 日本レコード大賞』にて、新人賞を受賞してます。そこで『PAiNT it BLACK』を……」

アイナ「あ、1回ちょっと曲止めてもらっていいですか? これ、私のお気に入りの紹介あるんで、『曲どうぞ! 』って言われたら、いいですか? 行きます。」

アイナ「『PAiNT it BLACK』どうぞ!(かっこよく)」



アイナ「きもちいいーーー! これ清掃員しかわからないと思うんですけど、おはスタに出た時にやってもらった曲振りがあって、私はこれを一生やってます(笑)」

アイナ「ということで、特に初期の思い出は、本当に濃いですね。話せなかったんですけど、この時期は夜行バスで全部移動したり、本当泥臭い日々でした。」

アイナ「来週の授業は、『BiSHの8年間を振り返る ―後編―』です。以上、SCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドでした。生徒ちゃん、またね〜! 」


★来週はいよいよ、アイナ先生がBiSHのメンバーとしてお話する最後の授業! 『BiSHの8年間を振り返る ―後編―』をお届けします。お楽しみに😊

★表現にまつわるお悩みをアイナ先生に直接相談する「表現の時間」、生徒とアイナ先生のオススメの本で本棚をつくる「生徒と私の本棚」、自分の得意なことや誰にも負けない経験を履歴書に表現する「私の履歴書」…各授業に参加したい生徒は [ アイナ掲示板 ] または [ メール ] からエントリーをお待ちしています!

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